美しき「地獄」でみた珍しいもの。

07 07, 2019
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さて、
「地獄へようこそ」の扉写真から始まりました今回のエントリーなんですが・・・。八幡平の話、まだ続きます。(笑)

突然ですが
皆さんが思い描く「地獄」のイメージってどういうものでしょうか?
まっ、まぁ、それは個人個人持つイメージは違うものでしょうが、大概、荒れ果てた殺伐とした地、閻魔大王が居て、針の山があり、グツグツと煮立ったお湯だか油だか・・・発想が貧困ですいませんが、大体ごく一般的な地獄のイメージってそんな感じだと思います。
自分も「地獄」のイメージってそんな感じですが、中でも、このグツグツ・・・何かが煮えたぎったいる情景というのは特に「地獄」のイメージが強いです。
ここ八幡平、前回の地熱発電所開設でもおわかりのように、想像以上に地熱エネルギーが充満している土地柄のようでビックリします。温泉や間欠泉みたいなものも結構あるし、何気ない道ばたで人が集まっているので何をしているのかと思ったら吹き出した熱湯で温泉卵を作っている光景も目にしました。関東にもごく僅か、しかるべき限られた場所にそうした光景は見られますが、ここでは規模が違います。良い意味で「地獄感」が強い(あくまで良い意味です。)大地のパワーを感じます。
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そして、そうした中でも極めつけを見つけました。場所は後生掛温泉自然研究路。
遊歩道を歩いて行くと見えてきました。
それが、これ。↓
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一見すると何の変哲も無いただの池か沼のように見えますが・・・。
これは、れっきとした火山、「泥火山」(でいかざん)といいます。
デイカザン、どろかざんって読むのかと思っていました。(笑)
この泥火山をみたとき「こういうものは初めてみるなぁ・・」と思っていたのですが、そういえば北海道でこの泥火山という言葉を聞いたことがあって、帰ってきてから調べたら・・・ありました。北海道の新冠町。写真は撮ってなかったんですけど、なんか普通の丘じゃない?と車の中からみた記憶がよみがえりました。

この八幡平の泥火山、大きさはおそらくですが視認で20m四方ぐらいはありそうです。意外に小規模。(笑)でも、数少ない日本の泥火山の中で規模は日本一だそうです。
さすがにマグマの噴出はないのですが、活発な火山活動がみられます。まだまだおおきくなりそうです。
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別府にも同じような泥火山は見られますが、あちらは泥の粘度が低く所謂グツグツ系の最たるもので、マグマ的なイメージがありますが、泥火山によるドームは形成されていないようです。こちらは見た目にもハッキリとドームが作られています。(湯沼式泥火山というそうです)
案内板によると成長し始めたのは大正6〜7年辺りらしく、およそ100年。泥の厚みは約8センチで、噴出物の温度は94前後らしいです。すごい・・。
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なんか、メタルスライムみたいな感じですが・・ちょうど真ん中あたりの活動が活発で盛んに泥を噴出しています。
非常に小規模な火山活動ながら、積もり積もって土層に成長しています。遠き遙か昔、こうして日本もできたんだと思うと・・・なんか感慨深い。
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まわりの美しい新緑の木々と荒々しい大地のエネルギーの融合。
もしかして、地獄ってもの凄く美しいところではないでしょうか・・?(笑)



なにこれ !? 意外にというか、全然知らなかったエコな話。

06 30, 2019
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さて、
ドラゴンアイを観に二週にわたり岩手・秋田・八幡平周辺を色々観光していたんですけれども・・・。
ここ最近の傾向としては、大きな目的を持ってその場所に行くんですけれど、実際に現地に足を運ぶと、もうメインが何だかわからなくなるぐらい、その土地土地に未知の面白いものがあるんですよ。(笑)今回もまた、それになっちゃって・・
もう、途中からドラゴンアイどうでもよくなっちゃった(笑)というか、ホント、魅力ある土地ですよね。この辺は。
日本は広いっすね・・・。

まず、扉写真のこれですね。
これ、なんだかわかりますでしょうか?
ちなみに高さは約45m!!あります。
正解は・・地熱発電所の冷却塔です。

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松川地熱発電所。日本最初の地熱発電所です。(世界でも四番目)
日本はこれだけの火山、温泉大国なのに「地熱発電所」ってあまりみかけなくないですか?
まぁ、温泉施設自体がちっちゃい地熱発電所みたいな(笑)ものなんでしょうけど。調べると、地熱発電所はおよそ17ヵ所。意外に少ないですね。
東京に居ると地熱発電なんてまったくもって縁のない話なんですけど、岩手・秋田のこのあたりの地熱エネルギーたるや、もの凄いパワーがあることをあちこちで確認しました。中でも、松川地熱発電所はその最たるものだとおもいます。
また、山奥にいきなりこれだけ大型施設が現れるのでちょっとビックリしますね。パイピングやらなんやらで何か秘密基地みたいだし。(笑)

松川地熱発電所は残念ながら一般の人は立ち入り禁止で門の前までしか行けません。したがって、中の施設の詳しい状況はわかりませんが、資料館が併設されており、そこでパネルや機械遺産にも認定されたタービンなどが展示されています。
発電所は2016年で50年を経過していますが、もちろん現役です。資料室では当時のビデオが流されていますが、これが非常に面白い!かなり興味を持ち、時間を忘れ食い入るように見て勉強しました。(笑)
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とどのつまり、地熱発電は、火力発電のようにものを燃やして得るエネルギーと違い、もともと地球が持つマグマのエネルギーを利用しているため限りなくエコ。もちろん得られるエネルギー量は、安定供給という点でも原子力なんかとは違いますが、それでも、CO2排出量は圧倒的に少なく、地球に優しいエネルギーです。
日本のエネルギー消費の割合を調べると、地熱発電や風力発電などの再生エネルギーの割合たるや、それはそれは微々たるものであります。そして、それらは今後も決してメインエネルギーにはなり得ない状況ではあるのですが、どうなんでしょう。国がもう少し本気で取り組めば色々変えられる部分もあるんじゃないでしょうか。もっとこうしたエネルギーを利用しましょうよ。
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自然エネルギー、埋没しているエネルギー資源と言えば・・・
この写真は、「陸の軍艦島」ともいわれる松尾鉱山跡。主に硫黄を採掘していました。鉱山採掘にかかわる方々が居住していたアパート群の廃墟、夢の跡です。ドラゴンアイからもすぐ近くです。

また、八幡平周辺は、こうした地熱エネルギーの恩恵を受け、名湯・秘湯がたくさんあります。
そして、お忘れ無く、混浴も結構あります。(笑)



北の大地に眠る「ドラゴン」捕獲!? 八幡平・ドラゴンアイ 〜導かれし者たち〜(後編)

06 22, 2019
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さて、いきなり全開です。
前編の最後にあった雨と風と霧の中の八幡平ですが、一応視界ゼロではないのでドラゴンアイは写ってます。土日連続で確認したのですが、土曜日は結局霧の中。結論から言うとお見せできるほどいい写真ではないのですが、あとで一応載せときます。(笑)
扉の写真は晴れた日曜日。青空が出てよかったです。
開眼宣言を受けての出発だったため、もちろん開眼はしていたのですが、それが火曜日の話で、行ったのが土曜。すでに3日経過しており、形はやや崩れはじめで今年度ベストのタイミングとは言いがたい撮影となってしましました。
ドラゴンアイそのものの形状は・・・今年はあまりよくなかったようです。
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前回(二週間前)を比較するとかなり違います。
色については前回の濁った状態よりだいぶいいですね。氷が薄くなり浮上してきたため上部に残る水面自体が薄くなり、光が反射してドラゴンブルーになってます。
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ちなみにこちらは土曜日の霧中のドラゴンアイ。これはこれで良いような気もしますが、やはり晴れてて欲しいですね。
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ドラゴンの白目?の部分であるリング状の一部が既に崩壊していました。(泣)これは推測ですが、広域の写真を見ると陸の部分に人の足跡のような溝が見えます。おそらく陸上部分の水の流れがこの位置に流れ込み眼の部分の氷を溶かしやすくしているのではないでしょうか。開眼直後から一日もしくは二日程度は大丈夫だった部分だけに余計残念です。
また、中心部は周りと比較して濁ったままですが、この部分がドラゴンブルーを形成するまで待つとすると、外側から崩壊していきそうです。
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八幡平のドラゴンアイは、今年「COOL JAPAN AWARD 2019」に選ばれました。
この賞は聞いたことがなかったのですが、COOL JAPANという名の通り、外国人がCOOL!(かっこいいとか素晴らしいなどなど)思う日本の埋もれたモノや場所などを選出し、表彰するもののようです。
「埋もれた」というのがミソのようですが、確かに、この八幡平ドラゴンアイも、近年突発的にこうした現象が起きるようになったわけではなく、昔からあったはずです。これを「ドラゴンアイ」と名付けた感性も素晴らしいし、それを発信する環境もあったことで多くの方がこの素晴らしい現象を知ることができました。

というわけで、
駆け足になりましたけど、八幡平ドラゴンアイいかがでしたでしょうか。現地では、ドラゴンアイに導かれし者たちのかなり遠くからのナンバープレートを確認することができました。ただ、場所が場所だけに観光客であふれかえる・・・という印象はまだないです。いずれそうなってしまうかもしれませんので、ドラゴン捕獲は早めが良いかも。



北の大地に眠る「ドラゴン」捕獲!? 八幡平・ドラゴンアイ 〜導かれし者たち〜(前編)

06 15, 2019
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さて、
とりあえず二週間もエントリーを引っ張っちゃったので、もったいぶらずに先に写真を出します。じっくりとご覧下さい。(笑)

岩手・秋田の両県にまたがる八幡平にある鏡沼。(かがみぬま)この沼の雪解けは、通常の融解とは異なり、まず全体がドーナツ状になり、真ん中が島状に残ります。その後、更にその島の真ん中が融解する。と、いう独特なものです。なぜこのような形状になるのか、その理由は不明ですが、そうした状態が数年前一人の外国人により「ドラゴンの眼のよう」だとSNS発信されたことから、いつしかこの時期の鏡沼は「ドラゴンアイ」(現象)と呼ばれるようになったのが始まりだとされています。
今回、このドラゴンアイを撮影するため二度にわたりこの地を訪れました。今回はそのドラゴンアイに導かれた者(たち)の記録です。

このドラゴンアイ、いわずもがな雪と氷でできているため気温と密接な関係があります。また、希な自然現象であるため現象は必ずしも一定では無く、年によってできたり、できなかったりします。できる形状もその年によって違います。ちなみに、昨年は氷が安定せず綺麗なドラゴンアイ現象にはなりませんでした。
今年は全国的に五月中から異常ともいえる暑さがあり、その暑さは岩手・秋田ともに例外では無く、ドラゴンアイの状態や経過も全く読めませんでした。
ただ、ライブカメラはないものの結構な頻度で画像を更新しているサイトが有り、大まかな状況は掴むことはできるのですが、やっぱり細かい状態までは無理。そこで、まずドラゴンアイとは一体どういうものか?と現地に一度偵察がてら足を運ぶことにしました。本当は「おそらくこの週で溶けるだろう」という見込みも有り行ったのですが・・・。


とはいえ、とはいえですよ。
東京〜ドラゴンアイのある八幡平までは約700キロあります。往復1400キロ。カプチーノじゃ結構大変です。(笑)
しかもそれが「本番じゃない」っていうと、いささか二の足を踏みそうな距離なんですが・・仕方ありません。
金曜の夜出発し、現地で一泊して帰ってくるスケジュールを組みました。
この日東京は気温30度を軽くオーバー。東北も週末は30度を超える予想で、「もしかしたら溶けるんじゃないか」という淡い期待を寄せ東北道をひた走ります。鏡沼は直前の情報ではドラゴンアイ状態にはなっているものの、真ん中の瞳の部分に穴は空いておらず、俗に言われる「開眼」には至っていません。焦点は、「今週末でどのくらい開眼が進むか?」その状態を掴むことに絞られます。
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金曜日の23時ちょい過ぎに東京を出発、ドラゴンアイへと続くアスピーテラインにはだいたい朝の9時。休憩や朝ご飯などを食べゆっくり走ったのでまぁまぁの時間ですか。
天気は多少雲はあるものの絶好ともいえるコンディション。岩手山は綺麗に見えています。

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残雪のアスピーテラインをひたすら上がります。数年前まで有料道路だったというだけあって景色は最高。もちろん除雪されており安心して走ることができます。
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前週に富山の「雪の大谷」を見ているだけに、スケールこそ小さいですが、結構な雪の壁です。標高は約1400mで、室堂とは1000m違うのでこのぐらいでしょうか。「大谷」を見ていなかったら「おおっ」てなるんでしょうけど。(笑)
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景色が最高な故、結構写真を撮っていたら時間が経ってしまった。頂上駐車場に到着し、ここから徒歩での移動でいよいよドラゴンアイを目指す。たったの一昼夜だが朝から相当気温が上昇しており、ドラゴンアイの状態がかなり気になる。
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ドラゴンアイへの道は駐車場からそれ程困難な訳では無く、登山というよりは軽トレッキング。多少登りますが、15分ほどで到着します。ただ、途中からは雪道になりますので足元はトレッキングシューズが良いと思います。スニーカーでも大丈夫ですが、かなり濡れます。駐車場にあるレストハウスでは長靴のレンタルもあります。
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途中、珍しい可憐な花を見つけた。これはサクラ!ミネザクラ(別名・高嶺桜)というサクラだそうで、日本で一番標高が高い所に咲くサクラのようです。花が小さく一円玉ぐらい。初めて見ました。
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ドラゴンアイが有名になったのは数年前。案内板にも後から付け足したドラゴンアイのインフォメーションが。(笑)
ここで観光地あるあるが・・・。
先を行くご夫婦が、前方から下って来た人にすれ違いざまにドラゴンアイの状態を聞く。
「ドラゴンアイはどうでした?」と。
(うわぁ、こちとら遙か700キロも先からこの目で確かめるために走ってきたんだぞー!、その答えは止めてくれー!!)
「ハイ、開眼はまだでしたね・・色も悪いし・・。」
(「おわった・・・・。」)
もっとも聞きたくない情報を聞いて・・・というか、聞かされてしまった・・・。しかも色の状態までご丁寧に・・・。(泣)
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大きなショックで心折れそうに・・・「こういうことって本当によくあるんだよなぁ」と思いながら・・
もし自分が聞かれたら「ご自分の目で確かめられた方が楽しみがあって良いですよ。」と答えることにしていることを再確認。

内心ガッカリとテンションが落ちつつも、いよいよドラゴンアイへ。
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そして、それはいきなり現れます。これがうわさの鏡沼、ドラゴンアイです。
最速コースを取った場合、鏡沼は登り切った目の前にあるので初見は視線が低くこのように見えます。ちょうど鏡沼の真ん中にあたりにでます。実は鏡沼を周回するルートは無く、向かって右側のルートは存在しないので鏡沼を正面に見据え左側にしか移動できません。ドラゴンアイの写真がほとんど決められた方向からしかないのはこのためです。
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少しゆるやかな遊歩道を上がってみます。おそらくこの位置が最も高くドラゴンアイを視認できる高さです。改めてじっくり見ると確かに目にようにみえます。しかも、薄い氷の部分が目の網膜に走る血管のようにも見えるから不思議です。(ドラゴンにそういうものがあるのかは別として。・笑)
しかしながら、手前の雪がまだ高く、ドラゴンアイの丸みを切り撮ってしまっているため、ビジュアル的にはもう少し低い位置が一番良く映えるではないでしょうか。
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おそらくこのぐらいですか。
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ここ数年のSNSブームで話題になったせいか、かなりの人出が有り、皆さん記念撮影をしております。(ちょっとわかりにくいかもしれませんが、写真左側)遊歩道は結構狭く、場所によってはすれ違うのが一杯というところもあり、大盛況です。ただ、ここから八幡沼へと行かれる方や、全体的に滞在時間が短いので回転が速く、観光バスなんかの団体サンがはけると意外にもゆっくり見られます。また、良くも悪くも撮影ポイントが限られるのでフレームに観光客が入りにくい(入らない)というのは意外に良いポイントかもしれません。
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細部を確認すると中心部の氷の厚みがまだかなりあることがわかります。一部薄い氷が見られますが、色はイマイチです。(笑)
この時期光の状態は11時半〜13時頃の太陽の位置がドラゴンアイに対して光線の状態が良い時間帯です。氷が薄くなればドラゴンブルーも期待できます。

にしても、
この鏡沼がなぜこのような(ドラゴンアイ)状態になるのか?詳しいことはわかっておりませんが、そのメカニズムのポイントは、今見えているドーナツ状の水面下に氷が存在しており、それが浮き上がってくる。ということにあるようです。
同時にその浮き上がった氷と沈殿物の少なくなった綺麗な水が光の反射を生みドラゴンブルーを創り出します。その間に現在中心に見える浮島のような瞳の部分の一部が融解して穴が空く。というしくみのようです。
それらをもって初めて(ドラゴンアイ)「開眼」=完成形なのですが、これを撮影するとなると非常にハードルが高いものになります・・・ね。
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SNSの発信に始まり、そもそもドラゴンアイを一躍全国区にした上のJRのポスターのように、ここまで綺麗にドラゴンアイが開眼するのはきわめて希。(このポスターのドラゴンアイは2016年撮影のようです)実際、現地に赴いてそう感じましたし、今年は相当の異常気象。昨年は全くもって綺麗にできなかったようだし、その前年はドラゴンアイにはなったものの、ポスターまでの状態には遠く至らなかったようです。
結論から言うと、その出来は、まったく読めません。
今回、あわよくば開眼、表向きは偵察がてらということで来てみましたが、開眼はならず読みが大幅に外れたことに多少のショック。しかしながら形状自体は悪くなかったし、撮影自体は楽しかったのでよしとしよう。青空であったことも有り、ある程度満足してしまったのも事実。
・・・でも、一方で乗りかかった船。こうなるとやはり開眼後が撮りたいな・・・とも思いました。
ただなぁ、東京からの距離や疲労度を考えるとちょっと考えてしまう。なんてったって1500キロあるんですから・・。(笑)

そうとはいいつつも・・・
東京に帰ってからも気になって結構な頻度でその後の状態などを確認していました。
現地の氷の状態と気温を確認すると今週の開眼はないと思いながら、我慢はできず一週空けて再び八幡平へ。
結局、先々週の富山県も合わせ週末だけで軽く日本縦断を越える4500キロ以上を走破することとなり、再び八幡平ドラゴンアイに導かれ駐車場にカプを滑り込ませました。多分あきらめきれずに再訪した自分みたいな人が大勢いるんじゃないかなぁ・・。
いざ到着したが、予想に反して現地は酷い天気。確認はできるが写真は撮れそうもない。
何より、寒い・・・。
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さて、気になるドラゴンアイの状況は?
後編は視界がふさがれた気温10度以下のこんな場面から始まります。
風と雨と霧で人間の開眼の方が難しい・・。(続く)



立山黒部アルペンルート 室堂・雪の大谷ウォークが、ひじょう〜に微妙な件

05 23, 2019
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さて、
ちょっと富山県まで行ってきまして、話題の「雪の大谷ウォーク」たるものを体験してみました。
雪の大谷は、室堂にあります。
この「雪の大谷」なんですが、ひらたくいうと、かなりの高さを誇る「雪の壁」これを見ながら少し歩いてみようというものです。従いまして、交通機関を利用するものでは無く、基本室堂から往復大体1キロぐらいですか、「徒歩」での散歩になります。ウォークっていうぐらいだからあたりまえですか。(笑)
途中眺望がよい展望スポットがあるわけでも無く、あるのはただただ白い雪の壁。これのみです。
尚、雪の大谷とはいえ、下は基本アスファルト。特に雪が溶けて「ぐっちゃぐちゃ」なんてことはなく、スニーカーでも大丈夫なわけです。(この日は)
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アクセスは二通り。
黒部ダムに通じる扇沢からケーブルカーなどを乗り継ぎ室堂に至るルートと、富山県側の立山駅からケーブルカーとバスを使って室堂まで至るルート、この二通りです。
今回は富山県の立山駅から登るルートを選択しました。
このルートのメリットは、室堂までの運賃が安いこと。(ただし、東京からだと北陸道を回り込むため高速代とガソリンがややかかる・・。)無料駐車場が多く駐車場代がかからないこと。(扇沢の無料駐車場は少ない)
室堂までの時間が短い。ケーブルカー7分で美女木平まで、そこからバスで50分で室堂。最速70分程度で室堂に到着できる。まぁ、最速とはいっても「待ち時間」っていうものがあるんです。・・・大人気ですから。
とはいえ、GWさえ避ければ(GWは絶対に行ってはいけない・・。ケーブルカー待ちが4時間とか平気であるのだ。笑)
週末でもそこまではかからないと思う。お勧めはGW明け。この日は待ち時間30分程度でチケットが買え、一番ケーブルカーに乗ることができた。その後は殆ど待ち時間は無く乗れたようだ。逆に朝一番の方が混み合う。
美女木平に着いたらバスは進行方向左側の窓側が特等席。バスは50分乗るがかなりの道中かなりの絶景で、立山連峰や称名滝などの展望スポットを徐行(停止)して案内してくれる。
そして、それらが終わると終点へ。室堂に到着する。
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雪の大谷ウォークは9時30分から。それまではウォークエリアに入れない。したがってどこかで時間をつぶさなければならない。幸いにも「みくりが池」という絶景ポイントがあるので行ってみた。写真でも見たけど、ここは無風の状態だとリフレクションがハートの形になったりとかなりの写欲をそそられる。
歩いて数分。日本で一番標高が高い位置に温泉がある所でも有名。ただし、この温泉施設は時間が早すぎて営業していなかった。
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遠目で見てもなかなか池らしいものが確認できないのでおかしいなと思っていたら池はこの有様。雪の中だ・・・。
この時期の室堂最大の撮影ポイントを逃す羽目に。ガックリ。
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一部が溶けてエメラルドグリーンの池の一部が露出。これは綺麗。もう少し溶けてたらなぁ。再びガックリ。
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ところが、
捨てる神あれば拾う神あり!雷鳥君がどこからともなく現れた!!
しかも雪の高台風な場所に佇んで、いかにも「東京から来たんだろ、撮ってくれよ!」と言わんばかりのポーズ。何かビジュアル的にもかっこいい!
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雷鳥を見るのは初めてだ。もう少し大きいと思っていたが、小さくてカワイイ。
で、よくみるともう一羽。つがいだ。人間になれているのか、あまりびくびくしないで堂々と草をついばんでいる。
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ある程度歩いていたら今度は別のポイントにも雷鳥君たちが!こちらもペア。
雪の中をトコトコと歩く姿が愛らしい。癒やされたー。
結構いるのかな?と思ってもう一度ぐらい出会わないかな?と思っていたが、三度目は無かった。
ただ、聞くところによると、みくりが池周辺では結構遭遇率が高いらしい。室堂に来たら是非みくりが池を散歩してみて下さい!雷鳥君に出会えます!(多分・・。)
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さて、
問題の大谷ウォークが9時半を過ぎ時間解禁なったので行ってみた。
一車線を潰してウォークエリアとしているが既に人が一杯。誰も居ない状況を狙おうとしていたがとんでもなかった。
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そして、これが最も問題なのだが・・・。
壁が何か低い・・・。(笑)
今期の最高は16mという発表。とはいえ、これは最高に壁が高い場所。写真で見るちょうどバスの屋根辺りに見える盛り上がった部分だ。この日は13mということだったが、この13mという部分は実は50mもない。(正確に計ったわけではないのだが。)大部分は10m以下と思われる部分で「こんなものなのか・・・」と、これに関してはかなり落胆した。
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バスの高さを計算すると・・・大体おわかりになるだろう・・・。
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人がたくさん集まっているエリアが壁の最高地点付近。ごらんのように高いのは向かって左側だけです。右側が低い・・・。
この最高地点、というか、大谷ウォーク自体にいえることなんですけど、この最高地点を含めた雪の大谷ウォークは、室堂から下にあるため、バスで下から上がっていく際に一度通過するんです。ですので、バスから見てるんですね。というか、見えちゃうんですよ。大体感じがわかっちゃう。
ゆえに、歩いてきたときにはすでにネタバレというか、新鮮味があまりないので・・余計に感動しなかったのかな。
う〜ん、どうでしょう。
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大谷ウォークの歩ける部分の最終地点はロープで通行止めにされており、そこからは誰も居ない状況を狙えることは狙える。ただし、壁が低いので写真映えはあまりない。
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こんな感じでバスを入れないとスケール感が出ないので入れてみたが・・・。正直微妙だ。(苦笑)
一昔前の写真を見てもかなりの壁の高さなのでそんな感じを体感できるのかな・・とおもったけど結果は意外だった。
でも、空気は美味しいし、景色も綺麗でなにより青空と雪の白のコントラストが美しく、まぶしかった。
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あっ、そうです。なにより君たちに会えたのがよかったです。ありがとね。(笑)




プロフィール

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色々な「あい。」と自分をプラスして
Kazz zzak+i=「Kazz zzaKi」

「カズ雑記」

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関心のある事。
写真と共に何でも書いていきます。

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