そうだ!京都を作ろう。
02 27, 2012
龍安寺 Ryoanji
Kazz日本全国古(いにしえ)の旅

※3月1日かなり加筆・写真プラス。
現在JR「そうだ、京都 行こう」シリーズの最新CMの場所として流れているのは「龍安寺」
今更説明の必要もないが、ここは謎多き石庭としても有名な場所である。
15個に配置された石。
その配置や作庭そのものに何か意図があるのか、誰が造ったのか、いつ頃造ったのか、
すべて不明だ。

見るものをあざ笑うかのような意味ありげに置かれた石の意図も、実は「何もない」かも知れない。
「考えるな、感じるんだ。」
誰かのセリフ(笑)ではないけれど、深く考えずに個人が思うところで良いのだ。
ところで、今回の「京都 行こう」のCMはクレーンか何かで土塀側からかなり俯瞰に近い状態で龍安寺を撮影している。
こういうカットは珍しいんじゃないか。
15個に配置された石が新鮮なカットで見ることができる。・・・筈だが、クレーンが低くやや角度が浅い。
ちなみに、JRのCMの最後のカットと同角度だとこんな感じ。
「ホラ、石庭が笑ってる。」
のシーンだ。
CMでは桜が邪魔して見えない感じだが、実際桜が無くても一番奥の石(土塀側)は見えない。

まっ、いいんだけど、どうせなら真俯瞰状態で撮影してくれると非常に良かった。
昔修学旅行で京都に行ったときこの龍安寺の石の15個を同時に見ることが出来れば・・なんたらかんたら・・
という説明を受けた。
それ以来この15個の石の配置の意味を考えたが答えはいまだに出ていない。
そして、この15個の石を一度に見る方法はただひとつ。
真上から見ることだ。

つまり、真上から見ることによって何かがわかるかもしれない。(笑)
まっ、それは置いておき、龍安寺にはCMでわかるように一本の枝垂れ桜が石庭にかかる。
観光期の龍安寺は静寂さとは無縁の世界にはなっているが、この桜と相まって春の龍安寺の空間は素晴らしい。
昨年も訪れたのだが、今年もこの空間に身を置きたい。・・置けるかな・・。

ところで、今回のエントリーに伴いザッと作成した試作CG(まだ石の配置と土塀をちょっとだけ。笑)なんですが、何かこういうのを作り出すと、最後まで作りあれこれやりたくなっちゃうんですよね。龍安寺のCGは謎が深いだけにかなり面白そう。

龍安寺の石庭が遠近法を使って作成されているというのは有名な話。画だとイマイチわかりにくいが、CGであればよりわかりやすいだろう。ちなみに試作CGもやや左側が低くなっている。(わかるかな?)※龍安寺の石庭は方丈を背にすると排水の問題から左奥が一番低くなっているようです。写真は石庭の高低差を表したもので土塀の高低差では無いので注意。
謎の解明というか検証というのは結構行っている人がいるが、CGをゴチャゴチャ作っている人はいなさそう。

シンプルが故の独特の雰囲気があり、京都の中でもかなり好きな場所だ。
実は石庭の石自体の配色にも工夫があり、膨張色として濃い色を手前、薄い色を奥に配置する手法を使い作庭したとも言われている。

色々勉強にもなるし、やるかやらないかは別としても調べてみよう。今回行ったら詳細にテクスチャなども撮ってこよう。
けど、自分の事だから、始まったら長くなりそうだ・・(笑)


図面の取り込みもなく、大まかでザッと作った感じではやりがいがあり、正確な図面からもう少し時間を掛けて作り込めば良くなりそう。龍安寺は素材としてはかなり良いかもしれない。ただレンダリングするとこの様か。(泣)
相当に煮詰めて、空撮アニメーションから謎を解いていくか。


・・というわけで、現在龍安寺に実写では絶対に出来ないCGムービー用の垂直移動空撮用カメラ、また、上空横断移動用カメラ、水平移動用カメラの3台を設定中。公開は・・上手くできれば。・・・未定・・?(笑)
何となく新カテゴリーに加えたい気分だがこれ以上風呂敷を広げるとたためなくなるかも。
いやいや・・まずは投入堂が先。(笑)
ともあれ、今年の春はCMの影響もあり龍安寺は混むかもしれないなぁ・・。
ⓚAll Rights Reserved. Photo by Kazz with GXR A12 28mm 50mm
ⓚCG Kazz zzaK (+あい。)
Kazz日本全国古(いにしえ)の旅

※3月1日かなり加筆・写真プラス。
現在JR「そうだ、京都 行こう」シリーズの最新CMの場所として流れているのは「龍安寺」
今更説明の必要もないが、ここは謎多き石庭としても有名な場所である。
15個に配置された石。
その配置や作庭そのものに何か意図があるのか、誰が造ったのか、いつ頃造ったのか、
すべて不明だ。

見るものをあざ笑うかのような意味ありげに置かれた石の意図も、実は「何もない」かも知れない。
「考えるな、感じるんだ。」
誰かのセリフ(笑)ではないけれど、深く考えずに個人が思うところで良いのだ。
ところで、今回の「京都 行こう」のCMはクレーンか何かで土塀側からかなり俯瞰に近い状態で龍安寺を撮影している。
こういうカットは珍しいんじゃないか。
15個に配置された石が新鮮なカットで見ることができる。・・・筈だが、クレーンが低くやや角度が浅い。
ちなみに、JRのCMの最後のカットと同角度だとこんな感じ。
「ホラ、石庭が笑ってる。」
のシーンだ。
CMでは桜が邪魔して見えない感じだが、実際桜が無くても一番奥の石(土塀側)は見えない。

まっ、いいんだけど、どうせなら真俯瞰状態で撮影してくれると非常に良かった。
昔修学旅行で京都に行ったときこの龍安寺の石の15個を同時に見ることが出来れば・・なんたらかんたら・・
という説明を受けた。
それ以来この15個の石の配置の意味を考えたが答えはいまだに出ていない。
そして、この15個の石を一度に見る方法はただひとつ。
真上から見ることだ。

つまり、真上から見ることによって何かがわかるかもしれない。(笑)
まっ、それは置いておき、龍安寺にはCMでわかるように一本の枝垂れ桜が石庭にかかる。
観光期の龍安寺は静寂さとは無縁の世界にはなっているが、この桜と相まって春の龍安寺の空間は素晴らしい。
昨年も訪れたのだが、今年もこの空間に身を置きたい。・・置けるかな・・。

ところで、今回のエントリーに伴いザッと作成した試作CG(まだ石の配置と土塀をちょっとだけ。笑)なんですが、何かこういうのを作り出すと、最後まで作りあれこれやりたくなっちゃうんですよね。龍安寺のCGは謎が深いだけにかなり面白そう。

龍安寺の石庭が遠近法を使って作成されているというのは有名な話。画だとイマイチわかりにくいが、CGであればよりわかりやすいだろう。ちなみに試作CGもやや左側が低くなっている。(わかるかな?)※龍安寺の石庭は方丈を背にすると排水の問題から左奥が一番低くなっているようです。写真は石庭の高低差を表したもので土塀の高低差では無いので注意。
謎の解明というか検証というのは結構行っている人がいるが、CGをゴチャゴチャ作っている人はいなさそう。

シンプルが故の独特の雰囲気があり、京都の中でもかなり好きな場所だ。
実は石庭の石自体の配色にも工夫があり、膨張色として濃い色を手前、薄い色を奥に配置する手法を使い作庭したとも言われている。

色々勉強にもなるし、やるかやらないかは別としても調べてみよう。今回行ったら詳細にテクスチャなども撮ってこよう。
けど、自分の事だから、始まったら長くなりそうだ・・(笑)


図面の取り込みもなく、大まかでザッと作った感じではやりがいがあり、正確な図面からもう少し時間を掛けて作り込めば良くなりそう。龍安寺は素材としてはかなり良いかもしれない。ただレンダリングするとこの様か。(泣)
相当に煮詰めて、空撮アニメーションから謎を解いていくか。


・・というわけで、現在龍安寺に実写では絶対に出来ないCGムービー用の垂直移動空撮用カメラ、また、上空横断移動用カメラ、水平移動用カメラの3台を設定中。公開は・・上手くできれば。・・・未定・・?(笑)
何となく新カテゴリーに加えたい気分だがこれ以上風呂敷を広げるとたためなくなるかも。
いやいや・・まずは投入堂が先。(笑)
ともあれ、今年の春はCMの影響もあり龍安寺は混むかもしれないなぁ・・。
ⓚAll Rights Reserved. Photo by Kazz with GXR A12 28mm 50mm
ⓚCG Kazz zzaK (+あい。)