SUZUKI CAPPUCCINO(+9。)

07 28, 2014
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さて、
密かに期待して個人的に「軽スポーツカー復活年」と位置付けた平成26年。先日、ダイハツ新コペン「コペン ローブ」がついにリリースされた。既に実車を見たが先代よりはエッジが効いてて個人的には好きな形だ。
コペンのような特殊な枠の車が一度廃止(生産終了)して復活することは、殆どの場合絶望的かそれなりの時間が必要であると考えられたが、復活はかなり早い印象だ。以前から雑誌やWEBなどでも「新コペン登場か!?」などという見出しは躍っていたものの、自分はこれについて当初から疑念を抱き続けていたが、(「出す出す詐欺疑惑」)よもやあのような形でリリースされるとは。あっ、「あのような形」とは言うまでも無く、外装が替えられるということね。基本設計を殆ど変えること無く僅かなアップグレード+αで長期生産を見通せる。
目から鱗、考えたな。
いずれにしても、爆発的なヒットになるとは考えずらい軽スポーツを造るという英断に対しては大感謝で、諸手を挙げて歓迎したい。こうしたご時世だが、正直売れて欲しい。
で、これにより注目されるのがホンダの「新ビート」に位置付けられている「S660」だろう。これについても自分はかなりの懐疑心をもっていたが、ここまで煮詰めて来て今更リリースされないということは、もはや無いだろう。時期的には今年末か、来春か、動向が注目される。
こうなると、我らがカプチーノの新型はどうなるのだろうか?
これについては現在のところ全くもって白紙。つまり、ゼロではないが、ほとんど考えられていないというのが現状だろう。新コペンや新ビートが記録的なヒットを飛ばすようだとスズキとしても黙ってはいられないだろうが、その可能性は限りなく低いと言わざるを得ない。この時期種火すら見つからないところを見ると、やはりリリースは難しい状況か。軽自動車の販売台数において、もはや天下ではなくなった感がある軽のスズキだが、こういうときであるからこそ、何らかのアクションが欲しい。
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ところで、
うちのカプチーノも22年目に突入し、(自分のところに来てからは14年)いよいよ17万キロが目前に迫った。(同じく13万キロ)こうした時間や距離は自分が所有した乗り物の中でダントツの一位だ。人間で言えば老体とも言えるボディでよくまぁこんなに走ったものだと思う。
カプチーノのエントリーと言えばここんとこトラブルの話しから始まるのだが、これだけ走った我が家のカプチーノ、嬉しいことにここ数年大きなトラブルはない。前回、前々回の車検から20,000キロ以上走ったにも拘わらず不安を微塵も感じさせなかった。今でもセル一発。アイドリングの安定度、吹け上がりの乱れも全くない。これで4年間トラブルに纏わる大きな出費はなく、車検もほぼ最低限度枠内に収まっている。これはありがたかった。
ただ、マイナートラブルがないわけではない。
最近になって気になることといえば運転席側のパワーウインドウの上がりが非常に悪くなったこと。雨の日の後、たまに下がらない場合がある。これは時として非常に困るのだが、多くの場合、暫く走るとなぜか何事もなかったかのように自然治癒する。おそらくは、ウインドウに大量の水が入り動きにスムーズさを欠いたのか、モーター自体の経年劣化か、さもなくばバッテリーが弱くなっていることに起因するものだと思うが、次の車検でこれを替えるようだ。
まぁ、そう言ったわけで、人気のエントリーであるにも拘わらずブログで書くような「ネタ」が無いというスパイラルにずっと陥っていた。ある意味いいことなんだけどね。(笑)
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当ブログのカプチーノの記事には改造やら走りを追求した記事はまるで無い。なので、そういった趣味の方は、申し訳ないが良質なサイトが幾らでもあるのでそちらの方に行かれるのが望ましいだろう。
「じゃ、何があんの?」
といわれると困るのだが・・・大体グタグタと想うままに書いている。
それでも、何か特筆的な事があるのだろうか、と考えたときに思いついたのが・・・
もしかして、日本をカプチーノで旅した距離と時間なら中々いい線いくのではないか。と思った。距離こそ約17万㎞だが、我が家のカプチーノの走行距離のほとんどは旅の道程に直結する。47都道府県をどう走ったか、という手元の記録を見ても、通過だけに留まった県は無く、何かしらの目的地をもってそこを訪れている。今日、走り残しは九州の一部と沖縄県だけになった。沖縄まで運ぶのはなかなか難しいが、日本で生まれた車なので、是非全ての都道府県を走らせてあげたい。残り僅かなので事故無く頑張って欲しい。

こうした旅の話しをすると、大体言われるのが、(カプチーノだと)「疲れない?」という台詞。
いや、確かに疲れますよ。(笑)このタイトな車で疲れない筈が無い。ただ、それは「疲れ」の意味が違い、あくまで肉体的や神経的な疲労ということであって、気持ちはもの凄いテンションが上がってるんですよね。
だから疲れたということではないんです。

と、いうわけで、今回のテーマは・・・「旅とカプチーノ」というのを念頭に置き、
(休みにおける)『カプチーノと旅 〜カプチーノは旅車になり得るのか?〜』ということについて少しだけ考えてみようと思う。(ちなみに今回の「旅」とは何泊かの宿泊を伴うものとしてお話しさせて頂く。)
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■旅車の定義は無い。
先のテーマを掲げておいてこう言うと身も蓋もないのだが、はっきり言って、カプチーノは旅には向かない。(笑)
もしこの世に「旅に適した車」という適確車というものがあるとすれば、間違いなくそこから外れる筆頭の車である。
小さい、狭い、パワーが無い・・・。
こういう決めつけはナンセンスだと思うのだが、昔から「適材適所」という言葉があるように、車にもそれが当てはまる。
例えば、キャンピングカーで峠やサーキットを攻めようとは思わないし、何もかもそぎ落としたスパルタン過ぎる車で旅に出ようとは思わない。理由は簡単。「快適でない」からだ。
改めて言うまでもなく、車にもそれぞれの庭がある。ということだろう。
ただ、それは結構昔の話し。現代の優秀な車は、その庭の垣根を簡単に越えてしまう。キャンピングカーに近い車でもかなり速く小刻みに走れるし、走りに徹した荷物の積めないスポーツカーでも旅に出ることはできるのだ。
また、目的地にたどり着くまでの施設の変化も見逃せず、交通網の整備やサービスエリアなどの施設の充実化、車を取り巻く大幅な技術進化でドライバーの負担は限りなく減った。
こうなると、とどのつまり、もはや旅車に定義などということを考えること自体間違っているといえるのではないだろうか。
ただ、これだけは言いたいんだよなぁ。
時代に逆行するようだが、快適な旅ほど意外に印象に残らないものだ。だからこそ、あえて苦労して出発してみようではないか。(笑)
当たり前だが、走ることさえ出来れば全ての車で旅に出ることはできる。快適である必要があるか、ないかという問題はあくまで個人的なとらえ方だが、ここでは、定石を覆しつつ、ある程度の快適性を犠牲にするどころか、多くの苦労がつきまとうであろうその車(カプチーノ)で旅に出る意味を見いだしたい。
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嬉しいことにカプチーノの記事を書くようになって多くの方に当ブログが検索されている。その検索ワードの中には「カプチーノ 車中泊」や、「カプチーノ 長距離」、中には「カプチーノで日本一周」などとテンションがもの凄く上がるような検索から来る方もいる。
これらはいずれも、カプチーノが旅に向くのかどうかを匂わせるワードである。
そして、これは、大まかなくくりで「カプチーノで旅ってどうなんだろう?」っていうことであろうか。すでに所有している方か、購入予備軍の方か。
今回は、そんな問いに自分なりに回答していくつもりなのだが、ここで「カプチーノって車は旅には向かない」「やめたほうがいい」と提唱したとしても、カプチーノが好きで買う人のブレーキにはならないだろう。買う人は買い、旅に出る人は出るのだ。

考えると平成の今日、レンタカーやカーシェアリング、増税など車を所有するという意味での環境は激変した。その弊害として我々は車を所有するということに拘らなくなった。いや、拘れなくなった、…のかもしれない。
空港や駅に着けばシームレスにレンタカーを使って旅をすることができ、月いくらかで車を自由に出来る。今やそんな時代なのだ。
こうなると、本当に好きな車を所有出来ることは、かなりな贅沢になりつつある。と思う。
こんな事を思い出した。
以前北海道をカプチーノで旅行していたときキャンプ場で声を掛けられた。年はおそらく自分と同じぐらいの男性だった。
「カプチーノで旅行ですか?」
そんな会話から始まって5分ぐらい話しただろうか。
その方は北海道の観光ガイドをしており、たまたま休憩で立ち寄ったらしい。カプチーノのキャリアに荷物を積んでいるのを見て声を掛けずにいられなかったそうだ。
話しを聞くと、その方はカプチーノの元オーナーで自分も手放す前はあちこち走り回っていたようだ。
その中の彼の台詞が今でも頭に残っている。
「贅沢な旅ですね。」
その時、彼の言葉の真意は伝わったが、実感は無かった。が、あれから更に時間が経ち、今になって彼の言葉をようやく実感できる。自分の好きな車、こうした車でゆっくりと何も考えずに旅に出られることは本当に贅沢な時間なんだな。と。
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■カプチーノの旅における問題点。
さぁ、かなり前置きが長くなったが、カプチーノの旅における問題点(?)とも言えるべき項目を掘り下げていこう。
痘痕も靨(あばたもえくぼ)という言葉があるが、他人から見れば問題点と写る多くも、許容範囲内に収まってしまうのがオーナーだ。そういった意味では、これから挙げる問題が本当に問題となるのか疑問だが、「カプチーノ×旅」を客観的な視点から考えたい人の為に、敢えて問題と思いつく以下の点を挙げ、個人的考察を含め列挙してみることにした。
早速いってみよう。
●足が硬いためギャップをもろに受ける。
これは高速走行時を始め市街地でもそうだが、特に長距離を走る場合、細かい振動や突き上げが目に見えぬダメージとして身体に蓄積されていく。車へのダメージも同様で、アスファルトが隔離した凹などに高速でタイヤを取られる場合はこちらが心配になるぐらい。かといってカプチーノにやんわりとした足は相応しくないし、解決できないジレンマとして悩みどころである。
解決策=宿命(もしくは、クッション、シートなどを変更して対応。優しい運転。)
●静寂性が悪い。
屋根が取れるカプチーノは細かいギャップやエンジンの振動、走行時の各部の動きに室内のパーツが共鳴しノイズをかなり発生させる。ボディも重厚という言葉からはかけ離れているので、今日の車のような静寂性は無いと考えた方がいい。とくにルーフのきしみ音は長距離移動の場合結構なストレスとなる。
これに対し、有効もしくは決定的な解決方法は思いつかない。ルーフに限っていえばシーリングを兼ねているゴムが経年劣化するためわずかに隙間を発生させ、それでガタつくのかな?と思っていたが、その割には雨漏りも無いし…。購入した当初からノイズ自体は大きくなったように感じるが、劇的というほどの変化は無し。こんなもんかと諦めるしか無い。かと。
ただ、カプチーノの名誉のために言っておくが、機密性のおいては幌よりも遙かに分があるため、この手の車にしてはかなり優秀な方だと思う。自分は普段からラジオすら入れずに走っているため必要以上に気になってしまうのかもしれないが、この件は個人差が大きいと感じるので、人によっては気にならないかもしれない。
解決策=慣れよ!
●ヘッドライトが暗すぎる。
これは時として命に直結する問題であり、重要な項目である。…の割には対策が遅れている。(笑)
現在入手できるいずれのカプチーノも相当な年月が経過している。この経年劣化の象徴とも言えるのがヘッドライトの黄ばみだ。ヘッドライトの問題は以前も取り上げたが、もともとがそれ程明るくない上、照射範囲決して広いとは言えないので、当時からライトを替えていないカプチーノのナイトドライブは殊更神経を使う。夜の高速も同様だ。
因みに、近年の車検では光量不足でひっかかりディーラーの方に「かなり磨きましたよー」と言われる始末であった。年月が経過したカプチーノのライトの暗さに対する根本的な解決策は残念ながら無い。
解決策=ライトをHIDなどに変更(もしくは新品)するか、さもなくば、ひたすら磨け!
●雨の日は最悪。
カプチーノに乗ったとき最も最悪と感じたのが雨の日だ。
カプチーノで雨というと真っ先に取り沙汰されるのが「ルーフからの雨漏り」問題。言うまでも無くカプチーノのルーフはセンター、両サイドの三分割式で、フロント・リアウインドウに乗っかる形で留められている。三分割の隙間はゴムでシーリングされるため雨漏りする条件は整っているが、うちのカプチーノではそういった問題は全くない。参考までに。
ここで定義したいのはキャビンが狭すぎて室内がすぐ曇ることだ。これは、実は相当に怖い。小雨程度なら問題は無いのだが、大雨の場合ドアにバイザーが無いので窓を開けることができず室内はどんどん曇ってくる。
また、サービスエリアなどで仮眠を取ると起きた頃には例外なくフロント、リア、サイドウインドウが真っ白になっている。これをいちいち除去しなければならないのが面倒だ。
解決策=曇り止めシートでガラスを拭く。クーラーをつける。助手席に人が座ったら、その人を使え!
●シートが良いとは言えない。(11Rは特に)
自分の身長は約180センチ。シートの問題点としては個人個人の体型にも深く関わってくるが、ここでは根本的な問題としてその材質を挙げたい。これは11Rのみに言えることだが、一見レザーシート風のカプチーノのシートは夏熱く、冬寒いという由々しき問題を抱えている。自分は汗っかきではない方なのだが、それでも長距離では接触する腰や背中などが汗でビッショリになる。21Rの方材質も違うし良さそうなのだが、これについては乗ったことがないので比較明言は避けたい。もしかしたら同じかもしれないが、多分11Rよりはマシだろう。
ドラポジに関しては、腰の曲がりはややキツイが、ヘッドスペースや足元空間も充分で、この手の車にしては見た目以上に快適だ。長距離でも全く問題にはならない。
解決策=こまめに休憩!
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●積載量問題
旅と荷物の問題は切っても切れない問題だ。また、カプチーノの積載量の実際はどうなのかと興味のある方は多いだろう。一見して荷物は積めなさそうだが、カプチーノの(旅における)最大積載性はそれ程悪くはないと思う。基本スペースは三カ所。トランク、、ヘッドシートのバックスペース、助手席(ソロの場合)だ。
これだけスペースに詰め込めればたいていの場合は問題ない。とはいえ、これはソロでの話し。二人で行くとなると結構な問題だ。単純に考えても荷物は倍、限りなく荷物を少なくするという旅の基本を守りつつ対処するしか無いだろう。
いよいよな場合は秘密兵器を出すしか無い。
実は下の写真にも写っているのだが、カプチーノには純正でトランクの上につけるキャリアがオプション設定されていた。自分の記憶が確かであれば、この純正キャリアは限定カプチーノに付いてくるウッドが貼り付けられているモノと二種類あった。
キャリアはトランクに金具4点止めと中心左右にずれないよう吸盤で固定する。脱着は容易でデザインも悪くない。自分が購入した10年ぐらい前は、まだメーカーからの取り寄せが可能だったが、現在は多分無理だろう。希にオークションなどで出品されるが結構な値段で取引されている。
とはいえ、このキャリア、実は二回しか使用したことが無い。(笑)また、キャリア自体の重量が結構あるため重い荷物は載せられないというオチがある。たまに街中を走るカプチーノでこのキャリア付きを見ることがあるが、荷物を載せているのは見たことがない。(笑)
積載スペースのないカプチーノにおいて、このキャリアは非常に使えるオプションパーツであると思っている。北海道を旅行したときは防滴程度の性能を持つ衣裳コンテナをここに積んで走ったがかなり快適であった。
旅好きで荷物が多い方は是非とも手に入れたいパーツではある。
また、後方視界をある程度犠牲にすればシートのバックスペースもかなり有効なスペースとなる。
解決策=荷物は最小に!
●旅先でのオープンは実は厳しい。(ソロの場合は問題なし?)
この問題にはおそらく大概の方が?をつけるだろう。カプチーノの旅先におけるオープン問題は、小さいオープンカー故のジレンマを抱えている。
カプチーノの屋根は基本的にトランクに詰め込むことになっている。ハッキリ言えば、それ以外には置く場所がない。もし置くとするならば、あとは助手席。それでもダメな場合、キャリアに積むしかないだろう。
以前自分も旅先でオープンにしたくてキャリアを装備し、開けた屋根をいつでもしまえるようにトランクの中を空にしたまま走ったことがある。その時は相方との6泊8日の北海道旅行だったが助手席の足下などあらゆるスペースに荷物を詰め込んだ。ただ、最後はお土産などを買って荷物が増えたためオープンは諦めざるを得なかった。(笑)どうしても旅先でオープンにしたい人は一考が必要だろう。それでも、ソロの場合は助手席に荷物を詰め込めるためオープンは問題にならないだろう。
解決策=基本、我慢!
●車中泊にはかなりの慣れが必要。
流行りの車中泊だが・・・カプチーノの場合シートが殆ど動かないため(ほんの僅かに動くだけ。前には倒れます。)基本ドラポジ状態で寝ることになる。荷物置き場になっていなければ助手席で寝るのが基本形だが、二人での場合そうもいかない。購入当初は「こんな狭くて寝られるかよ。」と思っていたが、最近では熟睡できるまでになった。(笑)これについては慣れしかないだろう。意外といける。
解決策=最初の一度は我慢。次第に快感。
●高速走行時及び市街地での絶対的パワー。
大排気量車の爆発的パワーの時速100㎞と、カプチーノの100㎞ではまるで違う。カプチーノも決して遅い車ではないのだが、瞬間的に出せる絶対速度が違うため高速道路においてはややストレスが伴う。ただ、これは仕方ない。
また、100㎞での車に伴う巡航環境がかなり違う。冒頭の項目にもあるが、ノイズやギャップ、速度低下などが一気に襲ってくる。高速安定性も車が軽いため良いとは言えない。
また、市街地での信号から信号のストップ&ゴーなどで早い車の流れをリードするためにはかなりの加速が必要で結構神経を使う。追い越し車線を走らざるを得ない場合もあるがあまり無理をしないことが長距離を走るコツだ。ちなみに、狭い山道に近いようなワインディングでは、無敵だ。
解決策=何とかガンバレ!
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思いつくままに書きましたが、大体こんなところでしょうか。
こうした項目の多くはスポーツ志向であるカプチーノの真逆をいく話しで、基本的には同居できない問題として存在します。軽さ、運動性能を追求するために静寂性や空間が犠牲になったり、最低限の積載性など割り切りは必要でしょう。
逆にカプチーノのメリットというのは何なんだろうか?
多分それは存在自体でしょう。(笑)小さく、手足の如くきびきびと走り、開放感のあるFRオープン・スポーツカーである。具体性には乏しいが、それがカプチーノという車なんです。
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繰り返すが、好きな車で旅することはそれだけでかなり贅沢な旅になった。
理想として2台持てる生活的余裕があればいい。ところが、このご時世そうはいかない。大抵の人は1台で通勤から休日の家族ドライブまでこなさなくてはならない。このため至極当然の結果として、ミニバンやセダンなどを選択せざるを得ない現状がある。カプチーノの様な特殊な車が家族のための「1台の枠」に入る余地は限りなく少ないのだ。

総じるまでもなく、どんな車でも走ることができれば「旅車」になることはできる。
そんな中でも「鞄ひとつでも良いから車で旅に出たい」という人にはこの車はかなりの「適格車」になれるだろう。ただし、それ以外の旅に伴う要項「快適性」をお望みならおすすめはしない。
結論として、カプチーノが「旅車」となり得るかどうかという問いの答えに白黒つけるなら、かなりの条件付きで「なり得る」と考えて良いのではないだろうか。



亀十、おがわ・・・。浅草「どら焼き」祭り(そんな祭りは無いって。)

07 23, 2014
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浅草「亀十」どら焼き

さて、
最近食べ物でハマっているものがありまして、それが、「どら焼き」なんです。
子供の頃は「粒あん」があまり好きではなかったために好んで食べていなかったのですが、大人になっていつの間にか大丈夫になり、逆に好きになって、今川焼きとか鯛焼きとかバンバン食べるようになりました。
それでも腹一杯食べるなんていうことはないので、出掛けたついでに精々1〜2個買うぐらいですよ。
ところがこの日はちょっと違って、ホント、どら焼きだけを買いに行きました。「浅草」に。(笑)

どら焼きのベスト10なんかをやると必ず上位に入るどら焼きの名店が浅草にあります。
言わずと知れた「亀十」(かめじゅう)がそれで、ここのどら焼きを買うために皆さんかなりの時間並ぶようです。
正直、こういったものを買うために並ぶ習慣が無いため腰が引けましたが、どうしても食べたいが為に並ばざるを得ません。それでもその時間を短縮するために出来るだけ早く行こうと10時半頃には亀十の前にいました。
列を見ると並んではいますが予想より全然少ない。大体30人ぐらいでしょうか。早々に列に加わります。
早く来たかいがあってか、それほど並ぶこと無く30分程度で無事購入することができました。種類は小豆あんと白あんがあって、300円オーバーと、どら焼きにしては高い部類でしょう。
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「おおっ、これが亀十のどら焼きかぁ・・・。」
早速実食です。
まず、亀十のどら焼きの直径は約11センチ。厚さは約2.5センチ。平べったい印象です。
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最大の特徴はあんを包む皮の部分が写真のようにまだらになっていることでしょう。通常どら焼きの皮は均一に焼けているのが見た目にも美しいのですが、亀十のどら焼きは真逆をいきます。

そして、食べてみると・・・。「!!」
まず第一印象は皮がどら焼きにしてはかなり柔らかく、そして甘さも絶妙で、これ以上だと甘すぎると感じるし、これ以下だと物足りないようなバランスを醸し出している。皮のまだらの部分が適度な香ばしさとそうでない部分の食感の違いを生み、これまた絶妙。あんも甘すぎず適度なつぶつぶが感じられ、皮とのマッチングも最高。これは、確かに美味いわ。
「何々で一位になった。」食品なんていうのはほとんど信じない方だが、これは・・・文句なく美味い。
ひとによってはこれはどら焼きではない。なんていう人もいるかもしれませんが、味の方は間違いないです。
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実は浅草にはどら焼きの名店が他にもあり、そこにも行って買ってきたのだが、この亀十のどら焼きと食べ比べるとこちらの方がより自分の好みに合っていたようだ。

結局、この三連休は浅草で買ってきた大量のどら焼きを消費するために結構な量を一気に食べた。
・・・しばらくどら焼きはいい・・・。(笑)



美の巨人たち 辰野金吾「 奈良ホテル」

07 18, 2014
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さて、
普段からあまりテレビを見ないのですが、好きな番組が無いわけではありません。
テレビ東京系の美術系教養番組「美の巨人たち」などは好きな番組で、30分にも拘わらず内容が濃く、自分の好きな特集であれば必ず見るようにしています。
この番組は結構建築も取り上げます。これからの放送予定を見ると8月は建築シリーズのようですね。
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まずは、8月9日放送予定 織田信康 国宝 「犬山城」
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続いて、8月16日放送予定のPブリュナ・Eバスティアン「富岡製糸場」
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そして、最終8月30日放送予定が朱雀天皇の「醍醐寺五重塔」
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辰野金吾「奈良ホテル」は8月23日に登場します。
いやぁ、どれも楽しみだなぁ。どういうアプローチから番組を造っていくのか、注目したいと思います。
nara piano

「ある」と「ない」とじゃ大違いだった。単眼鏡(ギャラリースコープ・ミュージアムスコープ)の選び方、そして、実戦投入。

07 10, 2014
超絶リピート
さて、
再び三井記念美術館で開催されている「超絶技巧!明治工芸の粋」に足を運びました。

話しは少し前に遡ります。
最近の連続エントリーである「超絶技巧!明治工芸の粋」を見終わった後、何か、こう、シックリこない点がひとつだけあった。作品はいずれも素晴らしく時間を忘れるぐらいだったが、胸に何かモヤモヤしたのものがつっかえた。
でも、原因はすぐ分かった。
その原因とは、あまりに細かすぎて肉眼で確認できる限界があったからだ。
とにかく、細かい。細かすぎて何か見落とした感がある。
そんな思いを残したまま何となく後ろ髪引かれる思いで帰路についたのだが、やはり、どうしても細部を確認したく、「もう一度行くぞ」と決めた。
ただ、そのモヤモヤ感を残したまま再び行っても結局同じ事になるので、対策として「あるもの」を購入した。
それが、別名「ギャラリースコープ」「ミュージアムスコープ」などと呼ばれる単眼鏡のことである。

モノ好きに自分にとっての楽しいことの一つとして、ジャンル的に初めてのモノを買う時が挙げられる。
そのモノについて色々調べると知らなかったことが知識として身につくからだ。
「ほ〜っ、こういったものなのか」と。
で、今回はそう言う意味では初ジャンル。少し勉強が必要だ。
日頃から大型の家電量販店の端っこの方に「双眼鏡」は置いてあり、遊びで覗いたことなどはありましたが、購入したことはなかったし、ましてや「単眼鏡」は手にすら取ったこともない未知の世界。もちろん、ピンからキリまで。値段も形状もバラエティーにとんでいるし、多分買い直しはしないだろうから、ここは慎重に選んでみよう。

単眼鏡を選ぶ
単眼鏡に求めるものは何か?
その用途は単純明快。細部や遠くのものを大きく拡大し、より見やすくするためだ。
「オイオイ、それなら単純に倍率の良いものを選択すれば良いんじゃないか?」と、思う。
ところが、ことはそう上手くいかず、こうした問題は往々にして同居できない。
カメラに詳しい方ならわかると思うのだが、例えば、レンズを明るくクリアにすればその口径は大きくかさばるし、何より高価になる。逆に小さくすれば携帯性には優れるがレンズの性能が落ち、安価になるが大概の場合(暗くて)見にくくなる。
結局、それら相反する諸々の線引きに何処まで妥協できるかが問題となる。
そこで、購入にあたりポイントを整理し、絶対に譲れない点を何点か挙げ、バランスの良いモノをピックアップした。

1・最短合焦点距離が短い。
2・拡大倍率がそれなり。
3・価格が高すぎない。


というわけで、これらを念頭に見てみることにした。

1・最短合焦点距離
最も重要視したのが1の最短合焦点距離。
この最短合焦点距離とは、どのくらい対象物に近寄れるか。近寄ってピントが合うか。という距離を示したものである。例えば、これが「50センチ」であれば、対象物から50センチ以上離れないとピントが合わない。ということになる。これに関しては今回試した「超絶技巧」のような比較的展示ケースに近寄って見ることの出来る場合には非常に有効であった。この最短合焦点距離が長いと近くのモノを見るときにピントが合わないので対象物からある程度離れる必要があり、場合によっては使い物にならない。基本的に倍率の高いものほど最短合焦点距離が伸びると考えて良い。
2・倍率
倍率に関しては悩みどころだ。
単純にものを大きく見る。ということであれば倍率の高いものを買えば良いのだが、普通、倍率が高いものは最短合焦点距離が伸びてしまう。また、部分的にはアップになるが、見える範囲が倍率に比例して狭くなり、全体像としては捉えにくい。ブレが顕著に出るため、これまた対象物を捉えにくくなる。前項でも述べたが、倍率が高いと単眼鏡自体も大きく重くなる。これを考えると徒に倍率が高いものが良いとは限らない。
近年自分が行った美術館などの傾向を振り返って、その用途を「超絶技巧」のような細部を比較的近くで確認できるものに絞って選択候補としたので、倍率は4〜8倍までとした。これ以上だと対象から離れなければならないので自分の用途には向かない。
3・価格とモノとのバランス
これも重要な項目のひとつだ。
光学系の商品の場合、ほぼ例外なく良いものは高い。(笑)単眼鏡も決して例外なく、見やすいものは高い。
ただ、単眼鏡の場合、その幅が結構広いし、最終的な出力がカメラのように機械的に記録したものからではなく、視覚というあくまで人間が判断を下すものであるため「見た目の感覚」というのが判断材料になる。つまり、見え方というのは個人個人違うものであるので、安いモノでも「結構いけるじゃん」ということになるのだ。
もちろん、高いモノは高いモノなりの理由があり、それらは往々にして魅力的なのだが、現実問題として、大概の人は単眼鏡に何万もかけられないだろう。
その他
デザインは多くは円筒形だが、中には四角い形状のものもある。ピントは、カメラのように円筒形の部分を回す形式とスライド式などがある。ドイツのエッシェンバッハ光学club Mなどはデザインなど非常に好みであったが、最短合焦点距離が1.5mからで用途に合わないため候補から外れた。
他に、自分はメガネなどをかけるほど目が悪いわけではないのだが、これは人によっては外せない重要なポイントの一つになるだろう。あと、大概は付いてくるが、ケースやストラップなど付属品にも注意したい。
購入候補と実際の購入品
これはかなり迷った。熟考し、最終的に候補に残ったのが以下のもの。

●ビクセン アルテスモノキュラーHR6×21
●ビクセン マルチモノキュラー4×12
●ビクセン マルチモノキュラー6×16
●NIKON モノキュラー HG 5×15D
●カールツァイス モノ 4x12 T*
●カールツァイス モノ 6x18 T*


と、この6つに絞られた。
まず、この6つの大きな違いは倍率と価格。
ビクセンアルテスモノキュラーは最短合焦点距離が60センチで最も長かったが、質感がかなり好みであり、実際に覗くと、レンズは明るく非常に見やすかった。値段は実売で25000円前後とかなり高かったが、偶然にもヨドバシカメラの通販で17,000円で販売しておりグラグラ揺れた。ただ、この中では最も大きく重い。最終的には最短焦点距離がネック。
ビクセンのマルチモノキュラーはいずれの倍率も安価でありながら品物の質感も悪くない。寧ろ良い。最短合焦点距離はいずれも20センチ、25センチと最も近くまで寄れる。何より軽いし、携帯性、コストパフォーマンスは№1であろう。レンズは値段相応で、この中では最も暗いが見え方は決して悪くなかった。
NIKON モノキュラー HG 5×15Dだが、これはかなり良い。像のクリアさはビクセンよりもワンランク以上上だろう。質感は悪くないがデザインは好みの分かれるところ。自分は良いと思った。ハイアイポイント仕様でメガネをかけていてもケラれることはなく、購買意欲をそそられた。但し、実売で約18,000円とビクセン4×12の約3倍はする価格と最短合焦点距離が60センチであるのがネック。投入できる資金があれば、迷わずコレ。
カールツァイス モノは今回覗くことができなかったが(ガラスケースの中だった)レンズの抜けの良さは定評がある。多少神格化されているが、像の見やすさという点では疑いようがないだろう。最短合焦点距離も30センチ前後で問題なし。あるとすれば外装の質感の悪さ(軽さ優先でプラ)と、その値段の高さだろう。30,000円以上するので迷うことなくこれだけの資金を投入できるなら選択するのもありだが、実質的な性能がこの値段に相応するかは懐疑的。

さんざん迷って最終候補からさらに二つに絞った。
ビクセンマルチモノキュラー4×12NIKON モノキュラー HG 5×15D
確かにNIKONの方が見やすさでは一枚も二枚も上だったが、いかんせん値段は約3倍。その差額に価値を見いだせるか否か、というところだったが、どうしても踏み切れず、結局ビクセンのマルチモノキュラー4×12を購入した。
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そして、実戦投入
再び足を運んだ「超絶技巧明治工芸の粋」に単眼鏡を持参し、リピーターとして足を運んだ。ちなみに、一度目の半券を持っていけば通常大人1300円のところ200円割引の1100円になる。
さぁ、早速入場し、見てみよう。
「・・ぐっ・・・!!おあっ!」
全然違う・・・。
我々が目にするこの特別展の最初の部屋は、この特別展の作家の代表作が集結した謂わばベスト版ともいえるべき最高の作品を集めてある。その最初が並河 靖之の花文飾り壺だ。
確かにこれは肉眼で見る印象とはかなり違う。細部に至るまでよく観察できる。
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※あくまでイメージ。

と、まぁ、こんな感じである。細部は肉眼で確認できないところまでよくみえる。一度目に知り得なかった情報がどんどん入ってくる。(笑)一番拘りを持っていた最短合焦点距離に関しての考え方は正解だった。30㎝以内の最短焦点距離は、かなり近くにまで寄れるので自分のスタンスで見ることが出来た。立った状態で見るだけでなく、座った状態からの水平像や、やや下側からの像など、列の後ろからでは確認できないようなポジションからでもガラスケースに近づけるので助かった。ただ、立った姿勢だと実際60センチぐらいでも問題は無かったかもしれない。
美術館は大概照明を落として暗くなってはいるが、性能的に特に見にくさなどの問題は無かった。やっぱりこの単眼鏡は安くて良い。逆にあまりに細部が確認できて面白かったため、一つ一つの作品を見るのに思いっきり時間が掛かってしまい第一展示室だけでかなりの体力を消耗し、ドッと疲れた。結局、全部を見終わるのに二時間半掛かった。単眼鏡を介しての美術品の鑑賞、これはかなりのお勧めです。
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総じて今回の買物には満足だったが、倍率の方は6倍でもよかったかな、と思っている。
画像の見え方は文章にするのは難しく、すべてを伝えきれないと思うが、不満を持つ方はいないのではと思う。何より安いし、軽量コンパクト。ストラップやソフトケース、レンズカバーなど付属品も完璧。これらの点はかなりの評価。
これからも色々なシチュエーションで大活躍してくれそうで、一つ持っておくと非常に便利です。

ガラスケースの中を熱心に見ていた時のおばちゃん軍団の一言。
「あぁ〜、慣れている人はああいうものを持ってくるのね・・・。」

・・・すいません、初めてです。



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