日本な世界。

09 29, 2010
原色日本立体地図図鑑 Gensyoku-nippon-Rtsutai-tizu-zukan
Kazz日本全国玩具の世界


突然ですが、実は最近まであった学研の「学習」と「科学」という雑誌を覚えていますでしょうか?

「まだかなぁ~まだかなぁ~学研のオバチャンまだかなぁ~♪」 

そう、あれです。

子供が楽しみに毎月待っていた「学習」と「科学」。

実は私も大好きで、親に無理言って購読していました。購読していた。とはいっても、両方ではなく、弟が「学習」私が「科学」の方でした。勿論様々な科学や学習に準じた「付録」が目当てです。
「となりの芝は緑く見える。」の通り、自分が「科学」を購読すれば弟の「学習」に目が行き、その反対もまたしかりで、総合的に今思い返すと「科学」の付録の方が自分の性格には合っていたように感じています。今思えば、紙面の内容も非常に充実しており、先頃廃刊のニュースを耳にし、とても寂しく感じました。
良いモノが売れない時代なのでしょうか。

さて、冒頭懐かしい話から入らせてもらった今回のエントリー、書いているうちにあの時のワクワク感がよみがえってきました。

非常に昔の話なので記憶自体は定かでないのですが、前述した、その「学習」と「科学」。の中でもとりわけ子供心をくすぐった私的2大付録というものがありまして、その付録というのは30年以上経った今も、ときおり私の頭の中に顔を出します。付録って本当にワクワクしますよね。

今のカメラ好きな自分に多大な影響を与えた当時の「科学」。その付録で最も夢中になったのは勿論「日光写真セット」。機械自体はたわいもないものでしたが、簡単なカメラ、印画紙や、現像液、定着液などまでもセットになったものでした。ネガ作りから、プリントまでの行程は、今思うと小学生にしてはハードルは高く、高度な技術が必要だったような気がします。結局最後まで上手くできなかった記憶があります。

それでも凄く楽しかった記憶しかありません。
こうしたモノにあこがれる理由のひとつとして、まず、カメラというものがとてつもなく高価だったという背景があります。家には当時一眼レフはなく、コンパクトカメラがせいぜいでした。それでも親は絶対に触らせてはくれませんでした。フィルムを入れず、親の目を盗んでケースから取り出し、シャッターを押しては悦に入っていた時代です。今や、ケータイにまでカメラが付く時代。良いか悪いかは別にして、こうした当時のあこがれが高じて、今の趣味になっているのは間違いありません。

かたや、学習の方はといえば、

「日本地図パズル」。これがとてつもなく好きでした。47都道府県を正確にトレースしたパズルです。今となっては、現物は手元にありませんが、大好きで毎日のように弟から略奪して遊んでいました。これにより、47都道府県の位置は勿論、形状(地形)などもほぼ完璧に覚えることが出来ました。物足りなくなった私は、パズルをばらして、袋に入れ、手探りの形状のみで都道府県を当てることができるまでになりました。今でもテレビなどで都道府県の形状当てクイズなどが出る度にこのパズルの事を思い出します。

前置きが長くなりましたが、そんな経緯があり、とかく地図というものに目がない私です。

そして今回のエントリー、そんな地図好きな私ですが、これは全く知りませんでした。

原色日本立体地図図鑑
YUJIN 「原色日本立体地図図鑑」2005年Ver.

何この極めて興味を引きそうなパッケージは。自分的「日本地図パズル」の再来か。しかも、エッ、りっ、立体?

この得体の知れないメチャクチャ興味をそそるモノ。いったい何ですか?

正体は、「ガチャガチャ。」そう、あの100円(この商品は1回300円)入れて回すヤツ。ガチャガチャの中にこの秀逸そうな「原色日本立体地図図鑑」が入っているのです。そして注目は「立体」つまり、今流行の3D。3次元トレースで製作された日本列島なのです。時代は変わった。

ハイハイわかっております。確かにアンテナ低かったです。

実はこの「原色立体日本地図図鑑」のファーストリリースは2005年。その後コンビニなどにある「食玩」としてもリリースされたようです。

原色日本1

ⓚAll Rights Reserved.Photo by Kazz With GXR

超小型スケールが付属する。(一目盛り10㎞。10目盛りで100㎞)東京も3.330.000の1だとこの大きさ。写真ではわかりにくいが、奥多摩の山々の高さもちゃんと表現されている。上下のポッチは埼玉県と神奈川県を連結するためのもの。材質はPVC樹脂(塩ビ)で柔らかく、フレキシブルに各県がはまるようになっている。各県の面積・人工などを表記した小紙が付属する。


今更ブログで取り上げるなよ。という声が聞こえてきそうですが、個人的にあまりにもツボな商品でしたので、古い商品ではありますが、エントリーしました。

とはいえ、古い商品とは言っても、私がこれを入手したのは2010年9月29日。そう!つまり、昨日です。手に取りマジマジと見ると非常に良くできているのがわかります。これは、玩具と言うより、教材でも良いんじゃないか。ぐらいのレベルの造りをしています。
現在、この「原色日本立体地図図鑑」は、JR路線図版という、色とJRの路線図が入ったバージョン違いのモノが販売されています。但しこの商品は、あくまでガチャガチャなので、ダブったりする危険があります。

「また、北海道かよ・・。」とかね。

ネットで探せば全種入ったコンプリート版がさしてプレミア価格の付いていない状態で購入することが可能です。ただ、私の場合、ここにも自分なりの拘りがあり、ビジュアル的にグリーンで山々が描かれた、この古いバージョンがどうしても欲しくて、オークションで激戦の後競り落としました。

原色2

ⓚAll Rights Reserved.Photo by Kazz With GXR

中央のひときわ高い山が「富士山」。頂上が割れて見えるのは、山梨県と静岡県のパーツが丁度富士山で分かれているため。こんな事からも子供には、富士山が「山梨県」と「静岡県」にまたがっているということが勉強できる。


この「原色日本立体地図図鑑」の実際は、ほぼ47都道府県(新潟は2分割、北海道も本土6分割。シークレットは北方領土!)に分かれており、全てを連結させると約1mになる、まさに立体地図。つくりはとても300円という値段を感じさせない。

ブログの地図にも使えるんじゃないかと思いつつ、お子様の情操教育には最適の玩具です。この機会に


日本列島をおひとついかがでしょうか。







はみだしモノが美味しい世界。

09 27, 2010
MARRONNIER シュー・クリーム Maronie-syu-cream
Kazz日本全国お菓子の旅


マロニエ・シュークリーム

ⓚAll Rights Reserved.Photo by Kazz with GXR


以前、シンプルなお菓子ほど味の見極めがむずかしい。というエントリーをした。ロールケーキが自分の中ではその代表とされるものだが、この「シュークリーム」というカテゴリーも非常にバリエーションが深い。実に様々な味があり、形がある。それはそれでおそらく美味しいのであろうが、ここはオーソドックス・スタイルに拘りを持ちたい。エントリーは、やはりこの形だ。

MARRONNIER(マロニエ)のシュークリームである。この、マロニエは、東京都国立市に本店がある洋菓子店である。地元密着型で非常に長い歴史を持つ。このシュークリームは、その支店である京王線高幡不動店で購入したものだ。高幡不動といえば、あの「パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ」という超・超有名店がある。私はこの2店のファンでもあるのだが、とりわけこのマロニエのシュークリームに心奪われているのである。

まず、何と言っても安い。このご時世での120円。確かにシュークリームとしては小振り(プチ+2回りくらい。)ではあるが、昨年ぐらいまでは100円だった。それで、この味のクオリティである。見た目も良い。純白の雪化粧をしたやや堅めのシュー生地とカスタードクリームが絶妙である。カスタードが写真で分かるようにはみ出すぐらいだが、このクリームは実に嫌みがない。徒に甘くない。おそらく、男性は一口でいけるであろうが、ゆっくり食べてこのバランスを少し味わう感じが欲しい。軽く食べられる感じが良く、お土産などに最適だ。安いので結局2個ぐらい食べてしまうのだが、何個でも食べられる感じがする。

「あ~ぁ、もう食べ終わっちゃったかぁ。」

こうした美味しいモノを食べ終わったときの何とも言えないギャップがまた心地よかったりする。

有名店に行かなくとも、さり気ないところに美味しいモノはあるね。









古の絶景な、世界。

09 25, 2010
姫路城 Himeji-Castle
Kazz現存天守12の旅


姫路城天守閣

ⓚAll Rights Reserved.Photo by Kazz          南側天守からの眺め。素晴らしい。



タイトルを隠して、この扉絵からの眺めが、何処の城からの眺めかわかった方はかなりの城マニアです。(笑)

兵庫県姫路市、国宝であり、世界遺産にも登録されている姫路城。屋根に乗った鯱瓦(しゃちがわら=火災よけ)くんと共に、古の世界から今回のエントリーです。

さて、日本各地に城は数あれど、現存する天守を持つ城は12城を数えます。(小天守を含めると14城。また、何をもって「現存」とするかは定義が分かれ物議をかもしだすところとなりますが、ここでは定説である12とします。)これが多いか少ないか。日本にかつてあった城の総数の割合からすると劇的に少ないです。

かつて日本には城が25000はあったといわれています。

凄い数です。

今日でこそ、我々は城を非常に貴重なもの、文化財というスタンスで見ているので、城が取り壊される様というのは想像も付かないし、現代にこれをやったら無論大問題になります。ですが、当時は事情が異なり、城を取り巻く環境は劣悪で、文化財とはほど遠いものでした。

話をやや遡らせ、ではなぜ、こうした城は壊されなければならなかったのか?

明治時代、江戸時代の遺物であった城は非常にやっかいな存在でした。政府は廃城令を出し、このやっかいな文字通り「城物(代物)」を取り壊すよう命じました。つまり、大きな理由のひとつとして、反政府の根城にされるのを懸念した訳です。
豪華絢爛な城も裏を返せば「闘うための要塞。」今で言う軍事の中枢を担う場所です。決して鑑賞目的の趣味で造ったモノではないのです。陸戦という戦いの図式は、江戸時代からかわらないままでしたので、政府はこうした城=軍事拠点を「即刻とりこわせっ!」という令を出した訳なのです。また、こうした城は維持費がかかりすぎたのも解体の原因のひとつです。空襲での火災による消失も数多くありました。この姫路城もそうした戦火に見舞われました。空爆後の写真を見ると辺り一面が焼け野原になっています。不発の焼夷弾が天守に残存していた奇跡は、姫路城のエピソードとして有名ですが、それらによって失ってしまった城のことを今日考えると勿体ない話なのですが、当時としては仕方のないことであったのかもしれません。

けれどもまだ当時のままの天守を備えた城が12城残っています。そんな城主の間からの眺めが見たくて、自分の旅の縦軸のひとつとなる現存天守12の旅は始まったのです。

姫路城は現存天守の中でもダントツの人気を誇る城です。現在(2010.9月)修復中につき大天守は拝めませんが、今回のエントリーに伴い2008年10月のやや古い写真を引っ張り出してきました。
そんな姫路城ですから、研究者を始め、先人達の詳細な記録や考察がWEBには沢山あります。ですので、ここで私の拙い知識を出したところでたかが知れています。

「だったら、やめれば。」

いやいや、少し待ってくださいよ。チョットだけ語らせて下さい。

姫路城

ⓚAll Rights Reserved.Photo by Kazz


姫路城はその白い姿が大空に飛び立つ様から別名「白鷺城」「しらさぎじょう」「はくろじょう」とも言われるみごとな「白い城」です。一枚目の写真にあるように、瓦を葺いた元にも白い漆喰を盛り、屋根さえも「白く」魅せようとする拘りが感じられます。城は当時の日本建築技術の結集をもって造られた芸術品です。例えば、この、白く魅せる、という技術にも色々と秘密があったようです。

姫路城と言えば、白・シロ。

ここで、「シロノイロ」=「城の色」のお話です。

城ってなぜ「シロ」と「クロ」があるのでしょうか?

国宝で言えば、姫路城はシロ。松本城はクロ、かつての大坂城もクロだと言われます。シロクロ。この「城の白黒」については、日本の城郭建築が深く関わってきます。

時代は戦国。今でこそ柱は四角ですが、当時柱と言えば「丸」が当たり前でした。つまり、木を伐採して木材にするには丸太を多少加工して柱にする事が当たり前とされてきました。木を四角く切る技術(角材を造る技術)が無いわけではありませんでしたが、それは手間のかかる作業であることは勿論、同時に膨大な費用と時間を生みました。

たかが角材、されど角材。

角材一つをつくるのにこれだけの手間がかかる時代、まして城を造るのはとてつもない作業だったということが容易に想像できます。
戦国時代の終わり、ようやくこうした手間から解放される技術と道具が生まれました。大鋸(おが)といわれる鋸の誕生です。この鋸は縦に引くことが可能な鋸で、この道具の誕生により、角材と壁に使われる平板の大量生産が可能になりました。因みに、言葉の由来として、この大鋸(おが)を引くときに出る大量の木屑を「大鋸木屑(おがくず)」と呼びます。(以降一般的に木屑をおがくずという。)
このように大量生産の可能となった平板(下見板張り=したみいたばり)を壁に使い、雨を防ぐために柿渋や墨、黒漆を塗った黒い城が誕生したのです。そういう意味では、この「黒」という色は必要にして成った色という感じがします。
 
一方の「白」は時代がやや進みます。白い壁、すなわち白漆喰は江戸時代が始まる頃ようやくその材料である石灰が大量生産されます。城壁も時代に逆らわず、漆喰に推移し、それ以後、城壁はこの漆喰の白が主流となっていきます。
ところで、この白黒の城には面白い俗説があり、豊臣=黒、徳川=白などといわれそれぞれの政権下で色の違いがある。というものですが、真意は定かではありません。但し、耐久性の問題があり、漆喰は10年持たないといわれ、時代に関わらず、コスト削減のため板張りに戻すエコな城もあったようです。

壁の話一つにしても、権力の象徴であった城にまつわる話は尽きません。


姫路鉄砲狭間

ⓚAll Rights Reserved.Photo by Kazz

姫路城の鉄砲狭間。○ □ △のデザイン(デザインじゃないけど)が何か可愛らしい。


現在改修工事中のこの姫路城の真っ白な勇姿が再び姿を現すのは2014年、我々はあと4年待たなければなりません。
改修工事が終了した真っ白な姫路城を是非見に行きたいです。

さあ、現存天守は残り11城。お城にまつわる大したこと無い話が聞きたい場合、またこのブログに遊びに来てください。





姫路城地図





世界を切り取る、道具な世界2

09 24, 2010
RICOH GXR A12 28mm f 2.5 Ricoh GXR A12 28mm f2.5
Kazz拘りの道具の世界




Special thanks Photo from RICOH JAPAN


今回はややマニアックなエントリー。

以前エントリーしたが、私はリコー製のGXRというカメラをメインで使用している。写真を撮ることも勿論だが、「カメラ」というメカニズムが非常に好きであることから、自分の拘りのアイテムとして、カメラは筆頭に挙がる。

このGXRは、今年の5月に購入し、大した不満もなく気に入って使っていた。

ただひとつの点を除いては。

先日行われた「フォトキナ」(映像業界のお祭り。見本市)では、各社力をいれた商品が目白押しにドッと出品された。その中に、ありました。このA12「28㎜」f2.5です。
そう、私が持つGXRの不満点は、このAユニットの「28㎜」が無かったことでした。

長らく広角域は代用品で頑張ってきたが、ついに出ますか。正式には2010年10月29日に発売予定とし、価格は実売7万円前後とのこと。トップの写真はカタログをトリミングしたものです。フードを付けたときのデザインがクールじゃないですか。マクロ機能が省かれたみたいですが、一応最短で20㎝前後まで寄れるのでギリギリ良しとします。

世の中には「良くても売れないもの」が沢山あります。このGXRというカメラ。やや特殊性があり、そのあたりで購入を躊躇っている方が多数いらっしゃるみたいです。
メーカーから、広角側の単焦点レンズにシフトしていくというようなアナウンスも聞かれましたし、あとはもうちょっと頑張ってリリーススパンを短くしていただきたいものです。

この28㎜勿論購入予定なので、このブログの中でも作例やインプレなどアップしていこうと思っています。



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ミラクルなミルクな世界。

09 23, 2010
想いやり生乳 omoiyari-seinyu
Kazz日本全国美味しいものに出逢う旅


絶滅危惧種って知ってますか?主に天然記念物の動物などに使われる用語のひとつです。つまり、呼んで字のごとく、希少種、絶滅のおそれのあるもの総称して使用し、今日では、動物のみならず色々な物に対して使用され一般化しています。

そんな希少な動物、いや、生乳が、遠く北の大地に生き残っていた。牛乳好きの自分は、すぐさま捕獲し飲むこと一気。

「これは、すごい。」

今回は、そんな、まさに「奇跡的な飲み物」のエントリーです。

おもいやり1

ⓚAll Rights Reserved.Photo by Kazz


この奇跡の飲み物を作っているのは、

北海道河西郡中札内村西戸蔦『(有)想いやりファーム。』

現地に向かう車のカーナビは確かにこの牧場に向かっているのに、何やらありそうな気配がない。
そんな長閑な田園地帯の一角にこの牧場はあるんです。

ところで、

「たかが牛乳だろ。」って思ってます?

ハイ、それまず間違いです。「牛乳」じゃないんです。

「生乳(せいにゅう)」なんです。

かくいう私も勿論間違えました。

「生乳」せいにゅう。普段は聞き慣れない言葉ですが、「牛乳と生乳」字が似た様なだけで全く違います。
生乳。つまり、呼んで字のごとく「生乳(なまちち)」です。牛が出した乳そのもので、牛乳のように熱を一切加えず、殺菌してません。いや、殺菌の必要がない。といえます。
はじめてこの話を聞いたとき「それは、絶対に無理だろう。」と思いました。なぜなら、若かりし頃北海道の牧場で住み込みのバイトをしたことがあるんですが、どんなに綺麗な牧場でも、動物を扱う以上、衛生上の問題から各種の菌の発生や混入(大腸菌など)は避けられないという先入観があったんです。まして、それを食品として販売することなどできるのであろうか。

できるんです。いえ、牛乳を生産する、という過程においてはこれ以上ない極限の手間をかけ、「できるようにした。」というのが正しいのではないでしょうか。

これが、「想いやり生乳」の奇跡たる由縁です。

おもいやり2

ⓚAll Rights Reserved.Photo by Kazz (無殺菌という文字に注目)


細かいことは置いておき、とりあえず飲んでみます。
想いやりファームは、レストランのようにお店が併設されているわけではなく、本当に事務所の一角の冷蔵庫にできあがっているこの「想いやり生乳」が置いてあります。
事務デスクが数個並べてあるだけのやや拍子抜けするぐらいシンプルな場所でこの生乳を飲む姿は、休憩中の従業員といった出で立ちでしょうか。皆さんお仕事をしてらっしゃいます。

「私たちはこれ一本でやっております。」

この物言わぬ背中の自信に、こちらも、「心して飲ませて頂く所存でございます。」

そっと一口、「ほぅ・・・これは・・。」

生の牛乳というと、とかく「濃い」イメージがあったが、この、「想いやり生乳」は驚くほど軽く、ほんのり甘い。
乳牛の種類が違うのか、バイトをしていたとき興味本位で飲んだ「生乳」とは全く違う。
サラッとしていて口に残らず、牛乳独特の匂いがない。

似て非なるもの。

こんなにも違うものなのだろうか。
勿論美味しいのだが、牛乳という先入観でのむと驚嘆する。いや、寧ろこちらの方が本当の意味での牛乳(生乳)なのか。

おもいやり3

ⓚAll Rights Reserved.Photo by Kazz


そして、ここ、(有)想いやりファームにはさらにレアなものがある。それが、この「想いやり生乳」を使ったソフトクリームだ。(4月~11月までの限定)

これを頂くにあたりひとつ確信できることがある。

それは、「必ずや美味しく、食べたことの無い味」であろう。間違いない。

「!!」(予想は完璧に的中。)

・・こんな感じのソフトクリームは食べたことはない。まず、甘くない。(笑)いや、微妙に甘いのだが、巷にある人工的なただただ甘いだけのソフトとは違う。そして、単純に、脂肪分を加えたらこうなりました的な、これまた巷にあるソフトとは全く違う。優しい甘さとコクがある。口溶けは良く、こちらもサラッとしている。変な残り方は口の中には無い。

「堪能したなぁ。」


さて、いいことずくめの様に思える「想いやり生乳」だが、我々消費者にとって直結する弱点が無いわけではない。
販売ルートや生産性、そして「価格」である。180ml で約400円する価格は、単純な額面からみれば、決して安いとは言えない。とても、毎日一本というわけにはいかないだろう。
それらをどうとらえるかが今後の「想いやり生乳」の運命の鍵を握ることはいうまでもない。この生乳は、信じられないほどの手間をかけてつくっている、謂わばこの牧場の方々の「作品」のようなもの。我が子同然の生乳にかける熱い思いに感動と尊敬の念を持ちつつ、この場を後にした。

そして、思った。

この、

極めて希少なミラクル・ミルクを絶滅させるわけにはいかない。

想いやり生乳。素晴らしい名前ではないですか。生産者の方々が我々をに「想いやり」を持って送り出してくれた生乳。「想いやり」とは相互あっての大事な言葉。

今度はこちらがこの生乳を「想いやる」番です。








想いやり生乳p







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