王様のおやつ

01 30, 2011
ガトー ラスク プレミアム Gateau Rusk Premium
Kazz日本全国お菓子な旅


最近のエントリーはカメラや投入堂など比較的Kazz zzaK (+あい。) の縦軸を司るものが続いた。
今回は最近やってなかったお菓子からエントリーしよう。

「ガトーフェスタハラダ」のガトーラスク・プレミアム。
「グーテ・デ・ロワ」=王様のおやつ。を越えるプレミアム。王様のおやつの中のおやつ。
と、いったところか。
ラスク1
早速空けてみよう。
今回頂いたのは5枚入りだ。パッケージもプレミアム感があり期待感が高まる。ゴールドの袋に包まれた一枚一枚はさすがに王様のおやつの面目躍如。
ラスク2
ラスク3
一枚がまず重い。そして中を開けるといきなりビックリ。チョコレートの良い香りがする。商品のペーパープレートに乗った王様のおやつの中のおやつ。
これ金粉か?何か凄い贅沢ですな。
何か自分が王様にでもなったような。

早速食してみる。

「ホーっ、・・・」

断面を見るとチョコレートが非常に厚くかけてある。街で見かける安いラスクは殆どが片側だ。これは全周かけてある。
感想としては・・・、これは多分ラスクではないな。
ちょっと高級すぎるチョコビスケットといった感じか。美味しいが、ラスクの香ばしさや「サクッと」感はかなり殺された。あと自分には少し甘い。
もう少しチョコレートを薄くかけるか、片側にしたらどうだろう。
ちょっと別のお菓子になってしまったようだ。

誤解のないように言っておくが、まずい訳じゃ全然無い。
ラスク6
同時にノーマルのラスクを食べてみるとよく分かる。「これぞ、ラスク」といった感が非常に強いバターの香りや、フランスパンの香ばしさ、サクッと感など、素直に美味しいと感じる。確かにこれは美味しい。
ラスク5
ノーマルのラスクは砂糖が片面しかかかっていない。香ばしさと同時に食感が非常に良く、全体的なバランスが輪を掛けて良い。これ一枚に味が凝縮された感じがして本当に美味しい。
こうしたもともとシンプルなお菓子に、より高級感を出すために、チョコレートをコートし、味の派生を謀るのは王道ともいえるが、時に大きく元の美味しい味を壊してしまいバランスを崩す時がある。いわゆる「やりすぎ」というやつだ。大体ラスクのようなもともとがシンプルな味で成り立っているお菓子に多い。
あくまで個人的感想だが、このノーマルラスクは何枚でも食べたいと思うが、プレミアムは一枚でしばらくは良い。その違いだろうか。

さて、
「ノーマル VS プレミアム」
真の王様のおやつは、どっちだ。


ハッセルブラッド500C 

01 26, 2011
HASSELBLAD 500C + Magnifying food
Kazz拘りの道具の旅


ハッセルマグニファインダーアップ
たまたま街を歩いていたら珍しいものが売っていたとする。
ふと目をやると何やら商品が訴えかけている。
「オレを買ってくれ。」
と。

これは衝動買いの言い訳の代表みたいなものだけど、一年に一回ぐらいこういうのないですか?
自分は熟考してモノを購入する人間の部類に入ると思うのですが、時に見境無く買ってしまうようです。

それで買ったのがこれですから。↓
しかも、ネットで何気なく見ていたらあったので、考えもせず買ってしまいました。
さて、これを見てピンと来たらあなたは相当のハッセル通、いや、相当のハッセルオタクといえるでしょう。(笑)
ハッセルマグニファインド2
これは「マグニファイング・フード Magnifying food」。(以下いつも呼んでる「マグ・フード」)平たく言えばピントを詳細に確認するときに使うルーペのお化けみたいなヤツです。これにより、中央部が2.5倍拡大されます。けど、何か視覚的にそんなに大きくなってる印象がないんだけどなぁ。
ハッセルマグ
もともとは自分がいつかSWCを買うつもりであり、スクリーンアダプター経由でこいつをピント合わせの際使おうと思ってたんだが、結局現在SWC購入は断念中で、こいつは使い道が無く、宙に浮いたままの状態なのです。

「何だ、よく見るアイテムじゃんか。」

というお叱りを受ける前に、ちょっと説明をしましょうか。
Kazz zzaK(+あい。)ともあろうものが、ただのマグ・フードをワザワザ紹介するはずはありません。ハイ。(笑)
よく、見ていただけますかね、冒頭の写真。

そう、これ打刻。彫ってあるんです。ハッセルのアイテムの中でも、現在は薄いプレート、その前がやや厚いプレート、そして、ハッセルの打刻印。プレートではなく、アクセサリーで彫り込みのあるものは相当古く珍しいものです。この製品はおそらく、50年代の1000F用もしくは500Cに造られた最も初期のマグ・フードではないでしょうか。おそらく、もの自体、つまり性能は500CM時代のものと大きく変わりないのではと思うのですが、(未確認)問題は色です。写真で伝わらないのが残念ですが、完全なブラックではなく、本当に黒に近い茶。ブラック・ブラウンとでもいいましょうか、もしかしたら塗装の経年劣化かもしれませんが、素晴らしい色をしています。とても50年以上経っているとは思えないほど状態は良く、接眼部のゴムの劣化が少なくしっかりしており、像はハッキリと確認できます。細部の作り込みは、この時代のハッセルが最も良いとされるのを地でいくような造り込みです。
前回紹介したHC-1などもマークは彫り込みでしたが、ハッセルのマークだけでなく、字体までが彫り込まれているのは初めて見ました。
これは、6~7年前にたまたまネットで見つけたモノです。値段は当時のマグ・フードとそれほど変わりませんでした。
ハッセルマグニファインダー
ただ、ビジュアル的にどうかと。これ、格好いいですか?500Cにはどうひいき目に見ても美しくありません。
通っぽくは見えるんですが・・。
また、通常の500C系のウエストレベル・ファインダーはスプリット部を何倍かにするレンズがもともと付いています。(倍率は確か2倍?か、わかりませんが。)このマグフードは、2.5倍の拡大で、標準のウエストレベルファインダーより像の見え方がやや大きいぐらいで、大して変化ないです。500系で購入をお考えの方は、事前に確認してみた方が良いようです。
そんなわけですので、このマグ・フードはイマイチ500系では使いどころがないかもしれません。自分はといえば、いつか来るSWCのためにまた仕舞われそうです。
ハッセルマグフード
前回のエントリーにもありますが、中々ハッセルも使う人が居なくなっており、街中で構えている人も見かけなくなりました。自分など、そうした光景に出くわすと、やはり「おぉ、ハッセルか。」と心の中でつぶやいてしまいます。立ち止まって見てしまうかもしれません。
こういう時代からこそガシガシ撮りに行きましょう。

これからハッセルを購入しようと考えてる皆さん。
ハッセルブラッド、まだまだ全然いけますよ。



日本一危険な国宝12

01 22, 2011
三徳山 三佛寺 投入堂(完全解剖 製作編)4
Mitokusan Sanbutsuji Nageiredou (kanzenkaibou-seisakuhen) 4
Kazz日本全国古の旅


さて、何となく投入堂が気になる人の為の投入堂講座。すっかり縦軸になったKazz zzaK(+あい。)=日本一危険な国宝シリーズ。色々交えながら今回もマニアックに掘り下げてみたいと思っております。

前回国立国会図書館から図面を入手したお話をしましたが、一部やや問題がありました。
確かに高精細なのは良いのですが、やはり一部が本の「とじしろ」の影響で伸びてコピーされており、サイズが完全一致というわけにはいきませんでした。ただ、これ以上の図面となると、もうオリジナルのデータを入手するしかないでしょう。
さすがに、それは出来そうもないのでとりあえず進めてみます。投入堂自体を限りなく忠実に再現するつもりですが、何せ謎が多すぎる建物ですので、やりがいがありすぎます。

さぁ、今回もいってみます。

早速ですが、この下の写真↓

投入堂天井5

何だかわかりますでしょうか?おそらく、パッと見ただけでは想像すらつかないと思いますが・・格子状の向こう側に置いてあるものがヒントです。

グーグルなどで「投入堂」を検索すると関連ワードで「投入堂 内部」というワードがでてきますが、皆さんご承知の通り、投入堂内部は非公開であるどころか近づくことすらできません。加えて、例え近づくことが出来たとしても、それは「日本一危険な国宝」の名の通り、死者がでても全く持っておかしくないほど険しいものです。自分のブログにもこの「投入堂 内部」から来られる方がいらっしゃいますが、皆さんやはり内部にはかなり興味があるようです。

確かに「完全なる非公開」ということではありますが、まだ誰も目にしたことがないというわけではなく、写真や映像なども確かに存在しますし、自分で撮影したものではありませんが、内部の写真も持っています。
結論として、足で稼げばこれらを入手するのは現在でもさほどむずかしくありません。ただ、ネット上には自分が探した範囲では内部写真は一枚もありません。(一部以前テレビ放映したキャプチャ画像があります。)

というわけで、今回のKazz zzaK(+あい。)は、投入堂になんとなぁ~く興味がある人の最大の謎である場所へのいきなりの核心。

投入堂内部空間

に迫り、その空間構成をCGモデルを使って何回かに分けて簡単にご説明します。

おいおい、「ご説明」って偉そうに・・。

すいません、大したものじゃございませんが、見ていきましょう。(見やすいように周りの壁板と扉は外してあります。あと、まだ粗組のため継ぎ手などの部分は未処理です。※入手した図面が1/60の尺スケールで細かいためサイズ表示後の(±㎝)は多少の誤差を考えています。

冒頭の質問ですが、
やや引き気味に、こうすればおわかり頂けるでしょうか?

投入堂天井2

そう、冒頭の写真は投入堂の身舎の屋根を外した真上から見たものです。

どうでしょうか?想像と違いましたでしょうか。

投入堂の身舎は屋根を外すと、実はこのような構造になっています。勿論この上に屋根を支えるための梁などがかかりますが、まずは天井から下の構成です。

投入堂天井4

投入堂の天井は小組格天井(こぐみごうてんじょう)になっています。より豪華な折上格天井では無く、ストレートに組まれています。但し、梁の直上に格子を置くのではなく、梁の上に一段板が全域にめぐり渡っています。
身舎と対応するように、東西5間、南北3間、格子は10×10で構成されています。
中は決して広いとは言えません。蔵王権現像は既に移されており、ガラ~ンとしています。目立つものとしては、壇が設けてあり、ここに蔵王権現像が祀られていたものと推測できます。
他、飾りらしい飾りは一切ありません。
この壇の上部に東西格子3間分の幕板と南北2間分の幕板が巡らされます。檀のサイズと対応しています。

身舎サイズ

北西上部からの視線に移します。内部構成は非常にシンプルに造られています。CGモデルではわかりませんが、内部の壁板などは、塗装が落ちており、木の地肌のままになっています。(外より劣化具合はマシですが・・。)ただ、内部の板材の一部に確かに白く塗った形跡が伺えます。

そして、やはりというか、当然というか、蔵王権現像を祀るためにがあります。7躯の蔵王権現像を祀るために空間に対して非常に大きく面積が取られています。この壇は、像を祀るために造られたものであるのは間違いありませんが、7躯の像だと些か狭い印象があります。始めは何体かを祀るために造られたもので、後に7躯までに増えたのか、詳しいことはわかりませんが、どのような感じで祀られていたのか興味は尽きません。尚、壇の高さは床から16㎝(±1)東西2.14m(±2)、南北1.51m(±2)です。

投入堂正面

正面から見てみましょう。さらにわかりやすいように北側(投入堂正面)の扉の柱を抜きます。
床板は面取りがしてあり、その数は15枚で構成されています。壇は7枚です。上の写真を見るとわかるのですが、面白いのは、この床板の幅が一定ではないことです。幅が極端に狭い板もあり、広い板もある。しかも不規則に並ぶ。(西から、太→太→細→太→太→細・・というパターンにも見えるがサイズがかなり違う。)一番幅の細い床材は幅14.3㎝(±1)一番広い床材は幅33.0㎝(±1)その差は実に2倍以上もあり、なぜこんなにもサイズの違う床板の構成にしたのかちょっと不思議です。何か意図があるのか・・。

投入堂正面下

小組格天井と幕板の回り方はこのようになっています。CGならではの床面透過、正面の梁も透過させます。
上部の幕板ですが、北側(投入堂正面)東側(愛染堂側)西側(いつも自分たちが見てる側)は独立した幕板がありますが、南側(崖側)は独立した幕板はなく、壁と共有しています。

■投入堂身舎 床の秘密■

実は個人的に、謎が多い投入堂の中でも特にこの床に注目している。
投入堂がどうして倒れないか考えたことがあるだろうか。
以前テレビのドキュメントで、広島の厳島神社がなぜ台風などの自然災害から倒壊せずに守られたかを詳しく検証していた。その中でも特に回廊の床は重要であり、固定せず適度に床材の間を空けることで、そこから寄せた波を逃がし、また、固定されていない床自体が激しい波からのショックを吸収するサスペンション的な役割があるという事を聞き、先人達の知恵に感心していた。また、最悪な場合はこの床がバラバラに壊れることでショックを最大限吸収するということだ。ある意味適度に壊れやすく造っているともいえる。

投入堂は一度も倒壊していないという。あれだけの斜面に建っているにも拘わらずだ。しかも何処かに固定されているわけでもない。18本の柱が地面に乗っているだけだ。
「乗ってるだけか・・。」
確かにこれだけの場所に建っているのであるなら、まず建物を安定させるために何処かにキッチリ固定しようと考えるだろう。それをなぜやらないのか。倒れやすく造った結果倒れないのか。矛盾するようだが。

投入堂はどうして倒れないのか?
そして、この図面を入手したとき確信した。
自信のない確信だが、この床は絶対にただの床ではない。もしかしたら、地震などの際、サイズの違うこれらの床板が何かの役目をするのではないか。投入堂の構造を詳しく見ると、一見シンプルなようだが、屋根構成などはかなり複雑な取り回しをしている。ますますあり得ないだろう。逆転の発想かもしれない。つまり、固定箇所を最小限にすることで建物自体が最小限揺れるようにする。一見相反するようだが、五重塔の原理と同じで、何かしら力の逃げる構造が考えられているはずだ。で、ないとおかしい。横揺れなどのかかる力が不均等な床材を並べることにより、その波動にズレを生じさせ、力を相殺するように造られているのかもしれない。もしそうであれば、おそらく庇側のデッキ部の床にも何かヒントがあるはずだっ。(・・お前は探偵か何かか?)

・・すいません、取り乱しました。
これだけキッチリと造られている建物なのに、この床の件に関してはどうしても腑に落ちない。何か理由があるはずだと思うのだが・・。(何でも無い場合すいません。)

身舎自体のサイズは、桁行(東西)3.91m(±2)梁行(南北)2.42m(±2)です。(身舎柱中心部から)
かなり小さい。
そして、身舎の5本の柱の直径は約1尺。平安末期の建築である投入堂の柱は、当然現在の1尺=30.3㎝で造られたものではなく、1尺=29.6㎝の時代のものである。(多分)

役小角が、「キリが良いから柱は1尺にするかっ!」

といったかどうかは不明ではあるが、図面上は27.5㎝位で平安時代の1尺とほぼ同じ。

どうせなら「キリがいいから。」ってことで1尺にすればよかったのに。

天井サイズ

投入堂は見た目も非常にスマートな建物ですが、内部空間を見るとその様子が顕著に表れます。
この投入堂の天井の高さはどのぐらいでしょうか?

多少のズレなどを考慮して、投入堂の天井までの高さは、193㎝(±2)であることが分かります。蔵王権現像は115㎝なので、やはり相当に低い印象です。自分の家のアパートの天井が235㎝・・。

確かに低い。(笑)

さぁ、ようやく進んできた投入堂のCGプロジェクト。今回は駆け足で内部空間の説明をしていきましたが、内部に興味がある方の参考になったでしょうか?このモデルが完成する頃には、色も付け、限りなく本物に近付けていくつもりです。けどまだまだ先は長い。

投入堂の建築方法は完全に分かっておらず、推測の域を脱しませんが、こうしてみると、身舎を造りつつ庇を造ったんだか、同時に造ったんだか、本当によく分からない。ただ、斜面からの水平が出せれば、身舎を足場にして庇を造ることは全然出来そうだ。次回からはそうした建築方法の謎も深く掘り下げてみよう。

それにしても投入堂は奥が深い。
前にも書いたが、実は自分が具体的に投入堂に興味を持ったのは、ここ何年かである。投入堂歴は非常に浅い。(笑)それが去年投入堂を訪れて一転、一気に爆発した。したがって、今自分がしていることや個人的に検証していることは「何をいまさら・・」という場合が多分にあると思う。
投入堂ファンの間では既にお馴染みの、NHKで放送した「国宝・投入堂の謎 修験の山 三徳山の祈り」という番組があるのだが、恥ずかしながら実は自分はこの番組を観ていない。全く何をしていたんだろうか・・。内容構成も殆ど知らないので是非とも観たいものだが、こうした番組の配信は現在無いようだ。がっくり。(YOU TUBEなどで一部は観られるようだ。)

自分も折角興味を持ったので、最近投入堂を知ったとか、訪れて興味を持った。という人が一杯来てくれると嬉しいものです。このブログは、そうしたものを含めた後発ですので。「そんなデータいらねえ」という細かいところまで掘り下げていきたいと思っています。

何せ、「完全解剖」ですから。
 



SUZUKI CAPPUCCINO

01 19, 2011
スズキ・カプチーノ
Kazz拘りの道具の旅


突然ですが、地球一周の距離ってどのくらいだかご存じですか?

40,000キロだそうです。

平成4年生まれ。型式番号EA11R。

その名を「スズキ・カプチーノ」

今では珍しくなってしまったこの車を今回は満を持してエントリーします。

カプチーノ3

以前このブログでもチラッと出てきましたが、この車は自分の所有車です。
2000年中古で購入して自分の車になって実に10年。走った距離は約11万キロ。(前オーナーとの合計16万キロ)日本は沖縄・九州・四国以外は全ての県に足跡(タイヤ跡)を残してきました。
ざっと地球を2周以上した計算になります。

実に長い距離です。

色々なことがありました。車の四隅に神経が行き渡りそうな人車一体を地でいくこの車の良いところ、悪いところ、生産年数で言えば20年は経とうかとしているこの車を実際所有していくと言うことは、時に好きでなければ耐えられない場合もあるでしょう。地味にお金もかかります。(笑)

インターネットで色々調べてこれからこの車を購入しようとしている人も多分いるはずです。

あくまで一個人ではありますが、素人所有者の生の声が聞けるのもブログの良いところ。貴重な情報として、自分で語りつつ、只では帰せないKazz zzaK(+あい。)ならではの切り口でこの車を掘り下げていきたいと思います。
因みに自分はプロドライバーではないので、そうした走りの分野は最低限にし、後は専門家にお任せするとして、主に、カプチーノの細かい点、ランニングコストや気がついた点。使用は主にドライブ(かなりの長距離)なので燃費などごく一般のドライバーが「カプチーノを所有した生活」という視点でエントリーを続けたいと思います。

古い車なので、メンテフリー、ノン・トラブルとはいきませんが、今日まで旅先で走行不能というトラブルは一度もありませんし、走行中不安を感じさせる挙動は全くありません。
ただし、これは事前に予防措置として部品を買えているからであり、それがなかったらどうなっていたかわかりません。日頃のメンテナンスが大事な車でもあります。そこを突いていきましょう。

さて、話は変わりますが、
平成の昨今、若い人の車離れが叫ばれているそうです。
なぜでしょうか?
色々な理由が考えられます。
「経済的に。」「駐車場がない。」「渋滞が嫌い。」「持つ意味がわからない。」「レンタカーで事足りる。」
その理由は様々ですが、その中のひとつに、

「魅力的な車がない。」

という理由があります。
この理由は非常に問題であり、深刻です。逆に言えば、魅力的な車さえあれば購入を考えても良い。ということでしょうか。

その昔、自分たちの世代には「スーパーカー・ブーム」という社会的現象があり、それはそれは大変な出来事でした。
幼き記憶の中でも、この「スーパーカー・ブーム」は初めて自分が乗っかったブームといえるものでした。それだけに強い思い入れがありました。
このブームが子供達(大人達)に与えた影響は本当に凄まじく、今思えば、極めて滑らかな流線型のボディを持つスーパーカー達の存在は、日本の角張った車とはまるで違い、それだけを取っても異彩を放っており優雅でした。おおよそ同じ車とは思えず、それこそ外国から来るテレビや写真で見るスーパーカーは、バックトゥザフューチャーのデロリアンのように異次元からきたタイムマシンみたいなもの。(この頃バックトゥはありませんでしたが・・。)確かに4つのタイヤは付いているけど、これは車じゃないんだ。衝撃的にそう感じたのを良く覚えています。
今考えると笑い話ですが、カウンタックなどがガルウイング(ドアが真上に開く)を開けた近未来的なスタイリングを見て本気で思ったものでした。

「空さえ飛べるのではないかと。」

そう、たかが車。されど車。車ひとつにも夢がありました。

但し、子供ながらに残念に思ったこともありました。
これら「スーパーカー」と呼べる車は殆どが外国車で、国産車が無いことでした。
日本の誇るスーパーカー、TOYOTA 2000GTもありましたが、外国車の持つ独特の絶対領域に今ひとつ踏み込んでいるとは当時の子供に理解できず、憧れの対象になるにはあまりにも地味でした。

「日本にはスーパーカーは無いんだ・・・。」

それは子供心に日本には魅力的な車はない。そう思った瞬間でもありました。

けど、いつか大人になったときに日本が造ったスーパーカーに乗る日が来るかも知れない。
当時の子供達、いや、少なくとも自分には、車とはそういう憧れの対象でしかないものでした。

これについては、やや大人になるとすぐに大きな間違いであることに気がつく訳なんですが、この今日の「魅力的な車がない。」という理由にシンクロし妙に納得してしまうのは、時代というか何というか・・。確かに今の国産車のラインナップに人々をワクワクさせるような車があるかどうか・・。

カプ キー

ⓚAll Rights Reserved. Photo by Kazz with GXR A12 50mm

平成23年。時代は大きく変わりました。

当たり前かも知れませんが、日本での売れ筋は圧倒的にミニバンや小排気量車。現在の主流はハイブリッド・カーに推移し、いかに開発コスト、ランニングコストを掛けない方へシフトしていきます。ガソリン1リットルで34キロも走られてしまっては、ガソリン車の未来は真っ暗でしょう。EV元年。こうしたガソリンスタンドに変わる充電設備などのインフラが進めば、それほど遠くない未来にガソリン車は無くなるでしょう。実用性にも磨きがかかります。ほぼ自動に前車を追従する機能や、自動車庫入れ。オートストップ。このままいくと全自動操縦も決して夢ではありません。
車を取り巻く環境はここにきてようやく大きく変わろうとしています。

初めてこの「カプチーノ」という車を知ったとき、それは車に対する憧れなどとうに忘れ去り微塵もない10年前と時を同じくしていた頃です。その頃は6年間ヤマハのVMAXという大型バイクに乗っていました。散々生活を切りつめて新車購入したこのバイクは、自分の手となり足となり、日本中を旅し相棒とも言えるべき存在で、大事にしていたものでしたが、やむを得ぬ事情があり売却した後だったので、乗り物好きとしては行動範囲が極端に狭くなり悶々とした生活をおくっていたわけです。

そんなとある日、ふと近くのディーラーに行くと、見慣れない車が展示してありました。

「やけに小さい車だな。」

忘れもしないこれがカプチーノの第一印象です。
これで終わりです。

その日は。(笑)

ただ、その日を境にこの車のことが異常なぐらいに気になり始めました。
カプチーノは既にデビューして何年か経過していましたが、さほど車に興味はなく、バイクに対象が移っていた自分は、このカプチーノが世に出たことさえも知らなかったのです。
今の若者とそれこそ同じように、その頃はせいぜいレンタカーを借りるぐらいで、車を持てる環境にはありませんでした。実は車を運転することさえ苦手で、すっかりMT車の感覚も忘れていたぐらいです。
ちなみに、調べると既にカプチーノは生産中止から2年が経過していました。

人間ある程度年を取ると、欲しい対象物が一時のものか本気か即座にわかるようになってきます。
この車の場合本気です。

お金の宛もなく試乗の申し込みから購入まで何のためらいもなくいきました。

その日から約10年、今日までこの車と付き合ってきました。

ハイ、それはそれは沢山の出来事がありました。

去年の9月に車検に出し、故障の予防措置として、ブレーキラインの全てと、フューエルポンプなども新品に交換しました。16万キロを超えてますます絶好調です。

カプチーノ現在

ⓚAll Rights Reserved. Photo by Kazz with GXR A12 50mm

現在の仕様はやや変わりました。純正仕様ノーマルが好きなので、極力ボディラインを変えないのがポリシーです。但し、デザイン的にドアミラーがどうしても気に入らず、ヴィタローニに変更しています。また、フロントウインカーは、純正からハートランドのクリアウインカーに変更。純正サイドガーニッシュ、リアスポイラー装着です。

こうしてブログを始めることにより、カプチーノという車を語る機会を得ることができました。このカプチーノは、ブログが続く限り定期的に何回もエントリーされることになると思います。本日はイントロダクションと言うことで、あまり長くならないうちに終わりにします。

Kazz zzaK(+あい。)に来たからには只では帰さない。を合言葉に、カプチーノのオーナーさんやオーナー予備軍の皆さんの少しでも参考になる有益な情報をエントリーしていきたいと思います。10年、10万キロ以上の生の声はなかなか貴重だと思います。気に入ってもらえたら、忘れた頃でも良いのでまた遊びに来てください。
でも、自分が語りたがり、というのが一番なのですが。

あっ、忘れてましたが、最後に訂正をひとつ。

日本にもスーパーカーは確かにありました。



地方自治法施行60周年 

01 16, 2011
投入堂 500円記念硬貨
Kazz色々なモノの世界


投入堂記念500円

自分の分野じゃないんだが、先頃発表された地方自治法施行60周年記念硬貨のデザインとして投入堂が鳥取県で採用されたということだ。

素晴らしい。

投入堂マニアとしてはちょっと気になるニュースだが、一度でも投入堂に足を運んだ方ならその素晴らしさを体験できるのだが、意外に知ってる人が自分の周りには少ない。
ゲゲゲの女房で今年は鳥取県が凄かったが、自分の中の鳥取県ブームはまだまだ続いている。

いずれにしてもこういう形で色々な人に知って貰うと、投入堂が色々な意味でメディアに登場する機会が増えるのでありがたい。雑誌やスポット的に投入堂はメディアに登場することはあるが、なかなか特集的に組まれることが無い。
地デジ化し、映像なども綺麗になったことだし、何処かのテレビ局で詳しく掘り下げてもらえないだろうか。

歴史ブームの次は、古代からの建築物ブームとか。

なかなか難しいか・。

因みに、この記念の硬貨は今年の7月頃に金融機関の窓口で額面価格の引き替えが行われるということだ。

多分買ったとしても勿体なくて使えないな。

あと、投入堂を再訪したときにやることが出来た。

コイン投入堂

10円玉デザインの「平等院鳳凰堂」と一緒の、アレね。(笑)





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Author:Kazz
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Kazz zzak(+あい。)へようこそ。
Kazz zzaK(+愛・逢・遇・合・・・ etc)
あい。は、人それぞれ。

英語で i は自分ということ。

Kazz zzak(+i)

色々な「あい。」と自分をプラスして
Kazz zzak+i=「Kazz zzaKi」

「カズ雑記」

身の回りの好きなこと。好きなモノ。
関心のある事。
写真と共に何でも書いていきます。

気に入ったらまた遊びに来てください。

尚、このブログ内全ての文章・写真には著作権があります。販売も行っておりますので
無断で使用・転載する行為を固く禁じます。

コメントは基本的に悪質で無いものは承認する方向です。
ただ、メールで個別に対応することは時間的にも余程のことが無い限りできませんので
コメント通してすることになります。宜しくお願いします。

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