超電導パワーで音速突破!?リニア中央新幹線に試乗

04 27, 2019
¸rinia
さて、
いきなり前回のクイズの答え。これですね。リニア中央新幹線。窓から撮影した富士山は、東海道新幹線や在来線、ましてや飛行機からではなく、このリニア中央新幹線から撮影したものです。
「リニアってトンネルばっかりでしょ〜?」っていってるあなた!!リニアから富士山は「見えるんです」(笑)
・・現時点ですけどね・・。(しかも数秒です。)
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と、いうわけで、今回、山梨県にあるリニア見学センターで試験中のリニア中央新幹線に試乗できる機会がありましたので一寸エントリーしてみます。
ご存じない方が結構居ると思うのですが、リニア中央新幹線(以下リニア)には基本的に誰でも乗れます。ただ、パッと行ってパッと乗れるわけでは無く、結構倍率の高い抽選ですが・・。大体一年に数度「体験乗車やるよー」という告知がHPであるのでこまめにチェックしてみて下さい。
→ JR東海リニア中央新幹線体験乗車
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見学センターは、いつも富士山に行くときなど、その存在が高速道路から確認できるのですが、もちろん来るのは初めてです。
まずは、はやる心を落ち着かせて見学センター最上階へ。下を見下ろすと試験走行に備えリニアが既にスタンバイして何度か走行テストを繰り返しています。
フル加速で見学センターを抜けますが、さすがに早い。でも、距離が少し遠くてガラス越しだし、もうすこし身近に感じる造りにすることはできなかったんだろうか、それが少し残念。

体験乗車までは時間もあるのでお土産屋さんなどで時間をつぶす。
限定グッズなど、その筋の人たちにはたまらないアイテムの数々。特にマニアではないけれど、みているだけで時間はあっという間。
その他、早く着いても施設外の小高い展望台に登るなどして、むしろ時間は足りなかったぐらいです。(笑)

そして、時間です。
いよいよ乗車のために見学センターの乗車棟の方に移動します。
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まずは発券、ボディチェックと手荷物検査。飛行機並みです。
それが終わると会議室のような広い場所に一堂が集められます。席は事前に決められています。
そこで注意事項などの話があり、さらに移動し、そこから乗車します。
この時、リニアの歴史をまとめたオープニングムービーのような短編の映像が流れるのですが、これがメチャクチャカッコいい。撮影禁止のアナウンスがありますが、DVDとかで欲しいぐらい。注目してみて下さい。
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いよいよリニアに乗り込みます。
この日は全6便の体験走行が行われるようです。
座席は新幹線より若干狭いぐらいか・・・座り心地は新幹線とさほど変わらない。シートが少し薄め。中間車両は68人乗りで、左右合わせて4列です。営業時は10両程度の長さになるようですが、この日は4両編成です。ちなみに富士山側は座席AとBの方です。
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リニアはまず、東京側にバックします。時速150キロ程度まで加速するとタイヤの走行から浮上走行に変わり飛行機の離陸のような感覚があります。すぐさま300キロ以上まで一気に加速。この時点で新幹線を軽くオーバー!速すぎます。
300キロ以上で東京側への最終地点まで行くと、一旦停止し、いよいよ500キロ走行が始まります。
なんたって東京〜名古屋を約40分、地元京王線でいうと、京王八王子〜新宿まで約5分(!)ですから。(笑)どんだけ早いんだって話ですよ。
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とはいえ、走行中は殆どがトンネル内。モニターに映し出された映像だけが唯一視覚的に500キロを体感できるものであるため意外にあっけなかった。(笑)揺れは思ったよりは無く、これは快適。タイヤでの走行は少しごつごつした感じがあるがそれほど悪いものではない。ただし、超高速の浮上走行から低速時のタイヤ走行に切り替わりタイヤが接地する際ゴムが焼けたような臭いが僅かに感じられた。
500キロ走行は数分間続くが、最も感じたのは、パワーにまだまだ全然余裕があること。試験車両による最高速度は600キロ以上と言うことではあるが、このL0系のリニアもまだまだ全力で走ってるとは感じられなかった。
僅かに数分間の旅で甲府側の最終地点まで行くとまたバックします。このときも500キロ走行を楽しめます。
そのまま見学センター前を抜けると今度はゆっくりと見学センターに戻り体験試乗は終了です。この間、約30分。結構走りました。
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降車すると10分程度記念撮影タイムがあり、皆さん先頭車両と記念写真を撮ってます。こちらからの方が見学センターより近い場所でリニアを見ることができ、写真に収めることができますが、場所は開放されておらず体験乗車した人のみの限定エリアとなっています。残念・・・。
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地上を走る移動手段としては最も速い乗り物である「リニア中央新幹線」
小さい頃、何か卵形の車両を目に「磁石で浮くんだって〜、すごいね〜」なんて言っていた頃が思い出されます。凄いスピードがでるらしいよ、と、その時は夢のまた夢ぐらいの位置づけでしたが、試験車両の完成度は高く、2027年の開業予定もこの車両を見るまでは半信半疑でしたが、それも払拭されました。リニアに関するインフラ整備が進めばいよいよ現実のものとなるでしょう。
実際にリニアが走るまではまだまだ問題があり時間もかかる。そういう意味では貴重な体験ができました。
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リニアの体験乗車なんですけど、一応お金かかるんです。まぁ、それに見合っただけの体験ができたのでぜんぜんいいんですけど、念のため。
で、お土産が貰えます。
パンフレット×2,クリアファイル、ボールペン、イラスト入りのメモ帳、リニアL0系のカード?、名前入り搭乗券(お土産ではないけど)
今日ブログに載せるまで「メモ帳」を「付箋セット」だと思っていたので、付箋好きとしてはかなりガッカリ。(笑)
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JR東海リニア中央新幹線パンフレットより

お土産に頂いた結構しっかりしたパンフレットは全体的にザックリだが内容が要約されていて良いと思う。
リニアL0系のデザインは、正面から見たときはあまり好きじゃないものだったのだが、写真のような完全なサイドビューはかなりカッコいい。イメージカラーは基本白と青で見慣れた感じ。新型新幹線っていわれても違和感ない。
少し見にくいが、サイドに超伝導磁石が入るボックスのような出っ張りがあるのだが、時速500キロともなるとちょっとした凹凸が影響するだろう。改善の余地はあるのだろうが、この出っ張った感じがメカっぽくて良い感じもする。(笑)
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最後に。
ネットなどでも盛んに議論されるのが、「結局、リニアって、要るの?要らないの?」という話。
「新幹線がある」「要らない」という否定派が圧倒的なようだが、確かに巨額の投資に採算があうのかというのは興味深いところだ。
また、建設に伴う自然破壊、例え開通したとしても、走行にかかる膨大なコストやメンテナンス費用などの維持費、地震などによるルートの影響、騒音、・・・問題は山積みだ。
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この問題を考えたとき、今からおよそ16年前に商業飛行を停止した「コンコルド」に少し似ているかな、と思った。
マッハ2.2で飛行し、既存の旅客機の約半分の時間で移動できる。夢の超音速旅客機。さぞや素晴らしいものだろう。と、思われた。
ただ、ご存じの通り、コンコルドは様々な問題を抱え思いの外短命に終わった。
しかしながら、似ているとはいえ、リニアはコンコルドとはプロジェクト自体の桁が違う。コンコルドは最終的には運行を
やめればいいというだけだが、リニアは鉄道であるが故、そうはいかない。自然を大幅に破壊してまで人々の利便性を追求した現時点で考えられる究極的ともいえる移動手段。失敗したときの非難はすさまじいものになる。

開発から約半世紀、開業予定は2027年。いよいよ10年を切った。
いずれ答えはでるだろう。



扉画像のちょっとした「違和感」・・鋭い人は多分気がつきます。・(笑)

04 21, 2019
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さて、
大型連休前の週末、いかがお過ごしでしょうか。桜を追って北に行ってたので今年の春は桜三昧だったような気がしますけど、そちらは、いずれエントリーするとして。
先日、山梨県の方に行ったとき窓から富士山が綺麗だったので、持って行ったコンデジで思わずパチリ。(ちょっとタイミングがズレましたが・・)
でも、でかけたときに富士山が見えると何か得した気になりますよね。

・・・で。
この扉の写真なんですが、よくみると、ちょっとした謎・・・というか、秘密があるんですが、お気づきでしょうか。(笑)瞬殺かもしれませんが・・。
あっ、富士山が「合成」とか、そういうのじゃないです。画像に加工は一切無いです。
特に商品が当たるわけではないのですが(笑)もの凄く暇なときに考えてみて下さい。
ネタバレになるので、ノーヒントです。

答えに関連したエントリー(次回予定)は、もう少し待って下さい。(笑)



∞(無限大)分の3!MIHO MUSEUM 大徳寺龍光院 『国宝曜変天目と破草鞋』 国宝 龍光院 曜変天目をついに見た。そして、国宝曜変天目 三碗同時期公開の衝撃。

04 13, 2019
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CG kazz zzak(+あい。)

さて、
平成から令和、はたまたそれ以前、そして、未来と。地球誕生以前から時間と空間を司る「宇宙」を手のひらで収まるサイズに具現化されたような奇跡の茶碗が、現在滋賀県にあるミホミュージアムにて展示されております。
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詳しく。
現在、龍光院が所有する国宝曜変天目茶碗が滋賀県にあるミホミュージアムにて「大徳寺龍光院国宝曜変天目と破草鞋」公開されています。また、それだけではなく、奈良県 奈良国立博物館、東京の静嘉堂文庫美術館においても、それぞれ、藤田美術館所有の国宝曜変天目(藤田天目)、静嘉堂文庫美術館所有の国宝曜変天目(稲葉天目)が公開されており、史上初、世界に三碗しか無い国宝曜変天目茶碗の同時期公開が行われています。
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というわけで、この情報を仕入れてから待っていられず、早速ですが、滋賀県にあるミホミュージアムに行ってきました。
今回公開される龍光院所有の曜変天目が前回公開されたのは2017年の京都国立博物館でのこと。期間としては2年ぶりになりますが、それ以前は1990年、2000年と実に10年に一度、公式には今回合わせても4回しか公開されていないというまさに門外不出のお宝です。

大徳寺の龍光院については、もう、私から述べる必要も無いとは思いますが(笑)

開くか !? 禁断の向こう側。そこは「日本一見ることが難しい国宝」と呼ばれる場所。
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今回は、この曜変天目はもちろんのこと、今までその存在すら知らなかった龍光院の寺宝が続々展示されてます。
龍光院は言わずと知れた所謂「観光を目的とした」一般的な拝観を謝絶しており、メディアにも殆ど登場しない謎多き塔頭とされています。つまり、こうしたお宝は本来鑑賞できるはずがないものです。
とりあえず曜変天目に関しては、今までに数度、展覧会に貸し出されてはいますが、いかんせん、国宝という名目と曜変天目の名を冠した世界三碗のひとつだけに、公開を望む声が絶大すぎてさすがの龍光院サンも外堀から埋められた感じがするのですね。(笑)公開期間も非常に短く、すぐに引き上げられましたし・・・。

ただし、今回は違います。
途中での入れ替えなどと言うことはせず、全期間展示。また、これでもか!という量と質のお宝を惜しげも無く公開されています。本当に見所満載。私的には、曜変天目以上にこちらのほうが奇跡的と感じてます。
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さておき、
実際に見てみました。まずは、素晴らしいとしか言い様がない。(笑)
龍光院曜変天目は殆ど単独展示のような存在で、当然360度見渡せます。
一部踏み台が設置されており、見込みをより高い位置から観察できるようになっています。
この日のために調整されたという照明は、自然な色に見られるようLEDを使用しているとのことです。見え方は悪くなかったのですが、胴回りの照明が落とされ全く見られなかったのが残念です。
龍光院の茶碗は、稲葉、藤田とも全く違うもので、まず感じたのは、既に鑑賞した二碗とも違う龍光院天目独特な曜変の感じです。
薄いヴェールに包まれたような全体の感じと、にじむような虹色の光輪、白い螺鈿のような斑紋に部分的に規則性を含む妖艶な雰囲気を醸し出しており、非常に個性的。藤田天目よりもさらに落ち着いた感じがしました。
静なる曜変。
既に二碗を鑑賞している身としては、先入観とともに他二碗との比較は避けられないと思ったが、良い意味でまったくの別物だった。
一部の話では、曜変が弱い=地味だ(笑)みたいな言われ方をしているようですが、決してそんなことは無く、むしろ、見込み上部と下部の変化の違いや、全体的な曜変の具合などは他二碗には見られない龍光院天目独特のものであると感じました。
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対象が小さいせいか、単眼鏡の類いをお持ちの方は必ず持って行った方が良いと思いますね。また、お持ちで無い方はこれを機会に是非購入なさることをお勧めします。
まず肉眼で確認し、交互に単眼鏡などで確認すると曜変部の光輪がよくわかり、覗いたまま場所を移動すると、視点と光の移動により光輪の変化が楽しめます。見飽きると言うことがありません。
かなり長い間観察しました。
京都で公開の際は、列がじっくり見る列とさっと見る列との二列になったそうですが、首都圏部での展示と違い所謂「激混み」状態は避けられているようで、自分が行ったときは独占できる状態の時間帯すらありました。
細部を確認すると茶碗が思いの外傷付いていることがわかります。若干の乱反射は照明の強さと茶碗の細かい傷によるものでしょうか。また、口縁部に欠損がある?ようです。曜変部を誰かが「猫の肉球のような斑紋だ」と言ったそうですが、「なるほど」とおもいましたね。そんな模様も龍光院曜変天目の特徴といえるのでしょうか。(笑)
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とりあえず前回のエントリーでは感想を記すようなことを書いたんですが、改めて特に曜変天目茶碗のような複雑怪奇な色を文章にて伝えることは非常に難しいということ。正直うまく書けないです。あと、こう言っては身も蓋もないのですが、視神経を最大限刺激するようなこの茶碗にはあまり意味ないです。(笑)
結論として、話はこの程度にとどめておき、是非とも皆さんにご覧になるようお勧めします。
繰り返しになりますが、基本的には素晴らしいとしかいいようがありません。
とどのつまり、400年で4回目の展示。鑑賞できるだけでもありがたいレベルです。
また、思ったのは、曜変天目を鑑賞する順番というのも印象に少なからず影響があるのではないかと思います。
自分の場合、稲葉天目→藤田天目→龍光院天目という順番だったんですが、稲葉天目の衝撃がそれはそれは凄かったので、良くも悪くもそれにより曜変のイメージが植え付けられた気がします。一般的な曜変天目のイメージを持つ稲葉天目が最初の鑑賞。
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そういう意味では、二番目に見た藤田天目はかなり冷静に見ることができました。全体的に見込みが暗く、斑紋も小さいため一見して曜変が弱いように感じますが、よく見ると全体的に天之川のような青い帯を引いており、きわめて個性的。曜変天目を語る際に必ず例えられる「曜変=宇宙」その代名詞たる宇宙を稲葉天目より強く感じられるのがこの藤田天目だと個人的には思ってます。そして、こうした曜変天目もあるのかと。
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最後に国宝曜変天目三碗展示のスケジュールと場所を確認してみよう。(※必ず各美術館またはHPにて確認して下さい。)
龍光院曜変天目がこれだけ長い期間展示されるのは初めてでしょう。現在からだとミホミュージアムの会期が最も短いが、それでも今年は5月の10連休がある。
ただ・・・・
ミホミュージアムには通称「桜のトンネル」と呼ばれる絶景・超人気スポットが有り、満開時には開催内容関係なく相当の人出が予想されます。混雑を避けたければ、桜が散ってからも良いと思います。
いずれにしても会期終了に近く、混雑必至ですが、それでも、世界の宝ともいえるこの茶碗をより多くの方に見て貰いたいと思います。

↓過去エントリー
「ある」と「ない」とじゃ大違いだった。単眼鏡(ギャラリースコープ・ミュージアムスコープ)の選び方、そして、実戦投入。



奇跡継続中!「曜変天目」三碗同時期開催 滋賀 美保ミュージアム『大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋』へ

04 07, 2019
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さて、
・・・感動・・・いや、感想は来週。




プロフィール

Author:Kazz
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Kazz zzak(+あい。)へようこそ。
Kazz zzaK(+愛・逢・遇・合・・・ etc)
あい。は、人それぞれ。

英語で i は自分ということ。

Kazz zzak(+i)

色々な「あい。」と自分をプラスして
Kazz zzak+i=「Kazz zzaKi」

「カズ雑記」

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関心のある事。
写真と共に何でも書いていきます。

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