桂離宮 新プロジェクト始動!? 

01 05, 2012
桂離宮 月見台8
桂離宮 最高素材の料理法
まだまだ正月気分が抜けないのですが・・・そうも言ってられず新年の仕事が始まってしまいました。
気分を変えて、今年一発目に相応しい夢のあるエントリー(笑)といきましょうか。

年末に今年見た古建築ベスト3なるものをやったのですが、昨年の私的第1位は「桂離宮」でした。
この「桂離宮」については、9月に訪れながらも結局情報として一度エントリーしただけで本エントリーは出来ずじまいでした。
これにはやや・・というかかなり悔いが残ります。すでに参観から3ヶ月も経過しているので情報としても古いし、写真の出来も自分的には満足のいくものではなく、下手したら「お蔵入り」かもしれないと思っていたところなのですが・・・。

いやいや勿体なくてそんなことはできない。(笑)
とはいえ、情報としては研究され尽くされた感がある桂離宮だし、いまさらあれこれ掘り下げたところでたかが知れてるし、どうしようか。
・・とそんなことを悩んでいるうちに時間は過ぎてしまったのだ。
桂離宮 松琴亭 一の間
桂離宮 松琴亭 一の間 
この「一の間」は外側からしか撮影できないが、襖の引き手などが螺貝形をしていて面白い。右の二段の袋棚の画は狩野探幽。部屋の広さは11畳ある。


そこで、ちょっと考えた。
桂離宮は「月を愛でる(観賞する。)」為に造られたものであるというのは広く知られる。
月見台、月波楼(げっぱろう)を始め、襖の引き手、欄間などを意匠した随所に見られる「月」への憧れ。
何と贅沢でいてロマンティックな建築なのであろうか。
居住空間であるということは大前提としても、こうも美しく完璧とされる建築素材をどう料理するか。
料理人としての腕が試されるところではあるのだが・・。

ちょっと高級素材過ぎて中々思うようにいかないというのが正直なところ。(笑)
桂離宮 松琴亭 一の間2
桂離宮 松琴亭 一の間 松琴亭西側に舟が着くようになっている。
桂離宮 古書群1
桂離宮・古書院(写真右前方が月見台)

桂離宮参観の中でも制限されている部分が多く、外観だけしか見ることができない代表が古書院群だ。(新書院・新御殿・楽器の間)
残念だがこれらが解禁になることはないだろう。したがって、特別な許可などを得られない限り実際に見ることは不可能に近い。これは非常に残念だ。上がることは無理だとしても、「何とか外側からだけでも見られないものか・・。」
古書院群を見て最初に思ったのは、建築の美しさよりも、残念だがそっちの方が先であったのだ。

けれど・・桂離宮は映像的にも資料は豊富で、細部の確認も難しくはない。古書院群内もそういう意味では完全なる非公開というわけではなく、寧ろ細部にわたり解説されたDVDなども販売されているぐらいである。
一般的に手に入る図面の類も比較的多く、しかもそれほど難しくない。(投入堂に比べれば。)
桂離宮 月見台6
扉写真の謎。正解は桂離宮古書院の月見台。(試作 月をワザと近づけています。)

こうなると、こうした個人的なブログであえて桂離宮を取り上げても、ちょっと詳しい桂離宮参観記録にしかならないだろう。
自分が掘り下げて楽しいことは勿論、何か有意義なエントリーってあるのか・・?

今考えられるのは、CGを多用した超マニアックな 一般人のための
Kazz zzaK (+あい。) 流「桂離宮完全ガイド」
・・そんなところかなぁ・・。

月見台から酒を酌みながら「月」を愛でる。
何という贅沢だろうか。
こうした月への憧れが今日人類を月に立たせたのかも知れない。
民間による宇宙旅行が可能な現代、今度は月に桂離宮のような別荘を建て、逆に地球を見るための「地球見台」なんていうのが造られる日がいつか来るのかも知れない。
地球を見ながら酒を酌む。繰り返しになるが、ロマンティックであり、最高の贅沢でもある。
桂離宮 地球見台1
違う惑星に月見台ならぬ「地球(ほし)見台」を造る。こんな感じかなぁ。

そして、もしかしたら月からだけでなく、地球に近いまだ見ぬ惑星からは、自分たちが月に憧れを抱いたように、地球に憧れを持つ生命体が存在し、自分たちと同じように地球を見るための施設を造っているのかも知れない。

「月を愛でるため。」「地球を愛でるため。」

どちらも素晴らしい。

とりあえず、何かしら良い案が思い浮かぶかも知れない。平面図から古書院群を造りだしていこうか。
けど、投入堂もあるし。あんまり風呂敷を広げないでおこう。(笑)

ⓚAll Rights Reserved. Photo by Kazz with GXR A12 50mm
ⓚAll Rights Reserved. CG Kazz zzaK (+あい。)

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