半年経過とアクセス解析の謎

02 28, 2011
いつもKazz zzaK(+あい。)に遊びに来ていただきありがとうございます。

ブログを始めて約半年が経過しました。先日1000ヒット(ユニーク)を達成した挨拶をさせて貰いました。
始めた頃は訪問してくれる人は一日に10人以下で、こんなんじゃ続けても駄目かなぁ。と心が折れかけましたが、お陰様でここにきて始めた頃に比べると自分的には多くの方に来ていただいていると実感しています。

最近、というか先日いきなり個人ブログの壁と言われる一日50人を何の前触れもなく突破したことがあり、ビックリしました。その50ヒット日の前後日も30人前後と、うちのブログとしては非常に多くの人に訪れて貰い、いきなり「投入堂」エントリーが覚醒したのか。と驚きをもって調べてみたのですが、何か非常に有名なサイトに有り難いことにリンクされたようです。そこは一日のアクセス数が2000近いサイトで、そこから来ていただくお客さんでした。やっぱりこうした大きいサイトの影響力は凄い・・。

何か、嬉しいような、悲しいような。(笑)
でも、多くの方が訪れるようになり、書く方にも力が入るというものです。
最近のエントリーはやや偏りがあり、何となく見てて面白みがないので、そろそろ色々な所に行きたいなぁと考えております。もっとも、毎年年明け1月~3月はいきなり充電期間(笑)に充てられているので、4月頃また出掛け始めます。

それに伴い色々なエントリーが出来ると思いますので、ますます面白くなるKazz zzaK(+あい。)によかったらまた遊びに来てください。

「一期一会」

今回はとりあえず、今後の宣伝でした。

ではまた。 


 Kazz




リコーGXR VF-2

02 26, 2011
RICOH GXR + VF-2
Kazz拘りの道具の旅
VF2
アナログ世代の人間には、写真を撮影する過程において、その被写体をファインダーで確認する。ということはかなり重要なことではないのかと思う。
少なくとも自分には。

現代のデジタル全盛で普及する一般的なデジカメはその特性から撮影スタイルにも大きな変革をもたらせた。特にコンパクトデジタルカメラと呼ばれるカテゴリーのカメラの持ち合わせる特性の一端による、所謂

「覗かないで撮る。」


という撮影スタイル。
いや、正確には背面の液晶モニターで被写体の確認はしているから、一応「覗いて撮る」ということになるにはなるのだろうが、一昔前の、ファインダーを覗いて撮影する基本行為とは大きく異なる。

今回のKazz zzaK(+あい。)は、そんなカメラのファインダーに焦点を当ててみた。

RICOH GXR用 EVF(エレクトリック・ビュー・ファインダー)VF-2をエントリーしてみよう。

自分がGXRを購入した大きな理由として、オプションにEVFがあることが挙げられる。よって、もしGXRにEVFが無かったなら購入は見送っていたかもしれない。

「撮影する」と言う点においてはファインダーは必要不可欠な位置にあり、「撮影を楽しむ」と言う点ではさらに高い位置にある。それだけ、自分にとってこのファインダーが持ちうる様々な要素がカメラにおいて占める比重は高い。
GXR購入と同様に、このVF-2を購入したことにも大きな理由が2つある。
ひとつは、ビジュアル的に格好良いと思えるからだ。(笑)これは個人差によるところが大きいのであえて触れずに割愛するが、ふたつめはアナログ時代からの撮影に対する撮り方のスタンスだ。

「カメラは覗いて撮影するもの」

という長年のクセが身体に染みついている自分には、両腕を伸ばして液晶画面を見ながら撮影するということにどうにも違和感がある。好きになれない。単なる親父の懐古趣味かといわれればそれまでかも知れないが、液晶確認での撮影では、どうしても「写真を撮影している。」と言う感覚になれないからだ。
ゆえにGXRにおいても、自分は撮影するために液晶画面を使うことは殆ど無い。ファインダーで構図を確認し、撮影した画像の確認もあまりしない。大体2~3枚の撮りっぱなしだ。
これについては決して褒められたことではないが、この「確認しない」というのには大いなるいきさつがあり、以前使用していたシグマのDP1の液晶がそうした確認に耐えうる液晶のクオリティは持ち合わせていなかった、それから続く個人的なクセだ。(笑)

・・とまぁ、
こうした理由からも自分にとっては、ファインダーというのは写真を撮影するための非常に重要なアイテムなのである。当然ながら、EVFは必要な情報が写り、視野率は100%以上でなければならない。

で、VF-2だが、
VF-2はもともとはGX100系のEVF、VF-1の進化系であり、より高精細になった。大きな変更点はこの点と言えるが、残念ながらこの2つの機種に互換性はない。今のところVF-2はGXR専用だ。

VF-1を所有していなかった自分は具体的な進化について書きにくいが、以前GX200の購入を思案中にこのVF-1について詳しく調べたことがあった。当時EVFがあるデジカメ(GX100)は珍しかったので購入意欲を大きくそそられたが、このVF-1については良い印象は持っていない。液晶内表示は構図の確認や最低限の情報だけで精一杯だったと記憶している。市場ではEVFがあるだけで珍しいカメラだったので、画質などの点では例え劣っても存在自体に大きな魅力があった。ただ、結局購入するまでには至らなかった。

そして、GXRである。
現在、このGXRはやや趣は異なるが、GXの進化とGRの進化を併せ持った位置に居る。
GXR購入のいきさつについては以前のエントリーで記したので改めて書くことはしないが、このVF-2はGXRと同時購入し、現在まで特にトラブルもなく使用している。性能については概ね満足だ。

折角なので、ちょっとインプレを書いてみよう。
VF2-1
まず、個人的な感想なのでハッキリ言うが、ピントの山のピークは掴みづらい。
これは個人差かもしれないが、ピントが合っていると感じる幅が非常に広い。つまり、ピーク前後の差が感じにくく、合わせていてどこがピントの頂点だかわからない。慣れれば人によっては合わせやすいと思うかも知れないが、自分はまだそれが完全には出来ていない。誤解の無いように再度言っておくが、これは個人差によるところが大きい。では、ピントをマニュアルで合わせる場合に全く使えないか?といわれれば、答えはNOなのだが、根本的な問題として、もう少し画の立体感が欲しい。願わくばあと倍の解像度があれば、完璧に近くなるだろう。

マニュアル撮影時に有効なのは、フォーカスリングをじっくり回す際に一度背面のメニューを長押しすることだ。これにより中央部が拡大(キープ)」される。(もう一度長押しでキャンセル。2倍・4倍・8倍の設定値いずれか。これもピント確認時に変更可能。)背面液晶同様、EVF内にもこれは反映される。自分は2倍設定にしているが、かなり有効である。GXRの操作性は、こういうところも良く考えられていて、全てファインダーから目を離さないで操作ができる。
液晶内情報はファインダー内に背面液晶画面の全てを投影することが出来、文字もクリアで非常に見やすい。これについて文句を付けるところはない。

次に外観だ。これはやや声を大にして言いたいのだが、ボディとの色や質感が合っていない。マグネシウムにしろとは言わないが、もう少し高級感を出せなかったものか。多少値段は高くても良いのでトータルデザインとしてVF-2はボディやレンズとマッチングさせて欲しかった。デザインは悪くないので少し残念だ。
また、材質に起因するかもしれないが、塗装がやや弱い。剥げて下地が見えるようなことは無いが、バッグなどに入れておき乱雑に扱うとテカリが発生する。特に雑に扱ったつもりはないが、多分擦れてしまったのだろう。角がやや擦れてテカってきた。キズなどに神経質な人は注意が必要だ。自分は気にしないが。
視度調整用のダイヤルがあり凹凸も隠されていて外観の邪魔をしないよう配慮され、且つ、使用し易い位置にある。そういう意味では考えられているが、実に惜しい。あと、接眼部のゴムが固く、本来の意味を失っている。もう少しソフトなものが欲しい。全体的な大きさはデザインを含め良好だ。

そして、肝心の像の見え方・・。
本当は液晶内写真を載せたいところだが、これに関してはあまり意味がないので止めることにした。見え方や感じ方は人それぞれなので、購入予定の方には絶対に店頭での見え方のチェックをして欲しい。眼鏡を掛けていないのでケラレなどはよく分からない。

一部で言われている「液晶内が明るすぎるのではないか?」と言う点については、確かに明るいと感じるが、自分は良好に感じた。特に、暗所での確認には寧ろこの明るさが凄い有効だと言うことを再認識した。これについては、EVF内の明るさが段階調節できるようにファーム的にチューニング出来るのが一番の解決策だが、発売からかなり時間が経過しているのにそれを行わないと言うことは、それ程問題と捉えていないのか、出来ないのか、または個人の好みによるところの比率と考えるべきだろう。
GXR VF-2
ピントのピークの確認・検証して具体的にお勧めするのは、必ずマニュアルフォーカスにして、像が大ボケしているところから、ピントの山を掴めるかをフォーカス・リングをジリジリと合わせて確認して欲しい。とくにマクロ撮影時。背面のメニューの長押しで中央部拡大表示を忘れずに。
こうした点を踏まえることで、このVF-2がその人にとってピントを合わせるための道具として本当に使い物になるか、ならないか、分かるはずだ。

やや回りくどい言い方をしたが、なぜかと言うとこうしたファインダーの役割は決して「被写体を覗いて撮る。」と言う「だけ」ではないからだ。ファインダーを覗くと言うことは、副産物的に「ブレ防止」ということにも一役かっている。また、90度にチルトすることでかなりの普通の視点にはないローアングルからの撮影が有効になる。液晶が日中見にくいときなどに確認しやすい。など用途は単純に「覗いて撮る。」為だけのものではない。
人によりファインダーを求める理由は違う。それだけにここに書いたことがすべてではないが、VF-2は自分の中では及第点を与えられる「撮影を楽しくする」アイテムであるということで今回のエントリーを締めにしたい。

GXRに限らず、ファインダーを覗いて撮影するということは自分の世界に浸れる写真の醍醐味を感じます。

ユーザーとしてVF-3までとはいわずとも、少し解像度と外観素材のクオリティをアップしたVF-2.5ぐらいで良いので今後リリースして欲しい。

アクセサリーとしてはやや高い部類に入るものだが、特に「覗いて撮る。」ということに拘りをもっているGXRユーザーは使ってみてはいかがだろうか?

ところで、昨年の中国地方旅行前にA12 28mmの発売が一週間遅れた事件(笑)について。実はこのレンズに関してはまだ購入には至っていない。CP+においてのMマウントの発表などやや前進したGXRを取り巻く環境だが、何かキッカケがないと買わないだろうなぁ。
実は購入したら是非やってみたいことがある。

完全対決・徹底検証・手元の旧愛機「SIGMA DP-1」VS 新愛機「GXR A12 28mm」だ。

ベイヤーVSフォビオンの図式。ちょっと楽しそうだ。






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日本一危険な国宝16

02 24, 2011
三徳山 三佛寺 投入堂(完全解剖 製作編)8
Mitokusan Sanbutsuji Nageiredou (kanzenkaibou-seisakuhen) 8
Kazz日本全国古の旅


投入堂完全解剖CG8

さて、前回は3回に渡り「投入堂の建築方法」(三徳山クレーン計画)について自分なりに掘り下げたつもりでしたが、反響の方はあったような無いような。(笑)
けれど、拍手の方をいただきありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。ありがたいです。拍手をもらうことは書くパワーになります。

もうお馴染み、何となく投入堂に興味がある人のための人気縦軸「投入堂完全解剖編8」が今回のエントリーです。はや8回目になりました。

早速ですが、扉の写真は役小角が投入堂を投げ入れて空中を飛んでいる際、組み付けが悪くてバラバラとパーツが落下しているところではありません。(笑)
いつものモデリング画面と変わり、今回はまだ粗組(あらぐみ)且つ、テクスチャなどない全く「素」の状態ですが、GI(グローバル・イルミネーション)を使って少しレンダリングしてみました。身舎自体は各部材の詰めと扉、屋根などを付けていけば大体の形は整いますが、実際まだまだです。柱を「朱(あか)」くしようかなとも思いましたが、色付けは最後の最後まで楽しみにとっておくことにしました。

一応Kazz zzaK(+あい。)では実際の投入堂の建築方法を強襲して(ある程度想像・考察しながら)CG作成やデータの整理をしていこうと考えている。ですので、CG作成のスピードは非常に遅いです。自分も楽しみ、勉強しながら造っていきますので、その点長い目で見てください。第一、まだ下手なので手探りで造っている状態です。この完全解剖編ではその名の通り、随所に投入堂に関するデータや最新情報なども入れていきます。

投入堂の建築方法や内部紹介の時にも書いてはみましたが、建築方法と同時に、まだまだ投入堂は多くの謎を残しています。
そのひとつ、次に来るのが具体的にどのような順番で建てていったのか。とくに身舎と庇(北・西側デッキ部)の建て回し。一気に建てたのか、ある程度身舎を完成させて(天井より下)から庇部分を建てたのか。
あるいは、その他か。

あまり興味の無い方には「そんなのどっちが先でもいい。」
と言われそうですが、このブログでは避けて通れない問題になります。

素人なのであまり深くは入り込めませんが、仮に投入堂が平地で建築された場合を考えてみると、よほど特殊なデザインでない限り定石なる建築手順というものはある程度確立されていることと思います。また、いかに投入堂とはいえ、平地での建築となればその建築ハードルは一気に下がり定石も通用することと思われます。
「これがこうで、次はこう・・」
まあ、それがどういう建築手順を踏んだ定石か、というお話はこの際後回しにして、当面の問題はやはりあの崖の中にある定石の全く通用しない建物のことです。やっぱり平地と全く同様というわけにはいかない。

昨年11月。自分が何の先入観もなく投入堂を最初に見た際は、本当に自分は何をやっていたのかと思うぐらいただ見ることだけに集中していて、細部の観察たるや情けないぐらいに何も出来なかった。
今考えると勿体ない話だが、そのぐらいに舞い上がっていた。感動していたのだ。
建築手順など全く頭になく、僅かに思ったことといえば、愛染堂はデザイン的にやや一体感に欠けるので後から付けたかも知れない。ということぐらいだ。
身舎と庇部分については、基礎部分込みで時間差は殆ど無く、全く同時期に建てたのではないか
と考えていた。いや、考えていたといえるかわからないが、見る方に一生懸命で、考え方たるやその程度だった。
つまり、今考えると、その時は身舎も庇部も身舎部分の床や幕板が完成する前に造られたという考え方だったのだと思う。

ところが、投入堂を詳しく知れば知るほど少し考え方は変化してきた。
投入堂の庇部下は非常に谷が深い。ちょっと強固な足場無しには建てられない感じだ。普通に考えれば一気に建てた方が圧倒的に楽だが、前回の建築方法考察時に思ったように、資材の問題や安全面を考慮したとき、前の考え方とは逆に、ある程度身舎を建築した後に、先に身舎の床を張り、邪魔にならない程度に幕板を張った後、庇部に足場を延長していき、組んだのではないかという結論に達した。

この建築手順については自信はないが、安全策を加味した場合これが最良という感じがする。

これから色々変化するかもしれないが、現在はこの考え方だ。

庇骨組

投入堂は現在では言わずと知れた「完全非公開。」只でさえ謎が多いのに、こうしたことが神秘のベールに包まれた投入堂を一層際立たせています。それはそれで良いとは思うのですが、やはり、見たい、知りたい。と、隠されれば隠されるほど欲求は高まるばかり。平成の大修理の際ごく限られた人だけ見ることはできましたが、これから先、例えチャンスはあってもそれはほんの僅かだと考えられます。見ることのできる方向も西側からだけ。ちょっと嬉しくもあり、悲しくもありです。

少しでも具体的に知ろうとした手段。CG製作。そんなことが発端です。

Kazz zzaK(+あい。)でもできるだけ実際の建築手順を考察しつつ製作を進めていきたい。

現在は、庇柱主体の骨組みから梁と桁を通していく。(今回は見栄えの為に扉写真共に柱を先に建ててみました。)


う~ん、色々な意味を含めやはり今年もう一度行かないと駄目か・・。(ポツリ・・。)





ハッセルブラッド500C

02 22, 2011
HASSELBLAD 500C + Focusing screen adapter
Kazz拘りの道具の旅


フォーカスアダプター
実はKazz zzaK(+あい。)の中でも非常に人気の高いカテゴリーが Cameraであり、このハッセル500Cに関連するアクセスはかなり多い。以前のエントリーで書いたが、ハッセルの使い方については非常に優秀な詳しいサイトがいくらでもあるが、ピンポイントでアクセサリーにスポットを当てているサイトは意外と少ない。
ハッセル自体が既にマニアックなカメラになりつつあるので、こうしたアクセサリーのひとつひとつを深く掘り下げていくことはそれだけで需要があるはずだ。しばらく作例などは一切無視して、大して持ってはいない手持ちのアクセサリーを他のサイトに行く必要が無いぐらいKazz zzaK(+あい。)的に掘り下げてみよう。ネタに限界がスグ来そうではあるが。(笑)
本当は、「中古ハッセルの買い方」っていうのをやってみたいのだが、マニアックすぎて見に来た人が付いて来られない気がするので、これについては機会をみてやってみようと思う。

今回、とりあえずはこいつだ。

「フォーカシング・スクリーン・アダプター」
(Focusing screen adapter ハッセルのカタログ番号は41025)


・・・長いので略したい・・・。F(ocusing)S(creen) A(dapter)・・FSA
何か「AKB48」みたいだが・・よしっ「FSA」でいこう。

前々回はファインダーのHC-1、前回はマグニファイング・フードとおおよそ他のサイトでは見かけないアクセサリーをちょっと紹介した。たまたま持っていたアクセサリーを紹介しただけだが、多数のアクセスを頂き嬉しい限りだ。自分はこうした記事をササッとアップできる方ではなく、楽しみながらじっくりと時間を掛けて仕上げる方だ。ハッセルについても前回のエントリーは1月26日。結構時間が空いているので、見に来ていただいた方には空振りの時もあるかもしれないが、徐々に記事を増やしていくつもりなのでゆっくり遊びに来てください。
フォーカスアダプター
さて、このFSAはどのように使用するためのものか?もともとはハッセルのSWC用に造られたようだ。
とはいえSWC専用というわけではない。テクニカル・シリーズなどに代表されるファインダーを持たないカメラのために造られたものでもある。ハッセルのロゴがこのタイプで薄いプレートのこの写真のFSAは最初期型だと思われる。写真の物の他、新型のアキュートマットを採用したものもある。但しこちらは硬質なプラ製だった記憶がある。また、なかなかの高価なアクセサリーのため安価なサードパーティー製の物もたまにオークションなどで見かける。

個人的な話になるが、自分がもし最後にフィルムカメラを購入しようとするならば、それは間違いなくハッセルのSWCになるはずだ。
何度か中古屋さんなどに足を運び、見て回ったが最終的に購入には至らなかった。

この写真のFSAは、何年か前それこそ本気でSWCを探していた時たまたま銀座でたまたま見つけた物だ。値段は当時12000円だった。現在で考えれば、この12000円というプライスは、このアクセサリーの相場から言えばかなり安かったと思う。現在ではこの値段では中々探すのが難しい。詳しく見ると、製造年はおそらくSWCデビューと同時期ぐらいからのものだと思われるがハッキリしない。個人的には60年代~70年代始めに造られた物だと思っている。金属製でこの時期のハッセル純正特有の非常に良い造りをしている。例外なくこの時代のハッセルのアクセサリーは、重い。
フォーカスアダプター2
必要ないかもしれないが、参考までにサイズを出しておこう。天地 8.9 ㎝(天地)×9.0㎝(左右突起含まず。突起は5mm)厚さは8mmだ。正確な重量は不明。
フォーカスアダプター4
写真では500Cに付けているが、基本的にこのスクリーンはこうした使い方をする。(500CをSWCだと思って欲しい。)バックシャッターの前につけて構図などを確認する物だ。したがって、殆ど目視で合わせなければならないSWCなどの場合は果てしなく有効なアクセサリーになり得るが、500Cだとまるで役に立たない。初期型のこのタイプは、造りこそ良く出来ているが性能が悪い。
つまり、基本的に暗い。ちょっと暗すぎるぐらいだ。
いきなり結論だが、SWC以外には使わない方が良い。加えて、もし、500系所有者でこのFSAを購入しようと考えている方がいるとするならば、自分は後期型のアキュートマットの方を絶対にお勧めする。

500Cはシステム的には造りも良いし最高なのだが、あえて欠点を挙げるとすると、スクリーンが「暗い」ことが真っ先に挙げられる。この欠点は、アキュートマットへ変更や(できないものもある)、のちの500CMなどで改良されているが、旧スクリーンでは夜間撮影などは殆ど見えないと思って良い。従って下の写真のように、こうした使い方をしようとも、FSA使用時は被写体の全体像が確認できないと言って良い。500Cでは使えないということだ。
フォーカスアダプター3
あえて使い方を紹介するとしたら・・・
例えば、写真を紹介しておいて何だが、こうした使い方はしない方が良い。(・・居ないと思うが・・。)
付けるならウエストレベル・ファインダー(フォーカシング・フード)を直付けした方がまだ見やすい。この付け方だと被写体は僅かしか見えない。(笑)ただ、500Cでウエストレベル・ファインダーしか持ち合わせていない人は、裏技として、安価なFSAを購入し、面倒だがこういう使い方で目線の位置を上げられる。三脚などを立ててじっくり撮影する場合にはマガジンを外さなければならないが、使えるないことはない。

使えないことはない・・。遊びに来てくれたからには只では帰さぬKazz zzaK(+あい。)らしからぬ発言。
500CとFSAの愛称は残念ながら「悪い」と言わざるを得ない。

・・というわけで今回のエントリー・・・。
・・じっくりアップするタイプとしては、・・なんなんだ今回のエントリーは。(泣)

今回なぜか反面教師的なエントリーになってしまったが、最終的に、FSAはSWC使用の際には強力な武器になるが、500Cでは足を引っ張るだけのアクセサリー・・なのかもしれない。
というお話だ。造り優先で性能犠牲の初期型か、造り犠牲性能優先のアキュートの後期型か。
購入を検討している方はよ~く考えて。
HC-1追加
最後に、前々回紹介したHC-1だが、購入の際はプリズム・カバーの有無を確認した方が良い。大概は付属しているが、純正に拘る方はVマークの有無(真ん中)の確認を忘れずに。また、接眼部はゴム製で、ここが劣化している場合があるので見た目を気にする方は注意が必要だ。
500C横
500C+HC-1、横から見ると「エイリアン・ヘッド」が強調される。ボディバランスは個人的には歴代のファインダーの中で一番良いと思っている。(笑)



ⓚphoto by Kazz with GXR A12 50mm


拝啓、TEAM「どうでしょう」様。

02 19, 2011
水曜どうでしょう Suiyou doudeshow
Kazz非日常の旅


水曜どうでしょう

「水曜どうでしょう」

「にょういずみ、にょう」が帰ってくる。

数少ない好きな番組だ。
残念ながら世間で言われる「どうバカ(どうでしょうがたまらなく好きなバカ)」ほどスペシャルに思い入れがある方ではないが、いよいよ来月3月2日北海道を皮切りに新作が放送される。本日の Kazz zzaK (+あい。)は、この約4年振りの新作が来月に迫ったこの番組をエントリーしよう。

「水曜どうでしょう。」
巨人の長嶋氏曰くの「う~ん、どうでしょう。」という、あの「どうでしょう」のイントネーションではなく、願わくば、以前放送されていた「水曜ロードショー」の捩りとして発音していただきたい。

その「水曜どうでしょう。」
この番組、ご存じない方のためにザックリと紹介すると・・。
大概行き先を知らされないまま、時に拉致され、犯罪スレスレの如く連れ回され、海外にまで飛ばされる。
口をついて出る言葉は、ひたすら「あ~でもない、こ~でもない。」ボヤきの美学を連発する、ご存じ大泉洋氏。それを正面から受け止め、トクトクと罵声を浴びせ続ける対抗ディレクターの藤村氏。初期とは違いやや傍観者的な鋭い目線で時に周りを得意のダジャレで凍りつかすミスターこと鈴井貴之氏。たまの発言が良い味出して尚、黙々と撮影し続けるどうでしょうの世界を切り取っていくカメラマン嬉野氏。
この4人による極めてシンプルなカット編集を多用した「うちわの飲み会にでも流しとけ」的な観光名所に行かない旅番組である。

内容はさておき、映像表現手法という観点から見るとこの番組はシンプルこの上ない。派手なオープニングCGもなく物語は淡々と進んでいく。独特なのは、番組冒頭と最後に行われる「前枠」と「後枠」という名のミニコント。たわいもなく面白い。これは本人達も言っていたが、「前枠」「後枠」の方が本編よりおもしろいんじゃないか。という拘りのものだ。
番組の主となる映像は、カット編集で繋がれた映像をキャプションというブリッジで繋いでいく。音楽も殆ど使われていない。これらの極めてシンプルな映像手法に関しては、元々は撮影や編集のスペシャリストがいなかったことから「自分たちで造らねばならない。」という責務と低予算にことを発した、謂わば必然的に生まれた手法である。
まかり間違えば本当にうちわの旅ビデオで、とても流せたものではない。

ただ、これが受けた。

こうした手法は、確かにくどすぎる番組造りに辟易していた視聴者にとっては新しかったに違いない。もともとは北海道のローカル局で細々とやっていた番組であるはずだが、自分が初めて目にしたときのことは良く覚えておらず、「水曜どうでしょう」の行き当たりばったりの旅が、以前バックパッカーとして世界を回っていた自分とリンクしたせいもあり、たまたま目にしてハマってしまった。のだ。当時この番組の持つ空気感は非常に良かった。

いづれにしても「水曜どうでしょう」が番組の表現手法という点において一石を投じたのは確かだった。
事実、この後似たような番組が相次いでオンエアーされたが、どれも二番煎じの感は拭えず、ここまで注目されるには至っていない。
出演者の魅力もそのひとつである。正直、番組当初大泉氏がここまでになると誰が予想していたであろうか。
今でこそ俳優としての確固たる地位を築いた大泉氏も、この番組によって持ち合わせた潜在能力を引き出された。それを見抜いた鈴井氏も凄いが、大泉氏だけに限らず、手腕を持った各人が番組と視聴者と共に育っていき、「水曜どうでしょう」という大木に成長したのだと思う。

話は変わるが、
今、テレビ番組というものは本当にどうしてしまったんだろう。
金がないからという大前提の元ではあるが、一連のプログラムの体たらくぶりは不況のあおりだけではないはずだ。右に習えでどの局も悪い意味で酷似しすぎている。そこには大人の事情もあるだろうが、「過ぎる」ことが鼻につくことがある

それは水曜どうでしょうについても同様だ。昔のままではない。

確かに個人的には最近のスペシャルは正直全く好きではない。
前述したが、ここまで成長して「水曜どうでしょう」は大いなる遺産を得た。市民権を獲得した「水曜どうでしょう」の冠は、既にそれだけでひとつのブランドであり、もはや内容については冒険をする必要はない。
・・いや、出来ないとも言える。番組を取り巻く環境は激変し、国内での行動範囲は著しく狭められた。
もはやサイコロを国内で振れる状況ではない。また、特に大泉氏のような売れっ子のタレントに、ベトナム・カブの旅なんて危険なことはさせられる筈もなく、結局無難なところを選んでおいたとしても、多くは、「これが良くも悪くもどうでしょう」である。と番組は成立してしまう力を得てしまった。

ただ、化に任せブランド力を最大限発揮し、単にその遺産を食いつぶしていくやり方はどうかと思う。
「とりあえず、自分らが画面に映ってぼやいて喧嘩してればいいだろう。」的なスタンスはいただけない。
結果として、謂わば偶発的にそういうことになったのと、それを目的で造ることは明らかに違う。

初期の水曜どうでしょうでお馴染みの「パイくわねぇか?」という名台詞で終わる一連の愛のある喧嘩に代表されるように、初期の「水曜どうでしょう」の多くは計算して撮られたものではない。
ただ、やはり時には「この辺でやりあっておくか。」ということが必要ではある。勿論、ダルマ屋ウイリー事件の様な名ハプニングがそうそうあるわけではないが、アレは大泉氏がああいう状況に身を置いていたから起こった超最上級偶発的面白ハプニングであり、車の中でゆる~く身を置いている状況下では起こりうる筈もない。せいぜい道を間違えて喧嘩するシーンを延々と繰り返しているのが関の山だ。
そう言う意味でも前作は酷かった。

今や懐かしい深夜バスに思いっきりやられていた頃。映像では「乗って」「降りた」という僅か2カット。ただ、この数秒には確かに「やられている」ドラマがあった。だから笑えた。視聴者もそういうところに共感できてた。この僅か数秒に費やす膨大な「やられ感。」「寝れないんだよぉ」という、あの大泉氏と鈴井氏の魂の叫びこそ「水曜どうでしょうの真骨頂」であったはずなのだが。

ゆる過ぎると、飽きがくる。

道中の話が多くなり、それこそ出演者の言葉言葉その全てにキャプションをうつような手法はもういい。
新作はすでに10週以上のオンエアは確実だと聞いた。

嫌な予感がする。(笑)最終週まで見ていられるであろうか・・。

近年のスペシャルの出来からすると既に勝負は見えている感じがするが、期待せずにはいられない。

編集作業まっただ中だと言うが、愛を込めてTEAM「どうでしょう」に頑張っていただきたい。

敬具


プロフィール

Author:Kazz
Welcome to my blog

Kazz zzak(+あい。)へようこそ。
Kazz zzaK(+愛・逢・遇・合・・・ etc)
あい。は、人それぞれ。

英語で i は自分ということ。

Kazz zzak(+i)

色々な「あい。」と自分をプラスして
Kazz zzak+i=「Kazz zzaKi」

「カズ雑記」

身の回りの好きなこと。好きなモノ。
関心のある事。
写真と共に何でも書いていきます。

気に入ったらまた遊びに来てください。

尚、このブログ内全ての文章・写真には著作権があります。販売も行っておりますので
無断で使用・転載する行為を固く禁じます。

コメントは基本的に悪質で無いものは承認する方向です。
ただ、メールで個別に対応することは時間的にも余程のことが無い限りできませんので
コメント通してすることになります。宜しくお願いします。

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