日本一危険な国宝30

07 30, 2012
三徳山 三佛寺 投入堂(完全解剖 製作編)19
Mitokusan Sanbutsuji Nageiredou (kanzenkaibou-seisakuhen) 19
Kazz日本全国「古(いにしえ)」の旅
screenshot_131.jpg
暑い・・いや、熱いですね。何なんでしょうかこの熱さは・・。(笑)
ロンドンオリンピックも始まりそれはそれで別の意味で「熱い」んですけど。

さて・・・。
夏風邪なんかひいているうちにまた間が空いてしまった「日本一危険な国宝・投入堂完全解剖シリーズ」です。
以前、「細かくエントリーを刻んでいこう!」なんて言ってたけどダメですね。(笑)時間は多少空いても「ドン」と集中的にやる方が性に合っているみたいです。
というわけで、今回の扉は上崖なんぞを暫定的に作ってみました。作ったとは言っても、これは光の周り方をある程度確認するためで、ほとんど適当です。まぁ、この部分は元々実測図みたいなものがあるわけじゃないので、作るとなれば大変ですが、こうみると何となく投入堂に見えてくるから不思議です。(笑)
投入堂が建立されている崖の土台の部分にしても角度的には大方合っているのですが、部分的な凹凸がまだ再現し切れておりません。ですのでメインの柱に対する斜材が完全に付けられていないかったり若干柱が浮いていたりします。こればっかりは写真を凝視しながら確認するしかないのですが、制作の敷居は高そうです。

ところで、今回のエントリーテーマ。結構込み入ってます。
まぁ、投入堂で込み入ってるったらここしかありませんよ。
まずは実写で確認した方がいいと思うのですが、前回日記でポソっと言っていた投入堂の西側からある程度見える
・・・ここです。↓
投入堂小庇
え〜っ、モデリングもだいぶ進んできて「やりたくね〜っ」ってところが残ってきてます。(笑)
けれどやらなければ先に進めない。ちょっと気合い入れていきますか。

今回は、投入堂の外観上複雑な箇所のひとつである西側の「ふたつの小庇」(小庇1=西隅庇・小庇2=西側面庇)をエントリーします。
この小庇は投入堂の外観上の大きな特徴でもあるのですが、実際この狭いスペースになぜ庇をふたつもねじ込んだのか、その理由は依然として不明です。そしてこの小庇に関しては、その作りや造形的な問題が各方面で多々取り上げられ、それこそ、投入堂は「新築か?増築か?」という問題の直接的なやり玉のひとつにも挙がっている代表的な箇所でもありますが、作ってみると、「なるほど」と思うところが何カ所もあります。
というわけで、まずはこの西側 小庇1(ブルー) 小庇2(レッド)を詳細に見ていきましょう。
但し今回、蛇腹より上の部材構成は考えず、まず、身屋への取り付きと、小庇全体的な構成のみとします。(西側身屋破風は部材がデカく、細かく見るのに適さないため今回は外してあります。)
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で、早速制作したモデルを上の写真とほぼ同角度からレンダリングするとこんな感じになります。
え〜っ、また、これは何回も言っているのですが、モデルに見られる柱のブラッシュアップはまだなので、各部材はほとんどが角材のままです。細くなるのはこれからです。ただ、今回に限り小庇の垂木群は削ってます。
この写真の角度は、投入堂を参拝する際に我々が限定された位置からしか見られないために、ごく一般的な角度として見慣れた位置なのですが、視線の移動という点からもせいぜいもう少し下方からか上方からになり、死角が多すぎるため細部の確認がほとんどできません。
そこで、まずは投入堂の身屋と平行に視点を上げ、実際の主屋根と小庇の取り付きの関係を見てみます。
screenshot_135.jpg
投入堂の小庇を平行位置から見るとこのような部材配置になっております。
驚くなかれ、板を葺いていないほとんど「素」の状態で小庇1と2はこれだけ接近しています。
「おいおい、近すぎだろぉ・・。」
このままあの厚い屋根を葺いていくと垂木の隙間はギチギチに埋まるどころか、重なりすぎて部分的に変形するでしょう。
そしてこれは後にやることになるでしょうが、実際小庇1と2の重なる空間の板葺きは不自然なぐらい密着していて、本来の投入堂の広がるような優雅さが感じられません。モデルがないのでわかりにくいかもしれませんが、小庇2の垂木は小庇1の板葺きを一部削るように付けられています。
新築・増築問題に関してここで持論は記述しませんが、もしかしたらこうした不自然さが投入堂「増築説」を高めているのかもしれません。
まぁ、骨組みの状態でこのわかりにくさなので、ここから蛇腹や板材を葺いていくと庇自体の部材密度が上がり余計にわからなくなります。
これでもイマイチよくわからないと思いますので、思い切って小庇1・2を外し、部材構成を見ていきましょう。
screenshot_136.jpg
まずは、小庇1です。
実はこの小庇1については前回の日記に書いたように、詳しい実測図みたいなものがありません。
よって、この部分に関しては、制作者の視点から想像の部分が何点かあります。
まず、垂木自体の長さと角度。これは東側の小庇と小庇2の垂木の角度とあまり変化無いだろうことで作成しました。組み付けてみると、虹梁と小庇1すぐ下の南北方向の梁の2点で支えていることが確認でき、長さ角度とも決定しました。軒先にやや屈曲が見られますが、ほとんど真っ直ぐです。
小庇1の部材は、破風が北側・南側で計2枚。垂木は10本、角度を西側に倒した茅負(?)1本です。
さて、まずここで注目すべきは、北側の垂木3本が短いことです。
なぜでしょうか?
これには明確な理由があります。
screenshot_137.jpg
これは正面(北側)から投入堂を見るとよくわかるのですが、小庇1の北側垂木3本分はこのまま長さを延長していくと主屋根の茅負や垂木などと位置的にカブるので短くカットしているようです。これは実写の写真を見てもわかるように肉眼でもハッキリと確認できます。
結果、この垂木3本は受けが一点のみとなり安定しないためエンド部分を横に這わせた板材で連結し、さらに4本目の垂木に接続し剛性を確保しています。
screenshot_138.jpg
思い切って小庇2を外し単独で小庇1をくっつけるとこのようになっています。
素人目に見ても、よく言えば「計算された配置」悪く言えば「半ば強引に」といった感じでしょうか。
ただ、「半ば強引に」とは言え決してそれが全体的なバランスを崩しているわけではありません。このあたりは投入堂の制作者のデザイン力といったところでしょうか。

で、ここでなんですけど、問題点が2点ばかりできてました。
まず、この小庇1の北側3本の垂木を連結している板材の形状なのですが、CGモデルでは破風のように曲げていますが、実際詳しい形状は不明です。下から見る限りではかなり直線構成された部材のようにも見えます。また、この部材と4本目の垂木との組み方も正確には不明です。残り6本の垂木に関しては虹梁(グリーン)に接続されているのが確認できます。
そしてもう一点は、小庇1の南側の破風が肉眼で見る限りかなり長く、どうやら北側の破風と形状が異なっているようです。
確かに写真で見ると破風は小庇2の垂木に届いているようで、これに関しては図面でも確認しました。確かに南側の破風は小庇2の茅負にも届いています。作り直さなければなりません。但し、この南側破風にしても図面がありません。やや制作者の想像が入り制作していきます。
screenshot_139.jpg
邪魔な柱を取り去り、南側の破風を大型化させた小庇1を身屋に組み付けるとこのような感じになると思います。
この南側の破風と身屋との組み付けの位置がどうしても確認できなかったのですが、おそらく長押の北側に入ると推測されます。正確な組付け方とその位置は不明なので今後の課題とします。
・・というわけで、これが手元の資料で考えられる小庇1の最終型(化粧板より上は含まず。)になるのではないでしょうか。
screenshot_140.jpg
最後に小庇1を付けた状態で視点を俯瞰に近くします。主屋根との位置関係はこの状態になりますが、・・確かに
こう見ると小庇1はピッタリはまっているようです。このまま南側まで1枚屋根で延長すれば(東側のように)特に問題ないように見えるのですが、ここに小庇2が入ると一気に複雑になっていきます。

・・・さて、いつもなら一気にやってしまうのですが、今回はちょっと長くなりそうなので、「日本一危険な国宝シリーズ 投入堂完全解剖編」は次回連続エントリーにて続くこととします。小庇2を取り付け、投入堂の西側庇群を完成させます。



「日本一危険な国宝シリーズ」小ピンチ?(笑)図面記載の無い箇所。

07 25, 2012
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さて、夏風邪から復活して何をブログでエントリーしようかと、悩む間もなく、まず何をしたかというと・・・。
「日本一危険な国宝シリーズ」
細かく刻んでいく。なんて言っておきながらこのザマで情けない。
何をおいてもまず、これを書かなけりゃいけない。(笑)
まっ、書くだけならいいのですが、このシリーズエントリーは、CGを同時に進行させていかなければならないので普通のエントリーよりもかなり時間がかかってしまいます。
現在地味にこのエントリーを進めているのですが・・。
次回のお題目に沿って制作をしていったところ、CGにより生成された画像がなんか実写と合わない・・。
エントリーも半分まで進めたところで、どうも画像自体に違和感を感じて図面と照らし合わせてみた・・。
「あれっ、なんか違う。」
何かズレてるな・・。なんで?

全く気がつかず進めていたせいもあって、もしかしてモデル自体をすべてズレた状態で組んだか。
・・と、一瞬気を失いそうに(笑)なりましたが、よく見るとその原因が判明した。
下図に西側小庇の図面表記がない!
ちょっと待て・・マジか・・・。無いの・・?正面図の破風だけで垂木の図面が無い・・。
で、結局作ってたのは更にその上の庇だったか・・。ガクッ。(泣)
病み上がりのせいでこんな単純ミス?(笑)

皆さんには突然でなんのこっちゃわからんと思いますが、結論から申しますと・・
報告書に付随する取り込んだ図面に、西側の二つの小さな庇のうち一つ(写真はその庇部の垂木)の記載が無いのに気がつかず、間違ってその一段上の庇のパーツ(垂木)を一段下に無理矢理はめ込んでいたようです。どうりで長さも本数も合わないわけだ・・。
また、この庇の垂木部分は非常に狭いところに部材が入っており、ブラッシュアップ前の現在のような単純な角材状態ではどうもサイズが合わず、正規の八角形にリサイズする必要があるかもしれない。もう外観も完成に近づきつつあるので、徐々にそういうこともやっていかなきゃいけないな・・。
ちなみに投入堂の西側の庇はふたつあり、この写真部分の庇の垂木は中10本。破風入れで12本です。(写真は破風無しで11本。間違ってます。)
あ〜ぁ。これでやり直しだ。けど、図面がないのでどうやって作ろうか・・。

ご存じだとは思いますが、投入堂の庇の取り回しは、他に類を見ない複雑さでとても面白いです。
一般に見られる西側からは死角が多く、そのディテールがわかりにくいのですが、次回の完全解剖編ではそのあたりも自分なりに詳しく掘り下げてみたいと思います。



ようやく復活。

07 21, 2012
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まだ完全ではないのですが、ようやく夏風邪が抜けてきました。若干喉の違和感を覚えた日から数えておよそ半月、自分的に結構長い間かかったなぁ・・という印象です。「風邪は万病の元」とはよく言ったものです。頭痛や発熱、関節の痛み。とくに咳がひどく、地味〜に体力を削られていくんですよね。ウイルス自体が対夏仕様なので熱にも強いみたいだし、しつこいようです。結構やられました。(笑)
けれど、ここにきて食欲も戻り大丈夫そうです。
ブログの方もだんだんと定期更新に戻していくつもりです。

さて、話は変わりますが、自分が住んでる東京は連日の暑さで、かつ熱帯夜が続いておりましたが、突然昨日信じられないぐらいの涼しさに変化。何日かでまた戻るとはいえ、こういう日は貴重です。
この気温の感じで北海道を急に思い出しました。35度ぐらいからいきなり22度前後。
道東を快適に走っていて、いつも「東京は暑いだろうなぁ。」なんて思っていたものです。

とにかく、適度に暑いのはかまわないのですが、夜だけでも気温が下がらないと病み上がりにはキツイ・・。(笑)

写真は北海道の神威岬(かむいみさき)です。北側の海ってブルーが深すぎて海が険しい印象がありますが、高台から岬までの細い遊歩道を延々と行くここから見える海の色は岬突端の風景とともにすばらしかった。最近は建築ばかり見に観光していたので、こういう豪快な自然景観に身を置くのも新鮮に感じることと思います。
北海道ももう4年ぐらい足を運んでないのでそろそろ訪れ頃かなと思っていますが、涼を求めていつも「夏」に行っているので、本当は「冬」に行きたいんですがね・・。

というわけで、ブログの方も精力的に進めていこうと思います。

何年かぶりに・・・。

07 12, 2012
何年かぶりだが、先週の土曜ぐらいからどうも風邪(自己判断)をひいたようだ・・・。何でこの時期に。

しばらく風邪の「感覚」というのを味わってなかったので、(味わいたくないけど。)
こんなにもキツかったかと。会社は例え熱がでようが休めないので、身体を引きづりながら何とか。
それでも、もはや習慣と化しているブログを更新しないと何となく落ち着かない。
けれど、熱で頭が回らない。(笑)

見に来ているお客さんには申し訳ないが、そんなんで、ほんの僅か更新はお休みです。
すんません。

SUZUKI CAPPUCCINO (+6。)

07 05, 2012
スズキ・カプチーノ6 Suzuki Cappuccino 6
Kazz 拘りの道具の旅
カプチーノ35
カプチーノ74
さて、
先々月の話で申し訳ないが、ダイハツ・コペンの生産終了が発表された。
カプチーノと同じ軽自動車2シーターオープンスポーツという位置づけのコペンは、自分のような小さいオープンカー好きにとっては久しく現れなかったまさに救世主ともいえる車であり、同時に今日では最後の砦だった。
調べれば10年という長い間、殆どモデルチェンジをせずコンスタントに売り続けてきたが、社会の流れとシンクロするように今年の8月ゆっくりと幕を下ろすようだ。
コペンという車両自体に思い入れは無かったが、同じカテゴリーの車を所有する人間にとって、このニュースは残念でならない。

1990年代初頭、いわゆるバブル期の車として生まれたカプチーノが軽自動車として結構な箇所で専用設計を持つ極めて贅沢な車に仕上げられたのはご存知の通りである。ただ今日その時代背景は大きく違う。車の販売台数そのものは好調のようだが、長く続くミニバン・エコカー全盛で、ただでさえ「趣味性の高い車は売れない。」と言われる中、軽自動車枠もワゴンや背の高い車にその販売は集中し、販売台数は好調を維持しているものの、趣味性が強く、そのベクトルの対局にあるコペンのような車は大きく販売台数を落としていく。
それでも、コペンは大健闘した。
最近になって叫ばれる若者の車離れ。憧れの対象であったスポーツカーの地位の凋落は目を覆うばかりだ。
危機感を抱いた各メーカーからは「これではいけない。」と復活の兆しが僅かな光として感じられるが、その光が届くのはまだまだ先のようだ。
カプチーノ45
ところで、我がカプチーノもいよいよ20年目に入った。
距離は16万キロを超えたが走行することに恐ろしいほど問題が無い。(笑)

依然このブログでカプチーノを紹介するときに、ごく普通の人間がカプチーノを所有していくためのノウハウ・・みたいなことを書いたが、一連のトラブル事情をお話ししただけで、とんとご無沙汰だ。
それもそのはず。
正直、今日までカプチーノを巡るトラブルは以前書いた「高速5速シンクロ故障事件」と「オルタネータ(発電機)死亡事件」の2件だけで、それ以降全くトラブルらしいトラブルが無い。
勿論こうしたものは無い方が良いに決まっているが、こうした「ブログのネタ」と言う点では申し訳ないが非常に乏しい。
これについては以前にもお話ししたようにトラブルを未然に防ぐという意味で故障予防策をとっており、車検毎に疑わしい部品を全て交換している。故にここまでトラブルが殆どなく乗っていることができているわけだが、本来ならこうはいかないはずだ。

それにしても、いろいろな意味でもう少し書けると思っていただけにこれはこれで何となく納得がいかない。
ただ、これだけ長い時間を共に過ごしてきたんだから何かあるだろう。
確かにある。
良いところばかりではなく、確かに結構我慢してるところもある。
今回のエントリーは、欠点とは言わないまでも個人的に気になる点を少し言わせてもらおうか。
カプチーノ44
7〜8月は我がカプチーノの夏眠時期とも言える。
理由は簡単だ。
「クーラーが効かない。」
もちろんこの問題に関してはカプチーノに限らず他車でもあるのだろうが、これは、カプチーノ乗りの間では結構有名な問題としてあげられるもののひとつだ。多分に漏れず自分のカプチーノにもこの顕著に現れていて、やはり、
「クーラーが効かない。」
効かないというよりも・・、最初の頃は確かに効いていたので、経年劣化とともにクーラーが「効きづらくなっている」と言った方が正確かもしれない。最初に買ったときのクーラーの効きを100%とするならば、現在その性能は体感的には50%以下になっているように感じる。真夏日ではとても無理だ。(笑)
2シーター故にキャビンが狭いカプチーノは、本当ならクーラーは効く筈だ。なのに効かないということは何かがおかしいということであろう。
これに関しては確かに色々言われている。
クーラーガス自体が旧フロンガス規格のもので、そのガス自体の性能のせいだ。とか、クーラー自体の性能は高いが、取り回しが悪く、ラインが凍るとか。ただし、いずれも根本的な問題であり、かつ、決定的な解決には至らない問題として今日まで残っている。
確かに最初の効きはそれほど悪くなかったので、何らかの理由により効かなくなっていったのだが、その効かなくなるまでの時間が結構短かった。個体差もあると思うが、通常使用で5年をめどに何らかの対策を考えた方が良いかもしれない。
そういう意味ではこの「クーラーが効かない」という問題は中古車購入のポイントとしてひとつ挙げられるのではないだろうか。対策としては、コンプレッサー関係を総取り替えするか、何らかの形で大掛かりなメンテナンスが必要な場合がある。結構な出費だ。
「それでは問題解決になっていない。」と、言われると身も蓋もないのだが、場所が場所だけにできることといえば、フィルターの掃除とか、そのぐらいしか思いつかない。
日本の気象特性から、夏は高温多湿+渋滞により都市部でクーラー無しの車を長時間運転するにはかなり覚悟がいる。
極論としては運転しないのが良いのだが・・。(笑)

ETC1000円が遠い昔。
日本各地の高速道路の開通が相次ぎ、テレビなどでもサービスエリアの美味しいもの特集などを積極的に放送しており、車を取り巻く環境は決して暗くない。
ただし、相変わらず休日は集中型の休みでどこに行くにも少しタイミングを間違えると道路は動かない。
とりわけ、子供たちが休みに入る時期は、お盆も含め週末の海岸線の幹線道路は殺人的な渋滞が続く。
クーラー無しではやっぱり厳しい。
自分は、もともと世間が「夏休み」などというどこに行くにも混雑する時期は車での外出をあえてさけているが、場合によってはそうも言ってられない時もある。そんなときは我慢するか、なるべく渋滞のないような時間帯を選んで移動するしかない。これも問題解決にならないのが辛いが、結局、暑いうえにクーラーが効かないとなると、長距離運転の仮眠もままならない。長距離を移動する際はこれの方が重要だ。窓を開ければ蚊が入ってくるし、アイドリングのままクーラーをかけるわけにもいかない。で、そう考えるとやっぱり夏場の運転は避けるしかない。そうなっちゃうんだよなぁ・・。

あと、クーラーは必ず停止時にスイッチを入れるようにし、停車時に切るようにする。というのを聞いたことがある。本当かどうかはわからないが、なんとなく信用してそのように入切している。
燃費の関係などからクーラーを使用しない人もいるようだが、逆に使用しないのも悪いのではないかと思う。機械ものなので定期的に動かさないとダメになるのは言うまでもない。
自分のカプチーノは、確かに冷気自体は真夏日の強烈な日差しにやや冷気が弱いぐらいでクーラーに関する致命的なトラブルは起きておらず、夏場では「乗らないこと」を持って、その対策としている。(笑)なので、申し訳ないがオーバーホールなどの経験がなく、費用的な問題は明記できない。
カプチーノ22
さて、クーラーの問題とともに、個人的に我慢ならんの問題がもうひとつある。
それが、ヘッドライトの問題だ。
中でもこの問題は正確にはふたつある。
まずひとつが「ライトの黄ばみ。」だ。

今では当たり前であるプロジェクター・ヘッドライトが市販車に初めて搭載されたのは実はカプチーノであったと知る人は少ないだろう。(軽自動車では市販車初)当時としては最先端なヘッドライトを備えていたのだ。
ただライトカバーがプラスチックなため経年劣化により黄ばみが発生する。
ヘッドライトの黄ばみ。
これはカプチーノを所有する誰しもが思うエクステリアの中でも最も由々しき問題として君臨している。
いきなり結論から言ってしまうが、この問題に関する決定的な解決策は、ほぼ無いと言ってよいだろう。
自分も色々な方法を試したが、その進行を遅らせることは出来ても、完全に停止させることはできなく、やっぱり行き着くところは、「地味に磨くしかない。」というのが現状である。オリジナルに拘らない人はアフターパーツとして別のメーカーからリリースしている4灯のヘッドライトに交換している人もいるようだ。
このライト問題はビジュアル的にも最悪で、どんなに車をキレイに磨いても、ライトの黄ばみがあるだけで、もの凄く汚く見えてしまう。なんとかしたいのだが、新品のライトは非常に高価でなかなか手が出せない。(泣)

このライトに関するもうひとつの問題が「暗さ」だ。
一度でも夜にカプチーノに乗ったことがある人ならわかると思うのだが、カプチーノのライトはかなり暗い。
質が暗いのか、本当に暗いのか、・・・多分両方だ。
前述のクーラーの問題は、まだ我慢すれば良いことであるが、この問題は場合によっては命に関わることなので深刻だ。
・・・お叱りを受けるかもしれないが、深刻と言いながらも自分の車はその対策をとっていない・・。
「じゃぁ、深刻じゃないんだな。」
確かに街中の煌煌と照らされる明かりの中ではそれほどでもないかもしれませんが、ややその光が乏しいときにはかなりの集中力がいります。高速などでも路照灯が少ないところなどはハイビームにしないと少し怖い。
昨年は車検の際に「光量がやや足りず苦労しましたよ〜。」とディーラーの方に言われたので、HIDにするなどの対策が必要かもしれません。
カプチーノ54
当ブログはカプチーノの改造の過程などを紹介するブログではないのだが、かなり前からやりたいことがある。
やはり前述したライトのHID化と、長距離を走るにあたり16万キロの長い間自分を支え続けてきたシートのへたりが目立つようになった。これをFDのシートと交換したいと思っている。あと、屋根の再塗装だ。これは結構ひどく、地金が露出している部分が年々広がっている。そして最後は足回り。特にハードな走り方しないので大丈夫かと思いきや、(ブッシュ類は交換×1)突き上げが酷くショック交換が必要だと感じるようになってきた。

出掛ける場合には殆どカプチーノで移動する自分だが、ブログに掲載する記事は旅先の目的地の話ばかりで道中カプチーノの写真は意識しない限りあまり撮影しない。以前バイクに乗っていたときは気軽に止められるのでイヤというほど撮影したが、片側を占拠してまで車を撮影のために止めるのはマナー違反と考えている。

そんな我がカプチーノだが、今年の11月で確か6回目の車検を迎える。
昨年は、燃料ポンプの交換、ブレーキライン全て交換した。結構な額だったがおかげで2年は何の心配も無く走ることができた。今年はラジエター(水回り関係)を取り替えようと思っている。多分結構な出費になると思うが、見知らぬところで立ち往生し、レッカーの世話になることを考えれば安いもんだ。
こんなことを書くと購入予備軍の方々を萎えさせてしまうかもしれないが、ハッキリ言っておくと、カプチーノは
「金がかかる。」
それこそ、べらぼうな大金がかかる訳ではありませんが、個体差で決して悪くない自分の車両でさえも今までの車検では何かしらの部品を交換してきた。
ただ、いきなり「20万円かかります。用意してください。」と言われれば大概の人はきついと思いますが、ランニングコストを見越して、毎月「カプチーノ貯金」として一万円貯めています。当たり前ですが、これだけで24万になり、気持ち的には楽です。毎月何らかの箇所が壊れる訳ではないので経験上このぐらいを目安に考えてみてはどうでしょうか。また、当然ですが、ご自分で整備できる方は相当に安くなる筈です。
自分も結構な部品を交換しつつも車検と併せてこの金額から足が出たことは一度もありません。

最近すれ違うカプチーノもめっきり減り、少し残念です。
オープンにするには暑すぎますが、標高の高い高原道路などで屋根を開けながら走ると、カプチーノの良さがわかります。素人が乗ってもグイグイ後ろから押される感じが力強い世界的にも貴重な小さなオープンFR。
所有するには英断が必要ですが、こんなに楽しい車はなかなかありません。(笑)



プロフィール

Author:Kazz
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Kazz zzak(+あい。)へようこそ。
Kazz zzaK(+愛・逢・遇・合・・・ etc)
あい。は、人それぞれ。

英語で i は自分ということ。

Kazz zzak(+i)

色々な「あい。」と自分をプラスして
Kazz zzak+i=「Kazz zzaKi」

「カズ雑記」

身の回りの好きなこと。好きなモノ。
関心のある事。
写真と共に何でも書いていきます。

気に入ったらまた遊びに来てください。

尚、このブログ内全ての文章・写真には著作権があります。販売も行っておりますので
無断で使用・転載する行為を固く禁じます。

コメントは基本的に悪質で無いものは承認する方向です。
ただ、メールで個別に対応することは時間的にも余程のことが無い限りできませんので
コメント通してすることになります。宜しくお願いします。

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