絶滅が危惧される日本の乗り物2選 弥彦山パノラマタワー&クライミングカー

09 30, 2018
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さて、
乗り物って好きですか?
カプチーノに乗ってて「乗り物が嫌い」ってのもなんだかなぁと思うのですが、私は大好きです。(笑)
珍しい乗り物があったりすると、それ目的で旅行に行っちゃうみたいなところがあるのですが、とはいえ、決してマニアではないです。(笑)
ところで、先日新潟県にある「レインボータワー」という展望塔が解体されるというニュースを聞きました。
特に思い入れがあったわけではないのですが、以前佐渡島に行った際、この派手派手しいタワーは何?と思わず見入ってしまったことを思い出しました。てっきり営業しているもんだと思っていたのですが、すでに営業は停止していたようです。現在では景観条例に引っかかりそうな(笑)あの外観ながらも街と完全に一体化し、地元の人に非常に愛されたランドマークタワーであったため、解体を惜しむ声が胸熱。こちらも何か新潟県民になったようにしばらくの間そうしたメッセージを読んでいました。
現在でこそ100mのビルなんてそこら辺に転がっているようなものですが、昭和40年代に100mは相当に高かったと思います。しかも、このタワーの凄いところは、スカイツリーや東京タワーのような単なる展望施設ではなく、座席に座りながら昇降する展望施設、すなわち、れっきとした乗り物であるというところです。しかも上昇・下降の際は回転(頂上で1080度回転)するというオプション付き。今では相当に珍しい乗り物である(あった)といえます。
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この記事を見てから気になって、現在こうした回転昇降型の展望施設があるのかどうか調べてみたら・・・
僅かですがありました。資料によると・・・遊園地に包括されているものを含め数基しかないですね。(多分6基)
高度成長期の高層建築が珍しかった頃、所謂展望建造物は日本のあちこちで建設されたイメージを持っていたし、日本中探せばまだまだ結構あると思ったのですが、タワー+展望施設こそあれど、回転型となると、その数が激減します。
そんな中、最も気になったのが新潟県弥彦山にある「パノラマタワー」という回転昇降型の展望塔。キャビンが上下二段の円柱型で先述したレインボータワーとほとんど同じ形状をしています。(兄弟タワーともいわれます)
これはちょうど良かった。(笑)
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こうしたタワーは、遊園地などの一角に組み込まれたアトラクションの場合を除き衰退する運命にあり、これから先老朽化などの問題も含め無くなる一方です。多分、何かの縁だし(どんな縁だ)ちょっと乗りに行こう!と思い、新潟まで行ってきました。(目的はそれだけじゃないんですけど。)

このパノラマタワーは、山の頂上?にあるため、その眺望は現存する展望タワーの中でも群を抜きます。弥彦山の山頂付近+100mの高さなので、標高からいうと600m以上になり、あのスカイツリーの展望台を軽く超えます。(スカイツリー展望室は451m)体感的にも100mという数字以上に高く感じます。写真下のように越後平野は遙か下。
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この弥彦山へのアクセスは二系統有り、越後屈指のパワースポット彌彦神社の駐車場に車を止めて(駐車場は無料)ケーブルカーで上がるパターンと、弥彦山の頂上付近に車で直接上がる(駐車場は無料)パターンのふたつです。
ケーブルカーは当然有料です。(大人往復1400円)このケーブルカーは景色は良いのですが、乗車時間が長く(5分)、彌彦神社の参拝客が結構上がってくるので日によっては結構渋滞します。時間的に余裕が無い人は直接弥彦山に上がった方が良いでしょう。
肝心のパノラマタワーですが、結論から言うと素晴らしいですね。(笑)
こうした回転昇降型の展望塔を利用したことがないんですが、浮遊感といい、回転しながら上がるといい、今まで乗ったことが無い乗り物の感覚がとにかく新鮮でした。「おいおい、未来の宇宙エレベーターってこんな感じじゃないか」と一気にテンションが上がってしまいました。年代物にしては思いの外スムーズな動き。全体的にレトロ感満載でしたし、これで何千円もとられるなら考えちゃうけど、安いです。(650円)
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一人一人がゆっくり座れるようになっており、シートベルトなどはないので他のお客さんに迷惑にならない程度に立ったり(空いているとき)多少の移動はできます。
特殊な展望塔なのでメンテナンスとかの面で大変だとは思いますけど、無くなって欲しくは無いですね〜。
乗車時間8分はあっというまで終始はしゃいでしまいました。
ただ、休日にもかかわらず乗車客は少なめ。その点がちょっと心配でした。
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ところで、この弥彦山には偶然にも?日本にここだけしかない乗り物があります。
その名も「クライミングカー」
実はこっちの方が気になったりして(笑)
弥彦山の駐車場と山頂のわずかな高低差を埋めるために作られたケーブルカーの一種だと思うのですが、その角度が急すぎ!!
乗車時間は一分であっという間ですけど、ちょっと面白いです。訪れた場合こちらに乗車することも忘れずに。
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ある意味奇跡のツーショット?パノラマタワー&クライミングカー。
こうした光景がみられるのも、もしかしたらあとわずかかもしれない?

昨年になって愛知県にあるレゴランド内に回転昇降型のメインタワーができたことはご存じだと思う。
もはや絶滅危惧乗り物に指定されている(個人的に)こうしたタワー類に一筋の光が差し込んだことは言うまでも無く。
ただ、これはかなりのレアケース。1970年(昭和45年)に立てられたパノラマタワーはもうすぐ半世紀を迎える。もちろん国内最古のもの。レインボータワーも2012年に営業を停止し、長らく保守点検を行い存続していたが、最終的には耐震性の問題(都市中心部であることと、万が一にも起こりうる想定震度以上の地震の影響が懸念されたため。)で取り壊しになったが、パノラマタワーには同じ運命をたどらずに、何とかこれからも観光客を楽しませて欲しいと思う。



丸山千枚田 日本一の風景を味わう。お米だけに・・・。

09 22, 2018
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さて、
「日本一の棚田」と言われる三重県の丸山千枚田。
日本の棚田をそんなに見たわけじゃないんだけれど、個人的には今まで見た中で間違いなく「日本一」
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中央にミニバンが写り込んでいるので大体の比較ができるとおもうけど、一反の面積が小さい。ので、かなり密集。
そして、棚田っていうと、水を入れた6月ぐらいの風景も美しいけど、稲刈り前の黄金色も美しい。
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日本の原風景を色濃く残す日本の棚田。
昔は全然気にしていなかった。
こんな美しい風景があったのに、いったい何を見てたんだろう・・。(苦笑)




観光発信におけるSNSのちから。その顕著たる例。

09 16, 2018
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さて、
昨今、言葉自体が定着した、所謂「SNS映え」
いわずもがな、絶景ポイントや、インパクトのある食べ物、とにかく色々なものを写真付きでWEB上にアップし、発信する。それらはある種の限られた人たちではなく、ごく一般的に。そんなことが世界中で日常になりつつあります。
なんにせよ、日常になりつつあるので、このSNSのちからというのは非常に強力です。

先日、目的地の途中にあったため立ち寄った、通称「モネの池」も(岐阜県)そんなSNSのちからによって一気にブレイクした絶景ポイントではないでしょうか。
この池はホント、現在でも正式な名称すらない「ただの池」なんですが、透明度の高い水と睡蓮、そして、そこを泳ぐ鯉の様が、名画モネの「睡蓮」に似ていることから、ごく一部の発信者によりアップされた画像がSNS上で話題となった。後にテレビや雑誌などメデイアに取り上げられたため、現在では臨時駐車場ができるまでの人気を誇るポイントとなりました。
この人気が未来永劫継続するかというのは別としてですよ、良くも悪くも
「SNS(をはじめとするネットの力)ってスゲえなぁ」
って思いましたね。
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とにかく、平日なのに人がすごい。(笑)話題になってから結構時間経ってますよ。(3年ぐらい・・?)
それで、この人ですから。(写真下)
・・・まぁ、そういう自分も行ってるんですけど。
実際の所、GWなどの大型連休などは観光客がすさまじく、警察まで出動する羽目になったほどの人気。

この「モネの池」、ことの起こりは、地元の方が水質改善のため睡蓮を植えたことから始まったそうな。
それから鯉の放流が始まり現在に至るのがだ、この池の良いところは、決して「作ろうとして作ったわけではない」というところでしょうか。それと、幹線道路からのアクセスが良く、決して観光の「最終目的地」にならないと言う点。でしょうか。
今やこの「モネの池」は、大型観光バスの観光コースにまでなっており、その人気は衰えることを知らない。
さぞかし地元・近隣のお店などは儲かっているのでは・・?という邪(よこしま)なお節介。しかし、そうした銭勘定とは裏腹に、目立った飲食店は見当たらない。唯一、レモネードをもじった「モネエード」なる飲み物を出す出店的なお店があったが、そのぐらいだ。

ところで、肝心の撮影は・・・。
これは、明らかに失敗。結局、人が多すぎてどうしても映り込んでしまうため、透明度の高い水と鯉に集中した結果、ただの泳ぐ鯉を撮影したに過ぎなくなってしまった。(苦笑)
この池は光が入らないとその透明度が発揮されないので、撮影は晴天が望ましい。ただ、実際に見るより写真で撮影した方がより映える。ので、それを付け加えておく。(笑)
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全国的なモデルケースも考えられるこうしたSNSを使った観光発信。モネの池の場合、もともとが「ただの池」であり、積極的に観光地化しようとしていたわけではない。それがここまでの人気となり、全国(もしくは世界)から人を呼ぶことができた。レアなケースかもしれないが、日本にはまだまだ紹介されてないスポットがたくさんある。これからもこういった名もなき場所が一夜にして大人気になるというシンデレラスポットが生まれることだろう。
ただし、人が来たら来たでまた問題も大きいそうだ。例えば、このモネの池もちょっとした環境変化などで結構水が濁るらしい。その水質改善のために水を入れ替えたり、前述した駐車場の問題や警備の問題、地元住民への騒音、ゴミなど。それこそ、観光地においてはどこにでもあるような問題なのだが、受け入れ体制の整っていないこうした場所で、一気に人気に火が付くと、落ち着くまが大変だ。中には、自治体が取り組んだときには既に人気が下火になり、整ったと同時に観光客がいなくなった、なんて事例もあるだろう。

得てして、地元にとっては大部分おいしい話ではあるのだろうが、こうした問題も同時に起こりうるからなかなか大変だ。



なんだかんだで、9年目。

09 08, 2018
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さて
富士山、特に関係ないです。(笑)
本日、ブログを書き始めてから、まる8年が経ち、9年目に突入しました。う〜ん、興味本位で始めたもので、今だ無料ブログですけど、心の中では「10年続けば凄いな」なんて思ってたんですが、実際ここまで長い期間書くとは思ってなかったです。
最近は、以前のような精力的なエントリーができなくなってきたのは実感してますが、それでも「書くとこが苦痛」だとは感じてないので、これからもダラダラかもしれませんが、続けていこうと思ってます。
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関係ないんですけど、あと2年もすれば東京オリンピックが開催されます。(写真は最近の新国立競技場。)
このブログもその時まで書いてれば10年か。
そのときまで書いていられるように頑張ろうっと。

ど迫力!!日本一の「那智の滝」でふと思ってしまったこと。

09 01, 2018
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さて、
相変わらず暑い日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
四国の紹介もまだまだあるんですが、その個人的興奮も覚めやらぬまま、間髪入れず、和歌山県に足を運びました。(笑)
世界遺産の「那智の滝」です。
いわずもがな、滝自体がご神体、和歌山を代表する観光スポットです。行きたい行きたいと思いつつ、ようやく行くことができました。
直瀑(水が落口から滝壺まで途中で段差になっていない滝)では落差133mの日本一です。
まぁ、観光地としては有名で語るところもないとは思うのですが、(笑)何点か。
まず、「那智の滝」といったら、扉にもあるような、この三重塔とのツーショットがビジュアル的な象徴とされますが、実は、この三重塔、意外にも那智の滝とは少し(けっこう)離れています。近く見えますけど。
この三重塔は「青岸渡寺」(せいがんとじ)というお寺の境内にあります。ですので、こういう写真を撮るためには当然ながら、この青岸渡寺まで来なければなりまりません。
ただ、ただですよ、この青岸渡寺は結構高い位置に有り、一般的な観光客用駐車場からは少しばかり(15分ぐらい)登らなければなりません。(観光客用の一般的な駐車場は那智の滝の麓と青岸渡寺のちょうど中間ぐらいの位置)
ですので、車で来る方で、ここからの風景をお望みの方は、直接青岸渡寺の駐車場に止めた方がいいでしょう。(有料)
もちろん、那智の滝の麓にある飛瀧神社でお参りするには下らなければなりません。そして、また登ってくる必要がありますが、中間にある駐車場だと、登って、下って、また登らなければならないという条件が付きますので、体力的にもこちらの駐車場をおすすめします。
青岸渡寺の駐車場から那智の滝の麓の飛瀧神社までは、どちらもゆっくり歩いて、下り20分、上り30分も見ておけば大丈夫でしょう。そして、日頃運動不足の方、多分膝は笑います。(笑)
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ご神体として崇められる那智の滝ですが、お参りしてよくわかりました。
滝壺付近の露出している石の部分が、仏像の光背(こうはい)と全く同じ形・・・。自然にこうなったのか・・ちょっとビックリです。
周りのグリーンがオーラのようで神々しい・・・。まさにご神体。ものすごいパワーです。
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あと、これは高解像度のカメラだとよくわかって、麓から見上げるようにみるとよく見えないのですが、滝の落口に注目すると、実は石に遮られて三カ所に分かれているのがハッキリと確認できます。
那智の滝は、別名「三筋の滝」とも呼ばれています。この三筋それぞれに意味があるのかなぁ・・・と思ったんですが、特に意味はなさそうです。
滝に掛けられた注連縄が、ただの滝ではないことを表しています。

この注連縄は年に二回ほど替えられるようで、飛滝神社には掛け替えられた注連縄で作られたお守りも売っていました。
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青岸渡寺の三重塔なんですが、滝と三重塔というビジュアルはバッチリなんですが、古建築好きからすると
「これが木造だったらな〜」
と強く思うのです。もともと歴史ある場所であるということと、世界遺産であるということも考えて、木造で再建しても良いんじゃないかと思うのです。
場所は違うのですが、富士吉田にある新倉山浅間公園の塔も、だよなぁ・・。
なかなか難しいのかぁ。

そんなことを思ってしまいました。



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