ハッセルブラッド500C

02 22, 2011
HASSELBLAD 500C + Focusing screen adapter
Kazz拘りの道具の旅


フォーカスアダプター
実はKazz zzaK(+あい。)の中でも非常に人気の高いカテゴリーが Cameraであり、このハッセル500Cに関連するアクセスはかなり多い。以前のエントリーで書いたが、ハッセルの使い方については非常に優秀な詳しいサイトがいくらでもあるが、ピンポイントでアクセサリーにスポットを当てているサイトは意外と少ない。
ハッセル自体が既にマニアックなカメラになりつつあるので、こうしたアクセサリーのひとつひとつを深く掘り下げていくことはそれだけで需要があるはずだ。しばらく作例などは一切無視して、大して持ってはいない手持ちのアクセサリーを他のサイトに行く必要が無いぐらいKazz zzaK(+あい。)的に掘り下げてみよう。ネタに限界がスグ来そうではあるが。(笑)
本当は、「中古ハッセルの買い方」っていうのをやってみたいのだが、マニアックすぎて見に来た人が付いて来られない気がするので、これについては機会をみてやってみようと思う。

今回、とりあえずはこいつだ。

「フォーカシング・スクリーン・アダプター」
(Focusing screen adapter ハッセルのカタログ番号は41025)


・・・長いので略したい・・・。F(ocusing)S(creen) A(dapter)・・FSA
何か「AKB48」みたいだが・・よしっ「FSA」でいこう。

前々回はファインダーのHC-1、前回はマグニファイング・フードとおおよそ他のサイトでは見かけないアクセサリーをちょっと紹介した。たまたま持っていたアクセサリーを紹介しただけだが、多数のアクセスを頂き嬉しい限りだ。自分はこうした記事をササッとアップできる方ではなく、楽しみながらじっくりと時間を掛けて仕上げる方だ。ハッセルについても前回のエントリーは1月26日。結構時間が空いているので、見に来ていただいた方には空振りの時もあるかもしれないが、徐々に記事を増やしていくつもりなのでゆっくり遊びに来てください。
フォーカスアダプター
さて、このFSAはどのように使用するためのものか?もともとはハッセルのSWC用に造られたようだ。
とはいえSWC専用というわけではない。テクニカル・シリーズなどに代表されるファインダーを持たないカメラのために造られたものでもある。ハッセルのロゴがこのタイプで薄いプレートのこの写真のFSAは最初期型だと思われる。写真の物の他、新型のアキュートマットを採用したものもある。但しこちらは硬質なプラ製だった記憶がある。また、なかなかの高価なアクセサリーのため安価なサードパーティー製の物もたまにオークションなどで見かける。

個人的な話になるが、自分がもし最後にフィルムカメラを購入しようとするならば、それは間違いなくハッセルのSWCになるはずだ。
何度か中古屋さんなどに足を運び、見て回ったが最終的に購入には至らなかった。

この写真のFSAは、何年か前それこそ本気でSWCを探していた時たまたま銀座でたまたま見つけた物だ。値段は当時12000円だった。現在で考えれば、この12000円というプライスは、このアクセサリーの相場から言えばかなり安かったと思う。現在ではこの値段では中々探すのが難しい。詳しく見ると、製造年はおそらくSWCデビューと同時期ぐらいからのものだと思われるがハッキリしない。個人的には60年代~70年代始めに造られた物だと思っている。金属製でこの時期のハッセル純正特有の非常に良い造りをしている。例外なくこの時代のハッセルのアクセサリーは、重い。
フォーカスアダプター2
必要ないかもしれないが、参考までにサイズを出しておこう。天地 8.9 ㎝(天地)×9.0㎝(左右突起含まず。突起は5mm)厚さは8mmだ。正確な重量は不明。
フォーカスアダプター4
写真では500Cに付けているが、基本的にこのスクリーンはこうした使い方をする。(500CをSWCだと思って欲しい。)バックシャッターの前につけて構図などを確認する物だ。したがって、殆ど目視で合わせなければならないSWCなどの場合は果てしなく有効なアクセサリーになり得るが、500Cだとまるで役に立たない。初期型のこのタイプは、造りこそ良く出来ているが性能が悪い。
つまり、基本的に暗い。ちょっと暗すぎるぐらいだ。
いきなり結論だが、SWC以外には使わない方が良い。加えて、もし、500系所有者でこのFSAを購入しようと考えている方がいるとするならば、自分は後期型のアキュートマットの方を絶対にお勧めする。

500Cはシステム的には造りも良いし最高なのだが、あえて欠点を挙げるとすると、スクリーンが「暗い」ことが真っ先に挙げられる。この欠点は、アキュートマットへ変更や(できないものもある)、のちの500CMなどで改良されているが、旧スクリーンでは夜間撮影などは殆ど見えないと思って良い。従って下の写真のように、こうした使い方をしようとも、FSA使用時は被写体の全体像が確認できないと言って良い。500Cでは使えないということだ。
フォーカスアダプター3
あえて使い方を紹介するとしたら・・・
例えば、写真を紹介しておいて何だが、こうした使い方はしない方が良い。(・・居ないと思うが・・。)
付けるならウエストレベル・ファインダー(フォーカシング・フード)を直付けした方がまだ見やすい。この付け方だと被写体は僅かしか見えない。(笑)ただ、500Cでウエストレベル・ファインダーしか持ち合わせていない人は、裏技として、安価なFSAを購入し、面倒だがこういう使い方で目線の位置を上げられる。三脚などを立ててじっくり撮影する場合にはマガジンを外さなければならないが、使えるないことはない。

使えないことはない・・。遊びに来てくれたからには只では帰さぬKazz zzaK(+あい。)らしからぬ発言。
500CとFSAの愛称は残念ながら「悪い」と言わざるを得ない。

・・というわけで今回のエントリー・・・。
・・じっくりアップするタイプとしては、・・なんなんだ今回のエントリーは。(泣)

今回なぜか反面教師的なエントリーになってしまったが、最終的に、FSAはSWC使用の際には強力な武器になるが、500Cでは足を引っ張るだけのアクセサリー・・なのかもしれない。
というお話だ。造り優先で性能犠牲の初期型か、造り犠牲性能優先のアキュートの後期型か。
購入を検討している方はよ~く考えて。
HC-1追加
最後に、前々回紹介したHC-1だが、購入の際はプリズム・カバーの有無を確認した方が良い。大概は付属しているが、純正に拘る方はVマークの有無(真ん中)の確認を忘れずに。また、接眼部はゴム製で、ここが劣化している場合があるので見た目を気にする方は注意が必要だ。
500C横
500C+HC-1、横から見ると「エイリアン・ヘッド」が強調される。ボディバランスは個人的には歴代のファインダーの中で一番良いと思っている。(笑)



ⓚphoto by Kazz with GXR A12 50mm


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