忘れた頃にやってくる。 投入堂完全解剖編はどうなった?

05 30, 2013
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さて、
あまり気にされている方はいらっしゃらないかもしれませんが、当ブログのメインカテゴリーでもある『投入堂完全解剖編』です。
扉にナンバーがないので残念ながら、まだ本エントリーではないんです。
前回から結構経ってしまいました。・・いや、経ったどころか・・・2012年末に
「新年スペシャルで出来れば良いな。」何て言っていたのです。(苦笑)
それ以降何回か状況報告をしてきたのですが、延び延びで今日になってもエントリー出来ずじまいです。ハイ。
前回は投入堂大正の大修理以前の実測図が見つかったとして、結構な話題になりました。まぁ、そうしたネタが緊急に入り、それが1回分のエントリーみたいなところがあってちょっと集中が切れてきました。
ただ、時間を見ては少しずつ進めていってます。

モデリングの状況としては、ご覧の通りペースの遅い自分でも結構進んだんじゃ無いかと思っています。
身屋の屋根や各庇の檜皮もザッと葺かれてるんですが、角度などがイマイチで全然ダメです。(身屋屋根も全面と後面が同じ大きさだし。)

思うに、今回、予告では『投入堂 新・増築問題』を多角的に検証しようとしていたのです。
「です」って、言い回しが止めるみたいですが・・。(笑)
投入堂の新・増築問題は建築方法と共に謎のひとつとされています。
一般的には投入堂が新築であろうが増築であろうが大した問題じゃ無い。と、思われるでしょうが、個人的には結構興味がある問題です。現在我々が見ることの出来る投入堂のあのデザインが最初から考えられたものなのか、付け足し付け足しで融合されたデザインであるかというのは大きな問題です。どちらにしても素晴らしいことに変わりはありませんが。
こうした新増築問題については、予告したこともあり、可能な限りの時間を注いで色々進めていたのですが、やっぱり・・ここにきて大きな問題があることに気がつきました。
素人の戯れ言でよければ、いくらでも新増築問題について語る準備はできてるのですが、下書きとCGをリンクさせエントリーを進めるとやっぱり素人なりに気になるんです。

「モデルが未完成だと、画に締まりがねぇ。」

投入堂完全解剖編は元々投入堂自体のCG制作と岩窟などでわからない色々な事柄をリンクさせ、疑問点や構造上の謎なんかを本人なりに調べてきたつもりなんですけど、ここに来て新増築問題をやらんがためにこうした部分をカットするというのはいかがなものか。実はまだやっていない部分が結構ある。前回の小庇考察で徹底的に落ち込んだと思ったら、一転もう屋根が葺かれている。・・それどころか、鳥衾まで置かれている・・。
やっぱりこれは、「手抜き」と言わざるを得ない。

・・結局、なぜここまでエントリーが延びたかといえば、形だけでもある程度完成まで一気に持っていこうとしたからなんですわ。

最後になって、バタバタは、イカン、な。
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そんなわけでですね・・。上の比較写真が最新です。
全体としては、カメラの焦点距離が微妙に違うのと光の当たり方が違うので(投入堂は北向き。この写真は正面から光を当てています。)見ての通りこんな感じですけど。細かいところが全然出来てません。

新増築問題として個人的に思うことは、まず、この投入堂の立地。この今にも転げ落ちそうなこの場所と投入堂の位置関係が思わぬ誤算を生んだんじゃないかな・・何て思ってます。
実は今回の新増築問題を掘り下げるスペシャル版は、自分でもかなり気に入っている予告扉と第一回のエントリー分がもうすぐ書き上がる寸前まで来ていました。結局、こうなってしまって一旦お蔵入りになるのは寂しいのですが、個人ブログなので温かい目で見てやって下さい。
この新増築問題は以前行った建築方法の再考と併せてエントリーしますので、しばらくお待ち下さい。
ただ、タイトルは決まっているので忘れないうちに発表しておきます。

●『投入堂の投入方』(なげいれどうのなげいれかた。建築方法 再考)
●『投入堂の投入型』(なげいれどうのなげいれがた。新増築問題考察)


というわけで・・。
ここまで引っ張って申し訳ないんですけれども、より充実させるために、新増築問題は一度横に置いといて、完全解剖編は、小庇の次から通常エントリーを優先して構造的な考察から仕切り直したいと思います。
「なんとなぁ〜く投入堂に興味がある方のためのブログ」
というのは変わりません。このモデルを使い、これからもこの魅力的な建築に迫ってみたいと思っています。

あっ、遅れる分、勿論面白くします。(笑)

北の魅力

05 23, 2013
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さて、
なぜかは分からないが、新年度明けの4月から怒濤の仕事攻勢。何とか桜でも見に行こうと画策をしていたが、GWも前半は結局仕事だったため良い時期だったにも拘わらず2013年未だどこにも出掛けられずにいる。(笑)
これはここ近年、いや、ここ十年ぐらい遡っても自分としては異例なことだ・・・。よって、新規国宝建築も今年は未見だ・・。情けない。
いや、しかし・・今月の末には有休を使って出掛けることになっている。
場所は・・。・・・いや、ちょっとまだ伏せておこう。(笑)

ところで、来月はもう6月だ。6月と言えば以前は夏休みに向けての準備で忙しかった。(笑)
基本的に東京の異常な暑さから逃れるということが第一にあったのでカプチーノを思い切り走らせたいと言うこともあって涼しい北海道に向かって旅立った。
こうした北海道の情報は大体6月頃を皮切りに色々入り込んでくる。本屋などの旅行雑誌コーナーでも北海道の本が充実しだすのがこの頃だ。故にこうした時期から自分も色々な情報を集めていた。
思えば以前は学生時代を含め毎年のように北海道に足を運んでいたが、近年ご無沙汰だ。最後に行ったのが2009年なので約三年は行っていないことになる。
場所によっては結構変わったはずだ。
職場の北海道を良く知るひとなんかに聞くと、この短い間に自分の泊まったホテルなんかが潰れたりしてビックリしたことがある。
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北海道というと大自然のイメージがあるが、それとは二極化するように実は街(町)も凄く面白い。
特に函館や小樽なんかは散歩していてもモダンな建物とノスタルジックな建物が同居していて不思議な雰囲気を醸し出している。(小樽歴史景観区域)殆どが「公開」という形をとってはいないが、外観を見ているだけでもかなり楽しめる。
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【1920年(大正9年)・旧塚本商店】
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【1908年(明治41年)・旧百十三銀行小樽支店 】
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【昭和初期・旧第四十七銀行小樽支店】

こうした建物は、いつも当ブログで紹介しているような古建築ではなく、古くても大正からの建築。小樽で言えば市指定歴史的建造物ということで多数指定されている。
以前はこうした建物は素通りだったが、古い建築に触れるにつれ、こうした建物にも興味が出てきた。今の意識で函館や小樽に行ったらかなり楽しめると思う。

確かに国宝建築は北海道には無いが、美味しい食べ物にしても自然にしても北海道は魅力的だ。
気が早いが、こうしてエントリーしているだけでも小樽の寿司の美味しさが口の中に広がってくる。(笑)

北海道、いいなぁ。

(扉写真は上から ・美瑛 「赤い屋根の家周辺」 ・富良野 ・美瑛「白鬚の滝」)

60年振りと20年振り。出雲大社と伊勢神宮。そして、超巨大神殿。

05 15, 2013
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建物記(けんぶつき)ファイル№0043
出雲大社 Izumo-taisya 
Kazz日本全国古(いにしえ)の旅
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さて、
島根県出雲大社が実に60年振りに社殿などを改修する「平成の大遷宮」際、本殿を離れていた大国主命を戻す「本殿遷座際」が行われ、無事に終わったようだ。
出雲大社と言えば縁結びの神をも言われているのだが、今この出雲大社を訪れる方が非常に多いそうだ。
東京からだと、これまた人気の寝台特急サンライズ出雲で『豪華寝台特急の旅』と洒落込むという方もこれまた多いようだ。
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自分が行ったときは、まだ本殿の改修工事が終わっていなくて仮殿での参拝だったのだけれども、出雲大社に来た場合殆どの方が行うのが、お金を注連縄(しめなわ)に向かって投げる行為。お賽銭代わり・・・なのかもしれませんが、昔はやって良いものだと思っていましたが、あれはやってはいけない行為です。現在ではカバーが掛けられお金が刺さらないようになっていますが、くれぐれも止めて下さい。

それとは別に、この出雲大社の注連縄は通常とは逆に撚り初めが向かって左側になっています。
そんなこと参拝中には全然気にしてなかったのですが、色々な謂われがあり、その中でも、出雲大社内の大国主命の令を封じ込めるため逆に撚っていると言うのが定説らしいのですが・・・。実際はどうなんでしょうか。
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あと、出雲大社と言えば、個人的に気になるのが近年発掘調査で見つかった本殿と思われる超大型の建築物の存在でしょう。国宝の本殿よりこっちの方に興味があります。(笑)
現場に行くと実際の位置にこのように印がされていますが、注目すべきはその大きさで、一本の直径が1.35mあり、それが3本束になっています。3mぐらいの直径を持つ柱は当時としては想像を絶する巨大さで本殿込みで50m近くあったと想像されます。
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サクッと作ってみたんですがこんな感じですかね。
この巨大柱については以前のエントリー投入堂 年輪年代法3で少し取り上げておりますので、興味のある方はご覧下さい。
まぁ、いずれにしてもこの大きさは尋常じゃないです。(笑)
結論としては、「こんな巨大な柱を持つ建築物が超大型の神殿でなければ何なんだ!」ってことになるんですが・・。
現実的にこうしたものが出てくると、何かワクワクしますね。正確な図面などが仮に残っていたら復元の対象にもなり得るのでしょうが、残念ながら推測の域を出ない巨大神殿を復元するわけにはいかないか。
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国内で当時の建造物最大級の東大寺大仏殿(高さ約49メートル)と比較すると・・・こんな感じですか。
あの東大寺大仏殿との比較でこの大きさですから・・。大仏殿は横にも広いので尚更大きさを感じるのですが、出雲大社の場合は大きさの質がやや違う。突出した高さを感じる大きさというか・・。シンプルな分、単純な数値以上に大きく感じそうですね。

勿論、これらは限りなく現実に近いあくまで想像ですが・・・出雲大社ならそれもあったであろうと思わせるところが凄いです。

ところで、
出雲大社が60年振りの本殿改修ならば、今年20年振りの式年遷宮の年に当たるのが『伊勢神宮』です。
確か遠い昔に行ったことがあるようなないような・・。残念ながら近年は機会を得ず、まだ訪れていないのですが、この伊勢神宮も希に見る盛り上がりを見せているようです。結構メディアにも取り上げられていて、実際かなりの人出のようです。偶然と言えば偶然なのでしょうが、60年振りと20年振り。両方を参拝することができたらとんでもない御利益がありそうな・・そんな年なのかもしれません。
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最後に、出雲大社に来たらやっぱり出雲蕎麦でしょう。意外と量が少ないので3段ぐらいあってもペロッといけちゃいます。(笑)

奈良県の国宝建築

05 08, 2013
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【奈良県 国宝 室生寺 五重塔】

さて、
GWもあっという間に終了しました。皆さんはどちらかに行かれましたか?
自分は結局、どこにも行けずじまい・・。けど、まぁ、いいんだ・・。(泣)今月末には出掛けるのでGWの分も楽しんでこよう。

ところで、先月のエントリーで和歌山県の国宝長保寺をエントリーしたと思うが、その際、国宝の数について少し触れた。和歌山県は7件の国宝数を誇るが、ダントツはやはり奈良県実に64件の国宝建築を有する。京都府が48件なのでいかにその数が多いかわかる。
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【奈良県 国宝 法起寺 三重塔】

思い返してみると、当ブログでも奈良県の国宝を単独で扱った事って無いなぁ。結構行ってるんだけど・・。
例えば、扉写真の室生寺五重塔は野外にある五重塔では日本最小。実際に目の当たりにすると五重塔としてはもの凄く小さいながらも大きく見えるというか、オーラが凄い。室生寺のみならずこの五重塔だけでもひとエントリーになるのだけれど・・。
いかんせんWEB上には情報がありすぎるというか・・。でも、そういう中からひとネタ綴っていくのが当ブログの筈なのですが・・勉強不足ですいません。
また、写真上の法起寺三重塔は、三重塔としては日本最古。古いから良いってもんじゃ無いけど、最古に見えない最古っていうのが(笑)凄い。これもひとエントリー出来そうだ。

総じて、奈良県の国宝建築はどれも単独エントリー対象。写真はあるので、ネタを織り込みつつサクッと書ければじゃんじゃんエントリーは進むんだけど・・。
・・とは言え、性格上中々書けない・・。精進。(笑)

チャンスかも。

05 01, 2013
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さて、
本日は早いもので5月1日。
GW後半が控えてはおりますが、前半は仕事で完全に潰れてしまったので、後半は近場でもいいからどこかに行きたい。
1日と言えば京都、桂離宮・修学院離宮・その他御所などの予約が行える日でもあります。
しかし、こうした予約は3ヶ月も先の話であるので、ホントその時になってみないとわからない。予定は未定・・だ。
5月1日に予約できるのは8月1日から31日までの話。夏休みが入るので比較的予定は立てやすいとは言え・・・

京都の夏は暑い。

ただ、以前ガイドさんに聞いた。
8月は結構訪れる人が少ないらしい。
やっぱり暑いからか。

夏の桂離宮も素晴らしいだろうな。
チャンスかもしれませんよ。
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Author:Kazz
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色々な「あい。」と自分をプラスして
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「カズ雑記」

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関心のある事。
写真と共に何でも書いていきます。

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