「美の巨人たち」に 三佛寺 投入堂 が登場!!

07 31, 2017
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さて、
表題の通り、当ブログでも頻繁に宣伝させて頂いているテレビ東京系の「美の巨人たち」ですが、建築シリーズとして日本のみならず、世界のあちこちの建築を取り上げてくれています。
「いつか投入堂やらないかぁ〜」なんて思っていたのですが、いよいよ、2017年8月5日土曜日(放送予定)に投入堂が登場します。
これは、楽しみです。
好きな番組だけに、どういった感じで魅せてくれるのでしょうか。




投入堂、メディアに連続登場。

11 14, 2014
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さて、
結構放置状態と見られる投入堂完全解剖編ですが、実はエントリーしていないだけで地味に進んでます。(笑)
CGの技術的に自分のスキルが追いつかないところまで来ておりまして、どうしようか悩んでいるところです。
あと、「完全解剖編」を謳っている以上、ヘタなモノはアップできないな、というジレンマがありまして、これまた悩んでいます。(苦笑)

さておき、ここ何日かで結構投入堂がメディアに登場したという情報を友人から聞きました。
ひとつは11月6日・NHKあさイチでのひとつのコーナー「JAPAなび」でダイヤモンド・ユカイさんが投入堂に登るというモノ。(だったらしい)タレントさんが投入堂に登るというのは結構あるのですが、このコーナーでは以前にNHKで撮影された投入堂の内部映像が流れたということです。時間はどのくらいかわからないのですが、ちょっと悔しいです。
もうひとつが11月9日フジテレビ系バラエティー番組「クイズ!それマジ!?日本」という番組でボビーオロゴンさんが投入堂に登るというもの。これはリアルタイムでは見られなかったのですが、後で見ることができました。
内容自体は「三德山を世界遺産に」というPRのもと、よくある投入堂への道程を紹介するモノでしたが、これが予想以上に凄かったです。投入堂をヘリなどで空撮した映像は結構ありますが、今回は世界初(多分)とも言えるドローン(ラジコンヘリORクワッドコプター?)を使って投入堂を撮影しているシーンがあり、とても驚きました。
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空中でこれほど投入堂に接近した映像を見るのは初めてです。許可を取ったんでしょうね。惜しむらくは画面に若干の汚れがあったことぐらいでマニアにはたまらない映像でした。(笑)
これはある意味自分がいつかやりたかったことだったんだけど、最近は手軽に空撮が出来るようになりましたね。

そんなわけで、普段はテレビをあまり見ないのですが、こういうのを見逃して後から「何か、投入堂の番組やってたよ」なんて聞くとガッカリですね。




投入堂の新事実。

05 29, 2014
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さて、
久しぶりの投入堂なんですけれども、CG完全解剖編の方はちょっと(というか、かなり)停滞気味なんですけれども、あちらはこのブログのライフワーク的なものでして、終了すればこのブログも終わります。(笑)

ところで、先日「日本海新聞」なるものにかなり興味のそそられる記事を見つけました。
日付は5月11日付けで少し前なのですけれども、投入堂大正修理の際の棟梁が見つかったという記事です。
大正の修復は但馬の棟梁ら 三徳山投入堂
この記事には写真も記載されており、おそらく(ではありますが)棟梁と副棟梁らしき方々が投入堂のやばい崖の上に直立している、かなりな写真です。(笑)
記事によると、棟梁は兵庫県養父市の福垣定次郎という方で、副棟梁は同市の西村重太郎という方だそうです。
この棟梁と副棟梁にはそれぞれお孫さんがおり、早速関係者が聞き取り調査を行ったということです。

大正の大修理と言えば当ブログでも少し触れましたが、近年にその際の図面が突然現れ現在の投入堂とかなりの相違点がみられたことが記憶に新しいかと思います。学術的にもかなり興味深い修理であったので、お孫さんが御存命であればそこからの調査で色々と新発見があるかもしれません。
これは、楽しみです。

日本一危険な国宝32

08 26, 2013
建物記(けんぶつき)ファイル№0009-32
三徳山 三佛寺 投入堂(完全解剖 製作編)21
Mitokusan Sanbutsuji Nageiredou (kanzenkaibou-seisakuhen) 21
Kazz日本全国「古(いにしえ)」の旅
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さて、
当たり前だが、建物と名の付く以上「入口」がある。・・・はずだ。
当ブログにも「投入堂」「入口」や、「投入堂の入り方」という検索ワードから来る方が結構いる。
確かに入ることはおろか、近づくことすらままならない投入堂の「入口」は、一見して何処にあるかわからないような位置にある。
加えて、「出口」も見当たらない。どこから入って、どこから出るのか、外観から確認できるのは落ち床ではあるが、その落ち床からステップを上がり、入ろうと考えるが、例の格子の遮蔽施設があるため投入堂には入れない。

・・というわけで、今宵の日本一危険な国宝・投入堂完全解剖制作編は、投入堂の入口、いや、もとい、
「出入口」について話をさせて頂くことにしよう。
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例えば、こうした建築に興味が全い人に、「この建物(投入堂)には、どこからどうやって入るか?」と質問したとしよう。
それに対し的確に答えられる方が果たして何人いるだろうか?
勿論多少の知識がある皆さんであれば既におわかりだと思うのですが、そうした予備知識が無い人に投入堂を見せれば、入口云々より、まずこうした場所に建っていることに驚くに違いない。入口について考えるのはその後だ。(笑)
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わかりにくいのでちょっと後ろの山肌を完全に無くし、投入堂を真後ろから見ることにする。同時に内陣と外陣の一部の後板を外し、内部を露出させよう。ここまで裸にすると一目瞭然。
投入堂の出入口は、向かって左側の引き戸だ。(赤)
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そして、視線を西側からにしてみよう。
投入堂が収まる岩窟内の正確な実測データはなかなか無いので、投入堂身屋のすぐ後ろがどのくらいの奥行きであるか正確には不明だ。よって、これはかなりの想像が入っている。
ただ、身屋側の後ろの柱は図面から斜面約45度ぐらいの上に立っていることがわかるが、写真で見る限りは僅かにフラットな面があるようで、人が通行するにはさほど影響がないように思う。
それを元に造ったのが上の写真だ。ただし、この角度(及び奥行き)はよくわからない。背面写真から想像するに(修理報告書に一枚だけ背面の写真が記載されている。)奥行きは部分的には人が一人通れるかどうかの狭さのようだ。(CG参照)
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ところが、改めて別角度からの写真を見てみると、投入堂の入口付近には高さは無いが、かなりの空間が存在するのが確認できる。これは西側からだと確認しにくく、限りなく正面から見ないとわからない。加えて、西側の一見絶壁のような背後の壁にも実は空間が存在し、意外に余裕があるようだ。
写真などをよく見ると、入口と後ろ崖の面は部分的に高さが同じようで、この出入り口にステップなどを使い身屋に上がることは無いようです。
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具体的に人はこんな感じで入ることが出来るようだ。久々にZZAK君を登場させてみますが、身長は160センチスケールにしました。投入堂は裏側から見ることは出来ませんが、こうしてみると非常に小さいお堂であることがわかります。
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正面から見るとこのように開きます。
また、引き戸の下の部分と身屋の梁・桁の高さのラインが一致しているため、入るときは結構な高さを跨がなければならないようですね。(※これは写真・図面から見る推測で実際のところはちょっとわかりません。)
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中に入ると正面には素晴らしい景色が見えているのでしょうね。
もちろん投入堂は景観を楽しむための施設ではありませんが、心躍ります。(画面は合成です。)

そして、順番が逆になってしまいましたが、投入堂に上がるためのルートを見てみます。
投入堂111
いつも見慣れた景色から投入堂を見ると、西側、丁度庇群の下辺りの角度は垂直に近い状態であることがわかります。
したがって、この位置から西側入口に向かって直登することはかなりのリスクが伴います。
昔、投入堂入山が今ほど厳しくなかった時代は西側から庇の柱を使って登っていたと言う話を聞いたことがあります。
上がるためのルートに関しては何点かの写真がWEB上にも存在しておりますが、基本は、写真下のように投入堂を見上げるようにして横に移動し、崖の角度のゆるい位置から一気に落ち床辺りを目指し、上がります。
矢印がわかりやすいよう投入堂のパーツを結構外します。
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真下を通り、裏に抜けます。多くの柱が存在するので、そこを頼りにすればここを上がるのはそれほど苦ではない筈です。
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裏に出さえすれば、後は問題なく入口までたどり着けます。

こう見ると、投入堂に上がるとき最も大変なのは、言うまでも無く最初の横の移動でしょう。そこで足を滑らせようものならあっという間に滑落します。投入堂の事故が今日までどのくらいあるのかわかりませんが、やはり観光地では無いです。
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ところで、つい最近ですがご存じのように、富士山が世界文化遺産に認定されました。
おそらくそれに準ずる番組なのでしょうが、『世界遺産で町はどう変わるか・・』的な番組が放送されていました。
その番組の中で石見銀山を例に挙げ、登録直後と現在の状況を紹介していました。
それをたまたま目にしたのだけれど、自分が行った世界遺産認定直後とはずいぶんな様変わりをしていました。
結論から言うと、石見銀山を肌で感じられる唯一の坑道・龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)までのバス路線を廃止したということです。(自分が知らなかっただけで、かなり前。)
これにより観光客はそこまでの往復の距離1時間以上を歩くことを余儀なくされ、到着した龍源寺間歩の見た目が、そうした苦労に見合わない場所だと判断しているようです。
元々世界遺産としてビジュアル的には地味な印象がある石見銀山でしたが、番組内の観光客へのインタビューでも受け入れ体制を含め、皆不満を漏らしていました。
自分も行ったときには「苦労して行って、これだけ?」的な印象を持ちました。ただ、狭い中をひっきりなしに動くバスや、ボランティア?の方々が額に汗して「(多く集まりすぎた観光客の方々を)何とかしよう。」と一生懸命だった姿は強く印象に残っています。
とりわけ、バスの運行については当時も疑問を持ちましたが、あの狭い生活道路を走ることはやはり無理があったようです。

三德山の場合はどうでしょうか?
投入堂を含めた三德山周辺は、それこそ世界遺産的な価値があることは間違いありません。
投入堂を含めた文珠堂や地蔵堂など、ビジュアル的にもど派手ですし、全世界から人を呼び、満足させるものも揃っています。三朝温泉という良質な温泉もありますし。(笑)
ただ、投入堂を見るために、それこそ何百、何千万人が世界中からくることになれば、修験道はたちまち大荒れでしょうし、必ず事故がおこるでしょう。
石見銀山の場合もそうでしたが、「遺産を守るために、あえてこういう道を取った。」という決断が、『ガッカリ世界遺産』などと揶揄され、世間的な印象を悪くしているようです。
三德山の世界遺産には賛否両論らしいですが、なかなか難しい問題と言えます。

忘れた頃にやってくる。 投入堂完全解剖編はどうなった?

05 30, 2013
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さて、
あまり気にされている方はいらっしゃらないかもしれませんが、当ブログのメインカテゴリーでもある『投入堂完全解剖編』です。
扉にナンバーがないので残念ながら、まだ本エントリーではないんです。
前回から結構経ってしまいました。・・いや、経ったどころか・・・2012年末に
「新年スペシャルで出来れば良いな。」何て言っていたのです。(苦笑)
それ以降何回か状況報告をしてきたのですが、延び延びで今日になってもエントリー出来ずじまいです。ハイ。
前回は投入堂大正の大修理以前の実測図が見つかったとして、結構な話題になりました。まぁ、そうしたネタが緊急に入り、それが1回分のエントリーみたいなところがあってちょっと集中が切れてきました。
ただ、時間を見ては少しずつ進めていってます。

モデリングの状況としては、ご覧の通りペースの遅い自分でも結構進んだんじゃ無いかと思っています。
身屋の屋根や各庇の檜皮もザッと葺かれてるんですが、角度などがイマイチで全然ダメです。(身屋屋根も全面と後面が同じ大きさだし。)

思うに、今回、予告では『投入堂 新・増築問題』を多角的に検証しようとしていたのです。
「です」って、言い回しが止めるみたいですが・・。(笑)
投入堂の新・増築問題は建築方法と共に謎のひとつとされています。
一般的には投入堂が新築であろうが増築であろうが大した問題じゃ無い。と、思われるでしょうが、個人的には結構興味がある問題です。現在我々が見ることの出来る投入堂のあのデザインが最初から考えられたものなのか、付け足し付け足しで融合されたデザインであるかというのは大きな問題です。どちらにしても素晴らしいことに変わりはありませんが。
こうした新増築問題については、予告したこともあり、可能な限りの時間を注いで色々進めていたのですが、やっぱり・・ここにきて大きな問題があることに気がつきました。
素人の戯れ言でよければ、いくらでも新増築問題について語る準備はできてるのですが、下書きとCGをリンクさせエントリーを進めるとやっぱり素人なりに気になるんです。

「モデルが未完成だと、画に締まりがねぇ。」

投入堂完全解剖編は元々投入堂自体のCG制作と岩窟などでわからない色々な事柄をリンクさせ、疑問点や構造上の謎なんかを本人なりに調べてきたつもりなんですけど、ここに来て新増築問題をやらんがためにこうした部分をカットするというのはいかがなものか。実はまだやっていない部分が結構ある。前回の小庇考察で徹底的に落ち込んだと思ったら、一転もう屋根が葺かれている。・・それどころか、鳥衾まで置かれている・・。
やっぱりこれは、「手抜き」と言わざるを得ない。

・・結局、なぜここまでエントリーが延びたかといえば、形だけでもある程度完成まで一気に持っていこうとしたからなんですわ。

最後になって、バタバタは、イカン、な。
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そんなわけでですね・・。上の比較写真が最新です。
全体としては、カメラの焦点距離が微妙に違うのと光の当たり方が違うので(投入堂は北向き。この写真は正面から光を当てています。)見ての通りこんな感じですけど。細かいところが全然出来てません。

新増築問題として個人的に思うことは、まず、この投入堂の立地。この今にも転げ落ちそうなこの場所と投入堂の位置関係が思わぬ誤算を生んだんじゃないかな・・何て思ってます。
実は今回の新増築問題を掘り下げるスペシャル版は、自分でもかなり気に入っている予告扉と第一回のエントリー分がもうすぐ書き上がる寸前まで来ていました。結局、こうなってしまって一旦お蔵入りになるのは寂しいのですが、個人ブログなので温かい目で見てやって下さい。
この新増築問題は以前行った建築方法の再考と併せてエントリーしますので、しばらくお待ち下さい。
ただ、タイトルは決まっているので忘れないうちに発表しておきます。

●『投入堂の投入方』(なげいれどうのなげいれかた。建築方法 再考)
●『投入堂の投入型』(なげいれどうのなげいれがた。新増築問題考察)


というわけで・・。
ここまで引っ張って申し訳ないんですけれども、より充実させるために、新増築問題は一度横に置いといて、完全解剖編は、小庇の次から通常エントリーを優先して構造的な考察から仕切り直したいと思います。
「なんとなぁ〜く投入堂に興味がある方のためのブログ」
というのは変わりません。このモデルを使い、これからもこの魅力的な建築に迫ってみたいと思っています。

あっ、遅れる分、勿論面白くします。(笑)

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