明石海峡大橋ブリッジワールドツアー。地上300mからの眺望。

07 28, 2018
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SIGMA 35mm F1.4 DG HSM(神戸側)
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SIGMA 20mm F1.4 DG HSM (淡路島側)

さて、
まずはさておき、明石海峡大橋主塔からの眺望をご覧頂きましょう。
ブリッジワールドツアーでは神戸側の主塔に登ります。
写真上が神戸側。下が淡路島側です。
この日、朝のうちは雲一つ無い快晴だったんですけど、次第に少しの雲と、空が霞んできてしまって、残念ながらこんな感じになってしまいました。ただ、夏場の空としてはまぁまぁじゃないかと思ってます。
とりあえず、当たり前ですが、高いです。(笑)

このツアーは、午前と午後の一日二回行われ、もちろん誰でも参加できます。期間は4月から11月の終わりで、冬はやってません。だいたい40人ぐらいを10人前後で一班とし、全員で移動、主塔へはエレベーターの人数関係で時間差で行動します。ツアー時間は午前と午後の二回。午前9時30分、午後13時30分、登る主塔より約1キロ手前の橋の科学館(集合場所)をスタートとし、約3時間ぐらいあります。主な内容は、明石海峡のDVD鑑賞から始まって、展示室でのガイド説明、明石海峡大橋の下を通り主塔への移動(約1キロ)、主塔に上り景色を堪能(20分ぐらい)主塔から橋の科学館へ移動。
と、いうような流れです。
天気に関しては運に左右される場合も多いのですが、おすすめは、光の状態や霞の発生具合などから多くの期間、午前中の方が良いと思われます。
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SIGMA 35mm F1.4 DG HSM(神戸側)

このツアー、一般的には写真のような眺望を楽しむためのツアーと称しても過言でないと思いますが、内容的には、なかなかどうして、明石海峡大橋がいかに凄い「世界一の橋」であるかということと、それを維持するための大変な苦労があることを今回初めて知りました。大変勉強になります。
例えば、橋の寿命。明石海峡大橋の寿命はメインケーブルの寿命といっても良く、このケーブルの架け替えは基本的にできないそうです。従って、延命措置として、このケーブルをいかに錆びさせないか、ということが最重要課題になるため、錆の根源である水(湿気)と空気、その一方の水を絶つために、ケーブルを覆った内部を空気循環させているそうです。
こうしたメンテナンスをしないと、海上であることもあり、あっという間に橋の寿命は尽きるそうです。
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あと、知らなかったのは、吊り橋の高さ。一般的には、吊り橋の高さ=主塔の高さという認識だと思うのですが、吊り橋の高さというのは「吊っているケーブルの位置」で決まるそうです。つまり、「ケーブルの一番高い部分が吊り橋の高さ」が、その橋の高さになります。ケーブルから上の主塔の部材はカバーみたいなもので、いくらでも高くできるみたいです。・・・知らなかった。
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SIGMA 35mm F1.4 DG HSM(淡路島側)
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SIGMA 20mm F1.4 DG HSM (神戸側)

とはいえ、やはりメインとなるのはここからの眺望です。
多くの方が写真撮影などを楽しむと思いますが、撮影的に関して、スマホなど身体から離れる機材は主催者側からのカバー付きのネックストラップに入れなければなりません。(ストラップホールがあるスマホに関してはストラップを付ければその限りではない。)カメラも首から下げるこのができるストラップが必要です。ストラップがないカメラは持ち込むことができません。いないとは思いますが、一脚・三脚は持ち込めません。
レンズは、一応単焦点5本を用意しましたが、主塔上部ではレンズ交換は基本できません。が、ガイドの班長にお断りして監視付きで一度だけ交換させていただきました。ですので、ズームレンズの方が良いと思います。
画角は好みがありますが、今回のエントリー扉の写真は、レンズが35ミリノートリミングです。フルサイズ換算だと焦点距離は45.5ミリです。その下、淡路島側が20ミリノートリミングで、フルサイズ換算だと26ミリです。(下は逆です。)
主塔間通路は約1.5mの柵(というか壁)がありますが、背の低い方でも景色が堪能できるように踏み台があります。
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あと、自分もいってみたい!と思ったら、まずは明石海峡のHPを見てみましょう。
HP→ 明石海峡ブリッジワールドツアー
色々書いてあります。
で、月の予約状況を確認してみて下さい。
どうでしょうか?大概の方は何週間か前にこうしたイベントを旅行に盛り込んでおくかを決めると思います。
が、現時点で見てもわかるとおりほとんどの場合バツ印が付き、埋まってると思います。
しかし、「あぁ〜、この日一杯だからだめだぁ・・・残念・・・」
と、あきらめないで下さい。
自分も最初希望日が一杯で、あきらめていたんです。でも、あきらめかけながらも毎日こまめにHPの空き状況をチェックしました。
すると、予約状況にかなりの動きがあることがわかりました。ほとんどの日に空きが必ず発生します。特に、直前になるとかなりの確率でキャンセルがでてきます。
すでに何週間も前から予定が決まっている人は、こまめにチェックさえしていれば必ず行けると思います。
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ツアーが終了し、次の地に向かうため、この明石海峡大橋を渡ったんですが、下から見上げると相当な大きさです。
これから幾度となくこの橋を渡ると思いますが、その度にあの景色を思い出し、感動することでしょう。
明石海峡大橋の完成ニュースを今でも良く覚えています。まさか、何年後かにこの橋の主塔に自分が登るとは思いませんでした。ツアーに参加することにより、こうした巨大建造物を当たり前のように利用している自分の中での意識の変化を今、感じています。


あべのハルカス? 東京スカイツリー? 日本一高い展望台はどこ?

07 22, 2018
スカイツリー
さて、
もはや日本列島が沸騰している状態である最近ですが、避暑地でさえも信じられないほどの暑さで逃げ場が無い。
高いところは涼しいのかな?なんて単純に思い始めたのですが、確かに富士山に登れば涼しいでしょうが、そこは建築好きなので、ふと考えた。
「日本の建造物展望台で一番高いのはどこだろう?」と。
ハイ、もう答えはでてます。
ダントツで東京スカイツリーです。(笑)
なんてったって元々の高さが634mあり、天望回廊が450mですから。高さで言ったらここより高い建造物展望台は無い訳です。
終わった・・・。(笑)
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いやいや、で、なんですけど。
単純に高さだけだったら東京スカイツリーが圧倒的なんですけど、こういう条件が付いたらどうでしょうか。
「オープン・エア」
つまり、ガラス越しに風景を見るのでは無く、遮るものが無い状態で風景が見られる場所。
屋外。
そう考えると、一気にその順位が変わってきます。
そもそも高層建造物のオープンエア展望台ってのがあまりありません。
ただ、もちろん無いわけではありません。
東西に一棟ずつ、素晴らしいオープンエア展望台があります。
まずは、東京。
六本木ヒルズスカイデッキ
完全なるオープンエア。海抜270m!!
あるんですね・・・こういう場所が。
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って、できてから結構経つんですけど、一度も行ってません。(笑)
本来だったら写真をバーンと載せたいんですけど、・・・ありません。
ここはですね、行きたい、行きたい、って思ってても何となく気が乗らないというか、「いつでも行ける」っていうのは良くないんですけど、それですかね。今年中には一度行ってみようと思ってます。
そして、現在オープンエア展望台では日本一を誇る建造物。
それが、大阪あべのハルカス。
ここは、地上300mを誇る展望台。(こちらも行ったことないです。)
なんですが・・・・、これはちょっと但し書きが付きます。
あべのハルカス、展望台は基本的にオープンなようですが、四方はガラスに囲われており、自分の定義するオープンエア展望台とはちょっと違います。ので、結局は六本木ヒルズなのかぁ、と思っていたのですが、このあべのハルカス、色々考えてくれており、これら展望台よりも更に上、最上階のヘリポートを展望台にし、ツアーを組んでいます。
ここが、地上300m。時間、人数限定で楽しめるようですし、写真も撮れる。遮るものは無く、正真正銘、日本で最も高いオープンエアの展望台と言うことで良いと思います。しかも、最近になって
「エッジ・ザ・ハルカス」https://www.abenoharukas-300.jp/observatory/edge/
と称した体験型のツアーも登場しました。
これは、最上階のオープンエア連絡路を命綱を付けて歩行するアトラクションです。紹介動画を見たんですが、かなり怖いです。高い所好きの高所恐怖症の(よくわからん)自分は無理です・・・。
こうしたアトラクションは、海外などでよく見ることがあると思いますが、いよいよ日本に出てきたんだな、と。
おそらく今後続々出てくるでしょう。日本もやるなぁ。けど、残念ながら自分で写真は撮れないようですね。

というわけで、日本で最も高い建造物展望台は「あべのハルカス」ヘリポートツアーということに落ち着きました。
東京オリンピックや、これからに向けて高層ビルが続々建設中ですので、これらの記録は絶対では無く、いずれ追い越されるでしょう。技術力の進歩は600m以上のオープンエア展望台を可能にするかもしれません。
近所に10階建てのマンションができて、「スゲー」なんて言っていた頃が懐かしい・・・。(笑)
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「・・・・。」
いやいやいや、ちょっと待ってよ。

前置きが長くなり申し訳ございません。(笑)
実は、あべのハルカスに抜かれるまで、長らく日本の建造物展望台第一位だった場所があります!
正確には展望台ではないのですが、一般人が入れて、オープンエアで、なおかつ写真も撮れる場所。
どこだかわかりますでしょうか?
あかし

それが、ここ!
明石海峡大橋主塔!!
海抜298.3m!!約300m!!の異次元空間。
「えー、こんなとこ登れるの?」と意外に知らない方が多いのですが、この主塔、登れるんです。
3000円の参加費用と、事前の完全予約制でハードルはほんのわずかに高いのですが、明石海峡大橋ブリッジワールドツアーと称された登るためのツアーが組まれているのです。
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そして、登る場所がここ!
主塔間通路。正確には数字よりもう少し低いんだろうけど、それは300mってことでいいじゃないですか。(笑)
実は先週から少し早い夏休みを取りまして、この明石海峡大橋ブリッジワールドツアーと称されたツアーに参加してきました。
まぁ、このツアー、かなり前からやってはおりまして、情報的に真新しいものないし、登頂画像的にもたくさん出回っておりますのでつまらないかもしれませんが、次回のエントリーで少しだけ語らせて下さい。



夏、過ぎる・・・。

07 13, 2018
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さて、
連日の猛暑でえらいことになっておりますが・・・。
今年の梅雨って(東京)それっぽくなかったよなぁ・・。
これは何回も言ってるんですけど、毎年、毎年「異常気象」だって言ってるので、もはや例年並みなんて言われても、その「例年」っていうのが感覚薄れてきてますね。(笑)
アジサイの季節もあっという間に終わってブログに載せる暇も無かった・・・。
基本的に8月って言うのは7月よりも暑い訳なので、この時期より暑くて大変な訳なんですけど、梅雨が終わり7月に入って、暑さが続き、「7月でこれなら、8月ってどうなっちゃうんだろ」とか心配してると・・・
意外に8月日照不足なんてことになるんですよ。
今年もそうなんじゃないかなぁ・・・と希望的観測を含めて・・・
8月涼しくなってくれないかなぁ・・・。

並河流 超絶技巧の継承

07 08, 2018
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さて、
先週エントリーした並河靖之を特集したテレビ番組。30分という時間は初心者にもちょうど良く、かつ、内容も良かった。
この番組に限らず、こうした超絶技巧を扱う番組の中では現代の工芸家が先人たちの匠の技にどれだけ迫れるか?と言う内容をプログラムの縦軸にする場合が多い。今回もそうだった。
そして、大方の予想通り、今回で言えば並河のワザにはとうてい迫れなかった、という結論に至った。
しかし、改めて見ても凄いワザである。
去ること少し前、2017年の1月14日から4月9日まで、東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)にて並河靖之の作品が一堂に集められた展覧会が行われた。これは、日本で初めてともいえる並河靖之の集大成展覧会で、初期から最晩年までよくぞここまでというぐらい並河の作品が集められたファン垂涎の展覧会だった。開催中に二度ほど足を運んだが、会場の雰囲気といい、作品の充実度といい、近年見た中ではベストの展覧会だったように思う。
会場では単眼鏡を使い事細かに見て回ったが、そのできばえに、ただただ驚嘆するしかなかった。

自分は、並河の研究者ではないので詳しいことはわからないが、並河がいかにしてあのような素晴らしい作品群を作り上げたかというのは「謎」とされている。正確な工程や技術的な詳細は不明である。

並河の作品を見ていつも思うことがある。
なぜ、この技術が一代で終わってしまったのか。

並河作品の多くは少数精鋭の並河工房で生み出されていた。決してひとりではなく、各工程に専門家がいたとされている。でなければ、例え並河といえども、ある種量産的にあれだけの作品を生み出せるはずは無い。生産をせかされていた当時の実情を考えると分業制の方が遙かに合理的だ。
技術が継承されなかったことは、時として不幸で残念ではある。結局のところ、並河が弟子をとらなかった理由はよくわかっていない。
でも、例えば二代目、三代目の並河靖之がいたとしよう。
調べればおそらくそれに近い人物はいたのかもしれない。ただ、技術的な継承と師と同じような花鳥風月などモチーフを有し、それこそ同じ方向性をもって師・並河を超えるのは至難の業だ。
偉大すぎる師・並河の弟子は多くの苦悩を抱え込むことが容易に想像できる。つぶれてしまうか、限界を見極めたか。
そうでなければ、平成の今日、その名が残っていてもおかしくない。

かつて外貨獲得のためにもてはやされた七宝は、現代の七宝制作とは時代背景が異なる。
あらゆる職種の後継者不足が叫ばれる昨今、七宝業界も例外では無いだろう。
技術の継承も無く、本人の死により新しい作品は生み出されなくなり、限りあるものとなった。

いわずもがな、教えるのは簡単だが、生み出すのは難しい。
並河自らがパイオニア、探求者であったように、後に続く者への継承。
それが残された並河作品である。
彼なりの「超絶技巧」の継承の流儀だったのかもしれない。




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色々な「あい。」と自分をプラスして
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「カズ雑記」

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写真と共に何でも書いていきます。

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