日本一危険な国宝シリーズ最新作。『投入堂完全解剖編スペシャル版』ただいまエントリー準備中。

11 23, 2012
投入堂 予告2

さて、めっきり寒くなってきましたが、皆さん風邪などひいてはおりませんでしょうか?

前回の投入堂完全解剖編からかなり時間が経ってしまいましたが、これもひとえに
『開くか!? 禁断の向こう側 龍光院・密庵』http://kazzzzak.blog74.fc2.com/blog-entry-282.html のせいです。(笑)
前回の新カテゴリー、クラシックホテル「奈良ホテル」エントリーの際、当ブログの縦軸の話をしましたが、「投入堂・完全解剖編」こそ、そのアクセス数から当ブログの縦軸の柱(何か、「頭痛が痛い」みたいな言い方ですけど。笑)だと思っています。その割にはここんとこ更新が滞っており、楽しみにしている方々にはご迷惑をおかけしております。

ところで、今年の旅行で実は愛媛県の石鎚山に登ろうかと思っていたのですが、結局準備不足で登ることが出来ませんでした。
石鎚山と言えば、あの投入堂に纏わる三枚の蓮の花びらの一枚が落ちた場所です。修験の山として初心者には結構ハードな修行になるようですが、今年は投入堂にも行けなかったし、そういう意味では何か寂しい気がします。

話は前に戻りますが、現在投入堂・完全解剖編のエントリーを進めています。
ちょっとまだ公開できる状況にはないのですが、思いの外考察が深くなりそうなのと、書いてるうちに自分なりに面白くなってきたので、ここに来て今まで避けてきた「投入堂新築・増築問題」に多少触れようと思います。そのために投入堂自体をかなり遡らせ、初期モデル(建立当初イメージ)から現代の(present-day)投入堂まで、あれやこれやと持論を展開させていきたいと思っております。かなり長くなりそうで、おそらく何回か連続してエントリーすることになると思います。素人考察なので暇つぶしにでも。(笑)

それはさておき、当ブログはこうした「予告」じみたことを結構やっています。その多くはCGを使った建築の話なのですが、やはりブログを書きながらモデル制作というのは結構時間がかかります。
この「予告」の理由は簡単で。そうすることで自分自身のモチベーションを上げるのが目的なんですが、最近アクセスがドンと増えたので、何か書かなきゃ・・という悪いプレッシャーが掛かってきてます。(笑)
大体好きでやってること自体にプレッシャーも何もあったものじゃないと思うのですが、故に、こうした予告をした後なんかに更新の間が空いたりすると、「あっ、頑張ってるんだな。」と思って下さい。(笑)

おそらく、何回か間にエントリーが入りますが、地味に進めてますので、また、遊びに来て下さい。
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投入堂初期建立当初イメージ Ver.1.00


鬼も笑う先行予告。『金谷・富士屋・万平・奈良』日本四大クラシックホテルの華麗なる競演。

11 17, 2012
奈良ホテル1
奈良ホテル Nara Hotel
Kazz日本全国宿泊の旅

さて・・・。新カテゴリー登場です。
このブログは、ここまで、縦軸のひとつとして、「何となぁ〜く国宝建築が好きな人のためのブログ」・・というスタンスを持ってやってきました。これは以前も言ったのですが、本当は「さりげない日常をこれまたさりげなく、簡単に写真で綴るブログ」なんていうのを目指していたんです。(笑)ブログを書くのも寝る前の10分ぐらい。・・というのが理想で、そんなに依存なく、更新しなくても気にしない。なんてことを思っていました。

ところがどっこい。
根っからの凝り性のため、ご覧のようなブログになってしまったんです。10分どころか、ひとつのエントリーに丸一ヶ月も掛けてしまうとは・・。本人の方がビックリするぐらいです。(笑)
でも、毎日訪れてくれる方や、楽しみにしてくれている方がいるとやっぱり色々と書きたくなるんですよね。
もちろん自分が楽しむのは大前提ですが、やはり見に来てくれる人あっての当ブログであると思っております。
つまらないブログにいつも足を運んでくれてありがとうございます。
これからも見に来ていただけるようなブログを目指します。

早速話は変わりますが、先日少しお話しした今回の旅行で出会った「自分的に面白かった建築」
もったい付けずに種明かしをすると、それは、日本のクラシックホテルについてです。
日本の国宝建築の多くは古代以降ってことになっており、当ブログでも近代の扱いは無いんですが、決して興味が無いわけではありません。例えば、国宝建築と言うことであれば明治以降の二建築。
長崎県の大浦天主堂と、東京の迎賓館赤坂離宮です。両方とも未見です。確かにこの二建築も魅力的であるんですが・・・。
エントリーする予定は今のところ・・無いです。
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今回の旅行とタイミングを合わせたわけではないのですが、そんな近代建築の中でも、前述したように「旅」と切っても切り離せないのが「宿泊施設。」率直に言うと、最も身近なのが「ホテル」です。
自分も以前はビジネスホテルなんかに宿泊したりしていたのですが、ここ数年金も無いのに(笑)なんとなくホテルの居心地に興味が出てきて、この空間を楽しむようになってきました。観光に疲れて寝るだけでは無く、ホテルそのものを楽しむようになったのです。少しだけではありますが、余裕が出てきたのでしょうか。
そこで、その「ホテルの居心地」という意味で興味の対象は、以前から気になっていたこともあり「クラシックホテル」に一気に集まり、中でもその外観と京都・奈良の寺社仏閣が好きな自分は「奈良ホテル」がお気に入りで、以前から宿泊するチャンスをうかがっていました。
そこにはこうしたブログを書くようになった影響が少なからずあるのですが、この「奈良ホテル」に限らず、かなり前から「クラシックホテル」を通した近代建築というのにかなり興味を持っており、機会があれば是非宿泊し、取り上げてみたかったのです。
まぁ、最近までビジネスホテルを常宿にしていた身分にしては些か敷居が高いのですが、いいでしょう。(笑)
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ちょっと順番が逆になってしまったのですが、クラシックホテルの定義ってなんでしょうか?
ただ単に古いってことか?
まっ、それなら築50年のホテルでも立派に古いってことにはなるでしょうが・・。(笑)
伝統と格式。きめ細やかな完璧なまでのサービス。そこで働く人間の意識。窓枠の小さな傷一つにも重厚さが感じられるクラシックホテルは、その建物自体が重要文化財級の建物であることは勿論ですが、何より求められるのは、ホテルとして百余年を生き抜いてきた重みではないでしょうか。そして、その重みとは人により感じ方が違います。完璧なまでの気持ちの良いサービスだったり、手の込んだ美味しい食事だったり、重厚な家具に囲まれ、塵一つ無いクリーンで落ち着いた環境だったり、雰囲気の最高なバーだったり・・。
結局、それが何であるか、求めるものはひとそれぞれ違うでしょう。それらを全て望む方もいます。
クラシックホテルに宿泊する醍醐味は、後にも先にもそうした「重み」を味わうものではないかと思います。
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ところで、このクラシックホテルという言葉は、結構聞く言葉ではあるのですが、実は世間的に明確な定義は存在せず、開業から100年を超えたホテルなど(またはそれに近い年月が経過したホテル)を総称してクラシックホテルと呼んでいるようです。また、ホテルの中にはそれほど古くないのに「○○クラシックホテル」などという名称が付いているホテルがあります。もちろんそれなりに古いホテルもありますが、クラシックホテル「風」というホテルであることもあり、ここでいうクラシックホテルとは一線を画します。更に、もともとホテルとして生まれたわけではなく、古い建物を改装してホテルとして新たに開業しているホテルもあります。

さて、そんな日本には開業から100年を超えるホテルが4つほどあります。
それが、

栃木県日光市の「日光金谷ホテル」(開業1873年・明治6年・開業139年 略/K)
神奈川県箱根町の「富士屋ホテル」(開業1878年・明治11年・開業134年 略/F)
長野県北佐久郡軽井沢町の「万平ホテル」(開業1886年・明治19年・開業126年 略/M)
そして、奈良県奈良市の「奈良ホテル」(開業1909年・明治42年・開業103年 略/N)


の4つです。
奈良ホテルが100年を超える前までは日本三大クラシックホテルなんて呼ばれていましたが、奈良ホテルが100周年を迎えること(またはそれに近い時期)になり、現在では日本四大クラシックホテルと呼ばれるようになったみたいです。
先の「クラシックホテル」という俗称も、この4つ+αを指していると思ってよいのではないでしょうか。

で、扉からの一連の写真。
西の迎賓館「奈良ホテル」今回の旅でその甘美な誘惑に負け、宿泊してみました。
念願と言うことを加味し、ひいき目に見ても評価は非常に良かったです。
こうしたホテルの宿泊費は確かに安い部類には入りませんが、目が飛び出るほど高くは無いです。シーズンやプランを上手に利用すれば普通のホテルと大して変わりません。
それでいて、この面白さ。細部の意匠など細かいところを見だしたら切りが無いくらい。
「ホテルなんて興味ねえし、安くて、シャワーがあって寝れりゃいい!」
確かに時と場合によってはごもっとも。
無理強いして押しつけるのもどうかと思いますが、興味がある方はどうでしょうか。
安く泊まれるというのは魅力ですが、あまりに安くて、シミの付いた天井や壁を見ながらため息をつくようだと次の日の観光にも力が入りません。こういう時間が身体に与える影響が意外と強いことを今回は感じました。
結論から言うと泊まって良かったです。
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                 北海道小樽市の『小樽グランドホテルクラシック』

「泊まろうと思ったときに泊まる。」
結構大事ではないかと思います。
奈良ホテルほどの名門ホテルがいきなり閉業などに追い込まれることはないとは思いますが、泊まろうと思ったホテルが翌年には無かった・・。と、言う経験を一度したことがあります。

以前北海道に旅行に行ったときに非常に雰囲気のあるホテルに出会いました。
それが写真上の「小樽グランドホテルクラシック(旧越中屋ホテル)」です。
その時は正直クラシックホテルの何たるかを知るよしもなかったのですが、思えば、このホテルとの出逢いがクラシックホテルに興味を持つきっかけになったのかもしれません。
小樽には何度も足を運んでいましたが、なぜか宿泊というと縁が無く、初めて小樽に泊まったときも散歩がてらこのホテルを見つけ、「雰囲気の良いホテルだなぁ・・。」と、一目惚れしてしまい、次に小樽に宿泊するときは絶対に泊まろうと思っていました。
現在と違い事前にホテルを予約しない旅を続けていた北海道では、走り疲れた場所が宿泊地になります。そんな旅行なものだから、タイミング良く小樽に泊まることができずに何年かが経ってしまいました。
ところが、2009年、このホテルは経営不振を理由に残念ながら閉業してしまい、現在建物だけが残されています。
昭和6年に北海道初の外国人専用ホテルとして産声を上げた「越中屋ホテル。」
今にして思えば、外観とロビーの一部はクラシックホテルを思わせるものだが、実際の客室はあまりクラシックな雰囲気はないようで「普通の部屋」らしいのですが・・。(笑)
それでも、どうしても泊まりたかったホテルであるので、閉業を聞いたときに非常に悔しかったのを覚えています。
奈良ホテルがいきなり無くなるとは想像も付きませんが、そういう前例が身にしみている今、泊まれるときに泊まった方が悔いが残らない。考えたくはありませんが、天災や人災。何が起こるか本当にわかりません。
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いくら建物に格式があったとしても、それが表面だけで宿泊客の満足度が低迷すれば、そのホテルはあっという間に廃業するでしょう。
インターネットでホテルを選ぶ時代になった今、口コミ的な評判は諸刃の剣であるともいえ、悪い評判は瞬く間に世界中に拡散し、ホテルを潰しかねません。一方、逆に良い評価を得ているホテルはそれだけで宿泊対象になり得ます。
そういう意味ではホテルにとって良い意味で厳しい時代になったのでは無いかと思います。ちょっとしたミスをネットでグチグチ言われたりもするでしょう。
しかし、大概の客はそうしたものの真意を見極める目を持っているし、熟考する力があります。そこで選択し、「確かに宿泊してみたら口コミ通りだった。」としてもあきらめはつくでしょう。
ちょっとしたミスで宿泊客の気分を害せば、そのホテルがその客に選ばれることは二度とありません。
ホテル業は、個人差が甚だしい「快適な空間」を客に提供するという、ある意味曖昧なサービスを行う業種であり、一般的という線引きをしながらも個人に出来るだけ対応しなければならないという過酷な使命を帯びています。
そんな中、クラシックホテルがなぜ100余年もの間支持され続けているのか。それを自分の目で確かめるのも悪くありません。
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・・というわけで、このクラシックホテルを取り上げたいのですが・・。問題がひとつあります。
それは、当ブログが普段から行っているような極めて詳細なレポートが必要かどうか?ってことになるでしょう。
例えば、「奈良ホテルの部屋の天井って凄く高いんです!!」って書いてる人は結構います。
では、一歩踏み込んで、その「凄く高い!」って、どのくらい高いんだろう?ってことになるんです。(笑)
ちなみに、本館231号室の天井の高さは3m50㎝!!あります。(扉から2番目の写真。)
・・と、具体的に数値まで書いてる方は殆どいないようです。
まぁ、どうでもいいっちゃ、どうでもいいような話なんですけど。(笑)
こうしたように、単純に、柱がどうのとか、置いてあるアメニティのメーカーがどうとか、室内の広さがどうとか、こうしたホテルに泊まろうとする客層が、そうしたことをいちいち気にするか?といえばそれは大きな疑問です。
ですので、掘り下げる掘り下げ方、が最もポイントになるのではないかと思います。

最後になりますが、まだ何にも固まってないのにこのような予告じみたことをするのには理由があります。
これは、エントリーするためのモチベーションに影響するのですが、こうしたクラシックホテルについて細部にわたるレポートを先行してどなたかが行っていないか?ということが重要です。ざっと調べたのですが、滞在記のようなものはありますが、建築的や物語的な側面からアプローチしているものは見当たらないようです。
よって、次回からこの「クラシックホテル」と掘り下げていこうと思います。
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・・以上のように、今回のエントリーは残念ながら今回はその唾付けみたいなもので、本編はちょっと先になります。内観の方は基本的には撮影禁止国宝建築と違うので、できる限り綺麗に撮影した写真も使いたいし、なんせ多くの歴史があるホテルだけに、独特のドラマが存在します。単なる滞在記や施設紹介にとどまらず、やるからには多角的に掘り下げていきたいと思います。
四つのホテルを相対的にエントリーしていくのか、ひとつのホテルを集中的に掘り下げるのか、それも考え中です。
ホテルとしては間違いなく国宝級ともいえる開業100年を超えるクラシックホテルたち。
エントリーが自分でも楽しみです。
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                      奈良ホテル外観CG試作

さて、一方で、エントリーに使う外観CG。奈良ホテル本館は結構複雑な建築だ。一見しても横に広すぎてどのようになっているか正確にわからない。新しい建物が隣接、接続されており新旧ごっちゃになっているようだ。
本館の一角に近年資料室がオープンし、そこに縮尺模型があるのだが、それを見てもよくわからない。(笑)
一応空撮からのアウトラインで簡単に作成してみたが、雰囲気だけで造ってあって全然違うのでご注意を。
こうしたものはフリースケールで制作しても何の意味も無いので、その辺も含めキッチリ仕上げたいが、それについては、最低でも正面からの実測図が不可欠だろう。
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正面玄関の資料は、写真撮影可能なこともあり逆に豊富なので細部にわたる制作が可能だが、細部の寸法は不明。造り込んでも用途が限られるだけに意味があるのか、これまたよくわからない。(笑)
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                   奈良ホテル正面玄関車寄せ CG試作

日本広しといえど、現役のホテルでこれだけ風格のある玄関があるのは奈良ホテルぐらいであろう。
その点、普段から素晴らしすぎるぐらいの国宝建築を扱っている当ブログとしては、細かいところが気にはなるが、これだけ立派だと気になる人は「どんなホテルなのか。」と気になるはずである。
奈良ホテルのような人気のあるホテルは、開業当初の本館のみの部屋数ではとてもじゃないが宿泊客を裁ききれないため、新館が造られる運びとなり、一見して全像が掴みづらいホテルでもあります。また、景観条例に触れるこの土地では、その増築にも大変な苦労があったという。
上の一連の写真のように、当ブログの掘り下げ方としてはCGは欠かせない。正確に造りたいのだが、平面図を入手するのにかなり苦労しそうだ。(泣)
そもそも奈良ホテル自体が古い資料を探しているぐらいだから、古い図面はないものだと思っているが、奈良ホテル発行の書籍「奈良ホテル物語」の表紙は本館の1/100の実測図になっている。
こうした図面があるのかも。・・何とかなる・・・か?(笑)

SUZUKI CAPPUCCINO (+7。)

11 11, 2012
スズキ・カプチーノ7 Suzuki Cappuccino 7
Kazz 拘りの道具の旅
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さて。
今宵のカプチーノ7は二つのお話をさせていただきます。

世間は行楽シーズンまっただ中ですが、皆さんはどちらかに行かれましたでしょうか?
今年の紅葉は綺麗らしいと言うことで、観光地もごった返すでしょうが、車で出かける方はくれぐれも事故に気をつけて旅を楽しんでください。自分はとりあえず紅葉最盛期の旅行はまだ考えておりませんが、大々的に休みを取ったばかりなので・・近場で我慢かもしれません。(笑)
先日のタイムトリップから帰還した我がカプチーノの状況はというと、特にトラブルもなく無事に走り終えました。
大雑把な行程を紹介すると・・
東京〜名古屋〜和歌山〜奈良〜滋賀〜石川〜富山〜長野〜東京というコースで、今回の総走行距離は約1100キロ、平均燃費は22キロです。今回は市街地走行がかなりあったので燃費自体は落ちましたが、全体的にはまずまずの走りです。大体初日と最終日は500キロ以上の移動で車中泊になるのですが、今年はそれが無く、「カプチーノ痛」は無かったです。(笑)この距離は近年の秋旅行ではかなり少ない方ですが、カプチーノはすこぶる快調に走ってくれました。

 突然ですが、この旅で迎えた「11月1日」という日がカプチーノに関係する、「ある」重要な日であることを知る人はカプチーノ乗りであれば結構いるはずです。(笑)
そう、今から21年前の1991年の11月1日、カプチーノが生まれた日です。
厳密には生産ラインが動き出した日・・なのかな。一日1台は造られるだろうからこの日はカプチーノの誕生日と言われています。

絶滅危惧車指定。カプチーノの現存数は?
 ここで誕生日の話題が出たからと言うわけではないんですが、最近、というか、かなり前から自分は長期の旅行に出かけると必ずと言っていいほどやることがあります。
それが、カプチーノの個体数の確認です。
まぁ、確認っていってもしかるべきところに行ってカウンターでカチカチやるわけじゃありません。
具体的には、すれ違ったカプチーノや旅先で確認できるカプチーノをカウントするだけです。(笑)
カプチーノ7−1 
 皆さんにも経験があるのではないかと思いますが、同じ車に乗っていて「いやだなぁ」と思うときもあれば、「おおぁ」と親近感を抱いたりするときもある。具体的な挨拶など交わすことはありませんでしたが、カプチーノの場合、生産台数自体が少ないのですれ違うことは購入当初でさえ希でしたが、不思議と嫌な感じは無かったです。何十台も連なって走ったり、極めて大勢のオーナーがいる中に入ったりするのは苦手な方ですが、何度となく知らない方から声を掛けられたこともありました。
 また、同じ軽スポーツのビートやAZ-1にしても同様に
「同じカテゴリーの車。みんな大事にしてるんだなぁ。」
と心の中で何となくコミニュケーションを取っていました。総じて、街中で同じ服を着ていた人にばったり会うような、ああいうバツの悪い感覚はありません。(笑)
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 カプチーノではないのですが、以前、こんなことがありました。
深夜1時頃高速を走行しているときに全く見ず知らずのAZ-1と併走することになりました。
向こうも単走で、「おおっ、AZ-1かぁ。珍しいなぁ。」なんてしばらく抜いたり抜かれたりを繰り返していました。小一時間ぐらい走ったでしょうか。気がついたら先に行ってしまって、何となくその感じを引きずりながらサービスエリアにガソリンを入れに入りました。たまたまそこはセルフのスタンドだったので、そのまま給油しようとしたらさっきのAZ-1も偶然給油&休憩に入っていたんです。あまり明るくないサービスエリアで、停車している車も殆ど無かった中、AZ-1のオーナーがこちらに向かってきたので、
「あれ?何か気に触ることでもしたかなぁ・。」
深夜の2時頃であたりも薄暗い・・・。
びびって身構えたんですが(笑)結局向こうもこちらを気にしていたようで、
「カプチーノ、速いですか?(笑顔)」
なんて話から始まり、深夜の2時を回った状況で、全く見ず知らずの人と30分ぐらい立ち話をしたのをよく覚えています。陽の高いうちならともかく、誰もいない薄暗い中だったので多少怖かったのですが、これもカプチーノに乗っていたから起こったちょっとしたハプニングとして自分の中で強く記憶している出来事の一つです。
こうしたコミュニケーションも同じような車に乗っているからこその話で、何となく嬉しくなったのを覚えています。
 オーナー同士の唐突なコミュニケーションというのは、カプチーノに限らず突発的に旅先で起きる謂わば嬉しいハプニングのひとつではあるのですが、肝心の同じ車が見つからないんじゃ話になりませんよね。(笑)
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 ちょっと話がそれましたが、こうした「見かけたカプチーノの数の確認」という一種の遊びは、何の気なしに何年か前にやり始めたものではあるけれど、最初の1台が生産されてからカプチーノもすでに21年。かなり長い年月が経過してます。
自宅の近所、通勤の途中などでカプチーノを見かけることはありますが、その数は3台でいずれもおなじみの個体。以前は5台を確認していたのですが、最近2台が両方ともコペンに変わり、ちょっと悲しくなりました。(笑)
けど、両方のオーナーがカプチーノを降りても同じカテゴリーの車に乗り換えたことに何となく嬉しくなりました。
それにしても、パッとあたりを見回して、20年ぐらい前の車ってありますでしょうか?
こうしたことがあったり、最近はめっきり街中でも見かけないことから、
「現在カプチーノって何台ぐらい残っているのだろうか?」というのがここ2、3年気になり出しました。
ホント、ここ数年カプチーノの数自体が非常に減ったような気がするんです。
ちなみに、一年前、約西日本一周3000キロ、9日間かけて走ったのにも関わらず、すれ違った(見かけた)カプチーノは何と0台!その前にも同じ西日本を9日間3000キロ近く走ってたったの1台しかすれ違っていません。(駐車車両も含む。)
ここまでくると他のカプチーノに嫌われてるんじゃ無いかと思うぐらいです。(笑)
見かけると必ず「おっ!」となるので大概は記憶しているのですが、過去の記録を見ても10台以上というのは無く、近年では殆どが5台以下。旅先での遭遇は少なすぎるほど。見かけていません。
今回の旅行では・・・3台。・・なんですが、うち2台は出発してすぐ、同じ東京都内で見かけた個体で、暗くてよく見えなかったのですが、もしかしたら内1台はよく見かける1台だったかもしれません。
それにしても7日間・1100キロ走って3台。・・少ないですね。(実質2台。)
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自動車の現存数の推移
では、ちょっと真剣に考えてみよう。
まず、カプチーノの総生産台数は、手元の資料によると26,583台となっている。(諸説あり。)輸出台数は1182台で、主な輸出国は英国。最初の1台は1991年11月1日に発売され、生産終了最後の一台は1998年11月であったということだ。言わずもがな、この時点でかなり少ない。
ということで・・、最後のカプチーノが世に出てからすでに14年の時間が経っている。
自分のカプチーノは平成4年式。今年で20年を迎えた。

自動車の残存率がどのくらいの推移で数字を刻んでいくのか実はよくわからないのだが、その昔、
「10年を超えた車の残存率はその半分になる。」というのをテレビで聞いたことがある。
そこから一年につき5%ぐらいづつ残存率が低下していくという。
今となってはその番組自体がどういうものか(NHKなどのまじめな番組だったか)知るよしも無いのだが、この「10年で半分」と言うフレーズは脳裏に焼き付き、鮮明に記憶している。しかしながら、それは結構前の話で、平成の今日の話では無い。車自体の耐久性も上がり、景気も悪くなった。こうした事柄が車の買い換えサイクルなどに微妙な影を落としている現在の日本では、数字自体は少し異なっていることだろう。
・・が、実感としてそれほど的外れな数字だとは思わない。カプチーノの場合、いい意味でも悪い意味でも特殊な車であるので、一概に大衆車の公式が当てはまるとは思わないが、大事に乗られている方が多い中、仮にあるとしても低下自体は標準よりやや鈍いのではないかと思われる。
また、当たり前だが、カプチーノの多くは11Rと呼ばれる前期型で、後期型の21Rはそれなりに数が少ない。この11Rと21Rの割合も正直よくわからないので、年度による生産数のバラつきがかなり見られると思う。
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というわけで、早速強引だが仮説を立ててみよう。
手元の資料を信用すれば、先にも述べたようにカプチーノの総生産数は輸出を除くと26,583台だ。(輸出含まず。)
生産年数は7年なので、これまた強引に計算すると、一年毎の生産台数は約3797台となる。
自分の平成4年式はほぼ初年度に値するため最も古いカプチーノのうちの1台であるが、20年という時間を10年50%で基本に鈍く推移させていくとすると、(20年で約1/4?)平成4年式カプチーノの平成24年の残存数は全国で約900台ぐらいか。実際、平成4年式は台数が多いため、もっと残存しているだろうが、イコール計算だと大体このぐらいの数になる。最も新しい年式の21Rでもすでに14年が経過しており、この単純な計算式で見当を付けると、最終年式でも1200〜1500台ぐらいか。最終年式はそこまで売れていないと考えられるので、やはり1000台以下と考えるべきだろう。
そうなると現在のカプチーノ現存総数としての予想は、幅を持たせて5000台から7000台ぐらいなのではないだろうか?
例えば7000台としても、これを47都道府県で割ると・・・1都道府県あたり約150台!?
さらに、東京の市区町村単位で平均化すると、各市区町村あたり約3台!!
・・いやいや、・・あくまで単純計算した結果なので裏付けはないが、都市部や人口比率から平均化すると、実際の数字に近い気もする。こうして具体的な数字が出てくると、・・平均するとこんな数なのかもしれない。・・確かに150台では少ない。見ないわけだ・・・。
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6度目の車検。
さて、もうひとつの話は車検の話。
自分のカプチーノは購入してから今回の車検まで毎回スズキのディーラーにて整備を行ってきた。
今回の旅行でついに16万キロを超えたが、すこぶる快調。もちろんすべてにおいて100%の完調とはいかないが、それでも大きな問題は無い。
車検時以外でも車両のトラブルにより何度かイレギュラー的に持ち込んだことはあるが、その数は2〜3回程度で、故障を引きずるようなストレスも無い。
まぁ、殆ど車検時に故障予防として早めに部品を交換していることもあるのですが、今年、6回目にて初めて「交換する箇所が無い。」といわれた。
やや心配だった水回りも破損の兆候が感じられなく、ほぼ大丈夫と言うことなので、毎年の距離数から考えて今回交換は見送ることにした。
いずれにしても、こうした整備においては基本的な考え方が二つ存在するようだ。
今回、それを強く実感した。以前自分の車を担当していてくれた整備責任者が変わり、新しい方になった。
もちろんこうしたものに対して個人的主観はあるだろうが、そこに存在するのは、「悪い箇所をあえて変える必要な無い。」という考え方と、「いずれ悪くなるのだから早めに変えた方が良い。」という考え方だ。
これだけ長い間同じ車に乗っており、癖やら何やらが染みついた自分の車も、そこにプロの経験値が入るとたちまち裸同然にされる。「ここは変えた方が良い。」「ここは変えなくても大丈夫。」なるほど。以前の自分であれば旅先での故障などを考え早め早めの処置を考えていたが、必ずしもそういう考え方が正しいとは限らない。新しい部品が入ることによる回りのパーツへのストレスの掛かり方など、やはりプロの口から具体的に話を聞くことができると説得力を感じる。
 最終的に今回はベルト類の交換が2本あったが、殆どレギュラー・メニューで我がカプチーノの車検は終了した。費用は約100,000円であった。実は、この車検について何らかの報告ができるだろうと、カプチーノ7のエントリーをここまで引っ張ったが、結局大した報告ができないまま終わることになった。申し訳ない。
あと、このカプチーノのカテゴリーは、当ブログでも結構見られているものである。最近の検索から訪れてくる方々では故障のワードを伴ったものが凄く多い。現存数も気になるところだが、部品の欠品が出てこないか心配だ。以前、ルーフのゴム周りが欠品になったと聞いたことがあったが、調べるとそのようなことは無いようだ。
 遅かれ早かれ部品の欠品はやってくる。
ストックできる余裕もないが、今はまだそれを考えずに走りを楽しんでいる。

ところで、先に準ずる質問を購入時からお世話になっているスズキのディーラーにも聞いてみた。
「カプチーノって何台扱ってますか?」
「Kazzさんを含め3台です。」
3台か・・。
実はこのディーラーでは、ほぼ同時期に車検のためこの3台が入るので、よく覚えているそうだ。もう長い間この3台を扱っているとのこと。すべて11Rで、21Rは無いということであった。
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 さて、現存数という話をしたばかりなのですが、最近「軽スポーツ」復活の兆しがチラホラ見受けられます。
ホンダが考えている「新生ビート」などその典型なのですが、以前からこうした噂は出ては消え、また、出ては消え、そんなことの繰り返しで信憑性には事欠く話半分として聞いていたのですが、もしかしたら本気モードで来るかもしれない。そんなコメントが発表されていました。
こうした車が本当に発売されるのか、あまり期待はしておりませんが、スズキも海外での苦戦を強いられているように市場を活性化させるためにもこうした車の発売は必要であると強く感じる今日です。



タイムトリップ・・・からの、帰還。

11 05, 2012
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                      京都 浄瑠璃寺本堂

さて・・・。

長いこと仕事を休んでしまいましたが、少し前に無事「タイムトリップ」から帰還しました。(笑)
今回は相方の都合で直前にコースの変更があったり、いつもと違い狭い範囲を濃密に回ったり、やや旅の見方を変えたりと色々な意味で面白い旅になりました。
国宝建築の方も一気に16建築を見て回ることができました。
これについては徐々にではありますが当ブログのものの見方で皆さんにお話ししていきたいと思います。
早速、結構有名なんですが、他ではあまり詳しく扱っていない自分的に面白い建築がありましたので、その辺も詳しく語っていきたいと思っております。

全体的に自分が行った場所の紅葉の方はまだまだ早かったようです。そのせいか全体的な人の多さは感じませんでした。
とはいえ、場所によっては色づき始め本格的な秋の観光シーズン到来です。
現実に戻された今、明日からの仕事が怖いです。(笑)

とりあえず、今日はこの辺で。



プロフィール

Author:Kazz
Welcome to my blog

Kazz zzak(+あい。)へようこそ。
Kazz zzaK(+愛・逢・遇・合・・・ etc)
あい。は、人それぞれ。

英語で i は自分ということ。

Kazz zzak(+i)

色々な「あい。」と自分をプラスして
Kazz zzak+i=「Kazz zzaKi」

「カズ雑記」

身の回りの好きなこと。好きなモノ。
関心のある事。
写真と共に何でも書いていきます。

気に入ったらまた遊びに来てください。

尚、このブログ内全ての文章・写真には著作権があります。販売も行っておりますので
無断で使用・転載する行為を固く禁じます。

コメントは基本的に悪質で無いものは承認する方向です。
ただ、メールで個別に対応することは時間的にも余程のことが無い限りできませんので
コメント通してすることになります。宜しくお願いします。

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