「あの人」も飛んだ。ヨーロッパ中世建築の傑作?

03 30, 2012
まだ全然の「アタリ」の段階ですが、どこかで見覚えはないでしょうか?
知名度から言えば、間違いなく「国宝」じゃないでしょうか。(笑)
カリオストロ2
さて、
以前これに関する記事も書いていたんですが、建築構造的にこの「城」はどうなんでしょうか。
カリオストロ1
デザイン的にドイツのノイシュヴァン・シュタイン城とフランスのモン・サン・ミッシェルを合わせたものだとか色々言われていますが、非常に面白い一考に値する意匠じゃないかと思ってます。
kariosutoro.jpg
CGとして作成されててもおかしくはないのでしょうが、見たところ先行して制作している方はいらっしゃらないようです。
面白そうですかね。個人的にも掘り下げるには非常にいい題材だと思います。
オートジャイロでのフライスルー・ムービーなんてカッコいいかもしれません。
ただ、図面がないんですよね・・。そっから造ることになるのか・・。当たり前だけど。

あっ、ちなみにこの城のテッペンはホントは二点で結ばれるのですが、とりあえず立体を組み合わせただけなので、今はこんな程度です。写真の差し替えがあるかもしれません。(笑)



さらば、SD15よ。

03 28, 2012
R0014650.jpg
年度末になりいろいろ忙しいとは思いますが、とりあえず4月までの辛抱です。
がんばりましょう。

ところで、先日SD1 Merrill購入のために(というか、後からですけど。)SD15を売却しました。
Merrillの価格がここまで下がらなければ購入には至らず手元においておきたかったのですが、良い意味で同じようなカメラを2台所有することは考えてしまいます。
DP1からの可能性を広げてくれたSD15ですが、言われるほど扱いづらくはなかったです。
それどころか、現在ではSD1 Merrillよりも良かったのではないか?と思ってしまうぐらいです。(笑)
確かに最大解像度は及ばないものの、ある程度までの大きさでは殆ど差異は感じられません。
ボディの感じはややプアな印象を受けますが、入門機としては手頃になった値段も相まってお得感があります。

結局、購入から数えて4ヶ月ぐらいしか手元にはなかったのですが、重要な撮影にもがんばってくれたSD15。

凄くいいカメラです。



6年ぶりのリンゴ狩り。

03 22, 2012
Mac mini MC815 J/A 
Kazz拘りの道具旅
Mac mini
さて、前回の扉と同じようですが・・・。
SD1Merrillが来てからここ2~3日慌ただしい日が続いていました。
せっかくのMerrillで撮影に行く暇もなく、購入にあわせ一気にパソコンの周辺環境を変えなければならない羽目になりました。
追って実に約6年ぶりにパソコンを買い替えました。
前機種は、あのPower Mac G5 QUAD。当時のフラッグシップです。
流石に高い買い物だけあって、ここまで何とか引っ張ってこれましたが、SIGMA SPP5.2はPower PCをサポートしておらず、Merrillで撮影してもRAW現像ができません。QUADの方は特に問題もないので当面このまま現役で働いてはもらいますが、こうなると早かれ遅かれリタイアということになるでしょう。

購入したのはMac miniのMC815 J/Aという一番安いモデル。
部屋のスペース的にMac Proを買い足すのは無理だし、iMacにしても、現在のモニタがまだあるので、スペース的にまず無理。
選択肢としてはMacBook ProかMac mini。

で、結局Mac mini。
もともとスペック的にバリバリやるモデルではないのでどうかと思いましたが、それにしても巨大なG5に比べれば拍子抜けするぐらいに小さく、そして薄い。・・そして、安い・・。おおよそ10分の1の値段です。
安くなったもんだ・・。

とりあえず、夕方になり夕陽が現れつつありましたが、天気が良かったので急遽歩いて本当にすぐ近所の梅を撮影し、蜻蛉返りで1~2枚MerrillのRAWを現像しました。
結論から言うと、残念ながらこのマシンではとてもじゃないけど「快適」という感じにはいきません。
ソフトの最適化が完全ではないにせよ、一枚50MBクラスの画像を扱うというのがいかに重い処理か改めて実感しています。ただ、「果てしなく苦痛か?」といわれるとそうでも無く、数枚単位であればまだ楽しい時間とも言えます。
とはいえ、やはり皆さんがいわれるように基本的には一枚の現像でも追い込みは手強そうです。
メモリなどを増設して最大限手は尽くそうと思うので、Merrill+Mac mini環境でも追記レポートをしてみたいと思います。(必要ないかもしれないが。)

考えれば自分みたいな環境にいる方は結構多いと思います。高画素のカメラを購入したはよいが、それを処理するパソコンの環境が追いついていかず、システムの入れ替えとか。
一枚約50MBというデータ保存のことも考え、こうした点も考慮に入れておかないと・・。
SD1 Merrillについては当ブログのことなので、これからちょくちょく掘り下げて書かせてもらいますが、ぱっと触った感じではソフトも含め調教のしがいがありそうなカメラです。ただ個人的な印象では初代DP1~SD15とつきあっているので免疫はできてます。(笑)
梅1
SD1 Merrill 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM /JPG

さて、6年ぶりのリンゴのひと齧り。
味は・・まぁまぁ・・かな。(笑)

パンドラの箱?

03 18, 2012
SIGMA SD1 Merrill
Kazz拘りの道具旅
SD1-1

全知全能の神ゼウスがすべての災厄を閉じ込め少女パンドラに渡したという、所謂
「パンドラの箱」
絶対に開けてはならない禁断の箱を少女はその好奇心から開けてしまう。
すると、封じ込めてあったすべての災厄は外に飛び出し、世界中に広がってしまった。
少女は慌てて蓋を閉め、そこに「希望」だけが残った。

SIGMA SD1 Merrill 。
箱を開けるとそこにあるのは封じ込められた苦行(笑)か?

自分が思う一枚の悦楽(希望)のために。

私的FOVEON第三章、幕開け。



SD1 Merrill 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM


超希少、二分の一の国宝。その銘は「卯花墻」

03 15, 2012
国宝 志野茶碗 銘「卯花墻」(うのはながき)  kokuhou sinotyawan mei UNOHANAGAKI
Kazz日本全国古(いにしえ)の旅
卯花墻3-1
こんにちは、CG陶芸家(笑)のKazzです。エー・・オチは後で。

さて、以前のエントリーの大名物茶入れ「初花」千利休作竹茶杓「泪」に続き、茶器第三弾としてお送りするのは・・・・
この素晴らしき国宝茶碗、

志野茶碗 銘「卯花墻」(うのはながき)
をエントリーしましょう。

ところで、いきなりですが皆さんに問題です。
輸入品は除き、日本で焼かれた国産の「国宝茶碗」がいったい何個あるか御存知でしょうか?
日本における茶道の歴史を見ると結構多そうな感じがします・・
・・が!

正解は・・・2碗。
この「卯花墻」と、あの本阿弥光悦の銘「不二山」(ふじさん)」2碗しかありません。
2碗「しか」無い。これは明らかに少ないです。
これを、「2碗もあるのか」、というのか、「2碗しかないのか」、まぁ、どちらかといわれれば、やはり
「たったの2碗」ということになると個人的には思います。
ちなみに、曜変天目などの中国からの輸入品を含めても茶碗の国宝は8碗しかありません。全体としてもかなり少ない印象です。もっとあるのかと思っていました。

正直、鑑定団に登場するような銘の付く茶碗には余り詳しくはないのですが、この「卯花墻」を見たことがある人は多いのではないでしょうか。正面に漢字の「井」の字が書かれたようなこの白い茶碗。もちろんその銘は知らなくとも雑誌などで良く目にする茶碗です。
今回はこの二分の一の国宝・卯花墻。この茶碗を見るために都内まで行ってきました。
三井1
東京中央区の三井記念美術館。卯花墻は現在ここに展示されております。(所蔵も三井記念美術館)
「茶会への招待~三井家の茶道具」(2012.2.8~4.8)と題した展示会の真っ最中で、前述の卯花墻をはじめとし、数寄な人はそれだけで涎物の名品ぞろい。興味のある方は見に行って絶対に損はありません。
この間エントリーした千利休・竹茶杓「泪」が門外不出で徳川美術館からまったくもって殆ど移動しないことに対して、こちらの卯花墻は結構貸し出されあちこちで見る機会が多いとしても、ホームグラウンド、所蔵場所での展示は何年か振りだということです。
三井2
近隣で一番高い建物のエントランスを抜け重厚なエレベーターで7Fへ。
日曜日の早い時間と言うこともあり人はまばらでした。おかげでゆっくりと回ることができました。平日ならばもっと空いているのではないかと思います。

と、まぁ・・・言うに及ばずこうしたところは100%撮影禁止。当たり前ですが、美術館・博物館の展示品はライブで見ることが大前提なので、写真も使えない個人ブログであれこれやるのもどうかと思うのですが、中には行きたくても行けない。という人がいるかと思います。また、見に行こうかどうしようか迷っている人も含め、気になっている方々は少しの間戯れ言にお付き合い下さい。
そして、前回の泪の茶杓を名古屋まで見に行った教訓として、とにかく、
「迷ったら行け!」
是非見に行く準備をお願いします。
卯花墻1
今回の展示は素晴らしい道具の数々で、そのどれもがひとつひとつエントリーになるぐらいの逸品なのですが、ここの注目はやはり二分の一の国宝、「卯花墻」です。
卯花墻は志野茶碗(志野焼)のひとつ。そして、志野茶碗は美濃焼という今の岐阜県の土岐市・可児市などを中心とした一帯にある一大生産地で焼かれた茶碗です。
自分の地元を含めた東京周辺にもかつては四大窯跡群といい、古代武藏国をはじめ関東一円の器を焼いていた窯が点在する地域がありました。多分に漏れず大概そう言う場所は良い土(粘土など)が沢山採れ、登り窯などを作る環境が良いところでした。
つまり、焼き物を焼く環境に適した最大の理由を兼ね備えていたのです。
美濃焼から生まれる焼物で今日知られている茶碗としては、志野茶碗、鼠志野茶碗、瀬戸黒茶碗、など。元々美濃焼は瀬戸焼の分派だったが、今で言うアバンギャルド、当時の桃山時代の世相を反映した独創的な作陶を中央にどんどん送り出していたことで知られている。
結構「やる」ブランドだったのだ。
その後、美濃焼のブランドは成長著しく、時代の頂点を極めていくのですが、日本人の美意識、多様化によりそれは変化していき、美濃焼に限らず各地の窯がそれぞれ独自のブランドを生み出していき今日に至っている。
この「卯花墻」もそうした志野茶碗の一種であるが、美濃の何処の窯で焼かれたか、定かでない。
・・というより、この卯花墻は、それ以前に誰によって作られたかも実はわかっていない。
作者不明の茶碗である。
作者不詳のまま、希少な国焼「国宝」の二分の一になったのです。
焼き物分布2
国焼(日本で焼かれた焼き物)江戸時代初期の各地主要窯
卯花墻2-2ku
「山里の 卯花墻の中つ路 雪踏みわけし 心地こそすれ」
この句は卯花墻の箱書きに紙によって貼り付けられていたらしいのですが、素晴らしい句ですね。
片桐石州。・・なる人物が書いたらしいのですが、ピンと来ません。
調べると、賤ヶ岳七本槍のひとり片桐且元の甥とな?
卯花墻の志野釉を雪と花に見立てたのでしょうか。まさにその通りで物語が浮かんでくるようです。

ところで、この卯花墻は結構人によって評価が違うようです。
「国宝でありながら大したこと無い。」と評する人もいれば、「志野茶碗の傑作中の傑作」などと絶賛する人も居ます。
確かに、素人が見ても評価が分かれる茶碗のような気がします。利休ごのみに代表されるようなシンプルな黒楽茶碗とは一線を画し、茶碗の描かれた情景がハッキリと感じられる作品です。
個人的には好きな茶碗です。
色が良いですね。
卯花墻3-1
卯花墻とは少し話が外れますが・・。
茶席においても主役である茶碗は、その茶席の「顔」とも言える最重要アイテムであることはいうまでもありません。
故に亭主はお客の為に慎重に使う茶碗を選びます。茶席に使う茶碗は亭主そのものであり、例え見ず知らずの人間同士でも、選んだ茶碗でその人の人格さえわかると言います。茶席においての茶碗選びとは、それほど重要なことなのです。
その昔は、単純に有名な唐物茶碗を使用していればそれだけで一目置かれた時代でした。この唐物茶碗はとにかく高価で希少性が高いため、一部の人間は、やっきになってこれを集め争いを起こしました。この流れは、茶席を道具を自慢する場、権力を誇示するための場に成り下げ、本質から外していきました。
そうした唐物至上主義を打破し、違う意味での茶道を確立したのが、かの千利休です。
利休は自らの美学を提唱し、茶碗は勿論、茶室に至ってもあらゆる無駄を省き「侘茶」をもってそれを完成させ、最後までその独自の茶道哲学を貫きました。これにより茶道の新時代が開いたとも言えます。
卯花墻56
茶碗の面白さ。これは今でもそうだと思うのですが、焼物といういかにもアナログの塊のような芸術品は、狙って作る物ではなく、傑作と呼ばれる茶碗も、奇跡的に出来るものである場合の方が多い。勿論100パーセントがそうではなく、形状などは作者の意匠を反映したものであるかとおもうのだが、絵画などと違い、茶碗などは窯に入れ「焼き上がり」という工程を経て完成される。その仮定で割れてしまったり、焼が甘かったり、意図したものと大きく違う人の力が及ばない部分がある。
偶然という言葉だと少し語弊があるかと思うが、こうした+αで作品が昇華する。だから、面白いと思うのだ。
そうでなければ作り手にしても、受け手にしても長きに渡り大勢の人たちがこれほど夢中にはならないだろう。
誰かが言った「茶碗は小宇宙である。」その一部である地球が奇跡の星であるように、茶碗に現れる釉薬の流れや気泡、焼具合、微妙な化学変化など、時々の状況により千変万化し作品に現れる様は、まさに小宇宙。ある意味奇跡的で予期せぬ偶然が作り出す産物の典型ともいえるものです。

こうした面白さはまだまだ勉強中ではあるが、実際に見た卯花墻については素直に素晴らしいと思った。
卯花墻のサイズは口径が11.6センチ、高さは9.6センチです。
第一印象では「写真で見るよりも大きい。」という印象を持ちました。
そして、結構「赤味が強い白」というか・・アイボリーの様な色で、やはり写真からの色の印象と全然違います。
この漢字の「井」みたいに見える模様は卯の花(宇津木)が咲き誇る「垣根」の様子とされ、実は縦ラインのみグルリと一周しており、数えたところほぼ等間隔(に見える)で7本書いております。垣根の横ラインは絵付けの時は書いてあったのかも知れませんが、やや薄く、殆ど見えませんでした。横に3本入っており、一番下のラインは間隔が空いており、ギリギリで横に引かれます。本当の作者が何を意図してこの線を引いたのか興味があります。
国宝なので何か特別な展示かと思いましたが、何せ他も凄い顔ぶれでして、いたって普通の展示で別格扱いではないです。
あと、図録なる物は今回特に作ってはいないとのことです。それと、今回の展示では現在犬山城横の有楽園にある国宝「如庵」の再現が一部されているのですが、そこに本阿弥光悦作・銘「雨雲」が置かれています。非常にさり気なくおかれているので見逃さないように。
不二山 卯花墻
国宝二分の二。奇跡の競演・左【国宝】本阿弥光悦作 銘「不二山」右【国宝】作者不明 銘「卯花墻」

というわけで、ほんのさわりだけでしたが、二分の一の国宝・卯花墻いかがでしたでしょうか。
とりあえず、自分のつたない文章で卯花墻の素晴らしさが伝わったとは思えませんが、展示会の方はまだまだ時間がありますので是非足を運んでこの希少な「二分の一の国宝」を御覧下さい。
ちなみに二分の一の国宝のもう一つ。写真左の本阿弥光悦作・「不二山」は長野県諏訪市にある「サンリツ服部美術館」が所蔵しております。ただ、残念ながら展示のスケジュールは現在のところ無いようです。自分も展示スケジュールが発表されたら足を運びたいと思います。

あっ、最後になりますが、この写真の卯花墻は全てCGでできていますので。念のため。本物を是非御覧下さい。(笑)

ⓚCG Kazz zzaK (+あい。)




プロフィール

Author:Kazz
Welcome to my blog

Kazz zzak(+あい。)へようこそ。
Kazz zzaK(+愛・逢・遇・合・・・ etc)
あい。は、人それぞれ。

英語で i は自分ということ。

Kazz zzak(+i)

色々な「あい。」と自分をプラスして
Kazz zzak+i=「Kazz zzaKi」

「カズ雑記」

身の回りの好きなこと。好きなモノ。
関心のある事。
写真と共に何でも書いていきます。

気に入ったらまた遊びに来てください。

尚、このブログ内全ての文章・写真には著作権があります。販売も行っておりますので
無断で使用・転載する行為を固く禁じます。

コメントは基本的に悪質で無いものは承認する方向です。
ただ、メールで個別に対応することは時間的にも余程のことが無い限りできませんので
コメント通してすることになります。宜しくお願いします。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター