緊急・・でもないか・・。日本一危険な国宝 投入堂完全解剖編・・少し、番外編。

02 26, 2013
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さて、
投入堂完全解剖編。本エントリーの方が順調に進んでいたと思ったら・・このニュース。
いやぁ・・完全に集中力を削がれてエントリーが進まない。(笑)
先日に触れた個人的驚愕ニュース、『投入堂最古の実測図発見』について詳しいアップデートがありました。このニュースに関しては本エントリーの方に組み込もうと思ったのですが、それだけで1回分かかりそうだし、旬を完全に逃しそうなので、急遽別にエントリーします。(・・ってもう逃してるか。)
基本はニュースのトレースです。

最古の実測図から判明した意外な事実
去る1月の下旬に東京芸術大学美術館に、個人的には『とんでもないもの』が保管されていましたとの発表がありました。
その『とんでもないもの』とは、大正の大修理以前の投入堂の実測図です。
これについては先日当ブログでも触れましたので、そちらをご覧頂くとして、その際のニュースで漠然的すぎて詳細が分からなかった点について、判明したことがあったので遅ればせながら追記します。
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これは、現在の投入堂の斜材の工法です。
投入堂の柱類は、お互いが貫(ぬき)ではなく、写真のような斜材の噛み込みにより振れ止めされています。
これは、実際に我々が拝観する際、肉眼でもハッキリと確認できます。
前回のプレス発表(ごく一般的なニュースとしては)では、この点が大きくクローズアップされ、その内容は、
『斜材の工法に現在の投入堂との違いが見て取れる。』という大きなくくりで報道されたものでした。
この時、自分が見たニュースでは、その詳細が明らかになってはいなかったので、「では、一体どのように違うのか?」と、思ったのですが、今回の続報では、その点詳細になっています。その工法の違いとは、
『南北方向の斜材(一部か全部かは不明)が「鎹(かすがい)」により固定されている。』ということらしいです。
まぁ、鎹自体は決して珍しいものではないと思うのですが、それは現代の話であって、投入堂の斜材に使われていたと聞くとちょっとビックリです。
発表の記事に基づいて、その部分を見てみましょう。
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自分が過去に撮影したものによくわかる写真がありましたので、これとCGを使い確認します。写真は2011年のもので、投入堂の西側から限界まで上がって撮影した水平に近い状態の写真です。
投入堂の斜材は、肉眼で確認できるだけでも東西側に3本、南北側に8本以上が確認できます。
懸造の建築は日本に数々あれど、投入堂ほど酷悪な立地はないでしょう。この斜材についても、他の建築ではなかなか見られない工法であります。
問題となる斜材・・黄色い楕円で囲んだ斜材が現在とは工法が違う対象となっているもののようです。
両方とも痛みはかなり激しく、接地面近くに継いだ跡が確認できますが、見た目かなり古いです。大正の大修理の際に取り替えられた材ではないようです。
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また、この斜材は、我々が通常拝観する西側からでは死角になる部分にも実は存在しています。また、下方から見ると一見長い1本のようでも、真ん中あたりで微妙に切れていて、2本になっている箇所などがあり、正確な数は手元の資料からでは断言できません。
対象となっている斜材は・・記事から推測すると、身屋北東の柱遮蔽施設と絡む前面北東の柱です。
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CGで確認するとこの位置です。身屋柱は円柱、庇柱は四角の大面取りです。(投入堂岩窟内、斜材は未調整)
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で、問題の鎹(かすがい)は実際にはこのように打たれていました。数は、柱1本に対し2カ所の合計4本。
注意点は、斜め材に対し直角に打たれていること。(柱では無い。)投入堂の身屋柱は円柱だが、正面の柱は大面取りの四角形。(八角と言って良いほどの面の取り方)大きさも形も結構違うが、鎹の大きさは図面で見る限りほぼ一緒のようだ。
ここで問題になるのは、この斜め材がすべて鎹で打ち付けられていたのか、この一本のみなのか。
ちなみに、投入堂の斜材は南北方向だけでも結構な数がある。
この斜材は明らかに新しいものであり、大正の大修理で交換されたものであると推定できるため残念ながら鎹での継ぎ跡を写真上で確認することは出来ないようです。

また、大きく発表になっているところでは、投入堂の西側及び正面北側の扉の金具についての記述がありました。(この件に関しては、このニュースの一報が入ったときに触れていましたが、前回は扱いませんでした。)
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これは一目瞭然で、大正の大修理以前は現在の金具より数が2個ほど少なかった。ということです。
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CG写真は、現在の投入堂の西側扉です。(赤い金具は今回見つかった実測図には記載が無かったもの。)
この金具数に関して正面扉西側の扉も金具の数は共通で、その数は、四葉(しよう)金具片側8個、計16個、八双(はっそう)金具片側2個、計4個。扉が重なる中央部分の上下に、やや小型の同一デザインと思われる四葉金具がそれぞれ1個ずつ、計2個。
配置はこのようになっています。
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こちらは現在の投入堂。未確認だが、西側扉中央部の重なる部分には元々金具が4個あり、現在はなぜか2個ついていないようだ。(上から2番目、3番目。手前の草で見えないが、一番上の金具は付いている。)
抜けているのか、元々無い物なのか、手元の写真には金具が無く、かつ、抜けたような跡がある。しかも金具の位置が横のラインと完全にズレている。
なお、正面扉はこの部分に縦に等間隔に4個の金具が並んでいるのが確認できる。横のラインも扉の金具のラインと合っている。このことからも西側扉にも元々4個の金具が付いていたと推定できる。(中央部に見えるのは扉を開けるための外鍵)
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そして、こちらが今回見つかった実測図の西扉の金具の配置です。
大正の大修理以前の投入堂の西側扉金具は、ご覧のように天地左右均等に並べられています。
現在の投入堂の金具がなぜ追加されたのかという理由については多分謎のままで終わりそうですが、やはり何らかの理由があってのこと。
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ちなみに、投入堂の金具デザイン件は四葉のということで、色々と調べてみたのですが、こんな感じのようです。
現在の投入堂の金具は錆び過ぎているようで、遠目に見ると完全な円形をしており、詳しいデザインがわかりません。一応修理報告書などに写真が出てはいるのですが、そこでもわかりません。(笑)
上の写真は去年行った富山県瑞龍寺(国宝・未エントリー)の山門の扉の金具です。同じ四葉金具ということで引き合いに出しましたが、イメージ的なものだけで投入堂のデザインとは勿論違います。

ただ・・・。
こうして見てもわかるように、この扉にしても左右の間隔のみが詰まっています。よく見られるのですが、単にデザイン上の問題なのか、明確な理由があるのかはわかりません。あまり考えもしなかった問題なのですが、投入堂金具が増えたことにより、何らかの意味があるものだと思い深く考えるようになりました。
投入堂も建立当初から時間が経ち、後に現れる建物に逆に影響を受け、何らかの理由により変化したのでしょうか。とても興味深いです。

ところで、もしかしたら自分が知らないだけかもしれませんが、この「鎹(かすがい)」ネタは発表があってから・・確か・・少し経ってからだと思います。このブログでも前回、「どういう風に違うのか教えて!」的な事を書いたのですが・・まぁ、投入堂の知名度からしたら、知らない人の方が多いと思うので、一般的には『斜材が鎹により固定され、現在の工法と違う・・』というのは必要の無いニュースであるとは思うのですが、こうして知ることができて良かったです。まさか、当ブログが関係しているとは思いませんが、関係者の方々、詳しく教えていただきありがとうございました。

本エントリー、いつになるのやら・・。(笑)

自転車が欲しい。新車思案。

02 23, 2013
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さて、
週末ですな。
冬場はあまり動くことが無いので昨年の旅行関係をまとめようと思い徐々に蔵出ししています。

そうしたネタに留まらず、ちょっと建築から離れても書きたいネタは結構ある。(笑)
例えば、今、自分は自転車で職場に通っている。
1月になり寒い日が続いたが、ここ最近は少しだけ暖かく、自転車を走らせていても気持ちの良い日が続いていた。
だからといって休日に自転車で遠出をするわけじゃ無く、あくまで街乗り。だから、あまり速く走るのも好きではない。ジョギング程度のスピードで、写真を撮りながら走ったり、タラタラ風景を見ながら走るのが好きだ。

乗りもの好きな自分は、車以外にも自転車・バイクが大好きで、それなりに拘りがある。バイクは現在所有していないが、高校時代からずっと乗っていた。今でも欲しいと思うし、8輪生活は憧れだ。(車+バイク+自転車)
以前所有していた自転車も当ブログに何度か登場させようとした。が、この自転車はアクが強すぎ、カスタム具合を含め何かのキッカケで友人に検索でもされたら一発でバレてしまうような自転車なので、(笑)今日までその自転車の登場は無かった。
その自転車は訳あって、とあるところに行ったので、もはや手元にはなく、3台あった現在の愛車は2台。うち1台が扉の自転車だ。
バリバリのロードレーサーでは無く、ギヤもシングル仕様のもの凄くシンプルな自転車で、セミオーダーで造ってもらったものだ。
今の愛車は結構絵になる(と自分では思っている。笑)自転車だと思っているので、今日を機会に登場させることにし、いずれ新規でカテゴリーを作ることしよう。
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ところで、扉自転車の他に所有している通勤用の自転車は、ドイツr&mのBD-1という自転車なのだが、こいつが2002年製で10年以上走ってくれたのでそろそろ引退させようと思っている。(外見もボロボロなので。)
もう、結構前から新車を購入しようと考えていたが、なかなか決断が下せないでいた。
実は次の自転車の当たりも付けており、購入するかしないかは別として明日(購入資金を持参して)見に行こうと思っている。
ちなみに、いいなと思っている候補は、英国BROMPTON(ブロンプトン)とDAHONのPRESTO SLと言うモデル。いずれも折りたたみ自転車だ。
街乗りチンタラ仕様なので、軽さも伴って希望はシングルモデル。DAHONのPRESTO SLは初めからシングルなのだが、ブロンプトンには残念ながらシングルモデルは無い。(本国にはあるらしい。)一応オーダーという手もあるのだが、約3ヶ月、相当時間が掛かる。こんなに思案してる間に時間は経ってしまうのだが・・できれば今すぐにでも欲しい・・・。けれど無いんじゃ仕方ないので、外装2速モデルを購入し、以後カスタムで御茶を濁そうなんて考えていた。
この2台について欲しい比重はややブロンプトンだが、ブロンプトンのシングルモデルに関しては、少し前になる2010年、日本のブロンプトン取り扱いのプレミアム・ディーラー専用販売品として、カタログには無いシングルモデルが数量限定で発売された。非常にレアなモデルで、M1Lというやつだ。色は、赤のみ。
自分も、今もし買うなら赤が欲しいと思っている。これが在れば今すぐにでも買ったのだが、当然あるわけが無い。腰も結構痛いので、前傾タイプのSハンドルではキツイが、内装の3速は重くなるのでイヤだし。やっぱり最低でもMハンドルの外装2速。
現在のブロンプトンの赤のMハンドルモデルは、黒と赤のツートンカラーで、正直自分は好きではない。できればオールレッドのモデルが欲しいのだが、そうなるとハンドルやステムの形状が違ったり・・本当にブロンプトンというやつは色々面倒なのだ。(苦笑)
M1Lにしても、3年も前のモデルなので新品で残ってるワケはないしなぁ・・。

誰か、BROMPTONのM1L東京近郊で売ってるところ知りませんか。

奇跡の食感。進化し続ける甘き怪物、ブルボンルマンド最強説。を、論ず。

02 18, 2013
ルマンド扉3
ブルボン ルマンド Bourbon rumando
Kazz日本全国お菓子の旅

さて、
早いものでもう2月中旬、今年も約1ヶ月半が過ぎた。当ブログはここんとこ建築関係のエントリーばかり行ってきた。
この後、大型のエントリーも控えている(アレだ。)し、今宵は建築を離れて一服しよう。
一服と言えば、御茶にお菓子。今回は久しぶりにお菓子をエントリーし、日頃から思っていることを皆さんにちょっと聞いてもらおうか。
エントリーは、ブルボンのお菓子『ルマンド』だ。扉は最近見つけたその『キャラメル味』というやつで、自分の生活圏にあるスーパーなどでは見かけなかった商品だ。買い物するスーパーが決まっている自分としては、アンテナが低かったと認めざるを得ないが、調べると少し前に発売されていたようだ。アソートパック(小さいのがたくさん入っているやつね。)などには味の派生型としてノーマルと少し違うビターな感じの商品が同梱されていたと思ったが、単独で別味のバージョンが販売されるのは珍しいのではないか。特にこのルマンドに関しては、ちょっと記憶が無い。
このキャラメル味は職場の友人に売っていたのを聞き、ワザワザ買いに走った。下写真のパッケージにもあるように「期間限定」だ。実は大人買いに次の日も足を運んだが、既に売り切れていたのでラッキーだったかもしれない。
味の方は推して知るべし。
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ところで、今宵のエントリーは、この「キャラメル味」に限定されたものではない。たまたまこいつを見つけたからと言うわけでは無いが、良い機会なので、このブルボンのルマンドをエントリーすることとしよう。
エントリー内容は・・表題通り、「ブルボン ルマンドこそ、最強だ!」・・と、いうことだ。(笑)

ままま・・まぁ、待ってくれ。異議の申し立ては後で。(笑)
・・では、このルマンドが何をもって最強(菓子)なのか。まぁ、元来こういうものは個人的な好みがあるのでなかなかナンバーワンは決められないのが常なのだが、自分としては今回のエントリーで高い賛同をいただけると嬉しい。
また、今回のエントリーを最後まで読んでいただいた皆様には、ある症状が起こる。・・と確約させていただこう。そうなれば、今回のエントリーは大成功ということになる。
ちなみではあるが、この話を友人や知り合い、相方などにも熱く論じたのだが、思いの外スルーで共感しては貰えなかった。・・なぜだ・・。

では、早速本題に入っていこう。
なぜブルボンルマンドこそが最強であるのか、その最強の核になるのが下記の5つの項目だ。
今回のエントリーはルマンドと共にこの5つの核心を話していく。
まず、その核心とは、
●味 ●価格 ●手軽さ ●佇まい(形)●オリジナリティー
この五つだ。
曲がりなりにも最強と論じられるぐらいだから、ルマンドにはそれなりの資質が求められる。たとえ一点にのみ特化していても、それは最強には遠い。
想えば、日本にはどのくらいのお菓子があるのだろうか?消えてしまった商品などをあわせると、それこそ尋常じゃない膨大な数に上るだろう。そんな中、現役のお菓子群の中で上記に挙げた核について全てを高次元で備えているお菓子は、そうはないと思っている。これが自分が考える「ルマンド最強」たる所以だ。
改めてエントリーすると共に、これらについて細かくお話しさせていただくことにしよう。
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ルマンド最強伝説 其の1・味
まず、何はなくとも、『味』だ。
単に味だけの優劣であれば、美味いお菓子というのはこの世にそれこそ掃いて捨てるほどある。ルマンドと肩を並べるかそれ以上のものも存在するはずだ。
では、味の優劣はどうやって決めるのか?

基本的に、決められる筈が無い。
しかも、この『味』というものを文章中で語ることは殊の外難しい。
なぜなら。
味とは必ずしも「絶対」では無い、からだ。
こう言ってしまうと身も蓋もないのだが、そこには『個人的好み』というものがあるからだ。さらに付け加えれば、その『個人的好み』の中にさえ、本人の気分により美味しく感じる場合と不味く感じる場合などの変化がある。また、年齢によっても違う。昔は脂っこいものを食べても何ともなかったが、経年と共にそうした濃い味を受け付けなくなり、あっさりと薄味のものを好むようになる。商品の味としては変わらないのだが、食べる人の方が変わるのだ。
つまり、『味』、美味しいと感じる味覚は、個人個人決定的に違うものであり、まず一致しない。
ここでいくら「ルマンドの美味しさをわかってくれ!」といっても、その人に合わなければ、その味は評価されないし、基本的にそれ自体難しいことだ。
「この甘さ加減が絶妙だろ!」・・などというのも同様である。
したがって、ルマンドのような一般大衆向けに開発されたお菓子の味は、ある意味多数決的なところがあり、メーカーもそれを分かった上で主軸であるターゲット層にそれを絞り、さらに+αでその味を決定し販売戦略を練っている。故に、こうしたお菓子の味というのは、市場動向とリンクした販売指数とこうした枠を超え万人からの支持を得ることが味そのものの評価に直結すると言っても過言では無い。「不味いものは買わない。」という大前提で言えば、早い話、売れている、売れ続けているものが、美味い。と、いうことになる。
そうした意味からも、ここで、「クレープの生地とミルクティー味と称されるココアクリームが相まって・・」なんて論じるのは、一往にナンセンスだ。特にルマンドのようなお菓子は、一口食べた瞬間の感覚で美味しいと感じるか、不味いと感じるか、フランスのフルコースで吟味して味わう料理とは別次元で、まったく違う。
味覚とは、まさに感覚である。言葉そのままに、感覚的なもので、「美味い」これでいい。
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そんな中でも論点を探る。
例えば、ルマンドを、「辛すぎる」と表現する人はよっぽどの味覚音痴だ。そういう人はおそらくは、いないだろう。
ただ、ルマンドを「甘すぎる」と言う人は必ずいるはずだ。もしくはその逆で、「甘さが足りない」という人もおそらくはいるだろう。
ここであえて味を追求するならば、美味いか、不味いか、という二極化しながらもある意味不確定要素の多い曖昧な点を論じるより、単純に甘さ加減を論じることに焦点を絞った方が良いように思う。

しかし、これもまた微妙な問題だ。
ルマンドのように基本的に「甘いお菓子」に分類されるお菓子(ルマンドは、分類上クッキー。)は、その甘さ加減が非常に難しい。前述したように、これにもまた「個人的な好み」が発生するからだ。
ルマンドがいくら好きだからといって14本を一気に平らげてしまう人はそれほどいないだろう。ルマンド最強説を唱えている自分でさえ、せいぜい美味しく食べられるのは2本ぐらいで、それ以上は食べたいと思わない。
・・いや、食べてもいいのだが、それ以上食べると、甘さによる満腹感で味覚が麻痺し、本来の味とかけ離れた味に感じるのだ。甘さによる胸焼けもしかり、だ。

この個人的好みが甚だしい『味』ついては、自分は美味しいとは思うが、それを他人に押しつけることは決して出来ない。
ただ、ルマンドの味については、市場が物語るように、高い支持があるものと確信している。

ルマンド最強伝説 其の2・価格
ルマンドの『価格』については驚かされるだろう。
因みにこのキャラメル味の価格は、安売りだったが・・・78円!だ。
とてもじゃないが、信じられない。
ルマンドは14本入りで基本的には120円〜150円ぐらいで販売されている。
これが、安いか、高いか、ということであれば、明らかに「安い」と思う。
この価格については、もちろん定価ではないだろうが、驚いたことに、ルマンドが100円を切る価格で販売されているのを見かけるのはそう珍しくない。100円均一の定番商品になりつつあるし、ドラッグストアでも100円を切る価格で販売されているのを結構見かける。

言わずもがな、こうしたものの価格は原材料やそれを作るための手間に反映される。貴重な素材を使って作る食品は、例えそれが美味しくなくとも高い価格が設定されるし、逆に殆どハンドメイドで作るような生産性の悪いものなどは、それだけでやはり高い価格になってしまう。
ルマンドの場合はどうか。
ルマンドは一本が約7.4グラム。原材料の殆どが小麦粉だ。特別なものは使用していないように思える。
薄いクレープ状の小麦粉を折り重なるようにしたルマンドは、原材料の量という点ではそれほど掛かっていないようではある。むしろ薄い分、原材料的には安いだろう。
だが、いくら安いとは言え、市場平均120円で14本入りと考えると・・一本あたりは約8.5円!
これは、あのクオリティーでは安すぎるといえるレベルだろう。
技術的にもあの製法で商品化するには大変な苦労があった事と思う。そのための投資は安くなかったはずだ。
それを考えればもっと高くても言い・・・というところだが、これだけ国民に愛されているロングセラー商品なので、本音は会社が傾かない程度に安くしていただきたい。ということころだろうか。
総じて、言うまでも無く、ルマンドは「安い」と思う。
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ルマンド最強伝説 其の3・手軽さ
最強の称号とは、広く知れ渡った万人が認める上での話だ。狭い範囲で最強を名乗っても、それは井の中の蛙にしかならないだろう。
ルマンドの知名度はおそらくは全国区に近い。北海道から沖縄まで、コンビニでも手に入るルマンドは、例えその名前が喉の奥から出てこなくとも、老若男女、誰しもが見たり、食べたりしたことがあるお菓子の一つである。
そうしたことからも、その販売網は日本全国にまで広がる。手軽さを論ずるには、これ以上でも、これ以下でも無い。
例えば、このルマンドが地方限定の商品だったらどうだろうか。
ハッキリ言うが、そうなるとルマンドに最強の称号は与えられない。
確かに地方限定や1日限定何個・・なんていうお菓子には美味しいものが沢山ある。
個人的な好みで引き合いに出すことは申し訳ないが、北海道には『白い恋人』という非常に美味しいお菓子がある。食べたことが無い人も名前ぐらいは聞いたことがあるのではないだろうか。自分も大好きで、北海道に行ったときは必ず買うし、言わずと知れた北海道土産のスタンダードだ。
この白い恋人は、基本的に北海道限定でありながらその知名度は相当なものだ。歴史も古く、1976年販売でルマンドとそう変わらない。しかも、お菓子単体の美味しさとしてはルマンドに決して劣りはしない。
そこで考えるのは、同じ土俵で戦えば勝てるかもしれない。と、いうことだ。
しかし、そこには大きな壁がある。残念ながら販売範囲が狭く「手軽さ」という点ではルマンドに一歩も二歩も譲る。オリジナリティーという点でも同様だ。

こうしたことは、白い恋人に限らず地方限定販売のお菓子全般に言えることだ。一方で、それが地方限定の希少価値でもあるし、商品自体がスポイルされるわけでは無い。だが、裏を返せば、それ故に存在すると言うことも考えられる。全国展開をした瞬間に希少価値というアドバンテージは消え、不人気さが露出してしまうかもしれない。反対の意味になるが、そうしたことが地方限定のままでいる強みでもあるのだ。
日本列島は長い。地域的な味の好みも含め、全国でまんべんなく売れると言うことは、それだけ厳しい。
例えば、まだ見ぬ白い恋人のようなお菓子が、「同じ土俵でやったら負けない。」と名乗り出たとしよう。
・・ただ、それは、虚しいだけだ。先述のように、それは単なる1カテゴリーに特化した話でしか無い。
この点においてルマンドは既に手軽さと言う名の販売網を39年間という膨大な時間を掛けて造り上げてきたのだ。他のお菓子とはそこに至るまでの経緯が大きく違う。謂わば、プロの総合格闘技チャンピオンと、地元の超有名な最強ストリートファイターのようなものか。後者は誰も知り得ないまだ見ぬ実力者である可能性もゼロではないが、やはり、土俵造りは今日に明日にというわけにはいかない。
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最強の名は裏を返せば総合力の象徴でもある。
ルマンドの手軽さは、長い時間をかけ培ってきた販売実績そのものであり、同時に国内最高レベルのものである。
「手軽さ」という点で、ルマンドは他のものを土俵にすらあげさせない販売網を全国に持つ。こうした土俵に上がるには、やはり同様の手軽さを持ってして挑むしかないだろう。いずれにしてもそれに対抗するにはかなりの時間(販売網構築)と実力(味・オリジナリティーなど)が必要だ。

ルマンドの最強たる所以。
それは、誰しもが並ぶ事なんて無く、「食べたい」と思ったときに日本全国津々浦々、近くのスーパーやコンビニにいけば大概は手に入る。食べたいと思ったときに食べることができる。
そこに、ルマンド最強たる所以が存在するのだ。


ルマンド最強伝説 其の4・佇まい(形)
ルマンドの佇まいはどうだろうか。
まず、14本が個別に包装されたルマンドは、それだけで高級感を感じる。お菓子にしては珍しい紫という色使い。それは洋菓子でありながら和の持つ高貴な臭いを感じさせる独特の雰囲気を持つ。
本来なら商品を見せるため透明で良いはずの個別包装に、あえてレース調の模様を施し高級なイメージを醸し出す。これもフランス風の一端を担うものであろうか。それ故、ルマンドの正確な実体はこの袋を開けてみるまではよくわからない。一見して単純な長い棒状のお菓子と思いがちだが、実際は中央に凹みが存在し、両側から折りたたまれるような形状であることがわかる。しかしながら、この形状から想像しても具体的な製造法が思いつかない。多分聞いても絶対に教えて貰えないトップシークレット並の情報なのだろうが。

話は包装紙の方に戻る。平成の今日、ルマンドの個別包装自体は、ゴミの問題もあり、時代と逆行するところがあるが、このルマンドにはどうしても個別包装しなければならない理由がある。
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見ての通り、ルマンドはその商品特性の薄さ故ココアクリームで上からコーティングし、薄いクレープ独特の「パリパリ」した食感を守る必要性がある。これが仮にコーティングされていなかったらどうなるか。とんでもないことになる。その形状はあっという間に崩壊し、とてもじゃないが形を保っていられない。衝撃に極めて弱く、商品にならないだろう。生地を厚くして剛性を稼げば食感が変わるし、そもそもルマンドで無くなる。
そういった意味からも、このココアクリームは形状を保つためのガード的な役割を果たすものでもある。勿論、味覚の相乗効果によりルマンドを美味しく形成する重要なファクターの一つではあることは言うまでも無い。
この、完成型と崩壊が表裏一体となった奇跡の食感こそがルマンドの真骨頂であるのだ。
ルマンドに先入観を持たない人が、この優雅な佇まいからの想像を持ってこのルマンドを食べたら、殆どの人がそのギャップに驚くだろう。

食べ物において佇まい、つまり「見た目」は非常に重要である。
ルマンドのこの佇まいが、もはや一般的なお菓子のレベルを超えていることは自分が周りの人間に常日頃から訴えていることだ。それどころか、寧ろ、超高級菓子のオーラをも兼ね備えており、全く新しい展開として然るべく包装を施せば有名デパートの地下に並んでいても決して不思議ではないレベルだと思っている。
これらはルマンドの基本コンセプトを破ることにはなるが、それだけの佇まいを兼ね備えていると思うのだ。

ルマンド最強伝説 其の5・オリジナリティー
もはや、説明不要。
このオリジナリティーという点で、ルマンドの右に出るお菓子はそうそう無いだろう。
ルマンドは現在日本国内で販売されている全てのお菓子の中でも確固たるオリジナリティーを誇る。
ルマンドの誕生は1974年、昭和49年だ。既にここで今日までに39年間もの歴史がある。
一口に39年とは言うが、この激動の時間の中、後にも先にもルマンドは、ルマンドであり続けた。
繰り返すが、このルマンドのオリジナリティーは実に高いレベルで守られており、唯一無二といってよい。
類似商品は、まず、存在しない。
自分はお菓子作りなどをする習慣はないが、このルマンドが極めて特殊な機械で造られているだろうとは容易に想像できる。
真似しようとも出来ない(出来なかった)ということだろうか。
rumanndo dannmenn
エクセレント。
この名を冠したエクセレント・クレープ(優れた、卓越した・クレープ)と自ら言ってしまう(笑)自信みなぎる商品のパッケージ。ルマンドがフランス語の雰囲気を模した造語であるように、このエクセレントという言葉は、その響きからあえて付けられたように感じるから不思議だ。意味としては完璧なのだが、どのような課程で名付けられたのか、そんな些細なことが気になる。
その名の通り極薄に仕上げられたクレープ状の主体部は、一体どうやったらここまで薄く仕上げられるのかと思うまさに繊細な匠の技。これは、エクセレント以外の何物でも無い。
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ルマンドはこうした最強説を唱えなくとも最強伝説を持っている。
聞けば、ルマンドが初めて市場に出たときは売れに売れたらしく、工場自体もフル稼働で増産に次ぐ増産。てんやわんやの大騒ぎでだったらしい。あまりに売れすぎたため在庫は常に完売状態で、トラックがワザワザ自社工場まで取りに来ていたというから驚きだ。さすがに平成のこの時代ではそういうことは無くなっただろうが、それでも39年間売り続け、未だに不動の人気を保ち続けるお菓子は、そう多くは無い。
オリジナリティーの塊。ルマンドに変わる商品はこの世には存在しない。代わるものは、無い。
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さて、
ここまで、ルマンドを褒め称えてきたが、完璧なチャンピオンがいないように、ルマンドにもウイークポイントが無いわけでは無い。
それは、製品特性上の脆さ。つまりは、その薄くパリパリした食感故に、食べたときに砕ける傾向にあるということだろう。薄氷を踏む思いで食べようとしても場合によってはポロポロとこぼれ落ちる危険性がある。これは、時と場合によってはエレガントなフランス風高級菓子を目指したものと対極にある、インエレガント(下品)に陥るようで注意しなければならない。
これは本当に諸刃の剣。コーティングを厚くしたり、内部にそのコーティングを侵入させることもできるが、それだとあの独特の食感を失う。対処法としては、やや吸うように食べる。・・(笑)ぐらいしかないだろうか。
まっ、これは最強をやっかむ愛嬌としてかたづけよう。

ルマンドを超えるものは、ルマンドしか無い。
総括にプラスさせてもらうと、ルマンドは自らが課したその高すぎるハードルを越えるべく、先のキャラメル味のような限定味の派生があるように、進化(退化?)している。
その代表格が、ルマンド・プレミアムクラッシュ・ルマンドだろう。
プレミアムというだけで大体想像できるのがココアクリーム増量という安易な手法だろう。・・実際その通りだ。
ただ、大方の予想通り、これはもはやルマンドでは無く、別のお菓子だと考えるべきだろう。味は論ずるに至らず。
クラッシュ・ルマンドは、唯一のウイークポイントとも言える脆さを逆手に取った商品だ。粉々に砕いて(もしくは製造工程中何らかの理由で商品が欠けてしまったものなど?)上からチョコでコーティングし、バー状にしたものだ。こちらは、さらにルマンドから離れた。
もはや、「何でもガンダム」ばりに、安易にルマンドという名前を付けないで欲しい。(笑)
これらが売れているのかは、想像の範疇としておく。
不変であり続けながら進化せねばならない、ある意味逆説的な宿命の十字架を背負った最強という名の菓子。
それが、ルマンドだ。


と、いうわけで、ブルボンルマンド最強説。いかがでしたでしょうか。エントリーの出来はともかくとして・・。
長々熱く語っては来ましたが、お菓子にはそれぞれの良さが有り、殆どのものはそれに取って代わるものは無いということを皆さんご承知であると思う。基本的にそこにあるのは、「大好きなお菓子」という点だけである。
それがこのルマンドだっただけである。

ルマンドはその原点を守りつつも、今日まで様々に形を変え進化してきた。メイド・イン・ジャパンの素晴らしいお菓子の代表として、これからもその世界で君臨し続け、我々にロマンを与えて欲しい。

最後に。
冒頭に言った言葉、覚えてますか? これを最後まで読んでくれた方々へ。

「ルマンドが食べたくなりませんか?」(笑)

では、また。






春よ、来い。

02 13, 2013
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さて、
12月の下旬ぐらいから車で出掛けるのに雪が怖くて(笑)全然遠出をできないでいる、Kazzです。

ブログを書き始めて2年以上経ちますが、以前行った旅行の写真などを整理していると、
「この時ブログを書いていたら結構面白いこと書けるのになぁ・・。」なんて思うようなところが結構あったりします。
自分はエントリーまでにかなり時間が掛かる方なので、特別に思い入れのある場所は別としても、そうでない場所などは情報的にも古くなりすぎている感があり、折角行ったとしてもエントリー出来ないままでいます。
特に北海道なんかは良い例で、ブログを書く以前は毎年行っていたので写真などは豊富なんですが、いかんせん古すぎるので気分的にエントリーできないでいます。国宝建築にしても、既に昨年の旅行で行った場所すらアップするのに気が引けているぐらいですから・・。(笑)
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「鉄は熱いうちに・・」じゃないんですけど、やっぱりこういうものも集中しているときに書けるだけ書かないとダメなのかなぁ・・。
とはいえ、写真的に気に入ったものも含め、こういう時期なので時間をおいた自分の考えなども含めかなり古いものもアップする日があると思います。
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話は変わって。
愛媛県のある日本最古の「道後温泉」が客離れに悩んでいるという。
ピーク時の6割ぐらいまで落ち込んだ客を呼び戻そうと、その救世主は・・・「赤ちゃん」らしいです。
幼い子供を抱えたお父さんお母さんのサポートを手厚くすることで集客を図ろうと言うことらしいです。
確かに赤ちゃん連れのお父さん(お母さん)が温泉に入っているのは見たことがないのですが、それより驚いたのが、あの道後温泉でさえ、そうしたことを率先してやらなければならないとは・・。
これも不景気の影響なのか。やはり絶対は無いんだろうな。・・世知辛い。(泣)

今年も当ブログならではの面白いネタをアップしたいと思います。

昔の記憶って、曖昧だなあ・・。

02 07, 2013
金沢扉3

さて、ここは加賀百万石、北陸の古都・金沢。
金沢と言えば何を思い浮かべるでしょうか。

昨年の旅行では、東京〜紀伊半島、能登半島など日本でも縦に長い場所を楕円形に回り結構な距離を走った。
中でも本当に久しぶりに金沢に足を運んだ。
記憶の糸をたぐると、実に25年振りぐらいだった。
街を歩くと、その街並みを殆ど覚えていない。最も以前はツーリング途中バイクで立ち寄った程度なので覚えてないのも無理はないが、それにしてもこの街はかなり変わったのではないだろうか。
そういう意味では、もの凄く新鮮に感じられた。兼六園も以前行った時とは完全に視点が変わっているため、とても新鮮で、これまた楽しめた。
今回はあまり精力的なエントリーとはいかないが、備忘録的に金沢をエントリーしてみたいと思う。
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兼六園について今更あれこれ言うのもおかしなものだし、ダラダラと長くなるだけなので止めておくことにするが、イメージ的に兼六園と言えばこの徽軫灯籠(ことじとうろう)が最もたるものであろう。とりあえず、写真だけでも。
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庭園内では冬の準備である雪吊りの真っ最中で職人さんたちが大忙しだった。この日は雨が降っており余計に大変そうだった。
金沢のイメージと言えば、個人的には季節は冬で、この雪吊りなんだよなぁ。夏のイメージは不思議に、無い。
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ところで、兼六園は置いておくとしても、何らかにはスポットを当て、エントリーしなければならない。
個人的な注目は兼六園に隣接する『成巽閣』(せいそんかく)だ。
兼六園に隣接するこの場所は、自分の周りでも訪れたことが無いという人が多く(入場料700円は高いからか?笑)意外に知られていない。建築好きなら見ておいて損はないだろう。ただし、正直こういうものに興味が無い方はやめておいた方が無難だ。
加賀百万石というように前田家の財力たるや相当なもの。そこで前田家13代齊泰が母である12代奥方・真龍院(鷹司隆子)の御殿として兼六園に造営されたのがこの成巽閣だ。
この成巽閣は旧国宝で、(現在は重要文化財)その見所たるや結構なものだ。
残念ながら例によって撮影禁止のため詳しくは解説できないのだが、検索すると結構出てくるので興味がある方はちょっと見ていただきたい。
成巽閣の中で最も注目すべきところは、二階にある『群青の間』という部屋だ。方形の杉板を格子状に鮮やかな群青で塗られた折り上げ天井は本当にこんな色であったかと思わずにはいられない斬新な色彩感覚で非常に珍しい。
もちろんこの群青は、江戸時代オリジナルのものではないと思うのだが・・。(パンフレットには昭和46年に修復と書いてあるが、塗り直したという記録は見つけられなかった。)機会があったら聞いてみよう。
また、見所のひとつ『つくしの縁』(つくしが障子腰板に書かれているためこう呼ばれる。)は20mに渡り柱が無い構造で庭を開放的に魅せる工夫がされている。これは桁(赤)を支点にし、桔木(はねぎ グリーン)により軒をテコで上げているため。この桔木は40センチ角、2mスパンで組まれている。
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【桔木の基本構造】
なお、この成巽閣は江戸時代の大名屋敷として現存する唯一の遺構と言うことで、やはり見るべきものの一つだと思う。

ところで、この成巽閣は行く前から期待していたところでもあり、知名度があまりないし、『群青の間』というブツもあるので(笑)当ブログでも大々的にエントリーしようとしていたのですが、建物の中はもちろん、庭すら撮影できないんじゃとてもじゃないけどエントリーする気にはなれず・・。すいません・・。
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金沢の観光スポットは結構まとまっており、非常に歩きやすく効率的に回れる。
その中でダントツの人気を誇るのが『東茶屋街』だろう。城下にはこうした街並みが残るところが多いが、雨で人が少なかった事を加味してもここの雰囲気は良かった。
何処とは言わないが、こうした街並みでも大概は店先にお土産品とかを並べ、軒のラインが整っていないものだが、ここは違う。説明しずらいが、我も我もという感覚では無く、こうした街並みにしては非常に綺麗である。
もちろん、電線・その他の修景も完璧で、エアコンの室外機さえも塗ってある。ちょっと感動だ。
ここ金沢にはこの東茶屋街とともに『西茶屋街』という場所もある。規模は東茶屋街よりも小さいが、やはり古き街並みが残っている場所だそうだ。残念だが今回は時間の都合で行けなかった。
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この東茶屋街のお店の中の『茶房一笑』さんにお邪魔した。外観の雰囲気がとても良い。
席自体が少ないが店内は広々。ゆっくり出来る店内で雨宿りがてら御茶を飲んでると、とても優雅な気持ちになった。ギャラリーも併設されていてすごく落ち着ける空間だった。
最後にサービスで注文とは別に加賀棒茶を入れていただいた。
「香りが高くすごく、美味しい。」お土産に買って帰った。(笑)
そして、伝票代わりにテーブルに置かれたのが赤い達磨(?)
「こちらをお持ち下さい。」
名残手とともに。
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手に渡された雰囲気のあるこの部屋の鍵。
最後に金沢のホテルについてちょっと書いておこう。
金沢の観光スポットが全体的にこじんまりしていることは先にも書いたが、その際ホテル選びは結構重要。

以前奈良ホテルのエントリーの際にも少し話したが、今回の旅行はホテルに拘った旅でもあった。しかしながらそこには「予算」という大前提が有り、そういう意味で安くて良いホテルを前評判だけで見つけるのは難しい。特に予算に関しては、先に奈良ホテルにまで宿泊してしまったので、正直後のやりくりが大変だった。(笑)
インターネット全盛のこの時代にはネットでホテルを選ぶ方も多いと思う。初泊なホテルはある意味博打的なところもあるが、旅の印象を決めるだけにとても慎重になる。
今回選んだのは、そんな中から観光にも便利な『白鳥路ホテル』だ。金沢には結局2泊したので料金が安いのも助かった。
当ブログに古くからお付き合いしていただいている方であればおわかりであると思うのだが、自分は、ものに対して著しく批判じみたことを書いたり、あまり人にお勧めできないものは取り上げないことにしている。
つまり、このホテルは個人的には非常に印象の良かったホテルだ。
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少し前からクラシックホテルに開眼していた自分は、まずこのホテルのロビーが気に入った。
ここは所謂「クラシックホテル風」のホテルなのだが、雰囲気良く造っており、細かい。
全体的な印象としては、まず、スタッフの対応が凄く良かった。難しい注文は何一つしていないが、雨の日の傘の用意や、質問に対する受け答えなど基本的なサービスの高さを感じた。
部屋は広く、ミネラルウォーターのサービスも有り、静かな場所にあるのでゆっくり出来る。部屋は清潔でバスルームも広い。朝食は2階の宴会場の様なところでのバイキング。味・量共に問題は無い。やや狭い場所なので多少待つこともあったが、スタッフの一生懸命に動いてる姿を見るとここを選んで良かったなと思った。
あと、この白鳥路ホテルには温泉がある。これはポイントが高く、くつろげた。夕食に関しては外での食事だったため不明としておく。
総じて、今回の旅の中では奈良ホテルとともに「もう一度泊まっても良いホテル」のひとつとなった。

今回金沢に2泊はしたのだが、1泊目の到着が夜遅かったことも有り予定していた場所を回れなかったのが残念と言えば残念だ。全然時間が足りなかった。
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【ホテルの窓から。ダブル・レインボー】
と、いうわけで、20数年前とは大幅に印象が違った今回の金沢だった。自分の記憶が単に薄かっただけと言うこともあるが、やはり街自体が大幅変わったということもある。古い街並みを大切にする一方で、金沢駅や、21世紀美術館など街を挙げて観光に取り組んでるだけに旅行者に優しい感じがした。
ここはまだまだ見たいところもあるし、美味しいものも沢山ある。やはりこれだけ見所が豊富にあると長期旅行の1日としてでは無く、時間を掛けてジックリと、また回りたい。
多少なりとも金沢の記憶はあったはずだが・・・。昔の記憶・・曖昧どころか、殆ど無かった。(笑)

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