Paraboot (パラブーツ) のCHAMBORD(シャンボード) 。そして、オレも『CHAMBORDER(シャンボーダー)』になった。

02 02, 2015
シャンボード1
さて、
表題、普通の人だと多分意味わかんないですね。(笑)
CHAMBORDER・シャンボーダー、と読みます。スノーボーダーじゃないですよ。
この「CHAMBORD」シャンボード(シャンボーとも言う)とは、フランスにあるパラブーツというシューズメーカーが作っている靴の種類の名前。そう、靴、クツです。それを愛してやまない人、それがシャンボーダー。(と言うのか分からないが、勝手に。)

Paraboot?パラブーツ?シャンボード?知らないなぁ・・・という人にちょっと。
フランスで生まれたパラブーツの歴史を紐解くと、その始まりは1927年に遡り、創業者が持ち帰った一足のブーツから始まったそうです。氏はそのブーツに使われていたラバーに着目、のちにパラブーツの代名詞となる自社ソールの開発に着手します。天然ゴムに独自開発のゴムを混合して造り上げた世界唯一の自社生産ラバーソールは、複雑な工程を踏むノルヴェイジャン・ウエルト製法と共に今日のパラブーツを創り上げました。パラブーツの「パラ」とは、当時ブラジルの「パラ」港から輸入されていた天然ラテックスに着目していたことに始まるそうです。
そしてその靴は労働者はじめとする多くの分野で支持され今日のパラブーツを築き上げています。
日本でのパラブーツ人気っていうのはここ近年凄いものがありますが、シューズメーカーっていうと大体そこの看板背負ってるみたいな代表するモデルがあるんですよ。
シャンボードはパラブーツの中のそういう一足なんですが、もともとパラブーツがワークブーツや登山靴をメイキングしてただけあって、製法はもとより、キレイめでありながら一般的な革靴よりはるかに雨に強く、滑りにくく、総じて「頑丈」、性能は折り紙付きである訳なんです。
写真を見てもおわかりな様に、この靴、決してエレガントじゃないんですよね。ラインはごつくて丸く、どっちかっていうとカジュアルな実用靴そのもの。スーツにも無理があり、(ギリギリオッケイ)はじめは野暮ったくて「何か垢抜けないなぁ」みたいな。実際に別の靴を見に青山のパラブーツへ行ったときも「コレは無いな」って早々に思ったぐらいだったので。(笑)
でも、しばらくして、何か気になってきた。はじめはあまり好きではなかったんですけど。何となく憎めないシルエット。ものすごく格好良くて綺麗な靴というのは、所有欲こそ満たされるものの、心のどこかで「もったいない」的に気を遣っているんですよね。元来靴ってそういうことを気にせずガンガン履いていくもんでしょうに。シルエットに拘るあまり意外と履き心地が悪かったり、コードバンなんかは綺麗だけど雨にも気を遣うし、ちょっとこすっても、「あっ、傷が・・・」なんて、正直靴を楽しむどころでは無く、そっちの方が気になっちゃって。
まぁ、そういう場に行くときは行くときで、そういう靴を履いていけばいいわけで。
言われるように、全天候型でありながらどんな服装にもマッチし、履き心地が良い。非の打ち所が無い、それが
「シャンボード」なんです。
シャンボード3
何十万円もする紳士靴・・・ってのは持っていないので正直靴オタを名乗れないんですけど、「靴」については拘りがあったつもりなんですよね。特にブーツが好きでバイクに乗っていた頃はプレミアもんのレッドウィングやらなんやら持ってたんですけど、バイクを処分し現在所有の愛車カプチーノに替えてからは殆どブーツを履かなくなりました。
それには大きな理由があって、なぜか?っていうと、カプチーノってABC(アクセル・ブレーキ・クラッチ)ペダルの間隔が狭すぎてゴツいブーツだと操作ができないんですよね。また、踵のある革靴なんかも狭いところを動かすので傷になるし、引っかかるので履けない。別に持ち込んでその度に履き替えるのも面倒だし(カプチーノの場合特に置くスペースの問題がある。)おのずと細身のスニーカーなんかに落ち着いちゃってたわけです。
それを引きずってか普段電車で出掛けるときもその延長。拘りがいつの間にか消えてました。
また、スーツなんかに合わせるにもべらぼうに高い靴をもってたわけじゃなく、もっぱら質実剛健的な靴が好みだったんです。フォーマルって言うと内羽式の黒みたいなところがあって、その中でいかにエレガントさを追求するみたいなところがあるんだけど、そういった靴は自分のライフスタイル的にも完全に合わないので買っても多分履かない。買ったとしても一足で充分だし。
結局、靴って数持ってても履かないんですよ。長い時間歩くことがわかっているような状況だと、どうしても履きやすい靴で歩くようになるので、歩きやすい気に入った靴のローテーションになってしまうんですよね。
screenshot_1647-2.jpg
シャンボードの大きな魅力のひとつ。それが、履き心地の良さ。最近シェイクダウンしましたが、これが噂に違わぬ履き心地。今までの靴が何だったんだ、というレベル。(笑)革も最初から柔らかいので靴擦れは皆無。大体この手の革靴って最初の頃はどこかしら痛くなるんですけれども、それが全くない。やはり売れる靴にはそれなりの理由があるのだと納得しました。これは個人差やシャンボードだけが特別なのかもしれませんが、自分はこれで一気にパラブーツファンになりました。
screenshot_1648.jpg
ここ数年あまりコレクション的な熱は冷めてたんですが、近年突然として「靴熱」に犯されまして、少しずつ集めています。やっぱり自分が気に入った靴は歩いていて楽しいし、新しい靴は気持ちも良い。
シャンボード4
シャンボードのカラー展開は基本マロン(ブラウン)・カフェ(ダークブラウン)・ノアール(ブラック)という三色展開(※最近ネイビーが加わった)なんですけど、大人気の靴だけに各ショップで別注カラーなんていうのをオーダーしています。
その中でもどうしても欲しかったのが白いシャンボード。
なかなか目にしませんが、探しに探してひとつだけ見つけました。グレインレザーの白いシャンボード。ウェルト部分がナチュラルなのでよけいに格好良く見えます。(笑)ただ、履くのは夏か・・・。
結局、初シャンボードにして一気に二足持ちのシャンボーダーになりました。
DSC02259.jpg
シュー・ツリーの話し(重要)
シャンボードは、ソールの部分が厚く、革自体がしっかりしているため、シューツリーに関しては「いらない」っていう人もいるのかもしれないけど、やはりそういうわけにはいかないので揃えました。
純正シューツリーはブランドネームプレートも入って、格好良くてベスト・・・って思ってたんですが、よくみるとシャンボードの踵部分のアールに合っていない感じがする。(純正はアールがややキツイ)いや、絶対に合ってない。(笑)
そこで、実際に自分の目で確かめて、良さそうなものを購入して入れてます。
ネットで評判がいいのですが、自分もそう思います。Diplomat Ceder Shoe Tree ディプロマット・シダー・シューツリーが純正以上にお勧めだと思います。サイズはシャンボード7.5で、ツリー42がピッタリです。変に引っ張らず、自然な感じで踵のアールもピッタリです。シャンボードには純正品といってもいいぐらい。(笑)それでいて値段は約2/3というコストパフォーマンス。ニスは塗っていないけど(純正はニス有り)本来はこっちが正解。問題無しでしょう。
新品のうちは革が固いから無しでもいいけど、くたびれて、革が馴染んでトップが反ってくるとクセが付きすぎるので、その意味でもやはりツリーは絶対に必要だと思います。

革製品っていうと「エイジング」が楽しみのひとつなんですが、このシャンボードを購入してからというもの、出掛けるときは結構履いています。何十年とつきあえる一足になり得る相棒を得るためには、やはり見た目では無くフィーリングが重要だと納得してます。



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