投入堂完全解剖編スペシャル、地味に進行中。

12 13, 2012
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さて、・・。
すいません、まだ、本編じゃ無いです。ですが、投入堂完全解剖編スペシャル、地味に進行中です。
新・増築の考察を行っているうちになかなか深いところに入っていってしまい抜け出せなくなってきた・・(笑)
とは言え、年末の中少しづつ進化していってます。写真は少し前の古いものですが、今回のバージョンで屋根を葺くかどうか迷ってます。ただ、そうなると結構時間がかかっちゃうんだよなぁ・・。
まぁ、ちょっと考えてみます。

ところで、この間なんですけど、深夜0時〜1時にかけて当ブログの投入堂関係のページが異常なアクセス数になっておりビックリしました。もしかして、NHKかなんかで過去の投入堂の特集が再放送されたのか?・・と、かなり気になって調べてみたら・・・何でも、某アイドルグループが新曲のヒット祈願で投入堂に修行にいったそうな。
おおっ、自分はそのグループには興味は無いのですが、投入堂に目を付けるとはなかなかやるじゃないか。(といってもやらされてるのでしょうが。笑)是非頑張ってもらいたい。

あと、最近気になるニュースとしては、森高千里さんの渡良瀬橋に出てくることでも有名な栃木県足利市の八雲神社が全焼した。こうした文化財が焼失するケースはいつの時代もつきものだが、今回は火の気の無いところから出火しており、放火のケースも考えられると言うことだ。
今回の火事で人命が奪われなかったのが不幸中の幸いだが、焼失した建物は二度と帰ってこない。それでも天災などであれば残念だがあきらめもつく。
が、放火は話が違う。
詳しいことはまだ分かってはいないが、原因究明を強くお願いする。

龍安寺石庭。作庭者からの挑戦状と、大いなる誤算。

12 07, 2012
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龍安寺 石庭 ”The ROCK GARDEN”
建物記ファイル№0014


さて、
秋の行楽シーズンも終わりに向かい、紅葉もピークを過ぎた感がある今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
今年の秋旅行は関西方面に足を運んだにも関わらず京都での観光・宿泊(浄瑠璃寺のみ拝観)が久しぶりに無かったので色々なもののアップデートがありませんでした。それでも、旅行から帰宅したときは、「紅葉時期には別途で京都に行こう。」と考えていたにも関わらず、結局行けなさそうです。(泣)
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当ブログでも頻繁に登場します龍安寺石庭です。このモデルは、自分の研究用とムービー用に制作しているモデルなのですが、結構試行錯誤しており、なかなか前にすすみません。(笑)

ところで、この石庭の謎は多くの方の研究対象になっていますが、今だにその回答を得ません。

● いつ頃造られたのか?
● 誰が造ったのか?
● どういう意図があるのか?


とどのつまり・・。「龍安寺石庭とは一体なんなのか?」(15個・笑)

一見無造作に並べられたかのような15個の石。が、この石は見る者に何かを訴えかけているかのようです。
その問いかけに、どう自分の答えを導き出すのか。
「何か意味があるような・・無いような・・。」
多く言われるのは、完璧を表す15個という数字の内の1個が見えないため、その数は14個となり、総じてこの世に完全なものは存在しない。と表現したという説や、それに加え、で、あらば、この15個が見えるようになるまで修行をしなさい。という説、15個の内のひとつを見えなくすることにより、「完全=後は崩壊するだけ」にせず、あえて不完全に表現した。など、実に色々あります。
そもそも意図を持って造られたものであるのか、無いのか。それは誰にもわからず、謂わば禅問答に似た、作庭者からの挑戦状のようでもあります。

ただ、こうした謎解きとは別にしても、この龍安寺石庭は素晴らしい空間です。今年の春、JR東海の「そうだ、京都いこう。」のキャンペーン場所ともなり、桜の時期は大変な人出だったらしい。もともと京都でも指折りの人気を誇る龍安寺だけに、来年も同じような状況を覚悟しなくてはならないか・・。
早春龍安寺
願わくば、龍安寺石庭を貸し切ることは出来ないものだろうか。
勿論自分も数多くいる拝観者の一人なので贅沢は言えないが、厳粛な場所であるのでマナーを守りましょう。

作庭者の意図を読み取らんが如く、この庭と一対一で向き合ったとき、もしかしたら自分なりの答えがでるかもしれない。
雑音の無い静寂な空間に見いだす自我こそ、禅寺における庭の大きな役割のひとつではなかったのであろうか。
そういう意味では、この龍安寺石庭の作庭者も、自分の造ったこの場所が全世界から人を呼び、ここが静寂とかけ離れた空間になることだけは、予想できなかったではなかろうか。
おそらく。(笑)



建物記。(けんぶつき)建物を見物。それを、記す。

12 02, 2012
桂扉
桂離宮 Katsura Rikyu
Kazz日本全国古(いにしえ)の旅 建物記ファイル№0000

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桂離宮『松琴亭』

さて、
投入堂完全解剖編スペシャル版の方は地味に進めておりますけれども、結構かかりそうです。(このエントリー最後にオマケがあります。笑)
とはいえ、性格上何らかの記事は書き進めないと何となく落ち着かない。
というわけで、長い間暖めていた桂離宮本編のさわりを蔵出しすることにしよう。


・・と、その前に表題の「建物記」(けんぶつ-き)について。
建物(たてもの)の研究サイトというよりも、建物(たてもの)を「見物(けんぶつ)」するというゆるい感じで気軽に楽しもうと言うコンセプトで、言葉自体は建物(たてもの)と見物(けんぶつ)の言葉の掛け合わせ。「なんとなぁ〜く国宝建築に興味がある方のため」という基本コンセプトの当ブログに合っていてなかなか良いんじゃ無いでしょうか。そんなわけで、以下、これから国宝建築及びエントリーする建物は、建物記(けんぶつき)ファイルNO,1・・みたいな形で統一し、随時修正していきます。(今回は仮。)


話を戻して。
実はかなり前に桂離宮を訪れた後、すぐに「予約、そして実際に桂離宮に行ってきた。」ということで一度エントリーを行っている。
そしたらそれが、殆どの検索サイトで上位に来ているため相当数のアクセスを頂いている。嬉しい限りだ。
ただ、内容は桂離宮参観のための準備編みたいなもので、勝手に思っている当ブログの使命と自分がやりたいこととは大きくかけ離れている。エントリーの内容にも、「本編は先に延ばす・・。」みたいなことが書かれているためそれを依然として実行できないのが歯痒く、今日まで来てしまった。
ですが、水面下で進めていることは進めているので今日はそれの紹介。(笑)

で、こんなブログを書き、そうしたエントリーを行っている身でありながらこういうことをいうのは何だが、
「桂離宮は、是非、予備知識を持たず参観して欲しい。」
もちろん、そう何回も訪れることの出来る場所では無いので、機会を逃したくない気持ちも重々わかるのですが、過度の詰め込みはかえって感性を萎縮させてしまい、素直に感動できなくなってしまうことが多々あるからです。
「二兎を追う者は一兎をも得ず。」という言葉そのままに、全てを見てやろうという意識を無くし、ある程度というレベルで参観を楽しみに待った方が良いでしょう。
「大丈夫、オレはそんなこたぁない。」という方は、言葉通り大丈夫として・・。
単純な建築と違い、見所満載の桂離宮はとてもじゃないが一度で全てを見切れるものではありません。逆に一度だけで「桂離宮はもういいや。」と言える方がいるとするならば、その人は余程の方でしょう。多くは、もう一度見たいと再び桂離宮を訪れるようです。ガイドの方もリピーター率が相当に高いことをおっしゃっていましたし、少なくとも春夏秋冬それぞれの季節を一度づつ、あと、雨の日も併せて5回ぐらいは全くと言って良いほど違う表情を見せてくれそうです。
また、期待値が高すぎると、意識の中でとてつもなくハードルが上がってしまい、これもまた素直に楽しめなくなってしまいます。おそらく、テレビか何かで見て、「おっ、何かよさそうだな。桂離宮、行ってみたいな。」っというきっかけのまま参観に行くのが理想では無いかと考えます。
そして、桂離宮から帰ってきた人の多くがその余韻に浸り、今し方自分がいた場所を書籍や映像でダブらせることと思います。無論、参観の後には、「あっ、あそこを見逃した!」とか、「もう少しゆっくり見たかった。」など、賞賛の裏で僅かな後悔が起こるかもしれません。でも、そうしたらまた、予約して下さい。
「後悔」を残すことは大概の場合悪いことであるとされますが、多少であれば自分は時と場合によるものだと思っています。特に寺社仏閣建築などは、もともと伽藍が大きいこともあり、大概の場合一度で見ることは不可能だと思っているし、何より、その小さな後悔(見逃し)が再び訪れようという気になります。満足したらそこで終わってしまう場合が多いので。
日本建築の最高水準とも言える桂離宮は早々攻略できない感性の宝庫とも言えます。一度きりは、果てしなく勿体ないです。
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松琴亭一の間・床

そんな意味合いも含め、奥深い桂離宮を本当に楽しむのは、個人的に2度目からが良いと思っています。
この時には建物の歴史背景や、各部の細かい意匠、飛び石の形・色など事前に色々勉強していくと更に楽しめます。初見のインパクトはないものの、自分も遙かに2度目に訪れたときの方が印象が強く残っています。
これは別に桂離宮に限ったことでは無く、他の建築にも言えることです。
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上級者向け(笑)コース序盤の「鼓の滝」(つづみのたき)
桂離宮は目で楽しむだけのものでは無く、耳でも楽しむ。僅かな落差だがその部分を直角にすることで音を強調する。その音が鼓に似ていることからこの名が付けられた。ポーッとしてると通り過ぎてしまうし、音なんて聞いてる暇は無い?自分も一度目参観の時は知ってたにも関わらず気づかずに通り過ぎました。(笑)

それで、肝心の本編を当ブログでどう扱うかと申しますと・・。
「行ってきました。」記録を多少綺麗な写真と共にアップするのは、そう難しいことではありません。また、そういう意味では他に素晴らしいサイトが数多くあります。
では、どうするか・・。あまり他のサイトでやっていないことをどうせならやりたい。

まず最初に、桂離宮(修学院離宮なども含む)自体を詳しく解説した書籍や映像はいくらでもあるが、『参観のための総合ガイド』というのは自分の知る限り存在しない。故にネットでは予約状況駐車場情報参観中のトイレ身分証の提示時間の変更キャンセルの場合どうするか同行者の変更は可能か、写真・ビデオ撮影が可能か。、などという情報が錯綜しており、参観者側の目線での具体的な情報がやや少ないように思う。確実性も含め本来なら宮内庁に問い合わせるのが一番だが、出来れば簡単に知りたい。
 また、参観自体も、例えば桂離宮など参観の際多くは縦に長い列になる。ガイドさんは時間的な都合などもあり、最後の方を待たずに喋らざるを得ないため、写真などを撮影しているとあっという間に次に移動・・なんてことがある。聞き逃してあまりわからないまま参観を終える場合も少なくない。
そうしたことがここでいう小さな「後悔」になり、次に訪れるためのパワーになればいいんでしょうが、万事が万事そういうわけにもいかず、難しいところと言えます。

まっ、そうしたことを念頭に置き、本編のガイドとしては、例えば下の写真のように桂離宮参観コースにあるポイントを挙げるとする。
CGの方は見せるのが恥ずかしくなるぐらいに(笑)全く造り込んでいないとりあえずかなり大雑把な試作で進めている。
CGをなぜ造るかというポイントとしては、わかりやすくするため。で、ある。
現在扱っている投入堂などと決定的に違い、桂離宮の建物群は殆ど写真撮影が許可されているし、こうしたものは簡潔でわかりやすくというのが大事なポイントのひとつでもあるので、容量の問題などからも必要以上に細かく造ることは全く意味が無い。時間もかかるし。
以前NHKで桂離宮の特集が組まれた際には桂離宮全体をCGで作成し、それを要所要所で効果的に使用していた。その時は、水墨画風の線だけで描かれたCGで、桂離宮の雰囲気を壊さず、さすがに素晴らしい出来だった。非常に印象に残っている。
だが、当ブログとしてもこうしたものの二番煎じは絶対に嫌なので、この部分をどういう風にするか未だに試行錯誤で暫定的に進めている。

ガイドを造るにあたり、最も胸をなで下ろしたことは、桂離宮の参観コースは一つのコースしか無く、道も一方通行であるということだ。これはガイド的には非常に造りやすいし、参観後も反復しやすく頭の中でトレースできるだろう。これが仮に何コースもあったりしたならば、あまりに面倒くさくてこうしたものは造ってはいないと思います。(笑)
 また、建物の数や隠しアイテムなど非常に豊富な桂離宮であるが、基本的に建物内には入れないので、外観から見える範囲の物を扱うということで比較的楽と言えるでしょう。
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コース序盤 松琴亭前白川橋
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【ポイント】
松琴亭の前に掛かる非常に味わいのある橋は、『白川橋』(しらかわばし)ガイドさん曰く、よく人が落ちるらしい。(笑)桂離宮の落水ポイントのひとつ。特に雨の日は気をつけて渡るように。
この橋は全員が必ず渡ることになり、かつ、適度な緊張を要するので見逃すことは絶対に無いでしょう。
さて、この橋をよく見るとわかるのだが、四角い石の両端を叩いて削っている。しかも、中央部を荒く、両端は、細かく削るという匠の仕事。知らなくて歩いているとすぐに通り過ぎる橋なのだが、ポイントポイントで素晴らしいものがあるのだ。
長さは約6メートル、幅は70センチ、厚さは35センチもある。その名の由来になるこの石は、京都白川産の石だ。
撮影は、松琴亭側がかなり詰まっていて、人が入ってしまうので人無しの全景はやや難しい。(この写真は松琴亭側から)



・・・と、このように全編にわたって実際の参観コース、CGと解説を完全リンクさせ、解説ポイントや撮影ポイントなどを入れつつ、(仮)【桂離宮(修学院離宮)完全攻略ガイド(撮影込み・笑い)】みたいなものを現在造っている。初めての方は勿論、2回目以降の方にも楽しめるようなガイドを目指したいと思っています。
ただ、思うに、こうしたガイド的なものって、とてもじゃないけど実際現地で役に立つとは思えないし、リアルタイムはバタバタしすぎてそれどころじゃないっていうのが常識なんですけど、記憶の片隅にでもポツンとあれば何となく見方が違うでしょう。
「あっ、そう言えば、何かそんなことどっかのブログで言ってたな・・。」
そんなもんで良いです。(笑)

ところで、何でこんなことやろうとしてるの?
さて。(笑)・・Kazz zzaK(+愛。)流、「桂離宮の愛で方。」それは、先のお楽しみです。

桂扉5
【古書院二の間からの月見台と月。】
実際はこんなに大きくは見えないけど、当時の月への憧れが沢山詰まった桂離宮。一度で良いからこんなところで月見をしたいですね・・。贅沢。







一方、投入堂完全解剖編スペシャル。
・・というわけで、この桂離宮の方は時間がかかるので、今は投入堂完全解剖編のエントリーに集中。
最近YouTubeで三德山・投入堂付近をモーターパラグライダーで撮影しておられる方の素晴らしい動画がアップされ非常に興味深く見ている。現在エントリー準備中のスペシャル版にも影響を及ぼしそうだ。あえてリンクはしないが、興味がある方はご覧になってみてはどうか。この撮影者様曰くは、谷の中を飛ぶので天候にかなり気を遣ったと言うことである。
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これは投入堂? 投入堂完全解剖編スペシャルで使用する謎のモデル。投入堂には無い左側の縁板みたいなのは何だろうか・・?

投入堂完全解剖編スペシャル。本来なら投入堂完全解剖編「年末スペシャル」・・と言う風に飾りたかったのだが、間に合うかなぁ・・。(笑)けど、モデル造りと同時に投入堂についてあれこれ頭を悩ませるのはやはり楽しいです。岩窟内を造り直さないといけないかもしれん・・。(泣)

当ブログは、「何となぁ〜く国宝建築に興味がある。」人のためのブログであり、「建築はエンターテインメントである。」と考えるブログです。(笑)

プロフィール

Author:Kazz
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Kazz zzaK(+愛・逢・遇・合・・・ etc)
あい。は、人それぞれ。

英語で i は自分ということ。

Kazz zzak(+i)

色々な「あい。」と自分をプラスして
Kazz zzak+i=「Kazz zzaKi」

「カズ雑記」

身の回りの好きなこと。好きなモノ。
関心のある事。
写真と共に何でも書いていきます。

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