こころのバランス 集中力を養う。まず、靴磨きをしてみては。 靴磨きのススメ。

03 24, 2019
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さて、
サクラの季節が近づくと暖かくなってきて、それこそ人はポーッとするもの。
一方で、四月というのは年度初めであり何事にも集中しなければならない始まりの時期でもある。
新入社員、新入生、新体制・・・etc
そんな時期ではあるけれど、かくいう自分も、最近何をするにも「集中力が続かないなぁ・・・」と感じます。

そんなとき、何をするかというと・・・。
「靴磨き」
実は、当ブログでは殆どエントリー数が無いのですが、(多分ウケないので)いわせてもらうと、とにかく、自分は靴好きです。特に紳士靴。革靴ね。靴ブログをやりたいぐらい。(笑)
そんでもって、「靴磨き」好きです。
多分、あまり理解して貰えないと思いますが、一ヶ月で靴に百万円以上使ったこともあります。(笑)
・・・まぁ、それはおいておいて。

ちまたに溢れている靴と言えば・・・
こう言っちゃ身もふたもないんですけど、靴好きから言わせてもらえば、高い靴なんて正直いらないですよ。
いるのは、「綺麗」な靴だけ。
つまり、安くても、磨かれた(手入れのされている)靴を履けっていうことなんですね。
前から思うんですけど、マチ歩いていて上は決まって格好いいのに、靴が残念・・・ってのが多すぎること多すぎること。
結構、というか、相当いますね。もう、汚い。
まぁ、色や形はいいですよ。好みがありますから。とんがりシューズであろうと、やけに派手な色で浮きまってるものであろうと。それはいい。でも、汚いのはいけません。
まぁ、汚すぎるっていうレベル。(笑)
逆言っちゃうと、上は汚くてみすぼらしくても、やけに磨かれた良い靴履いてると、(高価なものじゃ無く)一見、
「おっ、これはワザと汚く、・・ファッションなんだな」
なんて、思っちゃうんですよ。
逆はダメ。靴が汚いと「あ〜あっ」ってなもんですよ。
そういうところで人間性も見てるし、見られてます。靴の重要さがぞんざいに扱われているか、そこまで気が回らないかのどちらかでしょう。
女性の方は第一印象で顔とか体格とかチェックする前に男性の「靴」を研究してみて下さい。その人がどういう人かわかります。(笑)
まぁ、人様のことなので、どうでもいいっちゃ、どうでもいいんですけど・・・。

いきなり話が脱線しまくりですけれども、集中力を付けるのに靴磨きはいいです。
ホント、最近ひそかに流行ってる(?)みたいですね。
靴磨き芸人の方(奥野サン)も居るし、今年も行われた日本靴磨き選手権もかなりの盛況だったみたいだし。なにより、スーツを着て靴磨きに集中する男性のその所作が「格好いい」と色々なメディアでも取り上げられています。
自分も、そうしたものとはちょっと違うのですが、靴磨き好きのひとりとして、暇さえあれば日夜靴を磨き続けています。
これが結構ハマります。
靴磨きというのは、けっこうなテクニックが必要とされる「鏡面磨き」(くつを鏡のように磨き上げること)ってのがあるのですが、これとは別にある程度の道具と知識さえあれば簡単に光らせることができるんです。いや、究極言っちゃうと、靴クリームひとつと、捨てる寸前のコットンのTシャツ、濡らして固く絞ったキレイめな雑巾ぐらいあればできちゃうぐらい。
そんなんでいいんです。ブラシすらいらないです。(笑)

そして、磨いている最中、結構な集中を必要とします。
はじめは、「あっ、綺麗になったな」ぐらいの感覚ですが、これを幾度となく習慣のように繰り返していると、その時間がだんだん長くなっていきます。たぶん、「もっと綺麗にしてみよう」として本能的に集中する時間が長くなっているんでしょうね。明らかに集中力が付いてきます。
肝心なのは、「靴を磨くこと」に集中しすぎて後が疲れちゃわないように。大体10分で。これはありがちなんですけど、時計を見たらこんな時間になってたってことが結構あります。
明日出掛けるときに足元が綺麗で、好印象と良いことづくめ。なおかつ集中力が付いてるなんて一石二鳥どころか、三鳥、四鳥じゃないですか。(笑)

「仕事で疲れてそれどころじゃねーわ!」

まったくもって同感です。心に余裕が無けりゃ靴なんて磨いてられないですよ。
でも、そういうあなたの靴のかかと、気づいてないかもしれませんが、片側ちょっとすり減ってますよ。
それじゃ、バランスが悪いでしょ・・・。




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信じる者は救われた。幻の江戸屋ブラシ、ついに復活!!

09 09, 2017
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さて、
そろそろ情報的にも流通的にも解禁ということで、このエントリーをしたいと思います。
最近は出掛けのエントリーが多かったので、ちょうど良かったかな。

遡ること二年と四ヶ月、私はあるものを購入するために必死になっておりました。(笑)
それが扉のもの。そう、「ブラシ」です。
中でも、これは、靴を磨くためのブラシ。
東京の日本橋にある老舗ブラシ・刷毛の専門店「江戸屋」製の靴ブラシです。
「なぁんだ、ただのブラシじゃん」
・・・と、素人(私も素人だが・笑)の方は思うかもしれません。
確かに、(靴)ブラシといえば「靴」という主役を引き立たせるための文字どおり磨き役、なのですが、このブラシはそんじょそこらの一個1000円なんていうものとは訳が違います。
どこが違うの?といわれると・・ちょっと長くなるので割愛しますが、今日の問題はそこじゃありません。
このブラシは基本的に機械で流れ作業的に作られるものではなく、職人さんによる手植えでひとつひとつ製作されているため、そのあまりに手間のかかりようと、それを作る職人さん不足、品質保持のための材料費高騰などの理由から生産中止になった「幻のブラシ」で、あるのだ。
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思えば2015年5月15日。

詳しくはこちら→決戦、江戸屋ブラシ 5.15 最終ロット 18時間(と5分)の戦い。〜 そして幻へ 〜

と、まぁ、今思い出してもこのときのショックたるや相当なものでした。
結局、エントリー通りこのときは買えずじまい。
それ以後も不本意ながらオークションにて購入しようと思った時期もあったが、復活を信じ、意地でそれはやめた。

ところが、最近になって(といっても何ヶ月も前だが)たまたま江戸屋のホームページを見たら、靴ブラシが再販されていた。「んっ?」と思い見てみると、それは同じ靴ブラシでも持ち手が四角形の角形のブラシの方だった。
実は江戸屋さんでは持ち手(ハンドル)の形状が違う四角い角ブラシも作っている。この角ブラシも長らく生産が中止されており、一時はこちらの方が稀少品扱いだった。
なぜ、角ブラシがいきなり復活したのだろうか
いや、そんなことはどうでもいい!
これはかなりの朗報だ。形はどうであれ、同じ江戸屋製品。しかも在庫は思ったよりもあるようだ。
よし、購入だ!

・・・だが、おかしい・・・どうしても引っかかる・・・。
なぜだかわからないが、購入のボタンを積極的に押しにいけない。
やはり形が違うからか・・・。

どうしたことか、その後も「欲しいには欲しい」のだが、購入には至らなかった。
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そして、今年6月の28日、ちょうど佐渡ヶ島から帰ってきた頃のこと。そのニュースは突然やってきた。
ブログを更新している際、一件のコメントが入った。
「ねぎみそ」(さん)と名乗る通りがかりの方からある情報を提供していただいた。
フムフム・・えっ!?
コメントを見ると、「氏の怨念ともとれる悔しい怒りを静めるためにも・・・」とユーモアたっぷりにコメントを頂きおもわず笑ってしまったのだが、い・い・いや、それはいったん置いておいて・・。その内容に驚いた。
「江戸屋ブラシ(小判型)が再販されました。」
という、内容だ。
急いで江戸屋のHPに飛ぶ。
確かに。
再販しているではないか。
しかも再販日はコメントを頂いた6月28日、今日付だ。氏はすでに入手したそうでしたが、情報では雨の降りしきる中、この日を待ちわびたかのように続々とお客さんが店舗に入ってきていたということでした。店側も満を持しての再販に合わせ結構な数を用意してくれていたようですが、それでも今日か明日の早い時期には売り切れが予想されます。とも。
落ち着け自分。
在庫数を見るとまだ少し残っているようです。世間的には情報が伝わっていなかったようで、助かりました。
しかも、6月28日の今日再販されたということは、これ、つまり再販初日に用意したファースト・ロット。大いに意味がある購入です。(情報提供本当にありがとうございました。)これがとっくに再販していたということであればやや興ざめかもしれないんですが、何より、今日購入できたことが何よりうれしい。そして、意味があったのです。
価格は生産中止前よりも上がっていたが、むしろ前が安すぎた。
今度は迷うことなく全種類のブラシを購入した。
良かった、買えたようだ。
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ほどなく商品は無事に到着した。こうしてみるとハンドルにもいろいろな表情があり、釘の位置も微妙に違う。ひとつとして同じものはない。
手に取ると、ハンドルの造形といい、毛の収まり具合といい、大きくもなく、小さくもなく、ちょうど良い大きさ。実際にブラッシングしたときの感覚、それらを確かめると、この商品がなぜ多くの靴好きのに愛されているのかがよくわかる。総じて使うのがもったいないぐらいの逸品だ。
靴には「履く」ことはもちろんだが、「磨く」愉しみというのがある。このブラシは靴を育てるための道具。成長させるための道具だ。親のような気持ちであるが故、そのための道具には大いに拘りたい。
これで愛する靴たちを磨いてあげよう。
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家電などと違い、こうした商品は時代や時間に淘汰されることは無い。はやり廃りも無いし、そもそも普通に使っていれば壊れることは皆無。ほぼ一生使えるだろう。
これで自分の靴ブラシ探しの旅は終わった。ただ、旅の終わりは少しの寂しさもあり。

日本中、いや、世界中の靴好きが待ち望んだ靴ブラシの復活。
それが何よりもうれしい。

ちなみにこちらはBootBlack×江戸屋さんのブラシ↓


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夏の終わり。だけど、ON OFFサンダル二選。ビルケンシュトック アリゾナ & シェットランドフォックス コロニアル

08 06, 2016
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さて、
オリンピックも始まり、まだまだ暑さはこれからと言えるのですが、暦の上では夏も終わります。
今年も何処か具体的なところに行く予定は無く、秋の連休に向けてパワーを蓄えているところです。(笑)
やや時季外れだとは(ホントは最盛期)思いますが、サンダルなんぞを買ってみました。
ちょっと感想を。
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定番のビルケンシュトック アリゾナなんですが、もう、定番中の定番なのでちょっと触るだけ。詳しいレビューはやめます。(笑)
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購入したのは、少し珍しいスムースレザー製のアリゾナ。
大概の方は、「この手のサンダルは何年も履くもんじゃ無い」ってんでビルコフロー(合皮)を選ぶと思うのですが、レザー好きとしては、やはりリアルレザーの方が気分的にも良いって事で、そっちを選択。
ただ、値段は約倍額になります。(アリゾナはビルコフローが税込み8,640円スムースレザーは15,120円)
考えたんですが、ビルケンシュトックはリペアが効き、フットベットの交換は4000円、オールソールが4500円。
まぁ、高いか安いかは別として、「アッパーを育てたい」っというひとは、リアルレザーに拘るのも良いんじゃ無いかと思います。
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あと、職場の人がビルコフローのアリゾナを履いているのですが、つま先に近いストラップの根元が両側切れ始めています。一番力が掛かる所です。これは個人の履き方にもよるんじゃ無いかと思うのですが、レザーの場合、その辺りの耐久性も高いのではないかと思いました。
色は今年4色出たようです。本当はエイジングが期待できるアンティークブラウンという色が良かったのですが、既に完売。真夏の場合ホワイトも良かったのですが、時期がずれると足下が浮くので止めました。また、ホワイトのみフットベットの色が違います。白に近い色なので、汚れはかなり覚悟しないといけませんね。
レザーはコパの処理がされていない一枚革。裏地は無く、バックスキン状態です。
個人的に気になったのが、バックル。一見プラ製?と思うような質感の無いバックルです。磁石をつけてみたところ付いたので多分金属製です。(笑)でもなんとなく安っぽい。
重量は実測で489グラム(両足)で、軽いと思います。
履き心地はかなり堅めです。馴染んでくるとは思いますが、長距離はどうでしょうか。
足の快適性はかなり良いと思います。開放感は抜群ですね。人間工学に基づいたフットベットの形状は快感にもなります。長く愛される理由がわかります。フットベットに足汗が付き、汚れが目立つなどの欠点もありますが、それに対してメーカが色づけなどを行わないのは、それなりの理由があるからでしょう。自然の風合いを残すとか、色移りがするとか。
気になる方は同じ形状のEVA製の方が汚れが目立たないです。
あと、ネットでは結構偽物が出回っているようです。実際に見たことがないのでどのようなクオリティーかわからないのですが、あまり安すぎる商品は危険なので、安易に価格だけで購入するのは避けた方が無難です。ちなみに、自分は公式サイトから購入しました。
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一方で、ON用に購入したのがシェットランドフォックス製(リーガルのハイブランド)のサンダル「コロニアル」です。
実はこれ、昨年発売されたときにはマイサイズがすぐに完売してしまい、一年間待ちました。色は3色展開です。(ライトブラウン・ダークブラウン・ネイビー)
そんなわけで、今年はGW明けからHPをチェックし、発売と同時に店にかけ込み、購入です。
昨年まではクロコダイルの型押しだったのですが、今年から仕様が変わって普通のレザーになりました。
アリゾナと比べるまでもありませんが、レザーは裏地付きです。(コパの処理はされてません。切りっぱなしです。)
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全くご覧の通りのサンダル、・・・というか、履き心地は完全に普通の靴ですね。(笑)かなりしっかりとしており、サンダルのルーズさは全く無いです。基本裸足ですが、ソックスを履いてもいけると思います。
グルカサンダルという部類のサンダルで、元々は軍靴。こういう形のサンダルは結構出てます。ただ、ビジュアル的に野暮ったくなって、格好いいのが無かったのですが、(あってもジャコメッティとかは高すぎる。)このメーカーのサンダルは価格も比較的安く、(それでも3万オーバー・泣)かなりスリムでシルエットがスッキリしてます。かなり良い感じではないでしょうか。
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ヒールがあり、交換は可能です。ただ、オールソールはできません。ので、ハーフラバーとトライアンフを付けました。
履き始めはレザーが馴染んでないせいか、かなり固いです。また、こういう靴に言えることなのですが、いきなり裸足で履くと痛い目にあります。見た目はサンダルなのですが、完全な革靴ともいえるので、まずはソックスを履いてある程度馴染ませた方がいいです。でないと自分のようにマメが三重に潰れたりします。(笑)

靴好きというのもあるんですが、購入に関しては、「多少高くても良いからリペアしながら大事に履く」という信念を持ち買い物を楽しんでいます。特に靴に関しては、長い目で見ると安くなることが多いです。
何より、良い靴、気に入った靴を履くとテンションが上がりますね。

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引越しで靴を整理。Paraboot William パラブーツ ウィリアムとシューツリー。

07 01, 2016
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さて、
まだまだ少し続く(?)引越ネタ。
以前パラブーツのシャンボードという靴を購入したことを紹介しましたが、それ以降パラブーツの履きやすさに感動し、立て続けに二足購入しました。それが、約一年ぐらい前。
その一つが、ダブルモンクのパラブーツ・ウィリアム。靴紐の代わりにストラップで止める靴ね。色はLIS GOLD。
一年以上経過し、かなりエイジングが進みました。履きごこちがシャンボードと似てますが、ソールが違うため、少し固い感じはします。でも、同じラバーソール、こういった靴の中ではかなり履きやすいです。
もうひとつが、AZAY(アゼイ)っていうモデルなんだけど、外羽根・黒のストレートチップというあまりにオーソドックスで他とカブる仕様のため、紹介する間もなく処分されました。(笑)
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このウィリアムのLIS GOLDという色は、自分が購入しようとした際にはすでに廃色になっており、サイズを含め結構探しました。
良い靴には良いシューツリー。購入した際におまけにつけてくれたシューツリーが以外と良かったので、間に合わせで入れてたんですが、今回の引越でAZAYのツリー(ディプロマット・シダー・シューツリー)が余ったため、入れてみました。
すると、かなり良い感じ。ピッタリ(だと思う。)
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これはシャンボードの時も言ったんですが、純正のツリーの踵はアールがキツイですよ。素人目には、変に引っ張っちゃうんじゃないかなと思いますが、いいのかなぁ。
写真見ても判るんですけど、シャンボードもウィリアムもかなり踵のアールは緩いですよ。
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入れてみると、やっぱりピッタリだわ。アッパーに変な段差も出来ないし、いいんじゃないかな。
個数を揃えるとなると純正よりかなり安いしのはありがたいし、造りも良い。かなりおすすめ。
ちなみに、ウィリアムはUK7.5、ツリーは42です。

今回の引越では結構モノを捨てた。おかげで部屋はスッキリ。
何気なく見た今年下半期の運勢は、「9月頃までに自分に本当に必要なものが残る。」ということらしい。
まだまだ断捨離は続く・・・?



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Paraboot (パラブーツ) のCHAMBORD(シャンボード) 。そして、オレも『CHAMBORDER(シャンボーダー)』になった。

02 02, 2015
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さて、
表題、普通の人だと多分意味わかんないですね。(笑)
CHAMBORDER・シャンボーダー、と読みます。スノーボーダーじゃないですよ。
この「CHAMBORD」シャンボード(シャンボーとも言う)とは、フランスにあるパラブーツというシューズメーカーが作っている靴の種類の名前。そう、靴、クツです。それを愛してやまない人、それがシャンボーダー。(と言うのか分からないが、勝手に。)

Paraboot?パラブーツ?シャンボード?知らないなぁ・・・という人にちょっと。
フランスで生まれたパラブーツの歴史を紐解くと、その始まりは1927年に遡り、創業者が持ち帰った一足のブーツから始まったそうです。氏はそのブーツに使われていたラバーに着目、のちにパラブーツの代名詞となる自社ソールの開発に着手します。天然ゴムに独自開発のゴムを混合して造り上げた世界唯一の自社生産ラバーソールは、複雑な工程を踏むノルヴェイジャン・ウエルト製法と共に今日のパラブーツを創り上げました。パラブーツの「パラ」とは、当時ブラジルの「パラ」港から輸入されていた天然ラテックスに着目していたことに始まるそうです。
そしてその靴は労働者はじめとする多くの分野で支持され今日のパラブーツを築き上げています。
日本でのパラブーツ人気っていうのはここ近年凄いものがありますが、シューズメーカーっていうと大体そこの看板背負ってるみたいな代表するモデルがあるんですよ。
シャンボードはパラブーツの中のそういう一足なんですが、もともとパラブーツがワークブーツや登山靴をメイキングしてただけあって、製法はもとより、キレイめでありながら一般的な革靴よりはるかに雨に強く、滑りにくく、総じて「頑丈」、性能は折り紙付きである訳なんです。
写真を見てもおわかりな様に、この靴、決してエレガントじゃないんですよね。ラインはごつくて丸く、どっちかっていうとカジュアルな実用靴そのもの。スーツにも無理があり、(ギリギリオッケイ)はじめは野暮ったくて「何か垢抜けないなぁ」みたいな。実際に別の靴を見に青山のパラブーツへ行ったときも「コレは無いな」って早々に思ったぐらいだったので。(笑)
でも、しばらくして、何か気になってきた。はじめはあまり好きではなかったんですけど。何となく憎めないシルエット。ものすごく格好良くて綺麗な靴というのは、所有欲こそ満たされるものの、心のどこかで「もったいない」的に気を遣っているんですよね。元来靴ってそういうことを気にせずガンガン履いていくもんでしょうに。シルエットに拘るあまり意外と履き心地が悪かったり、コードバンなんかは綺麗だけど雨にも気を遣うし、ちょっとこすっても、「あっ、傷が・・・」なんて、正直靴を楽しむどころでは無く、そっちの方が気になっちゃって。
まぁ、そういう場に行くときは行くときで、そういう靴を履いていけばいいわけで。
言われるように、全天候型でありながらどんな服装にもマッチし、履き心地が良い。非の打ち所が無い、それが
「シャンボード」なんです。
シャンボード3
何十万円もする紳士靴・・・ってのは持っていないので正直靴オタを名乗れないんですけど、「靴」については拘りがあったつもりなんですよね。特にブーツが好きでバイクに乗っていた頃はプレミアもんのレッドウィングやらなんやら持ってたんですけど、バイクを処分し現在所有の愛車カプチーノに替えてからは殆どブーツを履かなくなりました。
それには大きな理由があって、なぜか?っていうと、カプチーノってABC(アクセル・ブレーキ・クラッチ)ペダルの間隔が狭すぎてゴツいブーツだと操作ができないんですよね。また、踵のある革靴なんかも狭いところを動かすので傷になるし、引っかかるので履けない。別に持ち込んでその度に履き替えるのも面倒だし(カプチーノの場合特に置くスペースの問題がある。)おのずと細身のスニーカーなんかに落ち着いちゃってたわけです。
それを引きずってか普段電車で出掛けるときもその延長。拘りがいつの間にか消えてました。
また、スーツなんかに合わせるにもべらぼうに高い靴をもってたわけじゃなく、もっぱら質実剛健的な靴が好みだったんです。フォーマルって言うと内羽式の黒みたいなところがあって、その中でいかにエレガントさを追求するみたいなところがあるんだけど、そういった靴は自分のライフスタイル的にも完全に合わないので買っても多分履かない。買ったとしても一足で充分だし。
結局、靴って数持ってても履かないんですよ。長い時間歩くことがわかっているような状況だと、どうしても履きやすい靴で歩くようになるので、歩きやすい気に入った靴のローテーションになってしまうんですよね。
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シャンボードの大きな魅力のひとつ。それが、履き心地の良さ。最近シェイクダウンしましたが、これが噂に違わぬ履き心地。今までの靴が何だったんだ、というレベル。(笑)革も最初から柔らかいので靴擦れは皆無。大体この手の革靴って最初の頃はどこかしら痛くなるんですけれども、それが全くない。やはり売れる靴にはそれなりの理由があるのだと納得しました。これは個人差やシャンボードだけが特別なのかもしれませんが、自分はこれで一気にパラブーツファンになりました。
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ここ数年あまりコレクション的な熱は冷めてたんですが、近年突然として「靴熱」に犯されまして、少しずつ集めています。やっぱり自分が気に入った靴は歩いていて楽しいし、新しい靴は気持ちも良い。
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シャンボードのカラー展開は基本マロン(ブラウン)・カフェ(ダークブラウン)・ノアール(ブラック)という三色展開(※最近ネイビーが加わった)なんですけど、大人気の靴だけに各ショップで別注カラーなんていうのをオーダーしています。
その中でもどうしても欲しかったのが白いシャンボード。
なかなか目にしませんが、探しに探してひとつだけ見つけました。グレインレザーの白いシャンボード。ウェルト部分がナチュラルなのでよけいに格好良く見えます。(笑)ただ、履くのは夏か・・・。
結局、初シャンボードにして一気に二足持ちのシャンボーダーになりました。
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シュー・ツリーの話し(重要)
シャンボードは、ソールの部分が厚く、革自体がしっかりしているため、シューツリーに関しては「いらない」っていう人もいるのかもしれないけど、やはりそういうわけにはいかないので揃えました。
純正シューツリーはブランドネームプレートも入って、格好良くてベスト・・・って思ってたんですが、よくみるとシャンボードの踵部分のアールに合っていない感じがする。(純正はアールがややキツイ)いや、絶対に合ってない。(笑)
そこで、実際に自分の目で確かめて、良さそうなものを購入して入れてます。
ネットで評判がいいのですが、自分もそう思います。Diplomat Ceder Shoe Tree ディプロマット・シダー・シューツリーが純正以上にお勧めだと思います。サイズはシャンボード7.5で、ツリー42がピッタリです。変に引っ張らず、自然な感じで踵のアールもピッタリです。シャンボードには純正品といってもいいぐらい。(笑)それでいて値段は約2/3というコストパフォーマンス。ニスは塗っていないけど(純正はニス有り)本来はこっちが正解。問題無しでしょう。
新品のうちは革が固いから無しでもいいけど、くたびれて、革が馴染んでトップが反ってくるとクセが付きすぎるので、その意味でもやはりツリーは絶対に必要だと思います。

革製品っていうと「エイジング」が楽しみのひとつなんですが、このシャンボードを購入してからというもの、出掛けるときは結構履いています。何十年とつきあえる一足になり得る相棒を得るためには、やはり見た目では無くフィーリングが重要だと納得してます。



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プロフィール

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Kazz zzaK(+愛・逢・遇・合・・・ etc)
あい。は、人それぞれ。

英語で i は自分ということ。

Kazz zzak(+i)

色々な「あい。」と自分をプラスして
Kazz zzak+i=「Kazz zzaKi」

「カズ雑記」

身の回りの好きなこと。好きなモノ。
関心のある事。
写真と共に何でも書いていきます。

気に入ったらまた遊びに来てください。

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