「哲学の木」最期の慟哭。

02 27, 2016
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さて、
北海道に色々な名前の付いた木があるのは有名だ。
この「哲学の木」もそんな木のひとつである。北海道美瑛町の広大な土地。意味ありげに少し斜めに傾いた姿が哲学的ということから、その名が付いたそうだ。
ネットで既に話題になっているのだが、この「哲学の木」が、土地の所有者によって倒されたということだ。
なぜ倒されてしまったのか。
この問題については、非常に複雑な問題及び事情があるようだ。
推測は付くが、憶測でものを書かないで欲しいとの但し書きがあるため、その正確な部分を知らない自分は、詳しくは書かないことにする。

今から30年以上前、北海道をツーリングしたときにこの「哲学の木」と対面した。
本当に絵になる木で、思わず見とれ、道路にバイクを止めて何枚かシャッターを切った。
北海道、とりわけ美瑛を実感できるような風景のひとつであった。

暫く北海道に足を運んでいないが、またいずれ訪れる日が来るだろうと思う。
「哲学の木」があったときも、わざわざ見に行くことは無かったけれど、あるべきものが無い風景というのは堪らなく寂しいものだ。
木は本来、例え何かの拍子で幹が曲がったとしても、そこからもちなおし、真っ直ぐに伸びるものだと思うのだが、どうしてこの木は障害物も無いのに斜めに伸び、成長してしまったのだろう。何かを考えるように斜めのまま伸びる姿は個性的で珍しく、やけに人間っぽかった。
何事も斜めにみるクセがあったのかどうか、それは分からないが、その斜めの姿で何を見ていたのだろうか。

美瑛町は北海道でもかなりの有名観光地である。
そうした地において、生活を伴う土地所有者と美しい風景に魅せられた観光客との共存は難しい問題だ。
多くは観光客のマナーの問題だ。
ひとり一台カメラを持つようになり、それを他人に見せ共有する環境が当たり前になった時代の弊害。
それは、ここ美瑛町だけの問題では決して無く、全国各地で起こっている。
「哲学の木」は、自らが消えることにより、極めて現実的な定義、そして解決への一石を訴えようとしていたのかもしれない、というのは考えすぎか。
「哲学に木」の慟哭が聞こえるようだ。
このニュースを聞き、悲しさと共に、そんなことを考えてみた。

「哲学の木」は、もう、無い。
北海道の美しい風景が、エゴにより壊され、「哲学の木」はその犠牲になったのだと思う。

隠し球、SIGMA SD Quattro(H)発表。FOVEONフルサイズへの夢は遠く・・・いや、近い!

02 24, 2016
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さて、
既にご存じだとは思いますが、CP+用のビッグサプライズ、SIGMAの隠し球が今日発表された。
その名も「SIGMA SD Quattro(H)」一部で待望された、レンズ交換式ミラーレスカメラだ。
光学ファインダーの無いミラーレスカメラは、系譜から言うと、SD9から受け継いだ、所謂王道の一眼レフのボディを持った流れでは無く、DP系の流れをくむ、いわばレンズ交換の出来るDPの誕生と思った方がいいだろうか。

にしても、実機を見ていないので何とも言えないが、ことボディに関しては、食指はあまり動かない。デザインは悪くない。でも、バッテリーグリップを含めたデザインバランスだと思う。燃費が悪いのかなぁ。
ただ、大きく喜ばしいことはある。FOVEONセンサーの大型化だ。(ややだけど)
今回のSD Quattroには二種類のセンサーが用意された。フルサイズでは無いが、これにはかなり興味がある。
また、瞬時に7回ものシャッターを切り、合成され一枚を造る新技術の採用がある。それがSFD(Super Fine Detail)モードという技術だそうだ。ペンタックスなどに見られるリアルレゾリューションシステムのようなものか?よくわからないけど。
いずれにしても、こういう新しすぎるカメラは、現時点ではよくわからないというのが正直なところだ。
シークレットにしている時間は今日で終了したので、これからは情報がドンドン出てくるだろう。
価格や発売時期などは未定ではあるが、時期はそう遠くはないだろうと思う。価格は慎重にお願いします。(笑)
サンプル写真を含め、目的のレンズとのマッチング、Merrillで泣かされたAF精度などを確認したい。
あまり期待はしていないのが正直なところ。(笑)

なぜエントリーが無かったんだろう?「円通三匝堂」会津 栄螺堂。再訪は、とりあえずテレビで。

02 21, 2016
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さて、
ここをなぜ扱わないんだって言う話しがあったんですけれども。(笑)
福島県会津若松市「円通三匝堂」通称、「サザエ堂」
もちろん、一度ですが、行ってはいます。はい。もう、このブログが始まった頃。
なぜエントリーが無いのか、理由は単純なんですけれど、写真が、ほぼ全滅。酷いものでした。
サザエ堂は内部も撮影可なんですが、この手のものをエントリーするにはどうしても内部の写真が必要だったため。
実測図も買ったんですけれどもね。
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また、訪れたのが、もう陽も落ちかけた15時過ぎだったっけかな。そんなんだから外観もまともな写真が無く、帰ってきてガックリです。それで、やる気がおきなかったわけなんですよ。面白そうだし、掘り下げがいがある建築であるのは誰が見ても一目瞭然。
機会があれば、また行きたいです。
現在のサザエ堂は、結構周りの環境も整備されてて、なんか、かなり古いお土産屋さんのようなもの(写真下の青い屋根)があったんですけど、現在は無くなっており、サイドからの景観がかなりよくなりました。電線なんかも無造作にひいててかなり見た目が良くなかったんですけど、スッキリしたようです。お世辞にもキレイとは言えなかったですから。(笑)
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ところで、
当ブログでも結構宣伝している、
テレビ東京系「美の巨人たち」2016年2月27日(土)22時〜22時半放送分
この「「円通三匝堂」サザエ堂が特集されます。
基本的にスロープを上がって、降りるだけ。このサザエ堂とは、一体どんな構造で、何をするところなのでしょうか。
国内でも希有な存在、なんであんな風に造ったんだろうか、希に見るおもしろ木造建築。
現在再訪したい建築ナンバーワンです。(笑)



意外に少ない!? 迎賓館赤坂離宮 濤川 惣助 「七宝花鳥図三十額」の資料。

02 19, 2016
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さて、
先週参観した赤坂離宮迎賓館の余韻が覚めやらないのですが、建物記ファイルとしての迎賓館赤坂離宮は一旦置いておいて、花鳥の間に飾られる「七宝花鳥図三十額」の資料が無いか調べたのですが、表題通り、それ程多いわけでは無く、資料としては限られるようです。
その中でも、最高の資料は、茜出版の「国宝迎賓館赤坂離宮 七宝の美」という本でしょうか。2011年9月発行の本なので、それ程大昔のものというわけではありません。多分自分が知らないだけで、有名な本なのでしょう。ところが、この本は書店には無く、出版社に注文という形で発送されるものであり、事前に確認できたわけではありませんでした。
早速、注文し、本日届きました。三十額すべての写真が載ってます。ちょっと感動です。(笑)
合わせて、「迎賓館赤坂離宮の沿革と解説」という本も送って頂きました。
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今回の一般参観の前は年一度の限定公開だったのですが、そのとき臨時のお土産屋さんのようなものがでていたようですね。そこで販売されていたものだと思います。
ところで、
ここでは、 濤川 惣助の「七宝花鳥図三十額」の話しをずっとしてるのですが、実は迎賓館赤坂離宮には一般公開されてない小宴の間というところに、もう二点、幻ともいえる(一般の眼には触れないと言う意味で)涛川作品が展示されているのです。
作品名は、「海の幸」「山の幸」
長径が80㎝にもなる花鳥図三十額より大きい作品です。ご存じでしたか?ですので、正確には三十額ならぬ、「三十二額」ということになります。花鳥じゃ無いんですけどね。(笑)
三十額を目の当たりにしたので、この二作品をいつか見てみたいですね。(七宝の美にはこの「海の幸・山の幸」も載ってます。)

茜出版さんのHP↓
茜出版

迎賓館赤坂離宮 一般公開に行ってきた。

02 13, 2016
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さて、
とりあえず旬なうちに一報をアップしようと思います。
【2016年2月13日土曜日】
8時50分・現地到着
並んでる人は僅かに居ましたが、列が多少詰まってるというだけで、かなりスムーズな流れ。足の進みが止まることは無いです。渋滞を見越して早めに行きましたが拍子抜け。DJポリス風の警官が
「今日の入場は時間指定がございません。整理券は充分ありますので、走らないようにお願い致します。」
おおっ、ラッキー。
9時00分
列に殆ど並ぶこと無く、整理券を受け取ります。番号は760番。係員の説明を受け、このまま時間を待って入るかどうしようか悩むが、時間指定が無いことで10時になると来た人が一気に入ることが予想されたので、ここは我慢で一度駅に戻る。
ちなみに9時10分頃、開門を待ってる人は殆ど居ません。10人程度。
9時20分
一度四谷駅に戻るが、正門を晴れているうちに撮影しようと戻る。この頃から団体バスなどが2〜3台到着し、少し混みだした。
警備員さんに「どのくらい来てますか?」と聞くと「今、1300人ぐらいです」との答え。この次点で残り約700人。
ここで、一度四谷を離れ、用事を済ませるため新宿に戻る。
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12時47分
再び四谷駅。駅前の警備員さんが「本日の整理券の配布は終了しました。」とのアナウンス。
ここで、「何時頃に無くなりましたか?」と聞いてみた。
すると、「9時40分には無くなりました。」との答え。
おおっ、結構早かったな。正門を撮影して、それを後にした頃には団体さんのバスや駅から来る人が結構いたので、ドッと来たことが予想される。明日は天気が悪いので人出は読みにくいが、なるべく早く出発したほうが良いと思います。
ただ、明日(14日)からは一日あたり1000人増えるみたいですね。それでも、
午前中にはほぼ間違いなく配布し終えると思います。
詳しくは内閣府のHPを。
午後に時間をズラしたせいか、本館の観覧は非常にゆっくり見ることができました。全体的に人はかなり少なかった印象を持ちました。
結局観覧を終了したのは14時45分ぐらい。ちょっと疲れましたが、心地よい疲れでした。
四月からは通年公開?となりそうですが、やはり見られるときに見るべきだと思いました。
と、いうわけで、とりあえず報告です。

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