SUZUKI CAPPUCCINO

01 19, 2011
スズキ・カプチーノ
Kazz拘りの道具の旅


突然ですが、地球一周の距離ってどのくらいだかご存じですか?

40,000キロだそうです。

平成4年生まれ。型式番号EA11R。

その名を「スズキ・カプチーノ」

今では珍しくなってしまったこの車を今回は満を持してエントリーします。

カプチーノ3

以前このブログでもチラッと出てきましたが、この車は自分の所有車です。
2000年中古で購入して自分の車になって実に10年。走った距離は約11万キロ。(前オーナーとの合計16万キロ)日本は沖縄・九州・四国以外は全ての県に足跡(タイヤ跡)を残してきました。
ざっと地球を2周以上した計算になります。

実に長い距離です。

色々なことがありました。車の四隅に神経が行き渡りそうな人車一体を地でいくこの車の良いところ、悪いところ、生産年数で言えば20年は経とうかとしているこの車を実際所有していくと言うことは、時に好きでなければ耐えられない場合もあるでしょう。地味にお金もかかります。(笑)

インターネットで色々調べてこれからこの車を購入しようとしている人も多分いるはずです。

あくまで一個人ではありますが、素人所有者の生の声が聞けるのもブログの良いところ。貴重な情報として、自分で語りつつ、只では帰せないKazz zzaK(+あい。)ならではの切り口でこの車を掘り下げていきたいと思います。
因みに自分はプロドライバーではないので、そうした走りの分野は最低限にし、後は専門家にお任せするとして、主に、カプチーノの細かい点、ランニングコストや気がついた点。使用は主にドライブ(かなりの長距離)なので燃費などごく一般のドライバーが「カプチーノを所有した生活」という視点でエントリーを続けたいと思います。

古い車なので、メンテフリー、ノン・トラブルとはいきませんが、今日まで旅先で走行不能というトラブルは一度もありませんし、走行中不安を感じさせる挙動は全くありません。
ただし、これは事前に予防措置として部品を買えているからであり、それがなかったらどうなっていたかわかりません。日頃のメンテナンスが大事な車でもあります。そこを突いていきましょう。

さて、話は変わりますが、
平成の昨今、若い人の車離れが叫ばれているそうです。
なぜでしょうか?
色々な理由が考えられます。
「経済的に。」「駐車場がない。」「渋滞が嫌い。」「持つ意味がわからない。」「レンタカーで事足りる。」
その理由は様々ですが、その中のひとつに、

「魅力的な車がない。」

という理由があります。
この理由は非常に問題であり、深刻です。逆に言えば、魅力的な車さえあれば購入を考えても良い。ということでしょうか。

その昔、自分たちの世代には「スーパーカー・ブーム」という社会的現象があり、それはそれは大変な出来事でした。
幼き記憶の中でも、この「スーパーカー・ブーム」は初めて自分が乗っかったブームといえるものでした。それだけに強い思い入れがありました。
このブームが子供達(大人達)に与えた影響は本当に凄まじく、今思えば、極めて滑らかな流線型のボディを持つスーパーカー達の存在は、日本の角張った車とはまるで違い、それだけを取っても異彩を放っており優雅でした。おおよそ同じ車とは思えず、それこそ外国から来るテレビや写真で見るスーパーカーは、バックトゥザフューチャーのデロリアンのように異次元からきたタイムマシンみたいなもの。(この頃バックトゥはありませんでしたが・・。)確かに4つのタイヤは付いているけど、これは車じゃないんだ。衝撃的にそう感じたのを良く覚えています。
今考えると笑い話ですが、カウンタックなどがガルウイング(ドアが真上に開く)を開けた近未来的なスタイリングを見て本気で思ったものでした。

「空さえ飛べるのではないかと。」

そう、たかが車。されど車。車ひとつにも夢がありました。

但し、子供ながらに残念に思ったこともありました。
これら「スーパーカー」と呼べる車は殆どが外国車で、国産車が無いことでした。
日本の誇るスーパーカー、TOYOTA 2000GTもありましたが、外国車の持つ独特の絶対領域に今ひとつ踏み込んでいるとは当時の子供に理解できず、憧れの対象になるにはあまりにも地味でした。

「日本にはスーパーカーは無いんだ・・・。」

それは子供心に日本には魅力的な車はない。そう思った瞬間でもありました。

けど、いつか大人になったときに日本が造ったスーパーカーに乗る日が来るかも知れない。
当時の子供達、いや、少なくとも自分には、車とはそういう憧れの対象でしかないものでした。

これについては、やや大人になるとすぐに大きな間違いであることに気がつく訳なんですが、この今日の「魅力的な車がない。」という理由にシンクロし妙に納得してしまうのは、時代というか何というか・・。確かに今の国産車のラインナップに人々をワクワクさせるような車があるかどうか・・。

カプ キー

ⓚAll Rights Reserved. Photo by Kazz with GXR A12 50mm

平成23年。時代は大きく変わりました。

当たり前かも知れませんが、日本での売れ筋は圧倒的にミニバンや小排気量車。現在の主流はハイブリッド・カーに推移し、いかに開発コスト、ランニングコストを掛けない方へシフトしていきます。ガソリン1リットルで34キロも走られてしまっては、ガソリン車の未来は真っ暗でしょう。EV元年。こうしたガソリンスタンドに変わる充電設備などのインフラが進めば、それほど遠くない未来にガソリン車は無くなるでしょう。実用性にも磨きがかかります。ほぼ自動に前車を追従する機能や、自動車庫入れ。オートストップ。このままいくと全自動操縦も決して夢ではありません。
車を取り巻く環境はここにきてようやく大きく変わろうとしています。

初めてこの「カプチーノ」という車を知ったとき、それは車に対する憧れなどとうに忘れ去り微塵もない10年前と時を同じくしていた頃です。その頃は6年間ヤマハのVMAXという大型バイクに乗っていました。散々生活を切りつめて新車購入したこのバイクは、自分の手となり足となり、日本中を旅し相棒とも言えるべき存在で、大事にしていたものでしたが、やむを得ぬ事情があり売却した後だったので、乗り物好きとしては行動範囲が極端に狭くなり悶々とした生活をおくっていたわけです。

そんなとある日、ふと近くのディーラーに行くと、見慣れない車が展示してありました。

「やけに小さい車だな。」

忘れもしないこれがカプチーノの第一印象です。
これで終わりです。

その日は。(笑)

ただ、その日を境にこの車のことが異常なぐらいに気になり始めました。
カプチーノは既にデビューして何年か経過していましたが、さほど車に興味はなく、バイクに対象が移っていた自分は、このカプチーノが世に出たことさえも知らなかったのです。
今の若者とそれこそ同じように、その頃はせいぜいレンタカーを借りるぐらいで、車を持てる環境にはありませんでした。実は車を運転することさえ苦手で、すっかりMT車の感覚も忘れていたぐらいです。
ちなみに、調べると既にカプチーノは生産中止から2年が経過していました。

人間ある程度年を取ると、欲しい対象物が一時のものか本気か即座にわかるようになってきます。
この車の場合本気です。

お金の宛もなく試乗の申し込みから購入まで何のためらいもなくいきました。

その日から約10年、今日までこの車と付き合ってきました。

ハイ、それはそれは沢山の出来事がありました。

去年の9月に車検に出し、故障の予防措置として、ブレーキラインの全てと、フューエルポンプなども新品に交換しました。16万キロを超えてますます絶好調です。

カプチーノ現在

ⓚAll Rights Reserved. Photo by Kazz with GXR A12 50mm

現在の仕様はやや変わりました。純正仕様ノーマルが好きなので、極力ボディラインを変えないのがポリシーです。但し、デザイン的にドアミラーがどうしても気に入らず、ヴィタローニに変更しています。また、フロントウインカーは、純正からハートランドのクリアウインカーに変更。純正サイドガーニッシュ、リアスポイラー装着です。

こうしてブログを始めることにより、カプチーノという車を語る機会を得ることができました。このカプチーノは、ブログが続く限り定期的に何回もエントリーされることになると思います。本日はイントロダクションと言うことで、あまり長くならないうちに終わりにします。

Kazz zzaK(+あい。)に来たからには只では帰さない。を合言葉に、カプチーノのオーナーさんやオーナー予備軍の皆さんの少しでも参考になる有益な情報をエントリーしていきたいと思います。10年、10万キロ以上の生の声はなかなか貴重だと思います。気に入ってもらえたら、忘れた頃でも良いのでまた遊びに来てください。
でも、自分が語りたがり、というのが一番なのですが。

あっ、忘れてましたが、最後に訂正をひとつ。

日本にもスーパーカーは確かにありました。



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