建築+歴史背景を遊びながら学ぶ。(初心者向け)

08 30, 2011
建築年表
・・例えば、ですよ。

観光地で購入した資料や、パンフレットなど、どうしていますか?

前々から思っていたのですが、自分が訪れた古いお寺や神社など。
ギフトショップなどで売られている冊子や、その都度貰ったり買ったりしている本や入場券やパンフレットなど。旅から帰ってきた直後の記憶が新しいうちは、いろいろ覚えているし、受け答えもできる。勿論資料も綺麗に袋に入れ保管していたりして場所別になっており、すぐに取り出せるようにしているつもりです。
ただ、すぐ取り出せるようになっているというだけで・・。

問題は、一度しまうとそれをなかなか開くことがないということ。たまに調べ物などで引っ張り出しては見るのですが、大概調べることと言えばそうした資料を開かなくても記憶していなければならない事柄ばかり。
「覚えとけよ。」
と、自分を叱咤することもしばしば。

訪れたのは良いけど、建立の年代など特に思い入れのない場所などは直ぐに忘れてしまう。
そして資料は引き出しの奥に入れっぱなし。
酷いときになると、お城の城主なども完全に忘れてしまうことがある。
自慢できる事じゃないが、もう、笑うしかないな・・。物忘れが激しい。(笑)

まぁ、いづれにしても百歩譲って自分が訪れていない場所は許そう。だけど、自分が訪れた所ぐらいは人に聞かれたらあらゆる事に即答できるようにしていたい。

これについては、以前エントリーした日本地図パズルなどに代表されるように、昔から勉強を遊びに直結させる方なので、良い方法はないかと考えた。英単語カードばりに「建築物カード(国宝・重文)」みたいなものを(裏にいろいろなデータが書いてある。)作ろうと考えたこともあるが、これは実現には至っていない。

「建築物を通してその歴史背景を学ぶ。」

個人的にはなかなか良いと思っているが、根本的な問題として、建築物という要素が受け入れられるかが疑問だ。
それをいっては身も蓋もないのだが・・。広く、歴史カードと考えよう。
この、コレクター心をくすぐるカードというのがミソで、人って単体で物事を覚えるよりもシステムになっているモノに弱く、そして覚えやすい。口頭で建物のデータなどを問題化して出そうモノなら1~2問で結構煙たがられるのだが、トランプみたいに何十枚もカードとしてそろえてあれば人間の心理として、
「なんだ、なんだ・・面白そうじゃないか。」
ということになるのではないだろうか。
結局そうしたことも、誰しもが一度は遊んだことのある子供の頃の人気キャラクターのカードと一緒で、手軽で手元に置いておけるのでパッと頭に入ってくる。暇なとき裏返して見れば大体覚えていくものだ。
流行のカードゲームのように他人と対戦するわけではないが、建築好きの人がいれば可能性として中々面白い遊びができそうだ。
机の中の引き出しを開けて、袋を開いて、・・それではやっぱり駄目なのだろうな。
別に大々的に売り出そうと考えてるわけではないので、自分が覚えられればそれでいいのだろうが、何となく幅広く考えてしまう。(笑)
建築物カード
そんなわけで、カードの件は置いておき、せめて建立年代ぐらいは覚えていないと、ということから自分が過去に訪れた建築の年表を作ってみようと考えて何となくではあるが、とりあえず試作してみた。どうなるかわからないが、忘れるよりマシだ。
歴史年表2
何か味気ないのでビジュアル・コレクション的に面白くできないだろうか。

いずれにしても、こうした古建築を見て回るのは良いが、結論として全然知識として身に付いていないことが多く、何となく歯がゆさがつきまとう。
せっかく時間とお金を掛けて遠くまで行くのだから、出来るだけ勉強していきたいし、勉強して帰ってきたい。

中学生ぐらいの時は「京都なんかつまんねえよ。」と先生にかみついていた方なのだが、結構変わるものなんだな。


・・・と最近思っている。(笑)

笠森観音と懸け造りにおける「貫」

08 27, 2011
笠森寺(笠森観音) Kasamori-ji (Kasamori Kannon)
Kazz日本全国古(いにしえ)の旅
笠森観音 朱印
懸け造り。(かけづくり・懸造り)

日本には実に多くの「懸け造り」建築があります。

当ブログでは懸け造りといえば「投入堂」、投入堂といえば懸け造り。
完全解剖と名をうち一年近くにわたり投入堂を徹底的に掘り下げてきました。おかげさまで好評をいただいています。
懸け造りの最高峰を極めた投入堂はさておき、こうしたエントリーを続けながらも先日世界遺産になった平泉から近い達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわや・びしゃもんどう)や超マニアックな寂光不動など懸け造り好きが派生していき、いろいろと見て回っています。

ちょっと前ですが、こんなところに行って来ました。

千葉県長生郡長南町にある「笠森寺(かさもりじ)」です。
まず、最初に名前なのですが、ここは「笠森寺」ではなく、「笠森観音(かさもりかんのん)」といった方が知名度が高いのではないかとおもいますが、正式には「笠森寺」だそうです。
東京に住む自分にとってはお隣の県なので丁度良いドライブコースになります。
こうした建築物には興味があまりなかったのですが、やはり投入堂の影響か、見ただけで何だかワクワクします。
笠森観音1
ところで、「投入堂をあれだけ掘り下げてるんだから、手抜きはするなよ・・。」
と言われそうで恐いのですが、・・
ここも意外と面白い建築物です。

この笠森観音の最大の特徴は日本で唯一の「四方懸け造り」つまり、通常の懸け造りに見られるような斜面に建つ建築物ではない。ちょっとした小山の上に懸け造りの土台をそのまま、ズンと組み上げて造ったものなのだ。
その名の通り、四方は地形などに遮られてはいないのだがいかんせん木などが視界を邪魔しており、遠方まで見渡せるとは言い難い。
こうした建築物は空撮が栄えるのだが残念ながらそんな金はない。(笑)

そのかわり細部を見ていこう。
この笠森観音は、もともと投入堂と同時期の平安末期の建築物らしいが、惜しいことに焼失してしまい、現在の建物は1592年頃の再建ものになる。
笠森観音2
国の重要文化財で、建物自体の総合的なデザインは素晴らしい。
この正面のかなり急な階段が特徴だ。左上に変形のL字型に登っていく。
笠森観音 階段
中世の再建になるとはいえ中々古い建築物である。
何でも投入堂と比較するのが悪いクセだが、この時代になると水平と垂直を殊更意識した造りになっており、貫などの技術が使われる。外側は石材で固められているが、埋め込まれた土壌は柔らかそうだ。
元々は平安末期の建築であるので、それを強襲した再建であれば何となく現在の建物とは違う造りの筈であるのだが・・。このころの建築の再建というのは、限りなくオリジナルを追求していくのか、時代に合わせて再建していくのか難しいところだ。できるだけオリジナルに忠実にしてもらいたいが、そうもいかないのであろうか、難しいところだ。
笠森観音 土台
おおっ、確かに斜面の角度はかなりの斜度である。懸け造りの組み上げ方も素晴らしい。

「貫(ぬき)」の技術。

ところで、この「貫」については当ブログの「日本一危険な国宝」シリーズでも取り上げようとしているのだが、投入堂が日本の懸け造りにおいて最古級であるとすると、こうした「貫」みたいな建築技術は当時の最先端を行くものであると考えられることからドンドン取り入れられていくはずである。
例えば、この笠森漢音のオリジナルは古代、平安末期のいわば投入堂と殆ど同時期に造られている。
懸け造り部に関しても、こうした技術の地方色がどう建築に現れているのか研究の余地があるが、この再建された笠森観音がオリジナルと寸分違わぬ構造だとしたら、建築者は規則正しく並ぶ貫や柱の形状に美や拘りを見いだしていたのかも知れない。「貫」で造られた構造美は懸け造りにおいて整然さを成し、構造的な美しさを醸し出している。

そう考えると面白い。
これをみるとやはり投入堂の主要柱に取り付く斜材などは、厳密に計算された上に造られたのではないな。と言う印象をこの組み上げられた懸け造りを見て思ってしまう。
柱1

国内の殆どに見られる貫による懸け造りのベース構造。

「貫」が広く一般的に使われ出したのは中世だと聞くが実際はどうなのであろうか。
見たところ投入堂の主要柱のベース部には「貫」は使われてはいない。
穴に水平材を差し込むことによりかなりの剛性が得られるが、加工が大変だ。特に懸け造りのような斜面で凹凸があるところに使用するのはかなりの技術が必要だ。
穴に差し込むという大前提を考えると、ちょっとした起伏の変化により貫の水平が保てなくなり、少しの差が全体のバランスが崩し建物の歪みを発生させる。
基本的に楔(くさび)をうち振れ防止などの対策は取っているが、自分的には投入堂のような噛み合わせのような継ぎ方の方がフレキシブルに対応でき、ズレもなくシックリ来るのではないかと思うのだが・・。
また、自分は逆に投入堂のように噛み合わせた柱と水平材(斜材)がなぜ無いのだろうか。ということをいつも考えている。「いかにも組み上げて造りました。」的な懸け造りより、「めちゃめちゃ大変だったけど何とか建てましたよ。」的な投入堂の方が何となく人間臭くて好きになってしまう。(笑)
柱2

国内では投入堂のみ(?)に見られる主要柱の噛み込み継ぎの斜材。

けれど何となくわかる。この時代いかに困難な場所に、いかに綺麗に造り上げるかが建築者の腕の見せ所ということを考えると、むしろ貫に代表される技術を用いたこちらの方がアピール度は高いと考えるべきであろう。そういう時代であったのかもしれない。
笠森観音 入り口
さて、話を戻すが、笠森観音の正面(入り口)方向は多少見通しが効くが、後の三方向はお世辞にも良いとは言えない。
ただ、やはりお堂に上がれるというのはポイントが高い。
一週グルリと回ると何となく落ち着くというか・・。お堂の雰囲気、木の匂いなど五感で感じる部分は人を落ち着かせる要素があるのか、しばらく色々見て回った。
笹森観音 垂木
垂木の様子。
古建築を見るときは必ずここを見てしまう。
笠森観音 5
四方懸け造りなので一応高台にある感じは肌で感じる。お堂内は勿論撮影禁止だ。
笠森観音 広重
パンフレットにある二世安藤広重の浮世絵で描かれた笠森観音。
この画からすると何となく見通しが今よりも良いような・・・。

最後になるが、笠森観音で御朱印を貰うとき、「どちらからいらしてくださいましたか。」と声を掛けられた。
それから一言二言たわいもない世間話をしていった後、「ごゆっくり見ていってください。」との言葉に少し感動してしまった。
それからしばらくこの貴重な建物をゆっくりと見て回った。

笠森観音。国内唯一の四方懸け造りという珍しい構造、一見の価値有りです。


All Rights Reserved. Photo by Kazz with GXR A12 50mm 28mm

SUZUKI CAPPUCCINO (+4。)

08 24, 2011
スズキ・カプチーノ4 Suzuki Cappuccino 4
Kazz 拘りの道具の旅
カプチーノ オープン
一度涼しくなったと思ったら・・また暑く。残暑は続くのかなぁ。
皆さん体調など壊してはいないでしょうか?

さて、 Kazz zzaK (+あい。)の中でもメインの縦軸となるはずのカテゴリー、スズキカプチーノだが、前回のエントリーが4月24日。
おいおい・・・・そんなに放置してしまったか。
もう、早速行こう。

4回目のエントリーとなった「スズキカプチーノ」のエントリーだが、今回からいよいよ約15万キロ走ってきた自分のカプチーノ(EA11R)に起こった様々なトラブル(だけでなく出来事など。)について書いていく。
長いので期間をおいて何回かに分けてエントリーするが、それぞれが現所有者の方も、これからカプチーノを購入しようとしているオーナー予備軍の方にも参考になるように、一体どういうトラブルが起きたのか?どういうトラブルが起こりそうなのか?それを詳しく書いていく。
あくまで個人の車に起こった出来事なので、万事が万事全てのカプチーノに起こるトラブルとは考えにくいが、どちらにしてもかなり参考になるのではないかと思う。要所要所に色々な事も書いていくことにしよう。

さて、自分のカプチーノ(以下カプ)は新車購入ではない。約5万キロで10年前に中古車として購入したので実質自分で走った距離は10万キロだ。期間からするとそれほど走っている印象はないが、普段通勤などに使用していないので、特徴としては短い期間に一気に長距離を走る走り方といえる。ただ、その距離というのはかなり長い方だと思う。
弾丸ツアーや北海道など長・中期の休みの度に出掛けていくので、大概は1,000キロオーバー。北海道などの場合は一度に軽く5,000キロを超える。
こうした使い方ではあるが、早速どういったトラブルが起きたか具体的にエントリーしていこう。
・・大体こうした長くなりそうな記事では、自分の悪いクセで前置きが長くなるのだが、今回はスパッと書いていこう。
カプチーノ 浅間山

まず、このカプに起きた深刻なトラブルと思われる症状は以下の通りだ。( )内はkm

【走行にかなり影響があると思われる深刻なトラブル】
●エンジンヘッドからのオイル漏れ。(58,890)
●ミッション2速入らず。(95,257)
●高速走行中ギアの5速のシンクロ破損。(105,011)
●オルタネータ(発電機)死亡。
(115,649)

【故障予防のための主な先行策】
●タイミングベルト交換×2(50,000と110,000)
●ウォーターポンプ交換(111,611)
●ブレーキホース交換(130,000)
●足回りのブラッシュ・アップ(ブーツ交換など)(100,000)
●クランクプーリー交換(キャラ用)(130,000)
●クラッチ交換(ミッション降ろし時)(105,011)
●燃料ポンプ交換(130,000)


具体的に挙げるまでもないマイナートラブルは多々あるが、実際に起きて深刻であったのと、予防策としてやったのは実際にはこれぐらいだ。
意外と少ない。水回りの交換(ホース類)は現在まで一度もしていない。また、良くあるエンジンヘッドからのオイル漏れなどは、58,000km程度で一度漏れを起こしたが、その後150,000kmを超えても漏れる気配がまるでない現象も起こっている。不思議なものだ。
因みにこのカプで走行不能に陥ったことは一度もない。それどころか、最近に至るまで自分のカプに不調という言葉は全く持って当てはまらない。快調そのものだ。
但し、これについては日頃のメンテナンスのたまものか。勿論5,000km毎にオイル・オイルフィルターなどの定期交換を行っているのは最低限の基本とする。

最も走行不能に近かったトラブル
さて、上記にもあるように、この中でも最も深刻だったのはオルタネータの寿命だ。あと一歩で走行不能までに陥った。
このオルタネータの寿命はカプの個々による個体差ではなく、遅かれ早かれ必ずやってくる。
これを何らかのトラブルにするか、単なる消耗部品の交換とするかは、日頃のメンテナンス、つまり車に注ぐ愛情だ。また、愛車の異変にどれだけ早く気がつくかによるのだ。
もし、自分のカプチーノが10万キロを超えていて、かつオルタネータを交換していなかったら直ぐにでも変えた方がよい。また、中古車購入を考えている人は、ここが交換されているか確認が必ず必要だ。

自分は最低限度しか電力を消費しない方だと思う。エアコンは勿論、カーステも全く使用しない。ラジオすら付けないぐらいだ。ハードに電力を使用する人は尚更だろう。
因みにこのオルタネータが逝ったときは今にして思えば前兆があった。
これは逆に普段からカーステやエアコンを使用しなかったので中々気がつかなかったのではないか。あまり不思議だと思わなかったが、以下がその前兆として挙げられる。

これは自分の車だけかもしれないが、ライトのバルブがまず片方切れた。
「おかしいな」と思っていたら今度はパワーウインドウの上がりがやや遅くなった。
そしたら今度はワイパーがやや遅くなった。

いずれも「やや」というのがミソである。完全に上がらなくなったり、ワイパーが振れなくなれば気がついたのだが、実際は最後まで正直よくわからなかった。上記の症状が出てからも結構走ったのである。これについては、バッテリーが上がったぐらいに考えていたが、ことは重大であった。不幸中の幸いであったのは、旅先や出先などではなく、近所をブラブラ走っていた時にこれが起こったので、そのことだけで胸をなで下ろした。
因みにこのとき自分のカプは、いつもお世話になっているディーラーまで何とか走ることができたが、そこの駐車場でエンジンを一度切ったら最後、二度と掛からなくなってしまった。
この時、何とかここまで辿り着きたかったのかぁ。・・・と愛おしくなってしまった。(笑)

このような経緯から消耗部品の多くは10万キロ程度を目安に思い切って交換した方がよい。旅先で走行不能になって金がかかるよりは精神衛生上こちらの方が絶対によい。金がないといっている人も、「転ばぬ先の杖」
旅先でこんな事になったら、より金もかかるし、何より旅行が台無しになる。カプを大事にしたいのなら早めに交換することをお勧めする。

参考までに自分のカプのオルタネータの寿命は、115,649kmであった。当時(平成19年)の修理費用はパーツ代(純正オルタネータ新品交換)込みで約6万円だった。
カプチーノ 奈良
東北自動車道での不可解なギアトラブル
旅先では例え車が故障しても「ラッキーだった。」という出来事がある。不幸中の幸いというヤツだ。
多分皆さんの中にも経験がある事と思う。自分の場合にもそれはあった。
いや、これは「ラッキー」を通り越して「超ラッキー」だったと言えるかも知れない。
この出来事は平成17年105,011kmで起きたよくわからないトラブルだった。スズキのディーラーに言わせると、全車両を通しても初めて遭遇したトラブルだったという。勿論扱ったカプチーノの中では初めてのトラブルであるということだ。

夏休みの長い北海道へ向かう初日。渋滞のない東北自動車道でそれは起こった。

その日東北自動車道は空いていた快調に仙台へ向け車を飛ばしていた。軽自動車での高速走行なのでギアポジションは5速。時速はそれなりだ(笑)
宮城県に入る手前、それまで何事もなかったカプから一瞬「ガキガキッ」(みたいな)いきなりいままで聞いたこともないけたたましい音と共に車が一瞬暴れた。(そのように感じた。)一瞬何が起きたかわからず、とっさにクラッチを切った。音も直ぐ収まったので「何かがアンダートレイにぶつかったのか?」と思ったが、何やらおかしい。5速につなぐと再び「ガキガキッ」っという音が聞こえ、この時初めてミッションに異変が起きたことを感じた。そして・・・

5速に全く入らない。

4速には何とか入ったのでとりあえず事なきを得たが、旅行初日にしてのこのトラブルは、シチュエーションとしては最悪だった。

とにかくサービスエリアに車を滑り込ませ落ち着くことにした。
ちょっと冷静に状況を見極めると、東京から距離にして約350kmを走ってきた。高速に入ってから多少の追い越しによる加・減速をしていたが、基本的に5速ホールドでシフトチェンジは殆どしていない。カプはシンクロが強い方ではないのは重々わかっていたので、日頃から無理なシフトダウンなどはしないように細心の注意を払い丁寧に扱っている。負担を掛けたつもりは毛頭無かったが、こんなことが起きてしまった。
前兆も全くなく突然壊れたのだ。

さらに冷静に状況を確認すると、5速は使えないが、1~4速までは大丈夫なようだ。但し5速のゲートに乗せようものなら酷い音と共に他のギアまで逝きそうな事態であった。
・・・・1~4速が大丈夫とはいえ、これから10日間近くあのでかい北海道を走り回らなければならない。まだ、初日も終わっていないのだ。隣の相方は涙目になっている。

大概このようなときはテンションが一気に下がり、場合によっては旅の続行か中止かを選択させられるが、この時に自分はなぜか根拠のない自信を持っていた。
「絶対に大丈夫だと。」
じつはバイクに乗っていた時代に似たような症状に見舞われたことがあった。その時は2速が使えなかったが、使えないというだけで特に他のギアに干渉するでもなく、かなりの時間大丈夫だった記憶がある。
また、日頃から何となく「やばい」場合というのはどんなときでも「肌」で感じることができる。気のせいかも知れないが、カプからも例え5速には入らないが「大丈夫」というオーラがあったように感じていた。
本当は「そう思いたかった。」というのが正解な所だが、そんなものだ。
この時、もしかしたらシンクロの歯が大規模に欠けたのではないかという疑念があったが、旅を続ける場合最悪なのは落ちたシンクロの歯を拾ってしまうことだ。これをやってしまうと続々と他のギアが使えなくなる。そうした不安を抱いたままの旅行とはなったが、今更中止にすることは絶対に出来ない。最悪な事態が起こらないのを祈るだけだ。

このまま続行という決断に至った。

この時の旅行では結局6,000km以上を走り、これまた結局不幸中の幸いか、走行不能に陥ると言うことは無かった。
カプチーノ いしかり
帰宅して直ぐにミッションのオーバーホールを行った。5速の歯は勿論真っ二つに割れており、かなりのダメージが見られたということだ。割れた部品は干渉しない部分に運良く落ちており、これが旅行を続けられる幸運に繋がった。この欠けた歯を記念に貰ってきて実は何処かにしまっておいたのでそれの写真をアップしようとしたのだが、見つからない・・。その時に手に取ってみたのだがとても壊れるような部品ではなかったのを良く覚えている。

それにしても不可解だった。無理矢理シフトした場合ならともかく、・・・ホント、何が起きるかわからない。
この不可解なトラブルは、自己診断ではやはり「経年劣化」ということになるのであろうが、日頃から愛車に手を掛け熟知しているつもりでもこの様である。

このトラブルはおそらく滅多に起きないトラブルのひとつに入り、トラブルの事例としてここに取り上げるのは相応しくないかもしれないがこうしたことも起き得るということでちょっと書いてみた。

コンディションとして中々完調が望めなくなったカプチーノという車を現在購入するのはそれなりの目と知識がないと難しい。
ただ誤解の無いように言っておくが、カプチーノという車はそう神経質な車ではない。常にご機嫌をなだめながら恐々と走るようなスポーツカーでは無い。今でもガンガン回せるし、とにかく信じられないぐらい良く走る。エンジンも素晴らしく丈夫だ。

よって、個人的にこのカプに送る最も相応しい言葉は、

FUN TO DRIVE

元来車の運転とは楽しいモノだ。久しく忘れていたこの言葉を如実に感じさせる車は現在では少ないのではないか。

世界的に見てもこれだけ小さいFR車は希少だし、今後なかなか市場には現れないと思う。
確かにこうした古い車を乗る上でトラブルは恐いが、もし購入を迷っている人がいたら迷わず買って欲しい。
単なる移動の道具からの脱却。この屋根が開く小さくて大きなカプチーノという空間を体験して欲しいと思っている。
カプチーノ 秋芳洞
                                     山口県 秋吉台

・・ところで、後半ギアの話が出たので、カプチーノの持病(おそらく各所で報告が上がっている。)2速に入りずらいというところの実際はどうなのか?今回は長くなってしまったので、この件を含めて次回少し話をしたい。

さて、今年もまた秋旅行にこいつの力を借りなければならない。

頼むぞマイカプ。

ⓚAll Rights Reserved. Photo by Kazz



シンプルな美味しさ。亀田製菓の「パリチップ」

08 21, 2011
亀田製菓 パリチップKameda seika pari chip
パリチップ2
最近でもまだ手に入らないらしいのだが、GOPANという商品がある。ご存じだとは思うが、お米からパンを作るホームベーカリーだ。大人気だそうで小麦粉などにアレルギーがある方には特に売れてるらしい。
だからと言うわけではないが、ここ近年お米(米粉)が見直されている。勿論小麦粉と同じく、お米アレルギーというものも存在するが、全体から見れば小麦粉ほどではないだろう。そういう意味ではGOPANなどもありそうで無かったコロンブスの卵的商品といえるのではないか。
そうしたことからもわかるように昨今注目の米粉だが、日本人なら「おせんべい」を口にしたことがあると思う。

「オレ、せんべい食ったこと無い!」

という人はなかなかいないだろう。(笑)

今日は、そんな米粉にまつわるたまたま見つけたちょっと美味しいお菓子をエントリーしよう。

亀田製菓から期間限定(8月一杯)で発売している

「パリチップ」(あっさりのり塩)

というお菓子だ。
パリチップ
亀田製菓といえばイコール「おせんべい」と言ってもいいほど。
「おせんべい」つまり米菓子だ。
このパリチップもカテゴリー的には「おせんべい」に入るのであろうが、厚さが薄いため一見せんべいといった感じではない。
昔これによく似たお菓子を食べた記憶があるのだが、名前が思い出せない。
もしかしたらそれの焼き直しなのかもしれないが・・。
パリチップ3
さて、このパリチップ。形は六角形で表面はボコボコと波状になっている。
食べてみると、このパリチップの味はあきらかに「おせんべい」なのだが、何となく一口目はおせんべいの食感とは違う不思議な感じがする。(慣れてくるとやはりおせんべいと感じるが・・。)
青のりが練り込んであり、塩味はそれほどきつくない。

シンプルで非常に美味い。しかも油で揚げていないノンフライで、一袋食べても238カロリーだ。原材料は米なのでカロリーの抜けが良い。食後の何となく脂ぎった嫌な感じもない。殆ど油を感じず、一袋軽く行ってしまう。

・・ところで、お菓子好きにとって、こうしたスナック菓子の袋をあけると、途中で止めるか、全部食べてしまうか、この二つの欲求の心のせめぎ合いがあるのだが、このパリチップに限ってはカロリーオフでそんなストレスもかからないのではないか。
例えば、最近ではポテトチップを焼いたりしてカロリーを限りなく落としたものがあるが、あれはあくまでポテトチップというスタンスで食べると基本的に物足りなさが残る。脂身の全くない肉を食べているようで、味気ない。始めは美味しいと感じるかも知れないが、何度も買おうとは思わなく、定番にはならないような気がする。最終的にはごくノーマルのポテトチップに辿り着く。
ただ、このパリチップは独自のモノで、基本、とくに何かの派生系のお菓子ではない。こういうジャンルの商品としての確立感があるので物足りなさとは無縁だ。あったとしてもせいぜい「塩が薄い」ぐらいだろう。(笑)

実はそんな自分も最近体重を落としていて、この手のものが食べられないストレスをやや抱えていたが、全部は食べないにしても、その美味しさも手伝って自分的に大ヒットとなった。期間限定が非常に惜しい。レギュラーでも良いんじゃないだろうか。

味は2種類有り、この「あっさりのり塩」「香ばししょうゆ」だ。どちらもいけるが自分は「あっさりのり塩」がかなりはまった。
パリチップ4
晩酌のお供にも良いかもしれない。

個人的には残念だが、8月一杯の限定商品なので、お店で見つけたら試してみてください。

自分も既に何個か大人買いしている・・。(笑)


ⓚAll Rights Reserved. Photo by Kazz with GXR A12 28mm 50mm

夏はやっぱり北海道。・・だよな。

08 18, 2011
富良野

今年の夏は暑い・・。

と毎年言ってきたのだが、ここ2年ばかり夏に北海道に行ってないのでよけいにそう感じるのか。

皆さんは夏休みを取れましたか?

自分は大体、2週分の土日込みで9日間を押さえ、走れるだけ北海道を走るのが夏休みの取り方なのだが、ここ近年毎年訪れていたのと、十代、二十代の頃から北海道に縁があるので、些か回るところが少なくなってきたのが正直なところだが、けれどやっぱり2年も間が空くと、もう禁断症状のように行きたくなってくる・・。
やっぱ北海道は魅力だ。

釧路とか20℃前後だしなぁ・・。

いろいろ食べたいものもあるし、行きたいところもある。

仕事が忙しくて今年も行けそうにないが、来年こそは頑張ろう。
ラベンダーアイス

あっ、すいません。これは愚痴じゃないです。(笑)

ところで、あっという間にというか、最近はあまり気にしていなかったのですが、カウンターを見ると10,000ヒットを超えていました。もうすぐブログを書き始めてから一年になりますが、よくリンクも無くこの数まで行けたと自分でビックリしています。こればっかりはブログを書いた人じゃないとわからないと思うのですが、やっぱり嬉しいものです。

来訪者の皆様、本当にありがとうございます。

これからも宜しくお願いいたします。

Kazz

ⓚAll Rights Reserved. Photo by Kazz with Canon power shot G5(北海道・富良野)

プロフィール

Author:Kazz
Welcome to my blog

Kazz zzak(+あい。)へようこそ。
Kazz zzaK(+愛・逢・遇・合・・・ etc)
あい。は、人それぞれ。

英語で i は自分ということ。

Kazz zzak(+i)

色々な「あい。」と自分をプラスして
Kazz zzak+i=「Kazz zzaKi」

「カズ雑記」

身の回りの好きなこと。好きなモノ。
関心のある事。
写真と共に何でも書いていきます。

気に入ったらまた遊びに来てください。

尚、このブログ内全ての文章・写真には著作権があります。販売も行っておりますので
無断で使用・転載する行為を固く禁じます。

コメントは基本的に悪質で無いものは承認する方向です。
ただ、メールで個別に対応することは時間的にも余程のことが無い限りできませんので
コメント通してすることになります。宜しくお願いします。

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